2010年12月27日月曜日

緊急避妊薬ノルレボ錠の承認

12月24日、厚生労働省の薬事分科会が緊急避妊薬ノルレボ錠の製造販売を承認したとのこと。http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122401000614.html

つかの間の一時帰国

22日水曜日にピッツバーグを発って、翌23日に日本に着いた。成田まで来てくれたとまとまんと一緒に水戸の実家に行き3泊。おととい東京のとまとまんの弟一家のところに寄ってから飛行機で高松へ。べちゃべちゃの雪が降ってた。傘がほしくなる降りかただった。

高松に3泊の後、とまとまんの実家に4泊、空港に1泊してピッツバーグにもどる。移動ばっかりだがお互いの実家が遠いのでやむをえない。まだ同じ国だっただけラッキーと思おう。

去年は東京や大阪で友達や先生との再会もできたが、そのぶん家族、とくにとまとまんと過ごす時間を短くしてしまったのが反省だった。(全滞日数の半分くらいしか一緒にいなかった。)なので今回は家族最優先の旅。移動はあいかわらず多いが、年末年始の休みも手伝ってかなり一緒に過ごせる。ありがたや。

昨日は銀行・郵便局など平日の昼間でないとできないことや郵便物の整理をした。郵便物はふだんとまとまんがSkypeで見せてくれたりスキャンしてくれたりしているので大体ついていけているはずだったけど、スキャンからもれてしまっていたものもあったので、確認してよかった。

今日は晴れて洗濯物も布団も外に干せるのでうれしい。ただし日差しは要警戒。日焼け止めクリームを塗っていたにもかかわらず、水戸でほっぺたを焦がしてしまい、ヒリヒリ感がつづいた。ふだんいかに日に当たってないかということ。

みなさま、
帰国のお知らせがちっともぜきずごめんなさい。どうかどうか「連絡もらってない!」とお怒りになりませんように。こわっごわ送信いたしまする。

2010年12月20日月曜日

HPVワクチン公費負担状況 in 日本

HPVワクチン、インフルエンザインフルエンザ菌b型(Hib)、小児用肺炎球菌の計3つのワクチンに関して、11月に国(日本)の補正予算が成立した。市区町村がこれらのワクチン接種を公費補助する場合に、国が費用の半額を負担する。

共同通信の16日付けニュースによると、これらのワクチンすべてについて、公費で補助をしているまたはする予定の市区町村は全体の85.1%。ワクチン別では、HPVワクチンに対する補助をする市町村が全体の94.8%、Hibは89.2%、肺炎球菌は86.0%。

1年前、新潟県魚沼市が日本で最初に公費負担を決めた。11月現在、市内の中学1年生女性に対する摂取率は90%を超えているという。この背景についてとても興味ぶかい記事があったので、以下にご紹介。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101218ddlk15040063000c.html

2010年12月19日日曜日

日が長くなる

ピッツバーグで今年最も日が短いのは12月21日。日の出から日没までが9時間16分57秒。

今シーズン最も遅い日の出の時刻は 7:43 (12/29/10から1/10/11)
今シーズン最も早い日没の時刻は 16:53 (12/4/10から12/11/10)

今の私はこれでいうと、日の出前に出勤し、日没のころ帰ってきてる。どうりで暗いわけだ。もっとも、「昼間」も暗いんだけど。

まだしばらくのあいだ日の出の時刻は遅くなるけど、日の入りはもうすでに遅くなってきているのが希望。

CDC 性感染症治療ガイドライン 2010

CDC(米国疾病対策予防センター)から 性感染症治療ガイドラインが出ました。
前回のガイドラインは2006年のものなので、4年ぶりの出版です。
まだ読んでないので感想をかけませんが(はよ読まなね)、とりいそぎお知らせまで。

http://www.cdc.gov/std/treatment/2010/

2010年12月13日月曜日

春よ、はよ来い

寒い。朝も夕方も暗い。今日は今シーズン初雪かきをした。冬至はまだ来週だが、明るさだけでも早く取り戻したいよ。

州北部やもっと北や内陸の地方のことを思えばピッツバーグの雪や寒さなんてまだちょろいのだろうが、この気候にはなっかなか慣れない。車は泥だらけになるわ(目も当てられない)、道はすべるは、道路は混むは、雪で得することはあまりない。

寒い地方でお得なことは、家や建物の暖房がしっかりしてること。普通の生活では霜焼けになることもなし。

2010年12月9日木曜日

言葉の壁

今日はスペイン語を母国語とする患者さんとの会話に苦労した。といっても通訳の人がいたので、一番大変だったのは通訳の人なんだけど。通訳を介して話すときは、簡潔な言葉でひとまとまりが長くなりすぎないように話さないといけないのが難しい。

私がせめて患者さんの言っていることがすこし聞き取れるくらいにスペイン語能力があればいいのだが、たまにぽろっと単語がわかる程度でしかない。

患者さんー通訳ー私ー通訳ー患者さんー通訳・・・というようにいちいち通訳さんを挟まないとならないので、おそろしく時間がかかってしまう。

今日みたいなことがあると、スペイン語はやっぱりやらんといかん、と思う。何ヶ国語もしゃべるのは無理でも、スペイン語はニーズが高い言語だけに。今までスペイン語なしでいけてしまったのがラッキーだったというかむしろ不思議。母国語がスペイン語でも英語が達者な患者さんに恵まれてきていた。

言葉の壁に加えて、「婦人科検診自体が初めて」かつ「コンドームを使ったことない」かつ「他の避妊方法も使ったことないしあまり知らない」という状況だった。いろんな意味でハイリスク。こういう方にこそ「よくいらっしゃいました!ここは安心して相談できるところですよ!」というメッセージを心の底から送らないといけない。

2010年12月6日月曜日

ナイトガードの調整

仕事のあと歯周治療専門の歯医者にナイトガード(寝るときに歯にはめる器具)の調整に行くべく、わざわざ車で出勤したというのに、肝心のナイトガードを家に置いてきてしまった。これは、バイオリンの発表会にバイオリンを忘れていくことと同じくらいマヌケだ。(幸い私は発表会にバイオリンを忘れたことはないが、発表会の度に誰かがそういう目にあっていたのをおもいだす。)

ダウンタウンから家にナイトガードを取りに戻り、家から渋滞と雪のなか歯医者に車を走らせるのはものすごい無駄だった。無事に帰ってこられて何より。

来月もまた微調整に行かないといけない。早く落ち着くといいんだが。

2010年12月5日日曜日

アトランタで英気を養う

週末アトランタを訪ねた。先週 Thanksgiving の際に NY州の北の果てに行ったばかりなのに、今週はアトランタというと何だか毎週遊びほうけているように聞こえてしまうかも。。。

友達や先生と1年(人によっては2年)ぶりに再会してたくさん元気をもらってきた。週末だけだと時間があっというまにすぎてぜんぜん足りない。また機会を捉えて行くしかない。勉強や仕事の都合をやりくりして私に会う時間を作ってくれた友達・先生たちに本当に感謝!

Emory University Chorus と Concert Choir の歌う A Festival of Nine Lessons and Carols を1年ぶりに聞いた。やっぱり行ってよかった。2年前に私が歌ったのと同じ曲もあり、新しい曲もあり。 Dr Nelson と団員たちが作り上げた最高に美しいものを、聴衆の一人として満員の会場で味わえたのはこの上ない贅沢。
プログラムhttp://arts.emory.edu/documents/event/12_03_10_Festival_FINAL.pdf
写真1http://www.arts.emory.edu/
写真2http://arts.emory.edu/events/?trumbaEmbed=view%3Devent%26eventid%3D89972472

雪のピッツバーグに無事帰ってきた。今回は行きも帰りも飛行機の問題が少なくラッキーだった。明日からまた自分の大好きな仕事ができることに感謝して働こう!

2010年12月1日水曜日

日本での緊急避妊薬承認に関するパブリックコメント

緊急避妊のためのノルレボ錠の製造販売承認に関して厚生労働省がパブリックコメントを募集している。日本の女性が1日でも早くこの薬を手にできるよう、私も微力ながらコメントを送った。読者のみなさんもぜひ。

パブリックコメントへの提言の方法
「厚生労働省・パプリックコメント」案件番号:495100233
「ノルレボ錠0.75mg」の医薬品製造販売承認について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495100233&Mode=0


私が書いたコメント~~~~~
4年前まで日本で助産師として働いていました。現在は米国にて Women's Health Nurse Practitioner として産婦人科の診療所に勤めています。

避妊教育および避妊薬の処方が私の仕事の重要な柱です。緊急避妊薬は通常の避妊方法が正しく使えなかった場合のバックアップ方法として多くの女性の最後の砦だと実感しています。コンドームが破れたりピルを飲み忘れてしまったりと、どんなに気をつけていても避妊にはどうしても失敗が伴います。

失敗を失敗だと気づきながらみすみすやり過ごして妊娠するか、それとも緊急避妊薬を使って望まない妊娠を防ぐかは、女性自身の健康だけでなく彼女をとりまく家族、そして社会全体にも大きな影響を及ぼします。望まない妊娠は、妊娠を継続するにしろ、人工妊娠中絶を選ぶにしろ、女性の健康に多大な影響を及ぼすだけでなく、学業の中断、労働力の低下、また社会福祉への依存にもつながります。

今日も私は目の前のアメリカ人女性に緊急避妊薬の処方をしながら、日本の女性も早くこの薬が使えるようになってほしい、と切に願っています。1日も早くノルレボの製造販売を承認ください。

移民法に強い弁護士を探すには

米国市民でもグリーンカード保持者でもない外国人が米国内で働くにあたっては何らかの就業可能なビザがいる。ビザ申請の書類づくりに関しては弁護士なしで自前でやってもよいのだが、周りの人の話を聞いていると弁護士とやりとりした経験を持つ人のほうが多い。

