2012年6月30日土曜日

頭3倍になる

先日ピッツバーグで髪を切った。とても気に入っていたが、日本に着陸して以後すぐに3倍に膨らんで、見るも無惨。

朝は眉山に途中まで登った。山頂まであともう少し、というところで、とまとまんの両親が予定よりも早く迎えに来てくださり、急遽下山。

1時間半かかってとまとまんの郷里に到着。

甥っ子姪っ子たちと、ジグソーパズルやキャッチボールをして遊んだ。夜はバーベキュー。とまとまんの両親が市場で買って来てくださったお肉やお魚はとってもおいしい。

2012年6月29日金曜日

みごとにつながった飛行機

しばし日本に帰国。
昨日朝ピッツバーグ―シカゴ間と シカゴ―成田間 の飛行機が両方とも遅れたが、機転を利かせた地上係員さんがピッツバーグにいるうちに両便を他社の飛行機にチケットを変更してくれたおかげで、予定時間よりも早くに成田に到着。

これはかなり奇跡。当初予定の1本目の飛行機に何も知らずに乗っていたら、シカゴでお泊まり組になっていたろう。

成田から伊丹にもスムーズに飛べて、そこからモノレールと電車とバスを乗り継いで徳島へ。仕事のあと移動して来たとまとまんと、徳島泊。

2012年6月27日水曜日

Community Side-by-Side

プロオーケストラ  Pittsburgh Symphony Orchestra と地元アマチュアの演奏家によるコンサートがあった。出演する友達に整理券をもらって行って来た。

Community Side-by-Side というタイトル通り、プロとアマチュアが隣合って座って演奏する。途中にアマチュアメンバーへのインタビューなども入り、とても楽しいプログラムだった。

アマチュアメンバーにとってとてもいい経験になったろう。メンバーを応援して駆けつけた友達や家族にとってもいい思い出になったと思う。

2012年6月26日火曜日

落ち武者的なかっこう

電子カルテになって以来、「出張」のときの荷物が増えた。行く場所にもよるが、フルで持つと、次のようになる。

1.右手には海外旅行サイズのスーツケース(使い捨てスペキュラム、パップスメアの容器、使い捨て手袋、尿検査用カップ、ピル、Nuvaring,  Depo Provera(注射タイプの避妊薬)、妊娠検査薬、コンドーム、各種パンフレット類などをぎっしり入れてある。)

2. 左腕にはプリンター (5kgもある。もっと軽いのを買ってほしかった。)

3. 背中のバックパックの中には、カルテ記録用のノート型パソコン。これがまたすこぶる重い。

車で行き来するときはまだよいのだが、この格好で道を歩き、バスに乗り降りするのは大変である。でも近所の人からは、「あら、小芋。これからバケーション行くん?」と言われたりする。「そうやったいいけど、これ全部仕事道具なんよ。」とこたえる私。

朝はまだ張り切っているからいいが、帰りがしんどい。完全に落ち武者って感じのかっこうだ。

行った先でインターネットにワイヤレスで接続できるはずが、ワイヤレスでもワイヤーでもつながらなかったりした日には、朝のその時点でどーーーーっと疲れる。

置きっぱなしにできるものはできるだけそうさせてもらって、行き帰りで無駄に疲れないようにしたいものだ。

2012年6月25日月曜日

やった!Exceeds Expectation!

うちの組織の年度は、7月始まりの6月終わりである。毎年5月上旬にそれまでの1年の自己評価をして、それがボスとそのまたボスの評価を受けて、4段階評価される。指導医のコメントとかも多少は評価に影響する(らしい)。

1番上は Exceeds expectation 期待以上に上出来
2番目はAchieves expectation  期待相応
3番目はPartially meets expectation 期待を部分的に満たした状態
4番目はDoes not meet expectation 期待に届かず

で、これら各段階のなかにさらに「幅」があり、たとえば同じ Achieves expectation に該当した人でも、人によってX%から Y%と昇給の率には差が出る。

