2013年12月31日火曜日

年越しそば

今日は大晦日。明日とまとまんが帰るので、彼がいるうちにと料理を一杯作った。(でないと、帰った後は料理をする気力がしばらく激減。)たくさんストックができたので、週末まではこれで安泰。

母が送ってくれた巨大な昆布巻き2本を日本人の友達にもお裾分けすることにした。すると彼女はなんと年越しそばを出前しに来てくれた。ごぼうの天ぷら、おだし、さらにはネギまで付いていた。実においしい年越しそばを二人であっという間に食べた。

昆布巻きや年越しそばの文化や味を共感できる日本人の友達が近くにいて、ありがたいことである。


散歩道とツララ

本日の散歩道とツララの風景をお楽しみください。

2013年12月30日月曜日

冬の動物園

ふと思い立って、動物園に行くことにした。雪が舞い、風が吹き、駐車場はガラガラだったが、逆にいうと、園内はとてもすいていて周りやすかった。

トラがガラス越しに間近に見られてよかった。とまとまんの説では、ガラス付近の岩がヒーターになっていて、その暖かさに惹かれてトラがそこにいたのだろうと。

カバ、キリン、ダチョウたちは、いるはずのところにいなかった。(どこかで避寒中?) ゾウは建物のなかで見ることができた。水族館は夏と変わらず充実。

とまとまんのお気に入りは、防寒のためのマントを羽織っていたラクダ。ラッコを見るのも初めてだったとのことで、喜んでいた。私のお気に入りは、glassfish (透明で骨や内臓が丸見えの魚)。

ちなみに冬の入場料は、夏よりも5ドル安い10ドルだった。動物を観ているうちに、結構歩いていい運動になるので、冬の動物園もおススメだ。

2013年12月29日日曜日

入れなかった自転車博物館

ピッツバーグに自転車博物館 兼 自転車店なるものがあると知り、自転車好きの我が夫・とまとまんと張り切って出かけた。Open 7 days a week つまり年中無休とのことだったので、開店時間の10時めがけていったのだが、閉まっている。

まもなく別のお客さんがやって来て、「ま、日曜日やし、じきに来るやろう。」というので、待ってみた。が、30分たっても店の人はだれも来ない。

そのうちもう1人の人がやってきた。お店と取引をしている人だという。遅くとも11時には来るだろうということ。その時点でもう10:45ごろだったので、オーナーの携帯に留守電を入れてみた。

結局11時過ぎにオーナーから電話が入ったが、店に着くまでにあと20−30分かかるという。もう雨の中十分待ったので、これ以上待つのはしんどいな、と思ったのと、フットボールのスティーラーズの試合が近くであるため、道路がぼちぼち混み始めていたため、とまとまんと私は店を後にした。(この寒い雨の日にようファンは観戦に行くものだ。。。)

この間、私らのすぐ後に来たRさんというお客さんと1時間もおしゃべりしたので、これはとまとまんにとって よき英語のレッスンとなった。ちなみに、Rさんは1970年代から自転車レースに出ているという、筋金入りの自転車愛好家。航空会社のエンジニアとして活躍しながら、ずっと自転車に乗って来たらしい。日本のShimano と Subaru を非常に高く評価していて、なんか嬉しかった。

というわけで、自転車博物館には入れなかったが、いい出会いが得られた。

2013年12月28日土曜日

ひさびさの洗車

今日は見事な晴天。とまとまんの提案で車を洗うことにした。

店に持って行って自動洗車してもらうと、ワックスこみで10ドルくらい。速いし見かけはピッカピカになるが、環境に対する負荷はとても大きい。(温水、洗剤、温風などをたくさん使うため。)

