2013年4月23日火曜日

天井のすみから見守るもう一人の自分

この1年、電子カルテに大いに苦しんできた。そういうなかで体裁的また本質的な医療の「質」について否応なしに考えさせられてきた。現状はさしてよくなっていない。むしろ日々の課題はより過酷になっている部分もある。自分自身の最大限のがんばりを発揮してもなおどうにもならないことがたくさんある。

けれど、この1年の「修行」のなかで、悲惨な状況にあってもそれに振り回されすぎない肝がすわってきたように思う。決してさじを投げ切ったわけではないのだが、まっとうなことと無茶苦茶なことをそのままそっと見つめることが前より出来るようになった気がする。言いかえれば、問題の渦中にいながらにして、天井のすみからもう一人の自分が部屋全体を見守っている感じ。まるで映画のシーンのように。

ヨガとかmeditation をしてきた効果か。



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