2011年10月29日土曜日

透き通った声

昨夜は地元合唱団のコンサートに行った。Emory Concert Choir を初めて聴いたときと同じくらい心つかまれた。透き通った声の質がすこぶるよい。指揮者の指の先から声がでてくる感じ。指揮者の動きを後ろから見るだけでも音楽的なメッセージがかなり強く伝わってくるので、正面で向き合っている歌い手たちが受け取る量はいかほどかと思う。

わたしゃ聴いているだけなのに、心拍数が上がって、コンサートが終わったときには先の10kmレースを走りきったときと同じくらいの充実感があった。世の悩み人生の悩み一切を忘れて、音楽にだけ集中していた。

メンバーは30人弱で、年齢さまざま。男性のほうがやや多い。歌を仕事にしている人と、歌は趣味あるいはセミプロで、普段は別の仕事をしている人が混ざっているそうだ。

いつかきっとこういう合唱団で歌うのが夢だ。と、一緒に行ったNPの友達に言ったら、じゃ私次のコンサート聴きにいってあげる!、と。いや~~今シーズンのオーディションは終わってしまったのだよ。それにこのグループのメンバーとして認められるには、相当腕がないと厳しい。でも彼女の言うように、ここで歌える日を夢見て、個人レッスンに励もう。ちなみにシーズンチケットを買ったので、引きつづきお客としてコンサートを堪能するつもり。

友達も私も興奮さめやらず、近くのコーヒー屋でハーブティーを飲んで心落ち着かせてからやっと家に帰った。


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