今日ボスが「小芋は今年 Exceeds expectationの枠になったよ。おめでとう。」と言ってくれた。まだ細かい評価は聞けていない。「取り急ぎ速報だよ。」という感じで教えてくれた。

嬉しい!! 昇給うんぬんというより、自分が粘り強くやってきたことが、公式に評価されてきたということが何よりうれしい。NP歴何十年、みたいな人が系列オフィスにはゴロゴロいるので、その人たちと同じ土俵に乗ってなおかつEEの評価を得られたことはとても名誉だ。

私のボスは、きっとボス会議の席上で、きっとすごくがんばってくれたに違いない。年間評価に関しては、ボスと私は去年も一昨年も辛抱してきた。だから、今回の結果は本当にうれしい。

2012年6月24日日曜日

更年期症状に対するホルモン療法

代表的な更年期の症状として、
1. 体のほてりや夜間の激しい発汗などに代表される血管運動性の症状、 と
2.膣の乾きやかゆみなどの萎縮性の症状  がある。

血管運動性の症状は、閉経前数年から閉経後数年〜10年程度で多くの人が落ち着くのに対して、膣や外陰部の萎縮性の変化は悲しいことにむしろ閉経から年数を追うごとにひどくなって行くことが多い。

今年北アメリカ更年期学会が出したホルモン療法に関するposition statement は、とても参考になる。Women's Health Initiative という10年前に訳あって途中で打ち切られた大規模な治験ほかこれまでの研究結果をおさらいし直して、ホルモン療法のメリットとデメリットを個々人の事情に合わせて考えるヒントをくれる。

個々人の事情というのは、症状の重症度、年齢、子宮があるかないか、心血管系の病気のリスクの有無や程度といったことだ。話し始めたらとても長くなるこの辺りのことを、患者さん向けにわかりやすい言葉でざっと説明してくれるたった2ページの資料がまたよい。http://www.menopause.org/psht12patient.pdf

ホルモン療法の優れた点は大いに評価されるべきだが、かといって、リスクの評価をせずに誰彼にでも使えるものではない。逆にリスクの少ない患者さんが、副作用を過剰に恐れるがあまりホルモン療法を拒み続け、辛い症状に耐え続けるのもまたせつない。

また、おなじ一人の患者さんでも、年齢を重ねたり、症状が変化したり、ほかの病気を患ったりなど、状況は変化して行くから、その都度治療法を見直して行く必要がある。

2012年6月23日土曜日

プールのシーズンチケット

今まで知らなかったが、市営の屋外プールは市内に何カ所もあるようだ。大人1回4ドル。シーズンチケット買えば30ドル。おもわずシーズンの方を買ってしまった。

というわけで、プールの閉まるLabor Day までの間に最低あと7回行かないと元がとれない!

Adult lap swim (ひたすらただ泳ぎたい大人のための時間帯)というのもあるのだが、自分が行ったのはそういう時間帯でなかった。人はたくさんいたけど、ほとんどの人は単に水に浸かってぽわんとくつろいだりおしゃべりしたりしているか、もしくは外に寝そべって甲羅干しをしているかのどっちか。

私の場合は、走る代わりにわざわざ行くことにしたので、泳がないと行った意味がない。とはいえ、一人黙々と泳いでいるのは異様な光景だったろう。次からはなるべくAdult lap swim の時間帯を目指したい。

2012年6月21日木曜日

気にするか、気にしないか、気づきもしないか

家族とかルームメイトなど複数の人と一緒に生活すると、ホコリとか汚れによく気づく人、気づいていはいるが気にしない人、気づきもしない人、という3パターンの傾向が見られると思う。一貫してきれい好き又は汚い好きの人もいるだろうし、台所についてはうるさいが、トイレの汚れは目にも入らないなどという独特のバリエーションを持った人もいるだろう。