私の場合OPTを経て H1B ビザを取る際、弁護士に正直苦労した。人柄はいい人だったけれど、移民法の専門家ではなかったため(あとでわかったことだが)、素人の私がしつこくしつこく「これで本当にあってますか?」「これって本当はこうじゃないでしょうか?」と確認しないといけないような状態だった。おかげで USCISウェブサイトを調べまくったりして勉強にはなったけど、ストレスが大きかった。弁護士は自分が選んだわけではなく勤務先が選んだので私にはどうしようもなかったが、餅はやはり餅屋に頼んだほうがよい。

で、どうやって移民法につよい弁護士を探すかだが、口コミ、周りの人の推薦のほか、移民法弁護士協会に相談する方法があるということを知った。このウェブサイトで
http://www.ailalawyer.com/ 地域や専門領域別に検索することができる。ただし、協会メンバーの弁護士がすべてこのリストにあがっているわけではないそうで、ここにリストされていない例えばA田B子弁護士が協会のメンバーかどうかを調べるには協会に直接問い合わせないといけない。

メンバーだからってエキスパートとは限らないが、ひとつの探し方として知ってて悪くない方法とおもう。

2010年11月28日日曜日

冬から晩秋の世界にもどる

500マイル、km でいえば 800km の道のりを無事に帰ってきた。休憩込みで9時間。やっぱり1日でやるときつい。朝は小雪がちらついて、車の窓に舞い降りた雪がそのまま凍って曇りガラスと化すのでこまった。Syracuse を抜けてBaffalo に近づくと青空になった。家の近所はまだ紅葉がちょっぴり残っていて、まだこの地は「温暖」なんだなと思った。

ホストファミリーは1ヵ月後にはニューメキシコ州に引っ越す。荷造りをたくさん手伝ってきたが、まだまだ大変だ。トラック2台で5日くらいかけて大陸をななめに(?)行くようだ。Mom が大切に育ててきた蘭はこの長旅(特に前半の寒い地方の部分)に耐えられないだろうということで、いくつかわが家にもらってきた。

2010年11月26日金曜日

感謝祭のお料理

今回の Thanksgiving dinner は3軒の家が集まった。 わがM家は両親、一番したとその上の弟、2番目の弟一家3人、3番目の弟とフィアンセ、ミシガンのおじさん、ミシガンのおばあちゃん、そして私。A家は一家3人、B家は一家6人。総勢21人。

最初はA家でスープ。 次にわが家でメインの七面鳥、マッシュとポテト、インゲン豆など。さいごにB家でデザート。こうしてご飯食べながらも、日本のとまとまんが元気かどうか気になって仕方なかった。旅の間はなかなか連絡がとれない。

感謝祭のための帰省


NY州のNorth Country という地方。文字通り「北国」。こういう道を延々走る。

この水曜日はもうむちゃくちゃであった。月・火とも別のオフィスに行っていたため仕事がドサッと机に山積みになっていたところに診察も大にぎわいで、さらにそこへ別のオフィスからの電話とか何本もかかってきて。。。ボスはとにかくもう帰りなさい、と言ったがぜんぶをそのまま置いていくわけにもいかず、どうしても急ぐものだけやってようやくオフィスをでた。

そのころには渋滞も緩和していたのかたいした混雑にもあわず、 Rochester, NY まで休憩込みで5時間半かけて走った。簡単なホテルに泊まり、翌朝残りの4時間を運転。1人で運転するのはすこぶるつまらない。ともかく無事に着いて感謝。

ここ北国に私のホストファミリーが住んでいる。15年前にミシガン州で11ヶ月にわたって私を預かってくれた人たち。年末にも彼らはニューメキシコ州に引っ越すことになったので、ここに私が来るのもこれで最後かも。

ねこヨガ

 出演: ナナコさんの愛猫、メアリーちゃん
彼女の柔軟性を見習いたいものです。

2010年11月17日水曜日

バイオリンのレンタル

小学生のころ、私はバイオリンに関して相当のワルだった。レッスンに行ってから次の週のレッスンまで楽器のケースすら開けないこともしばしば。母にも徹底して反抗。やっと高校生くらいになって少しまじめに練習した時期もあった。オーケストラをやっていたときはわりと練習してた。

留学にあたってはバイオリンは持ってこなかったので、帰省のときを除きかれこれ3年間ぜんぜんバイオリンを弾くこともなかった。ふとしたきっかけでバイオリンをレンタルすることにし、2週間ちょいまえに楽器屋さんに行った。最初の4ヶ月は$24.95 。5ヶ月目からは月々$17.50とのこと。今になってバイオリンを弾きだしたと知ったら、私のバイオリンの先生はお腹を抱えて笑うだろう。

最初店員さんが1台出してくれて、それでもう決められそうだったが、弾きくらべたいと言ったら、もう2台出してきてくれた。小さな部屋に案内されてそこで弾きくらべてみて一番気に入ったのを借りた。

ビギナー用ということもあって、高品質を求める方にはいまいちだろうが、楽器本体はそんなに悪くないとおもう。ともかく弾ける。ただ弓が問題で、軸の部分は木ではない素材。木製のより重い感じ。弾きづらい。(偉そうによう言うわ。)松脂はケースに付属。肩当ては別に購入。

早速こんどピッツバーグにある日本人の合唱団の人とローカルな舞台に立つことになったので、それにむけて練習している。日本の秋の歌など。

2010年11月14日日曜日

Emory Cares Everywhere

昨日はエモリーの卒業生や学生が世界各地でボランティア活動をする
Emory Cares International Service Day 2010 だった。
自分のコミュニティーに貢献しよう、恩返ししようというエモリー精神ならではの活動だとおもう。

大きな都市だと卒業生同士がどこかに集まって一緒に活動する。今年はどこに住んでいても、自分たった一人でも活動できるように、Emory Cares Everywhere  という新しい試みがあった。

「どこで何をします。」ということをオンラインフォームに書いて申し込むと、ちゃんといっちょまえに Tシャツを送ってきてくれて、気持ちは大きな都市のイベントにも負けずに地元で活動できるのだ。

私はピッツバーグ桜プロジェクトの植樹会に参加して、総勢80人ほどのほかのボランティアの人たちと一緒に18本(たぶん)の木を North Park に植えてきた。晴天に恵まれて作業もはかどり、予定よりも早く植え終わった。

ピッツバーグにいると、エモリーを知っている人は少ないし、エモリー のロゴをつけた車やTシャツを見ることもほとんどないし(周りは Pitt とか CMU のロゴが目立つ)で普段はさみしい。今回送ってもらった Tシャツを着て、世界中でおなじときに活動している 卒業生の姿を想像するだけでなんだかすごくわくわくした。看護学部のモットーである scholarship, leadership, and social responsibility の話をしてくれた Dean (学部長。今はワシントン大学に行ってしまった)の話や Service Learning のことを思い出して、またまた気持ちが盛り上がった。

2010年11月8日月曜日

時差14時間

日曜日に Daylight saving time (いわゆる夏時間)から標準時間に切り替わった。それによりアメリカ東部時間と日本との時差は13時間から14時間になった。この1時間がけっこうあなどれない。

私の仕事は午後4時で終わる(ことになっている)。時差13時間だと、急いで仕事を片付けてバスに飛び乗って5時に家に着けば、とまとまんを起こすのに間に合った。(日本時間の朝6時。)起こせないとしても、出勤までには間に合うことがほとんど。

時差14時間になると、午後4時が日本時間の朝6時にあたるので、もはや目覚まし時計の役目はできない。出勤する朝7時にぎりぎり間に合うかどうかというところ。(今日は間に合わず。)

逆にとまとまんの方は、夏時間の場合夜7時に帰ってこないと私を朝6時に起こすことはできなかったが、冬時間の場合は夜8時にスカイプすれば同じアメリカ東部時間の6時に間に合う。だから余裕。

とまとまん曰く、「時差13時間のとこに引っ越せばええんちゃぅん?」
私「時差13時間のとこ? ほんなん海の上やで」
(central time zone に引っ越したら、むしろ時差は15時間に開く。)

去年別のオフィスに勤務していたときは、オフィスまで徒歩5分のところに住んでいたけど、ピッツバーグに引っ越してバス通勤になったので、前ほど簡単でなくなった。

というわけで、仕事はなるべく定時に切り上げて、その分翌朝早く出勤する生活をやってみようと思っている。めざせ朝型人間だ。

2010年11月7日日曜日

東京25区について訂正

前の記事で東京25区について触れましたが、東京25区とはカリフォルニアはカリフォルニアでもでもLAに近い Torrance というところのことを指すと友達が教えてくれました。たしかに、カリフォルニアといえども広し。(日本の総面積よりも広い。)

ウィキペディアで Torrance の説明があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9_%28%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E%29

2010年11月4日木曜日

カリフォルニアの旅のサマリー

サマリーだけではもったいなさすぎるのだが、これ以上書くのを延期してはまずいので、今日という今日はともかくできるだけ書く。

先月のカリフォルニアの旅は2本立てだった。

1.日本人のナース仲間との時間
カンファレンスが始まる前の週末を利用して、カリフォルニアに住むナース仲間4人+家族に会うことができた。メーリングリストを通して知り合った友達、かつて大学時代にお世話になった先生、アトランタ医療従事者の会のときからの友達など。まったく初対面(といってもメーリングリストやスカイプではコンタクトしていた)の友達も2人いたが、まるでずーーーーっと前から知っているような感覚だった。

居酒屋でのご飯とおしゃべり、海岸沿いをサイクリングしてまたおしゃべり、顔にパックをしながらまたおしゃべり。料理を大量に作りつつおしゃべり。食べながらまたおしゃべり。ずっと話せる。

A子さんの職場でシャドーウィング(その名の通り彼女の影として仕事についてまわる)をさせてもらう機会にも恵まれた。自分の知らなかった仕事のあり方、またA子さんの活躍ぶりを間近に見られて、極めてエキサイティングな体験だった。A子さんは自分が目指す目標に向かって、これまでも今も努力を惜しまない。夢をかなえるにあたって今の自分に不足しているものがいろいろあっても、少しずつでも着実に準備をしていけば夢は実現するのだ、ということをみずから証明するような生き方をされている。彼女に勇気と元気をもらう。

