2011年3月2日水曜日

紹介した、その後

自分の専門外の問題だったり、あるいはERでの迅速な対応が必要なときなど、患者さんを別の医療機関に紹介することがしばしばある。で、紹介したあとどうなったかは、ほとんどの場合分からない。すごく自分が心配に思うときは数日から1週間後くらいに患者さんに電話をして、受診したか、またどのような診断・治療が行われたかなどを尋ねるようにしているが、連絡が取れなくて謎のまま終わることもある。

今日とてもうれしかったのは、2週間前に出会ったAさんが、勧めたとおりに別のクリニックへ受診してくれたと分かったこと。アジア某国出身のAさんとの会話は、言葉の壁があって結構難しかったので、なおさら「その後」のことが分かってうれしかった。

なぜ受診したことが分かったかというと、クリニックのB医師から私が行った治療に関して電話で質問があったためだ。B医師がAさんのヒストリーを取る中で最近受けた治療の話になり、でもその詳細がつかみきれなかったために、確認の電話をしてきたというわけ。私としては、B医師が行った診察やこれから実施予定の検査の話などが聞けて、あぁ、やっぱり診てもらってよかった、と一安心できた次第。

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