というわけで、我々二人はアパートの駐車場で洗車に取り組んだ。

凍結防止用の「塩」と泥と鳥の糞で汚れた車をきれいに洗い、ワックスも手動でかけた。

今日一番のイベントとなった。

2013年12月27日金曜日

お菓子を「買わせてもらう」散歩

昨日の大雪(とまとまん曰く)から一転して、午後は晴天となった。とても気持ちよかったので、散歩に行こうととまとまんを誘った。

何軒かお菓子屋の前を通り、とまとまんが「買わさせてあげる」(??)というので、とまとまんが選んだお菓子を買って帰った。

2013年12月26日木曜日

雪だるま


雪だるまを作りました

2013年12月25日水曜日

シュトーレンのような風景


とまとまん曰く、「この風景は、まるでシュトーレンのようだ!」

粉雪がドイツのクリスマス菓子、シュトーレンを彷彿とさせるのだそうです。

2013年12月24日火曜日

お菓子の家

ダウンタウンに展示されているお菓子の家を観に行きました。子どもから大人まで、個人あるいはグループで作成された様々なお家が並べられていました。こじんまりとした一軒家があるかと思えば、ピッツバーグの代表的な高層ビルや野球場を模したものも。そうしたたくさんの家々の間を、電車が走っています。力作の一部をここでお楽しみください。





2013年12月23日月曜日

あんこ作り

友達が紹介してくれた、まだ開店して2ヶ月ほどという新しいアジア食材店に行きました。Strip District というピッツバーグの台所地区に位置しながらも、駐車場が隣接していて(駐車場がない店が多い中、これは大変すばらしい)、品揃えが多く、野菜が新鮮で、陳列が分かりやすく、通路も狭すぎず、感動的でした。

今までStrip District に買い出しに行くと、一方通行の道と混雑で気がなえてしまうこと度々で、近くのスーパーでの買い物で済ますことが多かったのですが、この店ならまたぜひ来たいと思いました。

買って来た乾燥小豆を使って、とまとまんが人生初の粒あん作りに挑戦し、これが大成功。お餅にからめて、おいしく食べました。

2013年12月22日日曜日

大学案内

今日は私が働いている大学の周辺を歩いて、とまとまんを案内した。学期中なら、大学案内のツアー(学生がガイドしてくれる)に参加するという手もあったと思うが、もはや冬休み中なので今は私がガイドするほかない。

車でさっと通ってしまうと、なかなか道が覚えられないが、歩いて巡るとよく頭に入るとのことで、とまとまんに好評だった。

2013年12月21日土曜日

とまとまんの人生初ヨガ

とまとまんを誘って、私の大好きなヨガ教室に行った。とまとまんは最初はあまり乗り気でなかったが、終わったときには「いいストレッチになった。」と言っていたので、そこそこ楽しめたようであった。彼の予想以上に男性参加者が多かったようで、そういう意味でも居心地は決して悪くなかったようである。

とまとまんをヨガ好きにしたいと企んでいたわけではないが、私がどうしてこのクラスが特別に好きなのかを理解してもらう上で、一度クラスを体験して欲しかったので、夢かなってとても嬉しかった。

お礼に、帰りにワッフルをごちそうした。

2013年12月20日金曜日

仕事納め

学生たちはすでに冬休みに入っている。大学スタッフも多くは今日で仕事納め。
振り返ると、あっというまの1学期だった。

そろそろとまとまんの時差も解消。夕方、クリスマスセール真っ盛りの店に行き、とまとまんの仕事用のズボンを4本買った。なかなか二人で買い物できるチャンスはない。こういう普通の買い物がとても楽しい。

2013年12月19日木曜日

サンタ判明

今朝、またSecret Santa (秘密のサンタ)から私の机にプレゼントが届けられた。
小さな紙袋に入っていたのは、クリスマスツリーにつけるオーナメント。

 

昼休みに、昼食会 兼 誰が誰のサンタだったかを公表する会があった。私のサンタさんは、受付を担当しているSさんだった。Sさんはヨガマットを入れて肩にかけられる袋と、ヨガにも便利な、滑り止め付きの5本指の靴下を最後に下さった。私がヨガ教室に行っているという話を、いつかの昼食時の会話で覚えていて、それで用意してくださったとのこと。とても親切で気の利いたサンタさんであった。