で、汚れに気づいてそれを気にするタイプの人がせっせと掃除に励む一方で、汚れに気づきもしないタイプの人は、何にも困っていない。またこのタイプの人は、きれい好きタイプがなぜせっせと掃除しているのか理解に苦しんだりする。

前置きが長くなったが、ある出張先の、古いオフィスの掃除に励んでしまうのはこの私である。このちっちゃなオフィスでは掃除人が雇われていないので、自分たちで掃除をしなければならないのだが、ほかのスタッフはなんちゃ汚れが気にならないらしく、私だけがなんだか掃除に励んでしまう。損な役だ。

地域柄なのか、大家さんも外装の傷みに関して、とても無頓着である。車が突っ込んでできた外壁の傷はもうずいぶん長いこと放置されている。

毎日使っているオフィスではないし、1日ですごく汚れるというわけではないのだが、そもそも建物も内装も備品もみんな古いので、最低限メンテナンスとしての掃除をちゃんとしておかないと、なおさら哀れに見える。(少なくとも私には。)

ひとりイライラして掃除して疲れるのもバカかと思うが、かといって、小汚い環境のなかで働くのもまたストレス。「気にしない」「気づきもしない」派になれたら楽かも、とは思いつつ、できないんだな、これが。

貧しい地域に位置したオフィスとはいえ、この地域外からこのオフィスに来る患者さんもある。別の町にある同じ系列のオフィスにかかっていた患者さんが、引っ越しをした結果最寄りとなったこのミニ・オフィスにくることだってある。診察の中身では負けないつもりだが、オフィスの雰囲気・印象で大幅にがっかりさせてしまったら、なんか悔しい。

2012年6月20日水曜日

コルポスコピー研修の途中経過

昨年4月にコルポスコピーについて4日かけて集中的に勉強する研修会に行った。その後、実技のほうの実地研修を9月から始めたものの、進みはゆっくりである。指導者とうちのオフィスの都合があわなくて1−2ヶ月間が空いてしまうことも何度かあった。

ドタキャンや無断欠席があいかわらず頻繁なこともスローペースに影響している。前日に電話で念押ししておいてもなおこの状態なので、かなしい。(12人のうち5人の患者さんしか登場しなかった日もあった。)しかしオーバーブックしすぎると、患者さんにとっても我々にとっても不幸なので、さじ加減が難しい。

実地研修は最低35例以上のコルポスコピーを指導者のもとで行うことになっている。そのうち12例以上の子宮頚部バイオプシーを含むこと、また4例以上のキュレットを用いた 内子宮口バイオプシーを含むこと、などの細かい指示もある。

最大の難関は、バイオプシーの検査上で高度異形性の診断された症例を5例以上経験しないといかん、という点だ。これは腕というより、運がいる。

もう総数では25例を超えてきたが、幸か不幸か高度異形性の症例がまだない。患者さんにとってはこれはとても喜ばしいことなんだが、研修目標からすると、どうしても「数」が必要なので、もどかしい。

ただ、診察能力の向上という点から言うと、「最低40例はやらないと、見えるべきものがちゃんと見える目は養えないよ。」と私の指導者は言っている。今の進み具合からいくと、否応無しに総数は40例を超えるだろうから、勉強のためにはちょうどよい。

2012年6月19日火曜日

鹿とこんにちは

夕方公園を走っていたら、シカがゆっくりと歩いていた。距離が近づいても別に慌てる様子もなく、そのままゆっくりと茂みのなかに入っていった。鹿に会えてなんだかうれしかった。

2012年6月18日月曜日

刑務所の方がよかったかも?