聞くところによると、ハワイは東京24区、カリフォルニアの Torranceは東京25区という別名があるらしい。ミツワとニジヤという日系スーパーに行ったが、そこはもうほとんど日本だった。違いは円じゃなくてドルで値段がついていること。お惣菜の品揃えといい、試食コーナーといい、日本みたい。チャイナタウンの中国系スーパーも素晴らしかった。アジア食材・雑貨へのアクセスは、ピッツバーグは東京25区に完敗である。

先ほどのA子さんの職場でもアジア人をはじめいろいろな国の出身のスタッフが働いている様子が私にはとても居心地よく映った。

天気ーー青空~~~~

2.NPWHカンファレンス
10/13がプリカンファレンス、翌日から3日間が本カンファレンスだった。

三大収穫:
  1. 話しぶりから伝わってくる講師のパッション、ミッション。日本で11年前に会ったSさんとの再会も忘れられない。
  2. これから勉強すべきことがむっちゃいっぱいあることの再確認。(今回新しくなにか学んだというよりは、学ぶべき内容がごっっそりあるのだというリストをもらってきた心境。
  3. エモリーの同級生2名、先生2名との再会。
すばらしいプレゼンテーションは内容のみならず、話しぶりがすばらしい。CD-ROMを買おうと思っている。

子宮頚がん対策について話をする準備

こんど日本人コミュニティー向けに子宮頚がんについて話をすることになり、
お知らせ文を作った。昨夜草案を書いて、仲間とナナコさんに見てもらい、
今晩彼らの助言をもとに文章を練り直した。

ともかくお知らせ文だけ先に出しておかないと、当日お客さんゼロ、
スタッフだけ、ということになってしまうので、これだけ先に作ったわけ。
こんどはパワーポイントづくりや。
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『知って対策、子宮頚がん
  ~ワクチンと検診の2本立てで予防する時代の心得~』

みなさんの子宮頚がん対策は万全ですか?
  そもそもシキュウケイガンってな~に? 
  子宮頚がん検診ってどんなことするの? 異常と出たら不安だなぁ。
  小児科医が娘にHPVワクチンを勧めるんだけど、どうしようかしら?
  アメリカでは男性にもHPVワクチン接種をやっているらしいよ。
  日本では子宮頚がん検診のためのクーポンがあるってよ。え、ほんとー??


いろんな声が聞こえてきますねー

子宮頚がんとは、子宮の入り口の部分にできるタイプのがんです。
かつて子宮頚がんの予防は、検診によって「前がん状態」を早期発見し
本格的ながんになる前に治療を済ませることが対策の中心でした。

近年では子宮頚がんの大きな原因となるヒト・パピローマウイルス(HPV)
に対するワクチンが開発され、「前がん状態」をも未然に防ぐことをめざす
時代に入りました。

年齢に応じたかしこい予防策を立てることが肝心です。
今回はそのための基礎情報をみなさんにお伝えしたいと思います。
日本とアメリカの子宮頚がんを取り巻く事情の違いにも触れます。

また子宮がん検診のために実際にどのような診察を受けることになるのか
についてもお話したいと思います。不要な不安をとりのぞき、安心して
受診していただくためのお手伝いができたらうれしいです。

男性の参加も大歓迎です。子宮頚がんは私たちみんなの問題です。
みなさまのお越しをお待ちしています!

(中略)
プログラム(予定)
1.10:0010:45  パワーポイントを用いたプレゼンテーション

* 子宮頚がんとは

* 子宮頚がんの原因

* HPV感染からがん発症まで

* 子宮頚がんの予防方法

* 日米の検診・ワクチン事情の違い

* 検診に行こう!

* 異常検査結果がでたらどうするか

2.10:4511:15 質疑応答

(以下略)

わんさか陽性結果

先日近くの大学と専門学校を対象にクラミジアと淋菌感染症のスクリーニングをしたがために、
陽性の検査結果がわんさか返ってきてます。

患者さんへの電話、薬局へは薬を依頼する電話(あとで患者さんが薬局に薬を取りに行く)、それが終わったら州の保健省への連絡(オンラインで治療を報告する)、そういったことをばたばたとやってます。

2010年10月28日木曜日

手の届く価格の薬を処方すべく

保険に入っていなかったり、保険はあるけど処方薬のカバーがない(もしくは制限がいろいろある)患者さんに薬を処方する際、薬の値段が患者さんが買える範囲のものかどうかというのは治療のために欠かせない情報だ。処方箋を渡しても、それが使われなけば、単なる紙くずと化す。

大手スーパーや全国的に展開する薬局 などで安く手に入る薬を一覧表にしてくれたものを見つけた。http://www.gahec.org/pharmupd/Discount%20Rx%20List%20Aug%202010.pdf

これ以外には地元スーパーの無料抗生剤リスト http://www.gianteagle.com/media/content/giant%20eagle/rx%20-%20pharmacy/pages/free-antibiotics-list.pdf、$4.00の薬のリストなども活用している。http://www.gianteagle.com/Main/PharmacyDrugProgram.aspx?cntid=182262 (州を選ぶと薬の一覧が見られる)

で、これらのリストにはない薬で処方したいものがあるとき、かつ保険でカバーされるか不安で確認したいとき、個々の保険会社のホームページからformulary(カバーしている薬のリスト) を探し出して調べるのは常々面倒だと思ってきた。

そんな中、先日行ったカンファレンスでこのウェブサイトを紹介された。
http://www.fingertipformulary.com/

州を選び、薬品名を選び、保険会社の名前を選ぶと、 カバーしているかどうか教えてくれる。ひとつのウェブサイトでいろいろな保険会社の調べがつくという意味では画期的。ただ冒頭に紹介した表と違って一覧表ではないので、やはりひとつひとつ調べないといけない。

なんかもっと使いやすい検索サイトってないだろうか?
もしくはこのウェブサイトのもっと粋な使い方があるのか?
ご存知のかた、ぜひお教えください。

2010年10月27日水曜日

Deductible を払いたくがないために。。

アメリカの医療保険事情がフクザツなのは日本でも知られていると思う。保険と一口に言っても実にいろいろである。公的保険、民間の保険。同じ保険会社でもその中でまたいろいろプランがあるからややこしい!

deductible といって、年間一定額までは保険でカバーされず自己負担になるしくみがある。例えば deductible が500ドルとすると、年間500ドルに達するまでは自己負担、それ以後はあらかじめ決められた何割かが保険でカバーされる。個人で保険に入る場合、月々の保険料が低額なプランを選ぶと、それと引き換えに deductible が高くなる。

若くて元気で病気になる予定(?)もないような人、あるいは deductible 額が低いプランは月々の保険料が高すぎて払えないという人は deductible が高くなっても安い保険料を重視してそういうプランと契約する。

ほんとうは民間保険に入っているのにこのdeductible を払いたくがないために無保険を装って来院し、政府の予算による支援プログラムを利用して診察やマンモグラムをただで受けようとされた患者さんがおられた。「自分は働いているんだ!」と豪語された。

彼女の主張はつまり、自分は働いている=税金を納めて社会に貢献している=当然公的資金の医療を受ける権利がある、というわけである。

不況で州の税収も激減して、それによって州政府のプログラムもいろいろ縮小・削減が続いている。患者さんがこれまで利用してきた某プログラムも、例年よりも対象者を減らさざるを得ない状況。

そんななか、この某プログラムの理念としては無保険の人を優先せねばならない。先の患者さんからすれば、働いていない人が恩恵を受けて、自分が自費で医療を受けなければならないのは納得がいかない、ということになってしまうが、医療の末端のスタッフであるわれわれにはどうすることもできない。就労の有無や無保険にいたる背景にはいろいろな事情があるから、何をもって公平さを保つかはむずかしい。。。

政府の医療改革のすえには、このような話が過去の出来事として語れるだろうか。

2010年10月26日火曜日

かぼちゃの似合う季節

 
すっかり紅葉が進んでいる。今日は夕方から雨風激しかった。葉っぱがますます落ちちゃっただろうな。案外気温はあたたかいので助かっている。

気温といえば、カリフォルニアの天気はすんばらしかった。温暖な気候のところで生活すると人間だめになる、とか晴れてばかりは変化がない、という人もいるが、私は毎日晴れでも歓迎。

ただし、ハロウィンの飾りつけ用のかぼちゃ(オレンジ色の)は、ペンシルバニアのこの季節にすこぶる似合う。LAの住宅地でぽつねんと玄関先に置かれたかぼちゃのすぐ脇に椰子の木がにょきにょき生えているのはミスマッチであった。

カリフォルニアの写真を前の記事に少しだけアップロードしたので、よかったらさかのぼってご覧あれ。カンファレンスの内容そのものと、カリフォルニアのNP/RNたちとの集まりについて後日ぜったい書かなくては。

性感染症スクリーニングのイベント


先週は市内の某大学(A大学としておこう)に出向き、また今週はオフィスの近所の専門学校(B校とする)の学生を対象に性感染症スクリーニングのイベントをスタッフ総出で開いた。

A大学の会場は寮の1階のロビ。館内には教室もいくつかあり、昼間でも学生の出入りの多いところ。多くの学生がゲームやクイズに参加してくれた。そして希望者がクラミジアと淋菌感染症のスクリーン検査(尿で)をうけた。B校の場合もほぼ同じ内容だが、学校がすぐ近所なので、私たちのオフィスを1日開放して学生さんに来てもらう形を取った。

ノリよく学生たちをよびこんでくれるのは、ジェニーの役割。(彼女は普段から地域で若者を対象にいろいろなライフスキルを教えているスタッフ。)メディカルアシスタントのリリーは必要な用紙(同意書など)を手際よくまとめて学生さんに対応。メディカルアシスタント学生の2人が尿検査の検体を取り扱う役目。オフィスマネジャーは受付を手伝いつつ、出入りする学生さんたちにさわやかな挨拶をおこたらなかった。雰囲気づくりにかなりプラス。

私は患者さんと簡単な個別面談。「今日の検査はクラミジアと淋菌の感染症をスクリーニングするためのものです。HIV、梅毒などの検査は含まれていません。結果はいついつ。。。」などということを一人ひとりに手短に説明し、患者さんの質問に答え、込み入った相談事や何か症状のある学生さんには 予約をとって後日オフィスに来るようにすすめる、というわけだ。

