2011年4月16日土曜日

中国人主催のチャリティーコンサート


ピッツバーグ郊外の高校で「ガンバレ Japan!(日本加油!)」というタイトルのコンサートが開かれた。これはピッツバーグ中華レストラン協会、中国舞踊教室、カンフー教室など、中国人のいくつかのグループの主催。子どもから大人まで、たくさんの人が、中国舞踊、カンフーの演武などを披露してくれた。またインド人によるインド舞踊、韓国人による韓国舞踊、そしてフィリピン人によるフィリピン舞踊もあり、どれもこれも、衣装からしてピカイチで見ごたえある演目だったた。日本のお琴や和太鼓もすばらしかった。

地震発生以来、自分自身が被災したわけではないのに、日本の家族の話を聞いたり、ニュースを見たり読んだりするだけで何かと気持ちが落ち込みがちな1ヶ月を送ってきた私にとっては、美しい演技に触れることがとてもよい気分転換になった。

1000人以上入るという広い会場を借り切って、このように大規模なイベントを企画ししてくださった方々、出演された方々に感謝。会場は満杯にこそならなかったけど、多くのアジア人、アメリカ人でにぎわった。ロビーでは、市内の大学に通う日本人学生が、栞の販売などで活躍。

私はこのようなイベントの企画・実演には力が及ばない。でも時間の許す限り単なるお客としてせっせとチャリティーイベントに参加したいと思っている。舞台に没頭することで、何より自分自身のセラピーになる。今月2日、ChathamUniversity でのチャリティーコンサートもそうだった。

在ピッツバーグの日本人は少数派のため、イベントに参加してもなかなか「数」にはなれない。でも企画・出演してくれている人々への心からの感謝をこめて、少人数でも駆けつけたい。ひとりでたくさん寄付できなくても、1人よりは2人、2人よりは3人集まれば、よりお金も集まるし、楽しめる。

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