わがオフィスには健康保険がない人でも受診できるような制度がいくつかある。なので社会的経済的にとても厳しい状態の患者さんもたくさんみえる。

足に検知器(というのかな?)をつけた患者さんも時々いるし、「先日刑務所にしばらく行ってたんですけど、うんぬんかんぬんー」と会話がスタートすることもある。

この口調というのが、「先日京都に行って来たんですけど・・」と言うのと同じくらい、とてもなめらかである。

それは置いておいて、
刑務所から出て来た患者さんから「刑務所で高血圧の薬を飲み始めたんですけど、これがもう少しで なくなるんです。新たに処方してもらえないでしょうか。」というような依頼をよく受ける。刑務所で治療をせっかく始めていても、出所後健康保険がないと、高血圧や糖尿病などの慢性疾患の薬が続けていきにくいのだ。

わがオフィスは婦人科/リプロダクティブヘルスを主軸としたところなので、こういった慢性疾患の管理は担当しない方針になっている。なので、一般の診療所より低額で診てくれる federally qualified health center へ紹介したり、寄付金ベースの無料クリニックに紹介したりする。

紹介した医療機関に患者さんが実際出向いて、治療を続けられることを願うばかりだが、人によっては、刑務所に入っているときだけがまっとうな医療を受けられる、ということもあろう。(半ば強制的に。) 

刑務所はいろいろと自由が制限されるところだが、医療に関していうと、「刑務所の方がただでいろいろ見てもらえてよかったわ。」なんてことがありえるのが、アメリカの医療制度の悲しいところである。

2012年6月17日日曜日

オクラの花

オクラの花が咲いて来た。ミニトマトはもう何個も花がついている。なすもそろそろ咲きそう。これからが楽しみ。

2012年6月15日金曜日

着ぐるみ の大イベント

昨日から4日間にわたって、Anthrocon 2012 というのがピッツバーグ市内で開かれているのだそうだ。これは、furry (擬人化された動物)のコンベンションで、平たく言えば、着ぐるみの大会。ウェブサイトで読むところでは4000人以上の人が集まっているらしい。
http://www.anthrocon.org/

友達が写真を見せてくれたのだが、全身着ぐるみの人もいれば、しっぽと耳だけつけている人もいる。かなり気合いが入っているもよう。

3月には、Tekkoshocon (日本語の「鉄工所」+ 「コンベンション」のコンから創作された言葉)というイベントがあった。これに参加したアメリカ人の友達がコスプレの写真をたくさん見せてくれたが、こちらも相当気合いが入っていた。
http://www.tekkoshocon.com

Anthrocon は始め97年にニューヨーク州オーバニーで始まって、ピッツバーグで開催されるようになってからは今年が7回目だという。  Tekkoshoncon のほうは、すでに今年で10回目。

日本由来の文化が、ピッツバーグでもさらに進化(?)発展しているようだ。

2012年6月14日木曜日

フォローアップの仕事

次のような理由で患者さんに手紙を書いたり電話をしたりする。
  • 異常検査結果
  • 追加の検査の必要性
  • 画像検査(マンモグラムなど)結果がまだ来てないですよ。受けましたか?という問い合わせ
  • そろそろ再検査の時期ですよというお知らせ
こういう情報は電子的にシステム内に入力しているのだが、従来のシステムでも、新システムでも、一人一人細かく情報をみてアップデートして行かないと行けない。

たとえば、Aさんという患者さん。6月に再検査の必要があるとしよう。5月中にリマインダーを郵送する。1ヶ月後、来院ずみか、それかせめて予約が入っているか確認する。そこで再度電話なり手紙なり送る。

プロトコル上は、ただの手紙 → それで反応なければ 最後通告(?)→ それでも反応なければ最後通告をもういちど書留で送る、という3段階手順で書いてあるが、書留を送るのはお金も手間もかかるので、内容次第では、書留までは送らないことも多々ある。

手紙を2回続けて送るよりは、間に電話を試した方が有効だということが経験上わかっているので、電話も一度は試す。(通話不能のことも多いが。)

で、こういう作業におそろしいほど時間がかかる。1件は数分でも、30人分、50人分のリストがあれば、30倍、50倍の時間がいるわけ。電子カルテは物事を楽にしてくれるはずだと思うんだが、去年まで使っていたMS-DOS形式(たぶん)のシステムのときとくらべても、ちっとも楽になっていない。

