2013年9月7日土曜日

患者さんの顔を読むということ

今私をトレーニングしてくれている何人かのスタッフそれぞれからいろんなことを学んでいる。

なかでも、Aさんの診察&コミュニケーション技術はピカイチである。個々の細かい技術ももちろん素晴らしいのだが、それにも増して光っていると私が思うのは、患者さんの顔を意図的にしっかりとみて、そこから患者さんの意志や気持ちをガッチリとつかむところだ。

コミュニケーションの基本として、患者さんの顔や目を見るというのは基本中の基本だが、Aさんの目の鋭さはただ視線を合わせる、という程度のものではない。コンコンとドアをノックして、診察室に自分が入った瞬間に患者さんを一目見たときの印象を意識して大事にしている。また、患者さんの気持ちと発言のズレを見事に見抜く。その見事さと言ったら、ない。

私の文章能力では、Aさんの素晴らしさを十分書き表せない。

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