ゲームに参加するだけ、お菓子を食べに来るだけ、という学生もいるが、お菓子につられつつパワーポイントのプレゼンテーションに耳を傾けたり、最終的には「やっぱ検査を受けてみよう。」と気になったりする学生さんもいる。

スクリーニング検査を受けた学生さんには冒頭の写真のようなグッズをまとめて紙袋に入れたお土産を渡す。

8月に市内のある地区のお祭りでブースを出したときは、半日頑張ってもスクリーニングテストを受けた人は6人どまりだったが、今回はいずれの日も40-50人の参加が得られた。(検査を受けたかった学生を入れたらもっと。)近所のおばさんやおじさんに目撃されかねない場所より、学校のような同年代の人の集まる場所のほうが気軽に検査を受けやすい、という面は大きいだろう。ある先生は自分のクラス全員を率いてイベントに参加し、自らもスクリーニング検査を受けて生徒の抵抗感を少しでも減らそうとしてくださっていた。あっぱれであった。

こういうイベント類はとても疲れるんだが(1人1人に十分時間がとれないわりに、書き仕事は結構あったり)、患者さんが診察に来る敷居を少しでも低くすることにつながればとてもうれしい。

2010年10月24日日曜日

Palm Desert からの帰り道の話

以下はカリフォルニアから帰る飛行機を待っているとき(先週末)に書いたメモ。

Palm Desert から LAXま でのドライブは、リッキーさんというC州のNPを乗せた。彼女がカンファレンス会場の掲示板に「LAまで車に乗せてくれる方があったら電話ください。」というメモを張っていたのを私が見て、乗っけてあげることにしたのだ。この話をその晩とまとまんにしたら「本当にその人はカンファレンスに来ているNPなのか?」と心配するので、私も少々不安になって帰る前々日のうちに電話で呼び出して面接(?)した。ちゃんとカンファレンスの名札をぶら下げでいたので安心したと とまとまんに伝えた。当日2時間あまりのドライブはそういうわけで話が弾んで行きよりも短く感じた。

以下おぼえがき。

・手荷物に空気枕と上着とラップトップのアダプターを入れるのを忘れないこと

(帰りの飛行機にこれらを全部預け荷物に入れてしまい失敗!! 急遽LAという字の入ったトレーナーを購入)

・アメリカ国内とはいえ、東海岸から西海岸へのフライトをなめたらいかん。(ながい。)

・帰りの飛行機を待っているとき、乗り継ぎ便を待っているときが一番孤独。ワシントン・ダラス空港を始めて使った。日本との往復の際、この空港で乗り継ぎ便をまちぼうけしてくれているとまとまんに改めて感謝。

2010年10月20日水曜日

夢のあとの仕事山

カンファレンスのことをはじめカリフォルニアでの出来事をいろいろ書きたいが時間がないー

飛行機泊もいれて9泊10日の旅をしている間に、メールの山ができ、
仕事場では仕事の山ができ、
なかなか追いつけなくてなかなかしんどい。

オフィスを空けた1週間(祝日があったので正確には実質4日間だけなんだけど)のあいだ、代わりのNPが来てくれていたのだけど、異常検査結果のフォローアップとか医師との細かいコンタクトとか、そういうのはやってもらえないので、やはりたまってた。ひとつひとつの仕事はたいしたことないんだけど、積もると「量」なのだ。

あと、時差(たった3時間と思いきや、あなどれぬ)と帰りの飛行機であんまり寝れなかったこととか、いまだにひびいちゃっているような。

ジムにも足が遠のいてしまってる。いつものペースを取り戻さないと。

日暮れも早いが朝も暗い。朝7時でもまっくら。うぇーん。

子宮頸がんワクチン無料化への動き

現在日本では地方自治体のレベルで子宮頸がんワクチン接種の助成がすすんできているが、これは国レベルの話。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100701000804.html

2010年10月15日金曜日

カンファレンス2日目

昨日がプリカンファレンスで、今日から本カンファレンス。

きょうも一日(9時過ぎまで)盛りだくさん。
座ってばかりいるので、腰が痛い。
夕方ちょっとだけ外を歩くと、夕焼けに山の端がきれい映えていた。

超リゾート地にいるのにもかかわらず、ほとんど建物の中にいてもったいないような。
でもセッションを聞き逃してまで遊びに行く気にもなれず。
お金を貯めていつか戻ってくればいいや。(貯まることがあれば。)

とまとまんも来られたらよかったのに、と思うけれども、もし来ていたら
おそらく彼を一日中自由行動(ほったらかし)にしてしまった可能性が大なので、
来られなくてよかったのかもしれない。

会長の Sさん はいつも人に囲まれて忙しそう。
タイミングを見計らって話をした。
実に11年ぶりのハグ。
感慨深い。

この人がある意味わたしの人生の流れをおおきく変えた人。
11年前はNPになりたいとこそ思わなかったけど、彼女のような働きを
できる人になりたいと思った。
留学を考えたときも就職を考えたときも、メールを送るたびに
丁寧なメールを返してもらった。

自分以外に clinician のいないオフィスで働いていると、正直非常に孤独に感じることも
少なくない。こうして彼女と再会し、また長年パッションを貫いて
各地で働いてきた人たちを前にすると、とても心づよくなるし、また
自分の原点にもどる気がする。2000年ごろだったか、神戸で開かれた
アジア性科学学会に行ったときと同じような、いやそれよりも強烈な
ワクワク感がつづいている。

F先生、今はフロリダで働くRさん、モンタナで働く Lさんらと
ちょっとした同窓会になった。2年分たまった話はなかなかしゃべり終わらない。

今朝は会場にギリギリについたので、ご飯にあまりありつけず。
明日は早く行こう。
スポンサーの展示もまだ半分しか見終わっていない。

ねむくて、シャワー浴びるのめんどくさいが、がんばって浴びよう。

2010年10月13日水曜日

Palm Desert 到着

Palm Desert への道。
道路わきにひろがる発電用風車。

金曜日、仕事の後バスであわただしく空港に向かい、ロサンゼルスに飛んだ。直行便なのに遠かったー (帰りは乗り継ぎ便だからますます遠いな。。。)

週末をNP、CNS、CRNAの友達とすごし、今日ロサンゼルス空港でレンタカーを借りて、午後Palm Desert に無事到着。

明日からいよいよカンファレンス。週末があんまり充実していたのと、友達と話しながらいろんなことを考えていたのとで、もはやこのままPgh に戻ってもいいんじゃないか、というぐらいの満腹感(こころもお腹も)。

気合を入れなおして、4日間のカンファレンスを楽しんで来よう。

2010年10月7日木曜日

旅の前のドタバタ

いよいよNPWH (National Association of Nurse Practitioners in Women's Health)のカンファレンスが来週に迫った。それに先立って明日仕事のあとLAに行く。(ちょうど月曜日が祝日で3連休になるので。) 明日はいつもと違うオフィスへの出勤なので、今日のうちに片付けるべき仕事を終わらせてきた。机も拭いてきた。1週間パートのNPが代わりに来てくれる。

洗濯した。飛行機のチェックインした。持ち物リスト作った。(詰めるのは明日)。こっちは寒くなったがあちらは暖かそうだ。という感じでまだばたばたしているが、なるべく忘れ物ないように+安全に行ってこよう。バスの時刻をもう一回調べておかねば。

2010年9月30日木曜日

ブロークン・イングリッシュ??

ピッツバーグという土地柄、去年勤めていたオフィス(ピッツバーグから車で1時間ちょっと)よりもいろいろな国の患者さんと出会う機会が多い。

アジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカなど世界各地出身の患者さんと会話することはとても刺激的で私は大好きだ。お互いに言葉がままならないと、やっぱりコミュニケーションは大変だ。でもお互いの持てるものを総動員してがんばるから、そのぶんやりがいがおおきい。

アメリカ人のスタッフは外国出身の患者さんが話す英語のことをブロークン・イングリッシュだと言う。ブロークン・イングリッシュと聞いたら、片言のたどたどしい話しぶりを想像しがち。しかし実際に患者さんを目の前にしてみると、英語を話すのも聞くのも何の問題もないことのほうが多い。ただ発音は母国語の影響がでるから、聞き手としてはよーく集中して聞いて、自分の頭の中で聞こえてこない音を補ったり、余計な音を削除したりする作業が少しいる。

アメリカ人にとってブロークン・イングリッシュというのは、発音が米国風でないというくらいの意味、あるいは米国風の発音でないと聞き取りにくくて思わず張っちゃいたくなるレッテルなのかなと思う。その意味で言ったら、私の話す英語なんてブロークン・イングリッシュの最たるものだ。

えらそーに聞こえてしまうかもしれないが、アメリカで生まれ育ち英語を母国語とする人であっても、必ずしも英語が使いこなせているとは限らない。言葉の使い方が不正確だったり、自分の症状を 5W1H(what, when, where などなど)にそって説明できず、ただただ "You know? You know?" と繰り返したりする人もいる。(何回 "you know?" と言われても、ちゃんと話してくれなきゃ分からんぞ~~~)

というわけで、ネイティブスピーカーとの会話のほうがよっぽど大変ということはよくあるので、発音にちょっと特徴があるくらいで外国出身の患者さんの英語がブロークンとか言われちゃうのはなんか腑に落ちない。

2010年9月29日水曜日

遠慮しない人生: マラソン選手の出産

Runner's World という走る人(または走りたい人)向けの雑誌がある。その10月号に Great Expectation というタイトルで 女子マラソンの世界記録保持者であるPaula Radcliffe(英国)とアメリカ人の長距離選手 Kara Goucherのインタビュー記事があった。この expectation という言葉には期待という意味と、妊娠という意味がかけてある(と思う)。なんと2人そろって本日9月29日が出産予定日であった。Runner's World のウェブサイトによれば、Goucherは26日、Radcliffeは今日それぞれ無事出産したとのこと。

