2016年5月31日火曜日

オンライン授業始まる!

今日からいよいよ、Family Nurse Practitioner になるためのPost-Master's Certificate Programのはじまりはじまり。

ブラックボードと呼ばれる、オンラインのポータルサイトに、パワーポイントのスライドやら、宿題やらがたっぷりと盛ってある。8年前にEmory にいたときと比べて、いろんな機能が付いていて、全体像を見渡すだけで四苦八苦。

今学期取っている2科目の先生たちのウェルカム・ビデオをを見たが、二人とも一瞬たりともスマイルがないので、驚いた。ニューイングランド地方の特徴か。最初と最後だけでもニコッとしたらよかったのに、と思う。週末、笑いヨガのトレーニングでさんざん笑ってきた小芋には、終始一貫の真面目顏が奇妙に思えてしまう。

2016年5月30日月曜日

笑いヨガのリーダー認定を受ける

笑いヨガのリーダーになるなら、ぜひともこの人に習いたい!と前から思っていた先生のトレーニングにこの週末参加してきた。先週今季の仕事が終わったので、小芋にとっては今がチャンスなのだ。9時間半かけて運転し、前泊し、参加。帰りは運転を2日に分けて、間に友達の実家に1泊してきた。

長距離運転は好きじゃないが、その労力をはるかに上回るものをたっぷり学べてよかった。

これからまず、40日連続でひとり笑いヨガをやる予定。
まずは
自分自身の健康のため&とまとまんとの夫婦円満のため。はっはっは!

やがては、
ストレスで苦しんでいる学生やピッツバーグの日本人、移民のコミュニティーなどにも役立つようにしたいなぁ、と企んでいるところ。

2016年5月28日土曜日

米国女性の使っている避妊方法のグラフ

http://www.cdc.gov/nchs/data/nhsr/nhsr086.pdf
このペーパーは、米国女性が2011ー2013年時点で使用している避妊方法について書いてある。本文はおいておいて、3つのグラフがいずれも面白いので、ご注目いただきたい。

最初の円グラフ:
トップ(25.9%) がピル、2番目が不妊手術(卵管結紮など)で25.1%、3番目がコンドーム(15.3%)、そして4番目にLARC(長期に使えていつでもやめられるインプラントや子宮内避妊薬のこと)が11.6%で台頭してきた。

2番目のグラフ:
ピルとデポプロベラ(注射薬)の利用率を、学歴との関連で示している。小芋が前いた職場と現在の職場での経験でも、この傾向は反映されているなと感じる。

3番目のグラフ:
結婚歴のない女性は既婚あるいは同棲している女性とくらべて、ピルを使っている人の割合が多いことを示している。一方、LARCの使用率は、これと逆で、結婚歴のない女性では使用率が約半分になっている。10代や大学・大学院生の女性の多くはこの先3ー10年妊娠したくないと思っていることが多いので、彼女たちがLARCを効果的にもっと使っていけるように、小芋ら若い女性を診ている医療者がもっと頑張らないといかん。

2016年5月27日金曜日

歯根処置の1年検診

去年の春に奥歯の歯根を抜く治療を受けた。その後1年たってのチェックに来るように、とハガキがきたので、電話して予約した。電話を切ったのち、やっぱりこの日に変更してくださいと折り返し電話があったので、いいですよ、と言った。

予約の日に行ってみると、小芋を去年担当した歯科医はいなかった。なぜですか、この歯科医にするためにわざわざ予約を変更するように言われたんですけど、と言ったが、明確な答えはなし。歯科医の急用とか、体調不良とかですか?と聞いてみても、「知りません。」の一点張り。むしろ、電話で予約したときは誰と話しましたか、と小芋が尋ねられる始末。おぼえていませんよ。

別に、担当の歯科医がいなかった理由を詳しく知りたかったわけではない。でも、てきとーに扱われるのが嫌だった。

新顔の歯科医は、自己紹介もせず、握手もせず、X線だけ見てOKと言った。口のなかを見なくていいんですか?と聞いたが、自覚的になにも問題ないなら不要と。

このクリニックには、この歯根の処置のために、かかりつけの歯科医からの紹介状で行ったのだったが、昨年の治療といい、今回の対応といい、もう散々。



2016年5月26日木曜日

女性の健康に関する診断・処置コードの一覧


去年の秋から診断コードがICD9からICD10に切り替わったのだが、慣れたものから新しいものに移行するのは思った以上に大変。とくに、ICD10は、より分類が細かいので、電子カルテ上で検索しても、選択肢がやたらに多くて、それらをスクロールするだけでもめまいがしそうになることもしばしば。