一方、私がMさんに用意していた、大学ロゴ入りの長袖シャツだが、Mさんは気に入ってくださったようでほっとした。本当はタートルネック買いたかったのにどうしても見つけられなくて結局丸首にしたのだが、実はMさん、タートルネックのシャツは全く着ないということだったので、丸首でかえってよかった。

クリニックのスタッフ一同、職種も年齢もごちゃまぜに、一人一人が誰かのサンタになっていた。それがこの昼食会の間に一人一人明らかになっていく過程がとても面白かった。どの人も知恵を絞って、センスのいいプレゼントを選んでいたので感心した。ちなみに、昼食会の食事は皆の持ち寄りで、とても豪華になった。

和気あいあいとしたいい会だった。今日の会は、日本でいえば忘年会にあたると思うが、しらふで低予算だから、お腹にもお財布にもやさしい。

2013年12月18日水曜日

とまとまん来米

とまとまんが今日無事にピッツバーグに着いた。これから2週間一緒に過ごす。
日本にいる家族への近況報告のため、細かい出来事の記事が増えるかと思うが、ごかんべんを。

私も仕事納めまであと2日。

2013年12月17日火曜日

秘密のサンタ

私の働くクリニック内で、先週からSecret Santa (秘密のサンタ)というのが始まっている。一人一人が誰かのサンタになるのだが、誰が誰のサンタになるかはクジで決まり、自分が誰のサンタかは人に教えない。最後お互いに公表する日まで、小さなプレゼントを何回かに分けて送ってもいいし、逆に公表日当日に一つのプレゼントをしてもよい。

ちなみにプレゼントの予算は一人あたり10−15ドル以内にすることが一応のルールになっている。

こちら、今週私の机に届けられた、サンタさんからのプレゼント。中身はメモ帳だった。メモ帳は白衣にいつも入れているので、私にとってとても役に立つプレゼント。サンタさんは私の生態をよく知っていると見える。


ちなみに、私はMさんのサンタさんになっている。今日はイタリア産の飴をメッセージとともにプレゼントした。(日本の飴ではバレバレ。)最終日には、大学のロゴ入りのタートルネックシャツをプレゼントしたいと思っている(仕事でも着られるような)のだが、丸首シャツや分厚いトレーナーはあっても、タートルネックってなかなか見つからない。もう少し探してみるつもりである。

2013年12月16日月曜日

3ヶ月評価

今日は入職3ヶ月目の評価があった。(実はあと数日で4ヶ月になるが。)

先月書いていた自己評価表を土台にして、ボスとミーティングをした。非常にポジティブなコメントをもらえて、とても嬉しかった。

これから徐々に役割も増すので、ますます張り切ってやっていこうと思う。

2013年12月8日日曜日

よい仕事に巡り会うためのヒント

今朝はエモリーの同級生と久々に会って朝ごはんを食べた。

彼女はいろいろといいことを言っていたが、
「自分に合う仕事を見つけるためには、合わない仕事に就いたことが何よりも助けになった。」
と言っていたのが印象的だった。苦労が多かった人が言う、含蓄のある言葉である。なにも、好んで合わない仕事に就いたわけではない。でも合わなかった仕事の経験があるからこそ、今の仕事に感謝して生き生きと働けている、ということである。

2013年12月7日土曜日

2年ぶりのアトランタ

2年ぶりにアトランタに帰って来た。去年の今頃はかなり燃え尽きていて、アトランタへの里帰りをする気力もなえていた。元気を取り戻し、帰ってこられて、心底うれしい。

朝は凍りの張り付いた歩道を滑らぬように気をつけながらブーツを履いてバス停までむかったが、アトランタに着くとなんと暖かいことか。

Emory Concert Choir とEmory University Chorus による The Festival of Nine Lessons and Carols は今回もすんばらしかった。涙が出た。私が歌った頃の曲も数曲あった。

