2012年5月31日木曜日

20:30 の夕焼け

日が長くてすごく嬉しい。今日は走り始めて5分ほどのところで夕焼けがむちゃくちゃきれいに見えた。そのときの時刻が20:30。21時を過ぎて、やっと暗くなってくる。

ほんとうは昼休みも外を歩く時間が取れるといいんだが、なかなか実現できてない。お弁当を食べるのがやっと。

2012年5月30日水曜日

電子カルテの質問大会

今日の午前中、電子カルテの指導を担当しているA さんが2週間ぶりくらいにオフィスに来てくれた。診察と診察の合間に、ためていた質問をひとつひとつAさんに聞いていった。

緊急性の高い質問はそのつど携帯電話やメールでAさんをつかまえて聞いていたが、そこまで緊急性のない(と自己判断した)質問は紙に書いてためておいたのだ。

すっきり解決した問題もあれば、そうでないものも。今使っているシステムの問題点をいくつかを克服した次のバーションの導入は早くてこの秋だそうだ。遠ーーーーーい。

電子カルテ完全導入後まもなく一月になろうとしているが、手書きよりも大幅に時間がかかり、私の昼休みは消え(昼食が食べられればよいほう)、朝早く帰りも遅い生活がつづいている。「この秋」ではなく「今」ちょっとでもましなシステムを入れてくれ!と思ってしまう。

2012年5月29日火曜日

ER受診の悪用(?)例

ER(救急外来、緊急救命室)は、医療資源とスタッフを常備し、24時間365日いつでも対応してくれる貴重な場所だ。それこそ命に関わる重傷・重病者から、軽症の人まで幅広く診てくれる。

ER受診時の Co-pay (何はなくとも窓口で必ず払う自己負担金)は通常の受診時よりもかなり高い。健康保険があってもそんな具合なので、当然保険のない人は、全額自己負担になる分なおさら費用負担が重くのしかかる。なので、「緊急だ」「重症だ」という状況でないかぎり、通常は受診抑制がかかる(はず)。

一方、医療扶助を受けている患者さんは、ER受診も含めて医療費がただ。それで、ERを湯水のように(?)気楽に使ってしまう人もいる。


メディカルアシスタントのA さんが嘆く。

「今電話してしてきてた患者さん、『避妊薬がほしいので明日の予約を』といいよったんやけど、あいにく明日は満杯で無理ですと説明したら、『それならいいです。』って言って電話を切りはってん。でもその切り際に『ERに行くしかないな。』とそばにいた誰かに言っているのが聞こえてしもた。この患者さん、予約ほったらかし(予約していたけど現れず)歴が過去に5回もあって、それでいて、いよいよ行きたいとなったら、『明日じゃなきゃあかん』とか、ERに行くなんて、ほんまどうかしてるわ!!!」

避妊薬でも緊急避妊薬のためであるのなら、話は別。でも今回は日常的に使う避妊薬が目的なので、Aさんが嘆くのも無理ない。

似たパターンとしては、軽度の細菌性膣炎とか、カンジダ膣症の症状でER を受診するケース。私はERで働いたことはないが、患者さんの話を聞いていると少し様子を垣間みる。「2週間前にERで細菌性膣炎の薬をもらったんだけど、また昨日から症状がぶりかえしちゃってさー。」など。(こういう方はERも含めて複数の診療所を頻繁にハシゴしていたりする。)患者さんにとっては「私にとっちゃこれは緊急以外の何ものでもない!」ということなのかもしれんが、ゆがんだ医療システムの一幕という感じが否めない。

患者さんのモラルもモラルだが、タダかつ予約なしで見てもらえるシステムがある以上、人はそっちに流れてしまうというのが悲しい現実。アメリカの医療費が高くなる理由がここにもあり。

2012年5月28日月曜日

リフレーーーッシュ


今日はメモリアル・デイでお休みだった。3連休中ずっと見事な晴天で、気温は毎日30℃を超えた。昨日の反省を生かし、今日はとまとまんの協力(目覚ましコール)のもと6時半に起きて、8時過ぎから走りに行った。

これが大正解。昨日の夜降った雨のおかげで、森の中は適度な湿り気があり、気温は高すぎず、クチナシの良い香りがあちこちで薫って、ほんとうに気持ちがよかった。写真はこの前とまとまんが来たときに私のランニングコース沿いで撮った写真。 

