2014年8月18日月曜日

小芋の中に住むメンター

南京虫を疑った発疹も大分落ち着き、晴れて新学期を迎えることができて感激である。

朝から早速診察がはじまった。電子カルテが夏の間にアップデートされていたのと、自分自身が久しぶりなのとで、5月と比べると明らかにスピードが落ちている。まだ今日は余裕のあるスケジュールなので助かった。

3ヶ月ぶりの診察なので、朝はやはり不安があった。けれど、始まってみれば、私のなかに退職した我がメンター(NP)やA医師が元気に「住んでいる」のを感じ、1年前の自分と今の自分は全く違うな、と思った。夏休みを経ても、彼女らに教わった考え方や、患者さんとのコミュニケーションの取り方が、幾分小芋流になった形で、しかと住まっているのだ。

正直に言って、メンターもA医師がいなくなってしまって、とてもさみしい。でも、他のスタッフとは今年も(少なくとも今現在!)働けることをありがたいと思う。一緒に働けることが「当たり前」でなく、ある意味奇跡のようなタイミングなんだなと思うようになった。

夏休みの間、小芋宛に患者さんから来たメールや電話は、夏も働いている同僚に適宜連絡して対応してもらっていた。メールと留守電は遠隔地からもアクセスできるが、電子カルテは職場でないと見られない。同僚が私のリクエストに応えて対応してくれていた様子を、今日電子カルテ上で遡って読むことができた。同僚のサポートに改めて感謝。

大学内クリニック2年目の初日は、こうして素晴らしい1日となった。明日もとても楽しみだ。

遠くから、近くから、いつも応援してくれている家族と友人達みんなに「ありがとう!」

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