Radcliffeは36歳、今回3年ぶり2人目の出産、そしてGoucherは32歳初産。マラソン&長距離選手にとって妊娠・出産はキャリアに大打撃を与えかねない一大事。オリンピックは4年に1度しかないし。そんななかどのように妊娠を計画したか、また妊娠中も無理こそしないものの意欲的にトレーニングを続けてきたかが記事から読み取れる。

走ることも妊娠することもどちらも大事なことで、人生で成し遂げたいことは遠慮せずにやるんだ、という彼女たちの気迫がものすごく刺激的である。

この記事を雑誌を持っていない人にも紹介したくてウェブサイトを探したら、あった!
http://www.runnersworld.com/article/0,7120,s6-238-275--13639-0,00.html

インタビューの冒頭はビデオで見られる。
http://rwdaily.runnersworld.com/2010/09/congrats-kara-and-adam.html

2010年9月28日火曜日

Women's Health Calendar の無料配布

米国政府の Office on Women's Health が出している Women's Health Calendar の2011年版の受付が始まっている。アメリカ国内(アメリカ領と米軍基地含む)のみへの発送だが希望者に無料で配布されている。

今年2010年の分ははPDFファイルで閲覧・印刷できるので、内容が気になる方はこちらをどうぞ。年齢・リスクファクター別スクリーニング検査の一覧、薬のラベルの読み方、セカンドオピニオンについて、またとても品のよい解剖図などが載っている。
http://www.womenshealth.gov/pub/2010WHCalendar.cfm

2011年版の申し込みはこちらから。
http://www.womenshealth.gov/pub/calendar/

2010年9月27日月曜日

葉酸を含む経口避妊薬の誕生

9月24日、FDA(食品医薬局)が葉酸入りの経口避妊薬Beyaz を承認したとのニュースを読んだ。避妊薬としては従来のYazと内容的一緒。これに葉酸の代謝産物である levomefolate calciumを足してあるところが新しい。

葉酸の摂取は二分脊椎をはじめとする神経管閉鎖障害の発生を予防する。だから妊娠しうる年齢にあるすべての女性は1日400マイクログラム(0.4mg)の葉酸を摂取するよう勧められている。食事だけでは不足していることが多くて、葉酸単独のサプリメントもしくは総合ビタミン剤から必要量を確保する必要がある。でも実際のところ私の出会う患者さんでそれを実践できている人は少ない。

なんてったって、アメリカの妊娠の半数は予定外の妊娠である。神経管閉鎖障害の予防という意味でいうと、本人が妊娠に気づいてから葉酸摂取を始めたんでは時すでに遅し、ということが十分考えられる。(妊娠初期が特に大事な期間) ピルを飲んでいても飲み忘れなどで予期せぬ妊娠が起きることはあるので、ピルに葉酸を足してしまおう、という発想は手っ取り早い。(むしろ今までなかったのが不思議なくらいかも。)

ま、現実問題としてはブランドのピルは高い。そういうわけでBeyaz が出たからといってそれで恩恵を受ける患者さんは限られてしまうが、選択肢が増えたことは歓迎。

FDAの出している記事はこちら
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm227237.htm

2010年9月26日日曜日

初10km レース完走

Richard S. Caliguiri City of Pittsburgh Great Race の10km部門に参加した。参加者に配られたTシャツ。色が写真でうまく写っていないけど、地は紺色。左上に描かれているのはダウンタウンの風景。

大会史上初の14000人が申し込んだというこの大会、10km部門で7958人、5kmでは4085人が完走した。10km部門では、市の東に位置するFrick Park を出発点として、Carnegie Mellon Univercity、University of Pittsburgh、Carlow University の前を通り、Boulevard of Allies から Mononhahela川を下に眺め、最後はダウンタウンのある三角州、Point State Parkでゴールする。

いや~、よかったー。32歳にして初めての10kmレース。1kmあたりのタイムは5月に出た Race for the Cure の5kmよりよかったので、練習の成果があったというもの。沿道の声援は素直にうれしかったし、CMUやDuquesne Univ のブラスバンドが演奏してくれていたのもよかったし、ゴール地点でもバナナの味は格別だったし、一緒にこの思いを友達のP子さんと味わえたのもよかった。給水地点をはじめいろんなところでボランティアをしてくれた人々に感謝。

5kmのときよりも慌てずまんべんなく走れた気がした。前回5km、今回10kmが無事走れたのなら、次はハーフマラソンが目標かも?

以下覚え書き
・出発点付近のトイレは長蛇の列。それ以上にスタート地点の列は長い。どっちみち自分のタイムは自分がスタート地点を通過してからゴール地点に至るまでの 実タイムになるので、先頭が出発したあとでもトイレを心ゆくまでゆっくりと済ませて、それからスタートしても全く問題ない。最初の1-2kmは大渋滞なの で、遅れて出発するくらいのほうが、むしろタイムはよくなるかも。
・寒かったら保温のためにゴミ袋をかぶっていってよろしい。(たくさんの人がやっているので恥ずかしくない。)
・給水地点が何キロ地点であるかは 一応頭にいれておくべし。
・参加予定者は大会前日、前々日に開かれる expo会場にゼッケンや参加賞のTシャツを取りに行く。この会場でランニングシューズやランナー用のいろいろなグッズを売っていた。
・ダウンタウンの駐車場、またダウンタウンから出発地点まで行くシャトルバスはとても混んでいた。

2010年9月23日木曜日

異様な白斑

何ヶ月も前のある日、通常通りパップスメア(子宮頚部の細胞診)を行っていると、直径1cmちょっとの白斑が頚部に見えた。分泌物がついてそのように見えることもあるので、綿棒でぬぐってみたが取れない。そういうものが見えたということを患者さんに伝えたうえで、念のためにコルポスコピー(頚部を拡大してみる特別な顕微鏡を使った診察)での診察をお勧めする、と伝えた。

2週間後くらいに戻ってきたパップスメアの結果自体は全く問題なかったので、それでもあえてコルポスコピーを強行することは「やりすぎ」に終わるのではないかと私は思った。あいにく自分はまだコルポのトレーニングを受けてないので、別のNPにわざわざ来てやってもらうことになる。だから彼女が来る日(月1-2回のみ)にあわせて患者さんには再来院してもらわないといけない。患者さんの時間的&手間的負担、またほかのNPに対応してもらわないといけないということを考えると、もし全く問題ない所見だったら「ただ小芋の心配しすぎでした。」ということになり、恥ずかしいことになるな、と思った。

それでも白斑の見た目がどうも気になって、コルポの予約を患者さんにやっぱり取ってもらった。患者さんが急用でキャンセルしたり、逆にNPのほうが家族の事情で急に休まなければならなかったりして、パップスメアから数ヶ月たってようやくコルポが実現した。

で、担当したNPに所見を聞いたところでは、結果は頚部にお酢をつける前はたいして目立つ白斑ではなかったけれども、お酢をつけた途端にかなり頚部の広範囲に病変が見えたと。印象としてはCIN 2 (中等度異型性)だと。今まだバイオプシーの結果まちである。

似たような白斑を伴った患者さんが前にあって、そのときはコルポ診上はまったく問題なく nabothian cysts (ナボット嚢胞)が複数見られただけだったと担当NPより報告を受けた。そのときは「あー、やっぱり私が単に心配しすぎだったんだな。」と思った。今回の例は「なんか変」と思った自分の感覚を信じたがためにそれが役立った(と思われる)例であった。

2010年9月20日月曜日

食事の回数

肥満の患者さんで1日1食から2食しか食べてないという方が多い。
忙しいからというだけでなく、経済的に3食もやってられない、ということも少なからず。

3食食べていたとしても、野菜や果物は非常に少ないというが珍しくない。「野菜なんて高い!」と。

栄養に関する知識、その知識を生活に生かせるだけの経済力(料理ができる設備・環境を整えられるかも含めて)、またそれ以前に健康を維持したいという気持ちそのものなど、いろいろそろわないと健康的な食事って難しい。

2010年9月19日日曜日

翻訳家になる夢

小学校4年生のとき、ミヒャエル・エンデというドイツ人の書いた『ジム・ボタンの機関車大旅行』という本に夢中になった。もちろん読んだのはドイツ語の原書ではなく、日本語訳されたものだ。

残念ながらいまはもうどんな内容の物語だったのかぜんぜん覚えていないのだが、当時はこの本があまりにおもしろかったばっかりに、「本やく家」(翻訳家と書けなかった)になろうと思ったほどだった。おもしろいお話を他の人よりも先に読んで、それを日本語に書き換えるのは絶対に楽しいだろう、と考えたわけ。国語の時間に作った10歳の記念誌にも翻訳家になりたいという旨の作文を書いた覚えがある。

さて時はそれから20年以上経過。自分の専門分野に関する記事などをときどき訳すことがある。本というほどの長さのものではなく、数ページなどの短いものなのだが、それでも1パラグラフに延々悩んでしまったりで、まったくはかどらない。

というわけで「翻訳家」というには程遠いんだが、10歳の自分がいまの自分をみたらちょっとうれしくなるかもしれないと思って、気を取り直してがんばる次第。

2010年9月15日水曜日

粋な誕生日

今年の誕生日はいつもにもまして特別だった。

職場では定番のケーキに加えてわざわざ日本食品・雑貨のお店まで行って買ってきてくれたという雪見大福みたいなアイス(抹茶・マンゴー・チョコレート味)で祝ってもらった。バースデーカードには、寄せ書きに混じってなんと「お誕生日おめでとう」と日本語で書いてあったーー日本人の店員さんに書いてもらったそうな。演出・工夫にびっくり。みんなの気持ちに感謝。

夜はハウスメイトのナナコさんともう1人の友達と料理を囲んだ。3人の持ち寄ったおかずでなんとも贅沢な食卓。心置きなく食事とおしゃべりを楽しんだ。メールやFacebook上であちこちからもらったお祝いメッセージにはまだ返事が追いついていない。みんな超忙しい人たちなのに、マメにメッセージを送ってくれて頭が上がらない。私のことを気にかけ大事にしてくれる友達と家族に恵まれて、私は幸せものだ。心の底から感謝。