本当は、システムのほうで自動的に次のように作業してほしい
  • すでに問題解決した患者さんの事項はシステム上「完了」と自動的に記載
  • まだ解決はしてないけど少なくとも来院予約のある患者さんに関しては、その旨記載を自動的に更新
  • 「反応なし」の患者さんに関して、自動的に手紙をプリントアウト
先月は1日1日のカルテを仕上げるのに精一杯で、普段ならちょこちょこ進めて行く地道なフォローアップ作業がほとんどできなかった。今月は先月分との2ヶ月分なので、大変。私の嘆きを聞いて、本部オフィスのスタッフが一人1時間半ほど手伝いに来てくれた。感謝感謝。







2012年6月13日水曜日

他国のIUD

中央アジア某国出身の患者さん。 妊娠したいという希望があり、IUD (子宮内避妊具)の使用を中止したいと来所。

はてさて、どんなIUDか。糸は子宮口にあるか?(糸がない場合、IUD抜去用のフックを子宮内に挿入しないといけないので、なるべく糸はあってほしい。)

あ、あった。よかった。糸を把持し、ゆっくり引っ張ることで問題なくIUDを出すことができた。

このIUD、Paragard と同様の銅付加タイプであると思うのだが、T の形ではなく、「腕」部分の形が複雑だった。

IUDは糸のないタイプもあるし、糸があっても子宮内に隠れてしまって見えないこともあるし、アメリカ国内で使われている2種以外のさまざまなIUDが世界には存在するらしいので、処置にあたってはすこし緊張する。

2012年6月12日火曜日

無力感を感じるとき

13−16歳くらいの患者さんでとても難しいなと思うことがよくある。特に、母親になかば無理矢理連れてこられているパターンのときが難しい。

いろいろな提案(例:各種避妊方法、HPVワクチンの話)はできるが、そもそも本人の興味・関心がないと、メニュー提示で終わってしまう。

「妊娠したくない。」というわりに、避妊を全くしていないか、していてもかなりテキトーで、むしろ今まで妊娠しなかったのが不思議なくらいということも多い。

「妊娠したくない。」というのはあくまで建前で、本当は妊娠したいんだろうな、と感じることもある。妊娠したい希望そのものを否定する気はないのだが、患者さんがいる社会的・経済的状況を考えると、喜んで応援したいという気には必ずしもなれん。そこは私の個人的価値観を押し売りするところではないので、選択肢や情報を患者さんとシェアするまでが私のできる精一杯。

おなじ13−16歳の患者さんでも話がスムーズにすすむ患者さんというのは、学校で避妊や性感染症について習っていてそれをきっかけに自らの意思で来所していたり、母親がついてきていても、母親が上手に娘をサポートする関係があるようなとき。

今日出会った患者さんは、遅かれ早かれ妊娠して戻ってきそう。もっとも、それより前に、今日のクラミジア・淋菌感染症の結果が陽性で電話をすることになるか。あー、すごくありえる。

2012年6月11日月曜日

2シフト体制

現実の8時間勤務(いや、朝と夕方の超過勤務をいれると10時間近いか)のほかに、最近はよく夢のなかでも電子カルテを使って働いている。

せめて夢は楽しみたいよー

2012年6月10日日曜日

感動の いなり寿司


今日は持ち寄りごはんの会をした。3人で持ち寄ると、かなりのごちそうである。 あー、おいしかったーー

ちなみに、いなり寿司を作ってくれたのは友人です。私は豆腐とトマトのサラダとトウモロコシ。サラダの作り方は、アトランタの友人が昔教えてくれました。トウモロコシを電子レンジでおいしく調理する方法も、アトランタ時代の別の友人が教えてくれました。そういうレシピがいくつかあります。

2012年6月9日土曜日

ヨガ教室

家の近くで開催されているヨガ教室に行き始めて5−6ヶ月になった。(まだこのことをブログに書いていなかったことに今気づき、びっくり。)