この3日間、いつもの洗濯掃除料理以外に、友達とすごすこと、とまとまんや家族とスカイプすること、thrift store ショッピング(今回の収穫は1点のみ)、帽子と靴の買い物、土いじり、歌などなどにたくさん時間を使えてよかった。かなりリフレッシュできたので、明日からがまた楽しみだ。 

The Happiness Advantage (今聞いているオーディオブック)は、今CD6枚中3枚が終わったところ。すこぶるよい。

シソの植えかえ

友人夫妻からもらってきたシソ。
しっかり育ってきて、もはやヨーグルトのカップでは手狭なので、土とプランターを買いに行った。

ミニトマト、日本茄子、オクラ、日本きゅうり(運転中にひっくり返って茎が折れちゃった)も植えてみた。お楽しみに。

2012年5月26日土曜日

お腹いっぱいインド料理

友達Zさんの友達Aさんの招きで、インド料理をごちそうになった。

チャパティーを作っているところ。見事な手の動き。

専用のフライパンで焼く。

フライパンで焼いたチャパティーを、さらに網の上であぶっている。ぷくーっとふくれてくるのを見るのは面白い。

食前と食後のチャイがまた格別においしかった。 ZさんもAさんも超忙しい研究者。きょうはゆったりくつろいでおしゃべりできて、すごく楽しかった。

2012年5月25日金曜日

ついに来たオーディオブック

3月に飛行機に乗った際、The Happiness Advantage という本のオーディオ版を途中まで聞いた。
「がんばる → 成功する → 幸せになる」 ではなくて、
むしろハッピーであることが成功に結びつくのだ、という。

途中までしか聞けなくて残念で、帰って来てから図書館で予約した。2ヶ月近く待って、やっと私の番になり、昨日CD5枚組を借りて来た。

この3連休( 月曜日はMemorial Dayという祝日)の楽しみの一つである。

2012年5月24日木曜日

エアコン設置

大家さんがエアコンを窓に取り付けに来てくれた。上下に開く窓の下半分弱の部分にはめこむタイプのエアコンである。最近は暑い日だと、帰って来たときには室温が32−33℃まで上がっていた。今シーズンは扇風機だけでがんばっていたが、これからますます夏に向かうので、エアコンをつけてもらって一安心である。

来てもらったついでに、ブラインドとか台所の水道の不調箇所も見てもらった。なんて書くと、ひどいところに住んでいると誤解されてしまうかもしれんが、ご心配なく。生活自体は非常に快適である。もともとかなり古い建物だから、あちこちのメンテナンスがちょこちょこ必要なのはしょうがない。この界隈では、築50年とか70年とかを超えるような物件もけっこうあるようだ。中身も外身も適宜アップデートされながら、建物自体は長生きしている。地震も竜巻もないからこそできる技ではある。





2012年5月23日水曜日

電子カルテでたまる疲労

電子カルテになって3週間半。1週間目の検査結果が今どやどやとやってきている。

その日その日のカルテを終わらすだけでもあっぷあっぷで、未完のまま翌日に持ち越すこともしばしばという悲しい状況。

夕方残ってがんばるが、すでに1日パソコンと格闘したあとなので、スタミナが持たない。5時半すぎるともうだめ。

で、朝1時間早く、7時から静かな環境のなかでやってみるが、8時の始業までになかなか終われない。まー、8時からすぐ患者さんを診始めるわけじゃないのだが、8時すぎたら患者さんに電話かけたりする作業もあるので(ほんとは8時前にしたいところだが、それは早すぎで失礼にあたると)、8時までが結構勝負。

前日のカルテが終わりきらぬままに、また新しい患者さんのメモがたまっていくのはつらい。苦肉の策で、患者さん一人おきに従来の紙カルテに書いて、それをあとでスキャンしてもらうという方法をとりいれたが、結局検査のオーダーとかはパソコンでやらないといけないので、時間の節約になっているかどうかは微妙。ただし、気は少し休まる。紙一枚の上に主訴も身体所見もプランも展開できるってなんとすばらしいことか。

ラップトップパソコン用にワイヤレスの光学式マウスをやっと購入してもらえたので、明日辺りからラップトップを診察室に持ち込むことにしようかとも考えている。今までは診察室ではメモだけとって、それをあとで自分の部屋で入力してたが、二度手間だった。そして、次の患者さんを診るまでに入力が完了できないので、メモがたまっていってた。