2010年9月13日月曜日

秋到来

夏終わっちゃった。

A国出身の患者さんのスクリーニング・デー

今日はアジア某A国出身の患者さんを対象としたスクリーニング・デーだった。

BさんというA国出身の方が予約の段階から患者さんのコーディネートなどに協力してくださっていた。今日Bさんは患者さんが問診表を記入する手伝いをしたり、診察室での通訳をしたり、1人何役もこなされた。最後にはオフィスの電話を使って、患者さんに代わって病院の放射線科に電話をし、マンモグラムの予約を取り付けるというというところまで粘り強くやってくださった。

今日みえたA国出身の患者さんのなかには、もう何十年もアメリカに住んでいて英語が堪能な方がいる一方、ほとんど英語を解さない方もある。英語が堪能でも、やはり英語の問診表を理解して書き込むのはなかなか骨の折れることで、Bさんの存在がなければ今日のスクリーニングは成り立たなかったといっても言いすぎでない。

Bさんは昨年もわがオフィスでのこのような催しを手伝ってくださったと聞く。どのようにBさんとわがオフィスがコンタクトを持つに至ったのか、ボスに聞こうと思いながらまだ実現していない。

ピッツバーグにはA国にかぎらず、いろいろな国から短期・長期に移り住んでいる人がたくさんいる。保険があるかどうか、また支払い能力があるかどうかだけ でなく、言葉や文化的ハードルが高くてなかなか診察にたどりつけない人は山といるだろう。今回のような催しはA国以外の国出身の患者さんにも応用できる、というかむしろニーズ大だとおもうが、Bさんのような方のサポートがないと実務は厳しい。

私は学生のときにA国出身の友達がいたので、「こんにちは」などの簡単な挨拶はなめらかに(自称)言えるんだが、それを聞いた患者さんがA語でわーっとまくし立ててこられたりすると、まったくお手上げである。もっと習っておくんだった。

2010年9月12日日曜日

Laurel Highlands の旅もよう

先日とまとまんが来ていたときの様子をダイジェストでお届け。
天気に恵まれました。Ohiopyle 州立公園の川この川沿いの道ををOhiopyleからConfluence という隣町まで往復22マイル(35km)走りました。自転車はレンタル。1時間5ドル。弁当とおやつの休憩を入れて4時間で自転車屋に戻りました。
影のとまとまんと私。

Hartwood Acres の庭を歩いているところ。またがんばるぞ。

2010年9月9日木曜日

巨大なしこり

つい先日胸のしこりに気がついたと。

そのサイズたるや、わたしの手のひらサイズといってもいいほど。
気がついたのが本当に最近なのか、むしろずっと気がついていたけど
今になって一念発起して診察に来られたのか。

彼女は持病の経過観察のため ある専門医に定期的に通っていたそうだが、
いわゆる かかりつけの医療者を持たずに何十年も過ごしてきたと。

画像診断の結果(生検も必要になるかも)が良性であるように願うばかりだ。

無保険の人など乳がん・子宮がん検診から漏れてしまいがちな人を対象にした
無料の検診プログラムがあるが、困っていてもなかなかその情報にたどり着けず
検診の機会を逃している人は少なくないと思われる。

CDC's National Breast and Cervical Cancer Early Detection Program
http://www.cdc.gov/cancer/nbccedp/
情報は最も届けられるべき人になかなか届いていないのかもしれない。

多言語電話

診察する者が患者さんの話す言語を解さない場合、Language Line という電話サービスをつかって、電話の向こうの通訳の助けを借りて会話を成り立たせる方法がある。

が、今のオフィスには診察室に電話がない!

せめてひとつの診察室でいいから、電話をつけてくれ、とボスに頼んでいる。

患者さん自身が希望するということもあって、家族や友達などが通訳になるという場合が少なくないのだが、やはりこれは問題と最近よく思う。

通訳の人が必ずしも患者さんやわたしの言ったことをそのまま訳してくれない(または訳せない)ことがあるし、また家族や友達が「通訳」という役割を果たすのは結構大変なことであるし、診察室での会話は極めてプライベートなことも聞くので家族や友達が同席していたら話せない・話しにくいという問題もある。

たとえ患者さんが家族や友達をともなって来て場合でも、あえてLanguage Lineのプロ医療通訳のサービスを勧めるようにならなければと思っている。

2010年9月8日水曜日

とまとまんとの夏休み

とまとまんが夏休みをとってピッツバーグに1週間来てくれた。日本の会社員が1週間の休みをとるのはけっこう至難の業。さらに長旅に時差というハードルに負けずに来てくれるのはいつも本当に感謝だ。

けさ彼をを空港に送って、それから8時から4時までノンストップで仕事して(えらい忙しかった)、4時にひるごはんたべて、それから5時過ぎまで仕事の続きして、で家に帰ったら床で寝てしまった。仕事中はトイレに行く暇もないくらいだったので、とまとまんのことを考える頭の余裕もなかった。まぁ幸いだったかも。

とまとまん滞在中はピッツバーグから1時間ちょっと離れたところにある Laurel Highlands という地域に泊りがけで出かけた。州立公園にいろいろ行き(かなり広い公園がいくつもある)、サイクリング(自転車を借りられる)やハイキングを堪能した。Bed and Breakfact とよばれるタイプの宿に初めて泊まったが、これもすこぶるよかった。近場では Hartwood Acres という公園がピカイチであった。ピッツバーグの周辺にまだまだ自分が知らない素敵なところがいっぱいあるということがわかった。

というわけで、ブログの更新が遅れましたー。ごかんべんを。

2010年8月31日火曜日

たかがお祭り、されどお祭り

ピッツバーグ市内では、夏の間あちこちの地区で Community Festivalや Community Day などと呼ばれるお祭りが開かれている。http://www.city.pittsburgh.pa.us/parks/community_festivals.htmそのうちのひとつに職場のスタッフと一緒に出かけた。

ポップコーンや綿飴を作って配っているおばちゃんたちの隣に机を置き、そこにうちのオフィスのチラシ各種やいろんな種類のコンドームを並べ、また希望するひとには無料でクラミジアと淋菌感染症の検査を尿で無料で検査します、という設定だ。

綿飴のとなりに陣取っただけあって、たくさんの人がチラシやコンドームを手にしてくれたが、性感染症の検査もぜひ受けてみようという人は3時間で6人どまりであった。

あとでボスに6人だったと報告すると彼女はたいそうがっかりしていた。何十人という人が検査を受けることを期待していたらしい。しかし祭りのついでに性感染検査も、というのには抵抗のある人も少なくないのが現実。

というわけでボスには不評だったが、私個人としてはとても面白い経験をした。その地域はきれいに改装・メンテナンスされているアパートやタウンハウスと、手の入らないまま放置されている建物とが混在している。決して荒廃しているわけではないが、例えば日本人学生や会社員一家が多く住んでいる地区とくらべると雰囲気は結構違う。

お祭りに来ている人は、赤ちゃんから壮年の人までさまざま。平日の昼間にもかかわらず、20-40代くらいの人がとても多いのにびっくりした。地域の祭りのためにわざわざ休みを取った人もいる(想像)一方で、失業などの事情で普段から昼間は家にいるという人もきっと少なくなかったと思う(これも勝手な想像)。

ポップコーンや綿飴を作っていたおばちゃんたちは子どもたちから "Mrs. ○○" というように丁寧に呼ばれていて、とても敬意を表される存在であることが伺われた。10代と思われる女性が2-3人連れ立ってベビーカーを押している姿もみた。 

がん対策、精神保健対策、子どもの栄養支援、幼児教育など、いろいろな分野の団体が私たちと同様に机を並べてチラシやちょっとしたお土産(たとえばマグネットつきの大きなクリップとか)を配っていた。そういう人たちに自分と職場の自己紹介をしながら相手の活動について説明してもらうのも面白かった。

で、いろいろな人としゃべっているとものすごくお腹がすいたけど、ホットドッグやハンバーガーなどを無料で振舞っているコーナーもあったので、お腹も落ち着いた。

お祭り当日に性感染症検査を受けたのは「たったの」6人だっとしても、配ったチラシや私たちがその場に存在していたことがきっかけとなって、潜在患者さんの受診につながると嬉しい。でもそういう間接的な成果というのはなかなか数字で出せないんだよな。

City of Pittsburgh Great Race 申し込む

近くのスポーツクラブに正式に入会して早くも一ヶ月。目標を定めるべく、9月26日に開かれる City of Pittsburgh Great Race に申し込んだ。http://www.rungreatrace.com/

5月に参加した 乳がんサポートのための Race for the Cure のときは5kmだった。今度は5kmと10kmと選べる。せっかくだからと10kmのほうにしてみた。2人で申し込むと割引があるので、友達といっしょに申し込んだ。一人当たり16ドルくらい。Tシャツもらえるし、それ以外にもスポンサー企業のいろんなサンプルやら食べ物やらをもらうことになるので、かなりお得。ははは。

コースは、市の東部からダウンタウンのある三角州に向かって西に走る。5th Avenue や Boulevard of Allies などのかなり太い道をランナーのために通行止めにするらしい。だからかなりの優越感(?)とともに走れるだろう。Boulevard of Allies から下に眺める川や橋はきっときれいだろうな。まずは走り込みをがんばろう。
コース地図http://www.rungreatrace.com/course_map.htm

2010年8月23日月曜日

すべての患者さんにHIV抗体検査を勧める動き

男性同士のセックスやIVドラッグの使用など、いわゆるハイリスク行動をしている(したことのある)人にだけHIV抗体検査をするのではなく、基本的に13歳から64歳までのすべての患者さんに検査をすすめるべし、というCDCの勧告(2006)がある。

その背景には、リスクに基づいた検査だけでは不十分だったという反省と、がんと同様に早い段階で見つければ早く手が打てるということがある。事実、早い時期に見つけて治療した場合は、寿命への影響も非常に小さい。逆にHIV検査がなかなか行われないでいると、AIDSを発症したあとでようやく何かがおかしいといろいろな検査を始めてやっとHIV感染がわかることになり、治療がむずかしくなる。

CDCのこの勧告のなかでは、HIV抗体検査を受けるにあたっての同意書やカウンセリングは必要ない、ということになっているそうな。実は私今この記事で初めて知ったのだが。http://cme.medscape.com/viewarticle/725548