だから、あえて紙にプリントされた一覧を見ることが、意外と役立つ。そうすると、自分がまだ馴染みのないコードも目に入ってくる。こんなものもあったのか!とおどろく。電子カルテ上で検索するにも、イメージしているものがあらかじめあったほうが狙いのものを見つけやすい。

この一覧はなかなかよい。
http://www.ctcfp.org/wp-content/uploads/Billing-and-Coding-Job-Aids.pdf

2016年5月25日水曜日

子どもがなんで漢字なんか勉強せないかんのと言った場合の対応

先日なぜ日本語なんて勉強しないといけないの、という子どもに対する とまとまんの対応を紹介した。

今回はその続き。
「ひらがなとカタカナだけでええやん。なんで漢字なんかやらないかんの。」と聞かれたらどうするか。

とまとまんの回答:

  • 「きょうぱんつくった。」とひらがなだけで書くと、「今日パン作った」のか、「今日パンツ食った」のか不明である。
  • 「いまなにかおとした。」も、「今何か音した。」か「今何か落とした。」なのかわからない。
  • このように、漢字を使うことで意味が明確になり、誤解を避けることができる。


ちなみに、「パン」と「パンツ」の件は、何年も前にとまとまんと小芋の会話のなかで実際に起こった困惑であった。小芋が「今日パン作ってん。」と言ったら、とまとまんには「今日パンツ食ってん。」と聞こえてしまった。とまとまんが「え、まじか、信じられん!」という顔をしたので、小芋はまたも「だから、今日パン作ってん。」と言った次第。誤解がとけたあと、ふたりで大笑いしたっけ。

2016年5月23日月曜日

小児科学会でのHPVワクチン論争

先日日本の小児科学会で、HPVワクチンについてのシンポジウムがあったそうだ。
次のレポートがそのときの様子を詳しく書いていて、非常に興味深い。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6807

HPVワクチンの推奨が再開されることを期待する。

2016年5月22日日曜日

Wild Flower Reserve にでかける


5月に入っても霜がおりたり、みぞれが降ったり、寒い日が続いている。春がきたらハイキングを再開しようと思っていたが、ずっと雨がちで肌寒い。ペンシルバニア西部のハイキングの本には、Racoon Creek State Parkの Wild Flower Reserve は5月2週目に行くのが最高、と書いてある。ま、今年は花の開花も遅れているだろうとは思ったが、いつまでも晴れの日を待ちきれないので、先週雨の中出かけた。

小芋があまりに強引なので、とまとまんは「この雨の中、冗談じゃない!」と思っていたようだが、小芋の念力に天が力を貸してくれたのか、最初の10−15分傘をさしたほかは雨に濡れずにトレイルを一周することができた。行きも帰りも車での移動中は結構本格的な雨だったので、本当についていた。とまとまんも「強引に誘ってくれてありがとう。楽しかった。」と言ってくれた。よかったよかった。

花はピンク、白、青、オレンジ、赤、などいろんな種類があった。鹿の一家が途中近くを通った。歩いた後、tick (ダニ)が服や足元についていないか念入りに確認したのは言うまでもない。

新しい携帯電話で写真をとったが、どれもこれもピンボケ。これが唯一ましな写真。



2016年5月21日土曜日

仮面ライダーサービスの写真を追加

5/2 の記事に、仮面ライダーサービスの写真を載せたので、よろしければごらんください。
http://koimokko.blogspot.com/2016/05/blog-post_2.html

2016年5月20日金曜日

海外在住の子どもが日本語を学ぶにあたって役立つかもしれないエピソード

米国で育っている日本人の子どもたちにとって、日本語を学ぶモチベーションを維持するのはとても難しいらしい。家で親とは日本語で会話できても、子どもたち同士では英語、というパターンも珍しくないそうだ。日本の通信教育をやるにせよ、あるいは日曜日だけ開校する日本語補習授業校に通うにせよ、親子で苦労している話をよく聞く。

先日、知り合いのある日本人の小学生が、とまとまんにふと「なんで日本語なんかやらなきゃなんないの。」とこぼしたらしい。

そこでとまとまんは次のように言ったらしい。

「ぼくも中学生のとき、なんで英語なんてやらなあかんの、て思ってほとんど勉強せんかってん。田舎におるし、周りに外国人もおらへんし、将来アメリカに行くこともないし、てなー。でも見てみてみ、ひょんなことでアメリカに来たやろ。いま英語で苦労してんねん。将来日本で暮らすかもわからんで。やっておいたほうが得やで〜。」 それから、

「日本語ができて、漢字も読み書きできると、中国人とのコミュニケーションにむっちゃ役立つねんで。小芋はクリニックで中国人の患者さんと漢字でやりとりしてありがたがられているらしいで。」