それにしても末端ユーザー泣かせのシステムである。(今日は本当に泣いた。ついに。)最終月経日を一カ所で入力したら、全部に反映してほしい。それから、あっちのモジュール、こっちのモジュールとぐるぐる回って、もぐってもぐってしないと必要な情報が見られないのは疲れるし時間の無駄。

例えば月経が遅れている患者さんの妊娠反応検査はあらかじめスタッフがやっておいてくれているのだが、その結果がサマリーにポンと出てこない。結果を見るためには「アセスメント&プラン」のモジュールにいって、そのなかの procedures に言って、そこから pregnancy test の項目をクリックして、そこでやっと入力されている結果が読める。直接スタッフを探して聞いた方が早いくらい。

まだまだいろいろ書けるが今日はこのくらいにしておく。

2012年5月22日火曜日

気力を消耗させてくれる患者さん

近隣の某病院のAオフィスが、ある種の保険の患者さんの受け入れを中止したり、また別の某Bオフィスが閉鎖した影響で、わがオフィスに移って来ている患者さんがある。

これらのオフィス出身(?)の患者さんたちは、社会的・経済的に困難な状況のなかにあることが少なくない。そういう方こそリプロダクティブ・ヘルスを維持増進することの意味合いは大きいので、ケアを引き継いでいくことはとても大事だ。

問題は、すぐ怒る患者さんが多いことである。私なにも悪いことしてないのに、電話でも、面談中でも、強い口調でがんがん要求ばかり並べ立てられると、非常に消耗する。

今日は、出だしから怒った顔で「文句」をいうかのごとくにしゃべる患者さんに参った。彼女の調子に負けじとこっちの口調も上げていっては身が持たぬ。で、正直に言った。

「○○さん、今のようにお話されると、私は固まって、あなたの力になることが全くできません。私はあなたと一緒に解決の道を探したいので、もっと落ち着いてしゃべっていただけると助かるんですけど。」

それでも、「あんたが悪いんやないけど、ガンガンガンガンガンガン!!!」と強い調子は続いたが、私はわざと低めの声でゆっくりしゃべり続けた。診察が終わる頃には、彼女の笑顔がちょっぴり見えたので、こちらも少し気が楽になった。

ほっとするのも束の間、今度は電話で性器ヘルペスのための薬のリフィル(おかわり)をリクエストする患者さん。このリクエスト自体はおおいに結構なんだが、最初から殴り込み的な物の言い方である。あーーこわ。普通におだやかにしゃべってくれたらいいのに、と思うが、これは彼女たちの「普通」なのかとも思う。

自分が必要とするものを、声を荒げて訴えることで獲得するパターンがあるような。そのようにまとめてレッテルを貼ってはいかんが、個人的印象まで。

2012年5月21日月曜日

スペイン語はじめました

図書館でやっているスペイン語教室に通いはじめた。1回目の生徒は10人くらい、2回目は5人。(次回はいかに?)

教室参加の動機を聞くだけでもおもしろい。
・孫がスペイン語を習っているんで、私も少しできるようになりたいと思って。
・卒業したら、ヒスパニックの人の多く住む地域で働く予定なので。(学生)
・兄が西海岸に住んでいて、そこではスペイン語をしょっちゅう聞くんです。もっとわかるようになりたいんで。
・ヒスパニックの人が近所に増えてきたんです。その人たちをもっとうまく助けられるようになりたい。
・妻に連れられて来ました。
などなど。

私の場合は、ヒスパニックの患者さんがじわじわと増えてきている、という差し迫った状況がある。

教室自体は月2回しかないのだが、先生が教えてくださった Spanishspanish.com というウェブサイトや、図書館の持っている教材(図書館のウェブサイトから入っていく。自分の図書館登録番号を入力することでアクセスできる)がすばらしく、これらの存在を知っただけでもすごく価値がある。

2012年5月20日日曜日

ピッツバーグのオペラ

オペラ好きの友達が、家にオペラ歌手を呼ぶのでぜひ来てと誘ってくれた。これはありがたい思いいそいそと出かけたところ、軽く40−50人の人(アメリカ人、日本人、そのほか)が集まっていた。それくらいの人がいてもなお余裕がある家。

