2014年5月1日木曜日

家族計画についての新しい指針

先週25日、CDCとU.S. Office of Population Affairs が共同で、
Providing Quality Family Planning Services (質の高い家族計画を提供するために)という提言書を出した。
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr6304a1.htm

感想:


  • いわゆる避妊したい人むけの家族計画の話だけではなく、広い意味でのpreconceptual counseling (妊娠前、妊娠と妊娠の間のカウンセリング)、性感染症予防、など、大きな視野で書かれていてよいと思った。(リプロダクティブ・ヘルスに関わる者としては、真新しい話ではなかったが。)
  • 全く他の理由で来院した人にも、潜在的なfamily planning needs を掘り起こすという考え方に賛同するーーーが、実際問題としては、限られた診察時間のなかでの葛藤、診察する側の心構え(もうひと頑張りできるか)に依存するところが大きいと思う。
  • 図3 (Figure 3) に、米国で認可されている避妊方法とそれぞれの妊娠率が書かれている。ぜひご注目を。

0 件のコメント:

コメントを投稿