この勧告にもかかわらず、ペンシルバニア州の法律では同意書も検査前後のカウンセリングが必須である。カウンセリングは重要ではあるが、同意書を用意したり患者さんに読んでもらってサインしてもらう作業は、現場ではともすると「やっかいな一手間」ともなりかねない。(少なくともプラス5分かかる。)

Opt-out、つまり基本的に全例に実施し特別な場合のみ行わないという方針を取り入れれば、患者さんにとって「HIV抗体検査を受けるのは誰もがうける普通のこと」と捉えてもらいやすくなるばかりか、スタッフにとってもルーティンのお仕事として協力してもらいやすくなるというメリットもあるように思う。正直に言って、今一緒に働いているスタッフの間では、HIV抗体検査は extra なことという扱い。昼休み直前ともなればスタッフからの無言のプレッシャーを感じながら、笑顔で採血の依頼をしている私。

ドラッグなんてやったことないしー、パートナーとは一対一の性関係で、まったく自分はHIVと無縁よー、と信じて疑わない患者さんにも、「いやちょっと考えてみましょうよ。ほんとうにリスクはまったくないでしょうか? じつは新しくHIV感染がわかった患者さんの中にはあなたのような人も少なくないんです。だからこそHIV抗体検査が広く勧められるようになったんです。」と話を持っていきたい。

こちらのサイトには各州のHIVに関する法律が紹介されている。
http://www.nccc.ucsf.edu/consultation_library/state_hiv_testing_laws/

2010年8月21日土曜日

H家の火事のその後

先月H家の火事のことを書いた。http://koimokko.blogspot.com/2010/07/h.html

燃えた家は現在再建中。先日屋根がついたところで、これから外壁や内装が行われる。

ひさびさに会いに行ったのだが、どこまでも前向きなので驚いた。
「ちょうど夏休み中だったもんで助かった。」
「借家に移るまで、近所の人が交代で部屋を貸してくれて助かったんだ。」
「焼け残った地下にアルバムは置いてあったので、運が良かった。」
「保険が焼けたものを保障してくれるので助かる。」
「物がなくても結構生活ってできるもんなのよ。」などなど。

失ったものや不便なことを数え上げるのではなくて、大変な状況のなかでも恵みを見つけつづけている姿勢に感銘をうけた。

一緒にご飯を食べたり、居間でくつろいだりしたのだが、家や家具こそ違うものの、そこにはいつものH家の空気があって、なんだか同じ家にいるみたいな気持ちになった。

11月の感謝祭のころには元の家に戻れるかも、ということだ。

2010年8月14日土曜日

乳がんについて知らされていない患者さん

南アジアX国出身のAさん(60代)。息子さんと娘さんと孫1人と一緒に初診に見えた。

途中でAさんが「トイレに行きたくなっちゃいました。」とおっしゃるので、もちろんそうしていただいた。

すると娘さんと息子さんが大きな袋を抱えて診察室に入って来られた。「実は母は乳がんだったんです。落ち込むといけないので、本人には良性腫瘍だったと言ってきました。本人には乳がんだと絶対に言わないでください。これがX国で受けてきた治療のすべての経過です。」

腫瘍切除術ののち放射線療法を受け、さらにアロマターゼ阻害剤を飲んでいるAさん本人は本当に良性腫瘍だったと思っているのか?? 

そんなことを私は思ったが、そこは今私が突っ込むべきではないと思ったし、また大きな袋いっぱいのカルテや画像を紐解くのはやはり乳がん専門家がやるべき仕事だと思い、近くの病院を紹介した。

日本でもいわゆるがん告知はタブーとされていた時代があった。これはアジアに広く共通する考えかたなのだろうか。

2010年8月4日水曜日

聴覚障害のある患者さんとのコミュニケーション

聴覚障害のある患者さんが NP に質問があるといって電話してこられた。

リレーサービスと言って、会話を仲介してくれるプログラムがある。
http://www.parelay.net/whatis.asp
患者さんは仲介者にテキストメッセージを送る。仲介は私に電話をかけてきて、患者さんが書いた内容を読み上げてくれる。それを聞いた私は、患者さんに直接話しかけるようにしゃべる。それを仲介者がタイプして患者さんに伝える。それを読んだ患者さんが、私に対してまた言いたいことをテキストする。仲介者が私のためにそれを読み上げる。。

という具合に会話が進む。

外国語の電話通訳サービスと似ている。私のほうから聴覚障害のある患者さん(あるいは友達でもだれでも)と連絡を取りたいときも、711に電話をかけたらこのサービスが利用できるらしい。

日本でもこのようなサービスはあるのかな。私が知らないだけかも、と思って調べたら、やはりあるようだ。
http://barrierfree.nict.go.jp/service/case3/index.html#sec-a

パートナーに性感染症検査・治療を促す匿名メール

性感染症と診断された場合、パートナーにも治療が必要となることが多い。患者さんからパートナーに連絡をとってもらう必要があるのだが、すでに別れている場合や、同時に複数の人と関係を持っていた場合などは、連絡をすることすら難しいことがよくある。伝えることが関係性に悪影響を及ぼすことを恐れて、直接パートナーに伝えることを躊躇する患者さんもある。

そんなときに役立つかもしれないのがこのサイト
http://www.inspot.org/TellThem/tabid/58/language/en-US/Default.aspx/

パートナーや元パートナーに匿名のメールで性感染症検査を促すわけだ。いつくかフォーマットがある。文章のノリは割とふつーのものもあり、飛んでいるものもあり。。それに足してオリジナルメッセージを加えることもできる。自分の名前やメールアドレスを書き込むこともできる。

この方法は相手のメールアドレスが分かっている場合にしか使えないけど、ツールとして患者さんに紹介するには悪くない。

なお、クラミジア感染症、淋菌感染症、梅毒など特定の性感染症に関しては、患者さんがパートナーに直接伝える代わりに、州のDepartment of Health のほうから連絡を入れる方法もある(患者さんの名は伏せて)。ただ、ぜひそうしてください、という人はあまりいない。

上記のウェブサイトは以下の記事の中で紹介されていた
Expedited Partner Therapy for Chlamydia: A Q&A Session
By Susan Wysocki, WHNP-BC, FAANP, Jo Ann Woodward, MHI, WHNP-BC
http://www.womenshealthcarejournal.com/pastissue/spring-2010/

2010年8月3日火曜日

妊娠OKの状態でいることの価値

アフリカ某国出身の患者さん。子宮内膜症で腹腔鏡下の手術をされた経験あり。デポ・プロベラや経口避妊薬を使っていた経験もあるとのことだが、ここ数年はホルモン系の避妊薬は使っていなかったようす。

彼女がさかんに強調していたのは、「自分の文化では、体が妊娠できる状態であることがすごく大事なんです。」ということ。つまり、子宮内膜症の治療の一環として「避妊薬」を使うことはどうも心地が悪いと言うのだ。

今すぐ妊娠を希望しているというなら避妊薬を使うのは得策ではないけれど、そうでないならホルモン系の避妊薬を使うことは子宮内膜症の症状の抑制に大きな助けとなる。そうやって子宮内膜症を悪化させないことが、ひいては妊孕力(にんようりょく:妊娠できる可能性)を維持することにもつながる。

こういうトータルでのメリットを踏まえて、子宮内膜症の「治療薬」としてピル etc を使ってみようという気になってもらえればいいのだが、やはり「避妊薬」のイメージが強すぎるようで、なかなかもどかしい。。。

2010年8月1日日曜日

運動の効果

とまとまんが最近スポーツクラブの会員になった。
私も近所の2か所のスポーツクラブの「お試し券」が使い終わったこともあり、ついに会員登録をした。

散歩レベルの運動ではなくて、全身の筋肉と心臓にしっかりと負荷をかける運動を始めると、洗濯物はどっと増えるわ、あっちこっちの筋肉痛で苦しむわ。だけど体とともに気持ちの健康をも得るには、そこそこの負荷をしっかりかけたほうがいいらしい、と自分ととまとまんの観察から思う。

2010年7月27日火曜日

カンファレンス参加の申請

私の勤めている組織では、NP/PAスタッフは2年に1度自分の好きなカンファレンスに行けることになっている。与えられている予算と比べてカンファレンスの総出費(参加費・交通費・宿代など)が安くつけば複数のカンファレンスに参加することも可能だが、地元での開催でもない限り1回のカンファレンスの参加で予算は使い切ってしまうと思われる。(場合によっては足が出るかも。)

10月、念願のNPWHのカンファレンスに行こうと計画している。NPWHとは National Association of Nurse Practitioners in Women's Health のことだ。とっても充実したプログラムが計画されている。

「念願の」というのも、
07年の秋はまだエモリーに入学したばかりでカンファレンスどころではなかった。
08年の秋はNP試験やら就職活動に手一杯だった。
昨年09年の秋は、まだ手持ちの休みも少なかったし、「仕事」としてカンファレンスにいける権利もまだなかったのであきらめた。

そういうわけで今年ついに、なのだ。NPWH会長の Susan Wysocki さんの講演を日本で聞いたのが1999年。それから実に11年ぶりに彼女に会うことができる。さらにエモリーの先生たちもスピーカーとして参加されるので、再会できる。

そしてもうひとつ。Last but not least----メーリングリストで知り合ったカリフォルニアのNP仲間にもこの機会に会いに行ける。むちゃくちゃ楽しみだ。

ボスと、彼女のボスの承認が得られ次第、早速飛行機と宿を押さえよう。ピッツバーグからカリフォルニアに行くのって、なんだか外国に行くみたい。(時差もあるし、飛行機代も張るし) あ~、でも念願が何重にも叶うんだから、この機会は逃せない。

2010年7月20日火曜日

宝塚歌劇→歯科医→医学博士

宝塚歌劇のスターになった後、歯科医になり、さらに64歳で医学博士号を取られた桝谷多紀子さんを紹介した記事を読んだ。
http://www.med.kobe-u.ac.jp/info/2010/takaraduka_100601.html