今まで知らなかったのだが、ピッツバーグにはプロのオペラ団(?)がふたつあって、ピッツバーグ・オペラ(こっちは前から知っていて、3月にトスカ公演を見に行った)は秋から春にかけて公演し、もうひとつの方、オペラ・シアターは夏に公演しているのだそうだ。

で、これからそのオペラ・シアターがシーズン開幕を迎えるにあたり、みんなに広く知ってもらうため、オペラ歌手たちがこのように個人の家などに出向いて広報活動をしているというわけなのだ。

オペラ歌手は、私が普段歌の先生に言われている、brightness, clarity, space, forward placement, richness, spinning といった要素を見事にバランスよく出していて(プロだからできてて当たり前と言ったらそうだが)、聞かせるものがあった。

お腹も心もとっても満たされるすてきな会だった。今シーズンのオペラ、ぜひ一つだけでも見に行ってみたいと思った。



2012年5月19日土曜日

笑顔のゴール写真

先日のピッツバーグ・ハーフマラソンで、笑顔で写真に写るという夢を初めて達成した。5x7インチのたった1枚の写真に送料込みで20ドルちょっとかかったけど買っちゃった。

(ちなみに、デジタル画像だともっと高い。3枚とか頼めば1枚あたりの単価は安くなるが、1枚で私には十分。)


2012年5月18日金曜日

飛行機代

この夏の飛行機代は、軒並み高い気がする。航空会社が足並みそろえて高値で並んでいる感じ。

2012年5月17日木曜日

NPのジェネレーションギャップ

組織内のNPむけのミーティングがあった。遠い人は2−3時間運転して、もっと遠い人は前泊して参加。

いろいろな話題があったが、NP 暦20−30年のベテランスタッフは、カルテの一部電子化、完全電子化によって、自分以上にストレスを感じているように思った。

私自身はとまとまんとかと比べたら、まったくコンピュータ音痴である。それでも大学時代から必要に迫られてWord 文書、メール、パワーポイント、少しのExcel とかは使ってきた。だから文字を打ち込むことそのものは手書きよりもよっぽど楽である。

ベテランNPたちの時代は、事務職でもない限り、日常的にタイプするということがなかった。だから、パソコンをいじること以前に、単に文字をタイプするというだけでも、かなりの苦痛になりかねない。もちろん個人差はあって、仕事外でたくさんメールを書いたり、インターネットをいっぱい使っている人は、あまりこの手の苦労はないかもしれない。

彼女たちから言わせると、パソコン慣れしていてしかも「若い」私みたいなのは有利に思えるようである。しかーーーし、電子カルテがになってこの3週間、私の残業は続くばかりである。まだぜんぜん光は見えない。

2012年5月16日水曜日

リン先生との最後のレッスン

9月に始めたリン先生とのヴォイスレッスンは、28回目の今日が最終回。先生は今週西海岸に引っ越される。さみしい。

こんなの絶対無理!!!という曲を何度も与えられたが、振り返ってみると歌えるようになっていて、音域も3オクターブ近くに広がった。どんなに練習不足で行っても、行くと絶対に進歩があって、行ってよかったなーといつも思えた。

新しい先生を紹介してもらったので、今連絡を取っているところ。あまり間を空けずにレッスンを再会できるといいな、と思っている。

西海岸で先生の舞台をまた見たい。

2012年5月14日月曜日

車なおる

友人の応援のもと、昨日のうちに車修理やさんに車を持っていき、今日点検してもらった。

エンジンがかからなかった理由は、どうやらバッテリーの端子にゆるみがあったためらしい。バッテリーは換える必要がない、とまた今回も言われ、たったの20ドルの支払いで完了した。

友人の指導のもと、クラッチを使って坂道でエンジンをかける方法も学んだ。 Life is a learning process である。

Race for the Cure ---乳がんのためのレース

母の日の昨日、Race for the Cure という乳がんとたたかうためのレースが盛大に開かれた。参加者は事前申込者が27000人、さらに当日飛び入りの人が2000−3000人ほどといわれ、1週間前のピッツバーグマラソン(25,000人)よりも多い。歩く部門と走る部門があって、歩く部門ではベビーカーを押しながら家族で参加している人たち、また車いすで参加している人もいた。

背中にメッセージを書いた紙を貼って参加している人たちが多い。たとえば、
「ボクは亡くなった○○おばあちゃんのことを思って走ります。」とか、
「娘たちの将来のためを思って。」とか、
「母、○○おばさん、そして友人の○○さんを応援します。」など、みんな思い思いに。

