2014年4月22日火曜日

自民党の女性の健康に関する提言を読んで思ったこと

自民党が4月1日付で発表した、
「女性の健康の包括的支援の実現に向けて <3つの提言>」
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/124205.html
を読んでの感想を後ほど書く、と予告しておきながらちっとも書いていなかったので書く。

  • 生涯を通じた女性の健康」ということを全面に出している提言書が日本の政党から出たことが、とても画期的だと思う。
  • 従来ありがちであった、「少子化対策」「母子保健」「母と子」「母性」という切り口とは大きく違っている。
  • 妊娠、出産、産前産後のケアといった内容も含まれているが、これらが話のメインではなく、希望する人のライフステージの一つとして扱われているところが、すばらしいと思う。
  • 女性特有のがんや、女性に多くかつ老年期の生活の質に多大な影響を及ぼしかねない骨粗鬆症など、女性ならではの健康問題を広く扱っているところがすばらしいと思う。
  • プロジェクトチームの会合に有識者として出席した人・団体のなかに、女性を直にサポートしている助産師、看護師、産婦人科医、女性シェルター、婦人保護施設、女性の医療に関心の高い医師らのグループなどが名を連ねている。これら実際の現場、ニーズを知っている人が政治家を教育した成果がこの提言書に反映されたものと想像する。
  • 提言書はあくまで提言書であって、この方針に沿った法律を整備し予算をつけていくことでようやく夢が現実のものになるんだと思う。多くの人にこの提言が注目されると、今後の動きにもきっと勢いがつくと思うので、ぜひ読者のあなたも提言書をぜひ見てみてくださいね〜!https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/124205.html

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