ともに実例。だれかの役に立つこともあるかと思い、メモ。

2016年5月18日水曜日

教科書を注文

月末から始まる授業に備え、Amazonで教科書を注文した。中古のオプションでも良さそうなものはなるべく中古にしたけれど、なんせ1冊1冊が高いので、2教科で300ドルをかる〜く超えてしまった。薬理学は古い本を買っても意味がないので、惜しまず出費。

2016年5月17日火曜日

護身術のクラス

大学警察のスタッフから、護身術(self defence) を習うクラスがあって、同僚と10人くらいで参加した。空手かなにかの武道の有段者もスタッフとして加わって、実際的に体を動かて練習した。

小芋は剣道を中学時代にやったほかは、いわゆる武道に対する興味に欠けていて、取っ組み合いをしたときにどこが人間の急所か、なんてことも考えたことがない。だから一つ一つのテクニックがすべて新鮮だった。

スタッフを相手に、3人ずつ何度も練習したのが予想以上に楽しく、まるでちょっとしたリトリートのようであった。

今日はなぜか左腕が筋肉痛。

2016年5月15日日曜日

とまとまんの就職活動 その1

英語学校で2セメスターみっちり英語を勉強し、先月無事卒業したとまとまんは、いよいよ本格的に就職活動を始めた。

早くも一社の電話面接を突破。外国語でやる電話面接って、顔を突き合わせての面接よりも難しく感じておかしくないのだが、とまとまんは相手の言っている質問内容が聞き取れて、それに即した回答を口頭ですることができた、とのこと。

とまとまん自身が自信をつけていることがとても嬉しい。


2016年5月14日土曜日

カニクリームコロッケの幸せ

友人がカニクリームコロッケを作るのでおいで、と招いてくれた。丸めて、小麦粉と溶き卵とパン粉をつけて揚げる場面はとまとまんと小芋も参加した。同じ大きさで作っているはずが、だんだんサイズが大きくなってしまったのはなぜ?

それにしても美味しいカニクリームコロッケだった。

2016年5月12日木曜日

3回目の挑戦で地元NPグループの役員になった

小芋はこの地域のNPのグループに2011年から参加している。NPとしての最初の1年をペンシルバニア西部の小さな町で1年を過ごし、ピッツバーグに引っ越して以来だから、もう6年くらいになる。

いろいろな組織で活動しているNPが毎回20−30人は集まって勉強会するので、おもしろい。年に1回はペンシルバニア各地のNPグループが合同でカンファレンスをしている。これは何百人もが参加する、かなりの規模だ。同じ州といっても遠方の際は行けないこともあるが、近い時はなるべく参加している。

さて、この地元NPグループで、毎年役員の選挙がある。この年は書記と会計が任期満了、次の年は会長と副会長が任期満了、会計が途中で引っ越した、などの状況に合わせて立候補が呼びかけられる。

小芋も単に勉強会に参加するだけじゃなくて、運営にも関わって他のNPたちともっと交流をもちたいな、とこれまで過去に書記と会計に立候補した。2回とも見事に落選した。

なんせ対戦相手はほとんどの場合地元の大学院でNPになっているので、グループ内にも先輩・後輩、先生などがたくさんいて、名前が知れている。かたや小芋は、日本の大学を出て、日本で働いて、NPになったのもジョージア州だったから、知名度ゼロからのスタート。勉強会に定期的に出席していても、周りはいわばみんなミニ同窓会のようなかんじなので、知り合いを作るのにもなかなか苦労してきた。ちなみに、メンバーの顔ぶれは白人の中高年女性がダントツに多く、アジア人は小芋のみである。

今年、3度目の挑戦で書記に立候補したところ、役員の人が「副会長にまだ誰も立候補していないから、そちらに挑戦しませんか。」という。副会長の主な役目は、少なくとも書かれている文章からすると、会長とは違ってはるかにやれそうな内容。ということで、果敢にも副会長に立候補。

対立候補がいなかったおかげか、小芋の地道なネットワーキングがついに功を奏したのか、それとも会員たちが小芋の粘り強さについにサジを投げたか、理由はなんであれ当選した。というわけで、役員歴ゼロから、いきなり副会長である。

組織の中で働くNPは、下手すると組織の中で埋もれて、いわば「平社員」で終わるリスクがあるとおもう。それで満足ならそれでよいが、リーダーシップを学ぶには物足りない。地元NPグループの仲間たちにもっともまれて力をつけたいなと思う。