私は紙こそ張らなかったが、この1年で乳がんと診断された3人の患者さんのことを思いながら参加した。

今まさに乳がん治療中の人、治療を終えて間もない人、もう何十年もサバイバーとして命をますます輝かせている人など、乳がん体験者同士がサポートし合えるのも、このイベントのすばらしいところだ。

写真(友人のKさん撮影)にあるように、広い公園にスポンサー企業たちがテントを張って、いろいろ試供品や食品(バナナ、シャーベット、アイスクリームなど)を提供してくれた。

なお、参加費やその他の寄付で集まったお金は、乳がんの研究に使われるほか、無保険の人がマンモグラムを受けるためのクーポン券のためにも使われる。私のオフィスにくる無保険の患者さんも、この制度のおかげでマンモグラムを受けることが可能だ。

ちなみに私の5kmレースのタイムは、2年前より4秒早かった。今回のほうがもっといいタイムだと思っていたけど、そうでもなかった。友達2人と一緒に参加できてよかった。

2012年5月11日金曜日

電子カルテ、とりあえず2週間経過

従来の予約システムだけでなく、診察記録も含めてカルテ全体の電子化が始まってから(まだ途上だけど)2週間がたった。

非常に煩雑なしくみで、入力にまだまだ時間がかかってしまう。で、今のところはまだ診察室にはラップトップを持ち込まず、診察が終わってから自分の部屋で入力だけまとめてする方法をとっている。

今日の時点で、患者さん一人分の入力に15分弱かかっていた。検査伝票の記入や処方薬の入力が特に手間がかかる。

こんな状況ではあるが、私の飲み込みは悪くないらしい。私より先にこのシステムを使っているNPたち3人はみんな初日に泣いたそうだ。私はまだ泣くには至っていない。

今は予約数をぐっと減らしているのでまだいい。従来の予約数に戻されて、「スピードアップ」を求められたら、泣くかも。

来週になると、検査結果も検査会社から直接電子カルテ上に報告がくるようになるらしい。すこしでもシンプルに、わかりやすく物事がすすみますように。

2012年5月8日火曜日

エンジンかからーん

電子カルテ、すごく時間かかっている。これほんまに早くできるようになるのか??とおおいに疑問。ちまちまやっていては患者さんをものすごく待たせてしまうので、どうしてものところだけ入力して、残りを後回しにしていったら、カルテがどんどんたまってしまった。(こういう時にかぎって、ドタキャンの患者さんはいない。)


やっとこさ6時にオフィスをでて、車のエンジンをかけようとしたが(今日は出張なのでバスじゃない)、うんともすんともいわん。AAA (日本でいうJAF) に電話。1時間以内に行きます、と。あー、7時からヴォイスレッスンなのに、しかも今の先生と最後のレッスンなのに、と私としてはそっちの方がショック。とりあえず先生に電話して状況を説明。


AAA は30−40分で来てくれて、バッテリーをチェックするが問題ないと。これはスターターの問題だ、となんとかいろいろ試してくれたがだめで、towing が必要と。今度はtowing を待つ。先生には今日は行かれそうにありません、と電話。先生は別の日に変更してくれた。その日は引っ越しの前日だけどなんとかするから、と。


ようやくTowing の車が登場。もういっかいエンジンをjump start できないか試してくれて、そしたら今度はなぜか一発でエンジンがかかった。なので、自力で家に帰れた。というわけで、結局何が悪かったのかよくわからない。

いずれにしても、バッテリーは08年の品なので、ぼちぼち買えた方がいいかもよ、と言われた。

いまインド料理のテイクアウトをしてきた。6ドルで山盛り(わたし2食分)なのだが、たくさん余っていて捨てるのもったいないから、と1パックおまけしてくれた。帰り道、重さのあまりスーパー袋がのびてしまうくらいだった。明日の弁当作らなくてすんだ。わーい。



ということで、やっと夕飯。ちゃんちゃん。

2012年5月7日月曜日

とまとまんとの一週間

ゴールデンウィークのあいだに、日本からとまとまんが1週間も来てくれた。その間悲しいことに私はたった1日しか休みが取れんかったのだけど、それでも使えるだけの時間を目一杯楽しんだ。

何が楽しかったって、一緒に公園を走ったり、スーパーに買い物に行ったり、ご飯作ったり、そういう「普段」の生活が何よりよかった!