夜は日本人ナースの友達と久々に再開。積もる話に花が咲いた。

2013年12月4日水曜日

ピカーン と ピーカン

pecan というクルミに似たナッツがある。英語の発音はピカーンという感じだが、日本ではピーカンと言われているそうだ。

とまとまん がある日本の観光地の土産物店で体験した話:

店員さん:「これおいしいですよ。味見してみてください。ピーカン・ナッツをチョコレートでくるんだものです。ふもとに降りたらもう買えませんよ。」

とまとまん:「おいしいですね。ピカーンですね。」

店員さん:「いえ、ピーカンです。」

とまとまん:「えっ? ピカーンでしょ。」

店員さん:「いえ、ピーカンです。」

とまとまん:「そうですか。」といってその辺ですごすごとあきらめたということである。

Google でもピーカンで検索するとピーカン・ナッツとか、ピーカン・パイなどがヒットするが、「ピカーン」では輝くようすをあらわす擬態語でしか出てこないので、日本語ではすっかりピーカンで定着しているようである。

ピーカンという言い方に慣れた方が英語圏で例えば pecan pie を注文する場合は、意識してピカーン・パイ、と伸ばすところを逆にしたほうが理解されやすいでしょう。

2013年12月3日火曜日

摂食障害

前の職場では肥満の患者さんが多かった。BMI が40台や50台の患者さんも珍しくなった。

大学内のクリニックに移ってから、肥満の患者さんの割合がめっきり少なくなったと感じる。年齢層が若いというのもあるが、運動が習慣になっている患者さんが前よりもずっと多い。

そのかわり、というのも変だが、拒食症などの摂食障害の患者さんがポツポツといる。

社会的経済的背景や教育環境が食生活や体重に大きく関わっているなと感じる。

摂食障害のある患者さんには、クリニックの医師のほか、カウンセリングセンターの精神科医らが関わっているので、私自身が治療に大きく関わるということはない。が、女性健診などの他の主訴で出会うことがある。

極度の体重減少からくるエストロゲンの枯渇を背景として、外性器がまるで老年期の女性のように萎縮してしまっている患者さんの姿には愕然とした。

本人には体重が少なすぎるとか、体が危機の状態にあるとかいった意識は全くないので、大変難しい。

2013年12月2日月曜日

湿度16%

私の職場の机のあるあたりは、このところ湿度が16%である。
加湿器を導入したが、あまり変わらない。
鼻が乾いて痛い。

診察室の湿度はまだましな気がするが、気のせいかも。

2013年12月1日日曜日

ピッツバーグへの帰り道で

Aさんの家を後にしたあと、やはり昨日の羊 Tちゃんのことがとても気になり、羊小屋に寄った。Tちゃんは座っていたので、ペッサリーがちゃんとまだ入っているかはわからなかったが、機嫌よさそうに見えて勝手に安心した。(もっともTちゃんは昨日の治療前もまったく不快そうに見えなかったのだが。)

ピッツバーグに戻る途中で、Mさんのアパートを尋ねた。Mさんは私が初めてペンシルバニア州に引っ越してきたとき、向いのアパートに住んでいた方。私とは歳がちょうど50歳違うがむちゃくちゃ気の合う友である。1年後に私がピッツバーグに引越し、そのあとMさん自身も別の町に引っ越したので、今回のアパートを尋ねるのは今回が初めてだった。

Mさんのすごいところは、いつも品のある一人暮らしをしていることである。いつ行っても、部屋が片付いていて、余計なものがない。週末掃除をしてきれいにするが、ウィークデイの間に部屋が乱れて行く私とは大違い。

そして、天気が悪かろうが、落ち込むことがあろうが、自分がハッピーでいるための技をいくつも持っているところもすばらしい。クロスワードパズルと、天使のスクラップブックなど。

ひさびさにあっておしゃべりできてとても楽しかった。