2016年5月9日月曜日

ひさびさの5kmレース

おかげさまで、昨日のRace for the Cure の開会式でコーラスのメンバーとともに米国国家を歌うことができた。歌詞の内容についてはさておき、無事歌い終えてほっとした。

昨年9月のGreat Race で10km  の部に出て以来、今回はひさびさの5kmレース。股関節の痛みのために理学療法に通って鍛えた成果か、痛みを感じずに完走できた。

ところが、今日バスに向かって走っているときに、足くびを捻挫してしまった。一難去ってまた一難。

2016年5月6日金曜日

NPのロビー・デー@州議会 その2

5/4の記事のつづき。

州議事堂の階段をNPで埋め尽くしたセレモニーのあと、まず、Aさんの住んでいる地区の下院議員Bさんの部屋に行った。実はAさんの息子さんがこのB議員と友達だったとかで、よく知った関係らしい。というわけで、まずは手短に近況のおしゃべり。

それからAさんは、ペンシルバニア州法で決められている NPと医師とのcollaborative agreement (協力関係を記す文書)が 特に医療資源の乏しい地域でいかに制約になっているか、そしてこれを改めてNPが 協力医を指定しなくても仕事ができるようにすることで州民にどのような利益があるかを説明。

ここで念のため説明するが、NPは今までのこれからも医師はじめ他の医療者と常に協力関係にあるし、適宜相談したり専門家に送りあったりしている。ただし、書類上で協力医ーNPの関係が義務化されていると、協力医がいない イコール NPとして働けない、ということになる。要は、日本の助産師が嘱託医がないと開業できないという状況に似ている。

また、ペンシルバニア州では、Prescriptive Authorityといって、薬を処方するための契約を協力医と交わしておかないと、薬の処方ができない。州のNP免許とともに、この処方権も2年に一回お金を払って更新する。

合間合間に、一緒に出向いた小芋含む3人が、それぞれの経験した例などを提示。

B議員のところにも、医師の団体からの盛んな圧力があるようで、われわれが話をしに行ったからといって、簡単に「はい、はい」ということはない。われわれが強調したのは、州民がどのように困っているか、同様の状況にあった他州でNPがより独立して働けるように州法を改正したことで、住民の医療にいかにベネフィットがあったか、など。(すでに20州+DCで、NP の full practice authority がある。)だいたい30分くらい話して退散した。

その次は、ベテランNP、Cさんの住む地区のD議員に会いにいった。ちょうど会議中だったため、秘書がそっと会議に入っていき、D議員は合間をぬってわれわれに会ってくれた。なにせ時間が限られていたので、小芋が出る幕はなかったが、D議員はCさんが毎年来ていることをよく覚えていて、こちらの意図を理解するに苦労はなかったもよう。だからといって、法案にすぐ賛成してくれるわけではなく、ここでも、彼らが医師会の圧力を受けてることを感じた。

ちなみに、小芋には選挙権がないが、いちおう議員とのアポイントメントを取っておいた。が、あいにくその時間がピッツバーグに帰るバスの出発時間よりあとだったので、資料だけを秘書に預けに行った。

帰りは約3時間半かけて、無事ピッツバーグに到着。道中、ベテランNPや、まもなく卒業間近のNP学生と知り合えてよかった。精神科医ナースの2人は、精神科医が慢性的に不足している地方の出身で、2人して2時間半かけて毎週1回大学院に通い、4年の歳月を経て、まもなく晴れてDoctor of Nursing Practice という博士号を獲得すると言った。(彼女たちは看護学士から直接DNP のコースで学んでいた。)

彼女たちに、卒業後スムーズに協力医が見つかるとよい。願わくば、州法改正が日の目を見て、協力医の手続きをしなくてもNPとして働けるようになると、もっと良い。



2016年5月5日木曜日

米国国歌をあと3日で覚える

母の日のピッツバーグ恒例行事、The Race for the Cure という乳がん患者さん、元患者さん、家族をサポートする5km レース(歩く部もあり)で、小芋が参加しているコーラスが、開会式の国家斉唱を担当することになった。

とても名誉なことでうれしいが、
あと数日で歌詞を暗記しないといけない。かなり苦戦中。( ;  ; )

文句を言ってもはじまらないが、英語の歌詞って、なぜこうもたくさんの言葉を詰め込めてしまうのだろうか。

たとえば、クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」を例にとれば、
日本語で、「真っ赤なお鼻のー」とのんきに歌っている間に、
英語では、「ルドルフ、真っ赤なお鼻のトナカイは」とまで歌い終えてしまう(はずだ)。舌を噛まなければ。