ヨガ教室自体は、エモリーのキャンパスや、去年行っていたスポーツクラブで参加したことがあったが、今行っている教室のがいちばん充実している。2時間近くいろいろな動き・呼吸をするのだが、ぜんぜん長く感じない。

事前申し込み不要、参加費なし(donation はする)、参加しているのは子どもからおじいさんおばあさんまでいろいろな人がいて、とても居心地がよい。地域柄いろいろな国の出身者がいるのも面白い。(別にヨガしながらおしゃべりするわけじゃないんだが。)

ヨガは「今」に集中する。いろいろなことは置いておいて、とにかく「今、ここで、はいてー吸ってー」という感じである。ウェークデイにいろいろ落ち込むことがあっても、週末ヨガ教室に行ってリセットするのが、むっちゃ幸せである。

2012年6月7日木曜日

おそるべし、ラジオ英語

外国語を学ぶとき、その人それぞれの好きな学び方があると思う。

私が日本で英語を勉強していたときに、一番愛用していたのはNHK のラジオ講座。当時 遠山顕さんの Let's Speak と 杉田敏さんの ビジネス英語の2番組を掛け持ちしていた。

3交代勤務をしていると放送時間にあわせてラジオを聞くのはとても難しかったので、月刊テキスト(当時300円前後)と別売CD(当時1500円くらい)を買って、それを通勤のときにポータブルCDプレーヤーで聞きながら勉強していた。ポータブルCDプレーヤーなんて、今やなんだか大昔の物って感じだが。

いまも同じような番組をあるのかな、と調べてみたら、番組名は少し違うものの、遠山さんも杉田さんも、それぞれ講師を続けておられた。テキストとCDの値段は少し上がったけれど、まだ破格のまま健在だ。

しかし何より驚いたのは、番組の録音をオンラインで聞けるということ! もはやCDを買わなくても、オンライン環境があればいつでも好きなときに聞けるのだ。なんて親切なんだ。先生の声も懐かしい。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/kaiwa/index.html

こういうNHK講座のよいところは、
1. 自分の語学レベルや目的に合わせてたくさんのプログラムの中から好きなものを選べるところ。面白い先生、まじめな先生、など先生もいろいろ(少なくともかつてはそうだった)。現在こんなにたくさんの番組がある。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/index.html

2. 安い。ラジオ聞くだけとかオンラインで聞くだけならタダ。テキスト買っても月々たったの380円(現在の価格。)たとえもし買っただけで全然勉強しなくても、失うお金は知れている。

3. 短い時間で大きな効果
1回分が15分とか20分。しかし学ぶ内容はとても濃い。嘘だと思う人は、だまされたと思ってやってみることをお勧めする。慣れてきたら、聞くそばからすぐシャドーウィングすると耳も口もさらに鍛えられる。



2012年6月6日水曜日

電子処方箋

電子カルテの悪口ばかり書いてきたので、少しは名誉挽回してあげようとおもう。

電子処方箋のシステムはわりと使いやすい。(フォーマットはもう少し工夫の仕様があるとおもうが。)

薬の名前、用量、使用方法など従来紙の処方箋に書いていたのと同じ内容をパソコン上で打ち込む。でもって、処方箋を送る先の薬局を選ぶ。郵便番号を入れてその中から選ぶと見つけやすい。住所とか薬局の名前・電話番号から検索することもできる。

薬局が指定できたら、あとはワンクリックで処方箋が薬局に届く(はず)。患者さんにとってみたら、自分が薬局に行く前に処方箋が届いて薬が準備されているほうが便利。

保険がカバーしている薬かどうかを調べることもできるはずなんだが、この検索画面はうまく使えた試しがない。なので、この機能は気にしないことにしている。少なくとも今のところは。