とまとまんは今まで「走るの嫌い」、と言ってはばからなかったのに、今回私と一緒に走ってくれたというのは、私にとってGood surprise やった。しかも、私が走ろうよ、と言った訳ではなかったのに。すんごくうれしかった。

今回私の休みが1日しかとれなかったというのは、5月1日から完全に電子カルテになって、そのための研修とかが前後にはいり、「休む」というのがどうしても不可能だったため。私のボスはいつもなら Life is too short. と言って、むしろ休みを勧めてくれるくらいの人なのだが、そんな彼女も「今回ばかりはごめん。」という状況なのだった。

とまとまん もこの事情を知った上で来ていたのだけど、昼間は自分ひとりで機嫌良く自転車を直したり、新しいラップトップの面倒をみてくれたり、感謝感謝やった。

とまとまんの滞在中、最初の方は手袋をするくらいに寒かったが、後半は夏のように暑くなって、とまとまん好みの天候になってよかった。

とまとまんは成田や羽田の混雑を避けるべく、ウィークデイのうちにピッツバーグを発った。しかしDCからの乗り継ぎ便に数分の差で乗れず(目の前に飛行機が停まっているのに、一旦しまったドアは開けてくれない。)、DCでもう一泊。その話を聞いたときは、4時間かけてDCまで車で行こうかと本当に思った。でも、翌朝また出勤まえに4時間かけて戻ってくるはしんどいのであきらめた。

5月5日の結婚記念日はまたSkype 上の会話やったし、昨日のピッツバーグマラソンを見てもらうことも適わなかったけど、むっちゃいい1週間を過ごしたばかりなので、さみしいという気持ちよりは幸せという気持ちのほうが強い。悲しむより、うれしがる方が、たぶん人生お得である。

2012年5月6日日曜日

初ハーフマラソン完走!!

今日はピッツバーグ・マラソンの日で、私はハーフマラソンの部に出た。今回の個人的な目標は、1)完走することと、2)コース上とゴール付近で撮ってくれる写真に笑顔で写ること

1)は無事達成。タイムも2時間11分あまりで、初ハーフマラソンとしてはおおいに満足。8マイル付近(13kmくらい。コース上の距離はkm でなくmile 表示。)で膝がかなりしんどかったが、ゆっくり走りつづけたらだんだん痛みがやわらいで、最後まで走れた。  天気は晴天で、暑かった。給水地でのゲータレードがむちゃおいしかった。

おいしかったといえば、もちろん、ゴール地点でのバナナもおいしかった。バナナのほかにはベーグルとポテトチップスとクッキーとパン(ベーグルなど数種)があった。

2)の結果はまだわからない。カメラマンに向かって手を振る余裕はあったけど、買いたいと思うような写真になったかどうかは、後のお楽しみ。

沿道はほとんど切れ目なく応援があり、数百メートルおきにはバンド(ロックバンド、アイリッシュ音楽、ブラジル音楽など)があり、赤ちゃんからお年寄りまでが応援してくれていた。2時間以上にもわたって、人がずーっと自分を褒め続ける環境に身を置くって、なかなかできない体験である。

Good job!  Keep it up!  Keep going!  Way to go!(この辺りはいちばん頻繁)
Pain in temporary, pride is forever. (プラカードに書かれていた。じんとする。)
Free High Five (かなり気合いをもらえる。)

反省点としては、車を停める場所をもっと前々から考えておくべきだった。(それか迂回路を研究した上であえてバスで行くか。)あちこち通行止めのため(もちろんそれは自分たちランナーのために)考えていた駐車場に行けず、結局West End に停めてそこからスタート地点まで30分近く歩いた。(帰りも30分。)川の向こうから国歌斉唱とか聞こえてくるのを耳にしながら、てくてく歩き続け、やっとスタート時間ぎりぎりに到着。その間4回トイレに言った。そのぶんレース中はトイレにぜんぜん行かなくてすんだ。

私のある友達は、「お金を払って走るなんて、すごいことだ。」と言っていたけど、お金以上のいろんな体験ができる。

10kmレースにでたときは、「5kmレースが走れたら、10kmは走れる。」と思ったけど、「ハーフマラソンが走れたら、フルもできる。」という実感はまだない。ま、でもいつかきっとフルもやってみたい。