2015年6月9日火曜日

Teach backという方法

本日のARHPのウェビナー(オンラインで配信するセミナー)は

  • 永久的な避妊法(卵管結紮、Essure、男性不妊手術など)と
  • 長期間使えて且つ中止できる方法(LARCことlong-acting reversible contraceptives)


に焦点を当てていた。一番印象深かったのは、患者さんの理解を確認するための質問の例である。Teach back と言って、わざわざ医療者の方が患者さんに質問して教えてもらうような形をとる。

たとえば、

  • この避妊方法をつかうと、あなたにとってどういういいこと(positive impact)があると思いますか。
  • この避妊方法を使い始める女性がいちばん多く経験する副作用を3つあげてみてください。
  • もし気になるような少量の出血(spotting) が起きたら、どうしますか?

これを嫌らしくなく、自然にできると良いと思う。

teach back というやり方はどんな分野でも応用できるが、質問のかたちにするのが慣れないと意外と難しい。

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