2012年6月5日火曜日

カルテに使われる私

電子カルテ2ヶ月目に入ったが、まだまだというか、むしろますます、自分がカルテに使われている気がする。以下、その一端をご紹介。

検査結果を確認して、正常な場合はただ電子的にサインするだけでよいのだが、紙のときは2秒ほどで済んでいた作業が電子カルテだと1−2分はかかっている。なぜなら、まず「検査結果来てますよリスト」をクリックして、そこから患者さんのカルテを開けて、そのなかの検査のモジュールを選択して、そのなかの検査結果をクリックして、やっとでてきた検査結果をスクロールダウンして読み、それから「sign-off」のアイコンをクリックして、自分のIDとパスワードを入れて電子的にサインする。(書くだけで息切れしそう。)

検査結果が異常な場合は、それに対する対策を書き込んだり、患者さんに電話した事実を書くためにあっちのモジュール、こっちのモジュールと移動しなければならず、混乱する。とくにその作業の真っ最中にさっき留守電に伝言を残していた別の患者さんから折り返しの電話がかかって来たりすると、作業が中断してしまいあとでまた混乱する。

ちなみに、検査結果が非常に読みにくい。(わざわざ読みにくいフォーマットにしてるんじゃ、と思うくらい。)

電子カルテ一般の問題という以上に、導入されたシステムがかなり不親切なのではという感がますます強まっている。

当たり前だが、検査結果は次から次へと来る。患者さんのドタキャンや無断欠席でできたちょっとの時間でもむちゃくちゃありがたい。



2012年6月4日月曜日

スペイン語教室3回目

スペイン語教室3回目。今日は新しい人が何人か来て、生徒は全部で6人。

前半:色の名前と身に付けるもの(いろいろな服、帽子、靴、アクセサリーなど)の言い方。お互いの服装について、さっそく習った言葉で説明。

後半: 数字。ゼロから千の位まで。ゼロって忘れがち。この前1から100は自分で勉強してたが、実はゼロを何ていうか知らなんだ。でも習ってしまえば簡単。セロという。

帰りにブツブツと数字を唱え、人とすれ違うたびにその人の服装についてスペイン語で述べて(例:青いTシャツ、黒いズボン、茶色いサンダル、など。)練習した。かなり怪しげな歩行者だったに違いない。

2012年6月3日日曜日

ローカルな5kmレース

今日は小規模の5kmレースに出た。今朝は12℃しかなく、こりゃ凍えるなーと思ったが、晴れて気温が徐々にあがり、走るのには最適の日和となった。

今日のレースの特徴:

  • 子どもも多かった(足の速い子の多いこと! 超楽そうに走ってた。)
  • 三輪のベビーカーを押しながら走る人がいた。(大きなレースでは禁止されていることが多い)そのパワーに脱帽。
  • あと1−2分で出発というときですら、まだ当日申し込みできちゃう。のんびりした雰囲気。(大きなレースは事前に定員に達して締め切られる)
  • Tシャツやゼッケンを当日現地で渡された(大きなレースは前日か前々日に自分で取りに行かないといけない。もしくは事前に郵送してくれるところもある。)
  • タイムを計るためのチップは足にベルトで固定(間違えて腕に巻いてしもた。先に教えてくれー)
上り坂がきつくって、タイムは先月のレースに及ばず。でも、走ったという達成感がなんともいい。



2012年6月1日金曜日

雨の恵み

きょうは梅雨のようにほぼ丸一日雨が降り続けた。最近は真夏って感じの日が多かったので、どんよりとした空にしとしと雨、というのはなんとも沈んだ雰囲気である。

が、この雨のおかげか、患者さんのキャンセルと無断欠席(?)が多く、その分自分の机に向かえる時間が増えて、だいぶ検査結果の対応ができた。私としてはものすごく助かった。まさに雨の恵み。(とまとまんがそう言った。)

今晩は公演での野外コンサートに行くことを何ヶ月も前から楽しみにしていたが、この雨で行くことを断念。となったら疲れがずどーーーんと来たので、もう寝ちゃいます。