「聖しこの夜」を例にとれば、
日本語で、「きーよーしー、こーの夜ー」と歌っている間に、
英語では、「静かな夜、聖き夜」と倍の情報が歌えてしまう。

文句は以上。がんばろう。久々に5km走る不安より、歌詞が覚えられるかの不安の方が大きい。

2016年5月4日水曜日

NPのロビー・デー@州議会 その1

PCNPこと、Pennsylvania Coalition of Nurse Practitioner は、ペンシルバニア各地のNP協会を州レベルでまとめている組織だ。毎年5月に州内各地のNPたちが州議会のあるハリスバーグに集まって、NPがより州民の健康の一助となれるよう、州議員たちに働きかけている。この日をロビー・デーと呼んでいる。

小芋は、昨日人生初めて、毎年恒例のこのロビー・デーに加わった。ピッツバーグ周辺のNPのグループにからは14人が参加し、小さなバス(かなり快適)で州議会に出かけた。それぞれ休みをとって。ちなみに、集合は朝の5時。ショッピングセンターの駐車場に集まった。

ハリスバーグまでの道のりは、3時間半くらい。途中トイレ休憩が1回。いざ州議事堂に到着すると、州内各地からのグループも次々と到着。

10時、議事堂のロビーの階段をほぼ埋め尽くす。この写真はまだ準備中のときにとったので、最終的にはたぶん200人は下らなかったと思う。


ほぼ全員が階段を埋め尽くしたところで、PCNPの会長が挨拶。つづいて、NPのfull practice authority を実現するための州法改正を推進してくれている議員さんたちや、それを歓迎する全米退職者協会らサポーターたちが挨拶。

セレモニー終了後、各自あらかじめ予約していた時間に議員のオフィスに会いに行き、州法改正案をサポートするよう働きかけた。つづきは次回。

2016年5月3日火曜日

個人的な、奥深い心の中を追体験する

NPR One というアプリでランダムにいろいろなニュース&バラエティ番組を聞いているとき、次の録音にたまたま出会った。
http://www.wnyc.org/story/cindy-chupack-death-sex-money/

作家であり Sex and the City などの映画台本作家でもあるCindy Chupack さんが、25歳で結婚して、でも2年後に夫が自分がゲイだったと悟り、二人は離婚。その後Cindy さんは40歳で再婚して、、、、というような話なんだが、さすが作家とあって、個人的な体験の描写がするどい。

なぜ自分がこのインタビューに惹かれたのか考えてみたが、たぶん、極めて個人的でセンシティブな体験を、そのまんま繕わずに葛藤は葛藤として話しているところが、まるで誰かがカウンセラーと話をしているのを傍で聞いているかのようで、その生々しくてかつ人間らしいところに感服したのだと思う。

ちなみにインタビューしているAnna Saleさんは間もなく結婚する予定ということで、結婚生活に関連する心得、問題解決の姿勢、などなどにも話が展開。

次の、臨死体験の話も興味深かった。こちらはリスナーの体験を豊富に集めている。
http://www.wnyc.org/story/when-i-almost-died/

2016年5月2日月曜日

仮面ライダーサービス



ピッツバーグの公共交通バスは、Port Authorityという機関によって運営されている。そのホームページhttp://www.portauthority.org/paac/default.aspxを見てみると、
右下にGoogleの多言語の案内があるではないか。

感心、感心、と思いながら試しに日本語を選んでみたら、、、、
上の方の "Rider Service" (いわば乗客サービス)が、なんと
「仮面ライダーサービス」と翻訳されてしまった。



楽しくていいかも?

ちなみに、中国語にしてみると、Rider Serviceは 骑士服务となっていて、「仮面」はないようだ。


2016年5月1日日曜日

大学キャンパスを訪れる、セラピー犬

小芋が勤める大学キャンパスには、セラピー犬がときどき来ている。次々と人が集まってきては撫でたり、話しかけたりしても大丈夫なように訓練されている。ときどきクリニックの待合室にも来てくれている。とても優しく賢そうな犬だ。学生だけでなく、スタッフにも癒しを与えてくれる。

30分とか45分とか仕事をすると、セラピー犬もとても疲れるので、時間のリミットは設けているようだ。

小学校に出かけて、子どもたちに本を読んでもらうこともあるという。そういうときセラピー犬は、メガネをかけて、真面目な面持ちで子どもたちの方を向くのだと。犬が相手だと、読むのが苦手な子どもでも、リラックスして、堂々と読めるのだそうだ。

以前ニュースで、動物シェルターにいる犬たちのために、子どもたちがボタンティアで本を読み聞かせに行っている、というニュースがあって、これは犬たちのストレスを和らげる上でとても役立っている、ということであった。おもしろい試みだなぁ、と思いながら見た。