年齢で生き方を固定せず、自分の熱意のままに目標をたててそれに向かって進んでいくいき方が実に格好いいと思う。

2010年7月16日金曜日

Janey Cutler さん 80歳の歌

Britain's Got Talent という英国のタレントショーに出た Susan Boeleさんを昨年紹介した。
http://koimokko.blogspot.com/2009/04/susan-boyle.html
日本でも彼女の歌声は話題になったと聞く。

今年も同じ大会の審査がすすんでいる模様。Janey Cutlerさんという80歳の女性の様子をぜひ見るように、と昨年のときと同じカナダの友人が紹介してくれた。
http://uk.video.yahoo.com/watch/7464575?fr=yvmtf

とーってもいきいきしていて、堂々としていて、あっはっはと笑い飛ばす姿が実にかっこいい。後に続く者のモデルたる人だ。

2010年7月15日木曜日

健診センターはアメリカにあるか

日本で人間ドックや禁煙支援を行っている 某健診センターに勤める知人から、「米国には同じような施設はないのでしょうか? 定期的な健診や予防医学的な視点でのチェックはどのようになっているのでしょうか?」 と聞かれました。

primary care を担っているhealthcare provider (医師とは限らず、ナースプラクティショナーやphysician assistant をふくむ)が定期的な健診や予防的介入の主な担い手です。言ってみれば、健診だけを行う施設があるわけではなくて、かかりつけの医療者(primary care provider、PCPと略す)のところで健診も突発的な病気の治療も慢性疾患の管理も行っているわけです。専門医の診察や入院治療が必要とPCPが判断した場合は、患者さんはしかるべき紹介先に出向くことになります。

日本の人間ドック実施機関に相当するものがアメリカで存在するかという質問に対しては、「もし仮にあったとしても一般的ではないと思います。」というのが私なりの回答です。

各種スクリーニング検査をどの時期にどのくらいの頻度で行うかについては、USPSTFという政府の機関のほか、各種専門機関(American Heart Association, National Osteoporosis Foundation, American College of Obstetricians and Gynecologists などなど) がそれぞれrecommendationやガイドライン を出しています。出所によって、当然ながら多少の違いがあります。

保険会社はUSPSTFなどのガイドラインを参考に、何をどこまでカバーするか決めています。保険会社にもよりますが、1年に1回のannual exam ないし well-woman exam は20-30ドル程度の co-pay (自己負担額)で受けられることが多いです。

USPSTFの情報に関しては、こちらから見られます。(専門化向け)
http://www.ahrq.gov/clinic/cps3dix.htm

一般向けに書かれたわかりやすい資料はこちらから。
http://www.womenshealth.gov/prevention/
一般女性向けの表。
http://www.womenshealth.gov/prevention/general/
リスクファクター別の表
http://www.womenshealth.gov/prevention/highrisk/
男性向けの表。
http://www.womenshealth.gov/prevention/men/

わたしは女性の定期健診を日常的に行っているので、その中で例えばマンモグラムのオーダーはよく出します。

2010年7月13日火曜日

在庫不足の薬

ヘルペスの治療に使う acyclovir という薬がある。安価な薬で、たとえば地元スーパー Giant Eagle の薬局では400mg 60錠 が4ドルで買える。ところが患者さんが処方箋を持ってあちこちの薬局に行っても在庫切れと言われ、結局別の薬を処方しなおすことがしばらく続いていた。

FDAのウェブサイトによると、この薬の在庫不足は終わったようだ。
http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/DrugShortages/ucm050793.htm

ちなみに今現在在庫不足が相次いでいる薬のリストはこちら。
http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/DrugShortages/ucm050792.htm

実はこのような形で流通状況が調べられることを知らなかった。たった今知った次第。

2010年7月12日月曜日

H家の火事

14年前、私が交換留学生としての1年の締めくくりのバス旅行でペンシルバニアに2-3泊滞在した際、ホストファミリーをしてくれたのがH家。彼らのまだ建てて数年の家が先日火事に遭い、2階建てのほぼ全てが燃えてしまった。暑くて乾燥していて、あっというまに燃えてしまったという。出火原因は調査中。

私は現場をまだ見ていないが、「ほんとうにひどいありさまだ。」、とH家のお父さんは電話で言っていた。次女で高校生の女の子が一番精神的にダメージを受けているとのこと。

私は幸いこれまで火事に遭ったことはない。過去の経験で言えば、アトランタからの引越しの際、先にH家あてに郵送した本が1箱届かなかっただけでも、その後何ヶ月も気持ちが落ち込んだ。まして家が丸ごと燃えてしまったH家の人々の悲しみは想像を絶するものがあるだろう。

H家の一家5人は、今のところ近所の人の家に何日かずつ泊めてもらっている。まもなくどこかに仮住まいをする予定。自分にたいした手伝いはできないかもしれないが、ちょっとした作業のためだけでもH家に顔を出したいと思っている。

2010年7月11日日曜日

スポーツクラブの見学

昨年小さな町に住んでいたときは、YMCAの会員になって、よく泳いでいた。ピッツバーグに引っ越してからは、スポーツクラブに入っていなかったが、ぼちぼち歩いたり走ったりはしてきた。ところが最近熱波が来て外を歩いたり走ったりしている場合じゃない!という天気が続いたので、これがきっかけでためしに近くのスポーツクラブ2件を見学した。

都市の施設だけあって、設備は充実しているけどその分それなりに会費は高く、どうしようかなー、と迷っている。無料で施設が使える1日(2日)フリーパスをそれぞれからもらってきたので、試すだけ試してみよう。

2010年7月10日土曜日

ちゃんと聴いていなかった -スカイプ使用中の失敗

スカイプで  とまとまん と話をするとき、必ずしもずーっと画面上の相手の顔を見ているわけではなくて、それぞれがGoogle ニュースをみながら感想を述べたり、場合によっては見つけた記事のURLを送りあったりして、一見ウェブカメラのほうを見ているようでも違う作業をしているということはままある。

だけど昨日は とまとまんの話をまっすぐ聴くべき場面で、話題とはまったく関係のないメールを見てしまっていた。当然 とまとまんは集中していない私の様子に気づき、話すのを止めてしまった。

謝っても、反省しても、ときすでに遅し。こちらの聴く態度が不十分とわかっては、とまとまんは「もういい。」と。

正直に言って、このような失敗は今回が初めてではない。相手の話をちゃんと聴くということを、スカイプだからこそまっとうにやらなくては、と昨日は大いに反省した。スカイプ上だと、反省の印に料理で頑張るなどといった名誉挽回の方法が使えないのも痛い。

ハウスメイトのナナコさんが、「一緒に同じ部屋にいたって、いつもいつもちゃんと話を聴いているとは限らないよ。」となぐさめてくれたが、ただでさえ物理的距離が遠いのに、そのうえ心理的距離まで離れてしまったら、もうなにもバックアップはない。危機になってしまう。

一緒にご飯を作ったり、買い物にいったりといった作業が一緒に出来ない分、私たちのコミュニケーションにスカイプに大きく依存している。とまとまんファンクラブ会長(自称)の名に恥じないよう、話を聴くということをもっと大事にしたい。

この件をわざわざ今日書いたのは、
1.自分のための戒め  という意味と
2.ほかの誰かが同じような失敗を起こすのを未然に防げたらという願い
から。

2010年7月8日木曜日

妊娠発見後の選択肢

予期せぬ妊娠を迎えた患者さんとは、3つのオプションについて話し合う。

その1.妊娠を継続し、赤ちゃんを育てる
その2.妊娠を継続し、かつ養子に出す計画をたてる
その3.人工妊娠中絶をする

言葉の使い方が大事。なるべく中立的な言葉を使うようにしている。

つまり、
その1. To continue pregnancy and parent baby.
その2.To continue pregnancy and make an adoption plan. (give up for an adoption みたいには言わない)
その3.Termination of pregnancy (abortion よりはtermination という言葉をつかう)

診察に来る時点で自分がどうしたいかかなりはっきりと決めている患者さんもいる一方で、月経が来ないなーとは思っていたけどまさか妊娠してるなんて!!!!という患者さんもある。心を決めていたつもりでも、気持ちは揺れていることも多い。だから短い診察時間中に患者さんの中で必ずしも結論が出るわけではない。

貧しい患者さんは、人工妊娠中絶にかかる費用がネックになって、妊娠を継続するほうがいい、という気持ちに傾いていることが結構ある。というのも、今現在健康保険がなくても、これから妊娠を継続する場合は 医療扶助の健康保険に入れるので、当面の医療費の心配はなくなるから。しかしそれだけの理由で妊娠継続を選ぶとしたら短絡的だろう。初期費用だけでなくて 長い目で見た経済的・身体的・精神的な負担&ベネフィットをも考えた上で総合的に考えられるヒントとなるような質問をなげる。

ベストな選択をするにあたっては、患者さん本人の価値観、宗教、パートナーや家族との関係などなど、いろいろなことがかかわってくる。

幸い妊娠に関する選択肢について無料で相談を受け付けてくれるカウンセラーを知っている。彼女の連絡先を患者さんに伝えることもよくある。

大きな町なので、人工妊娠中絶を行う施設はいくつかある。(田舎だとこうはいかない。)そのうちの1つの建物の前をときどき通るのだが、中絶反対派の人たちが中絶された胎児の写真を貼った大きなパネル(畳半分から3分の2くらいのサイズ)を持って建物の入り口に立ち、道ゆく人にビラをまいたりしている。手術予定の患者さんにとっては、結構なプレッシャーになりうると思う。単に通勤途中に通りかかる自分にとっても「人殺し」などと書かれたポスターが目に入るのは決して心地のよいものでない。

日本ではこのような社会からのプレッシャーみたいなのはあまりないと思うがどうか?中絶にたいする社会一般の見方が日本ではアメリカよりもずっと寛容というか。刑法上の堕胎罪は存在するものの母体保護法にそって実際に中絶を医療機関で受けることは難しくないし、施設の前で中絶反対派のアピールを目撃することもないだろう。(私の知る限り)

2010年7月7日水曜日

ブログ続けます!

先月はブログをはじめて以来最も更新回数が少なかった。今振り返るとなんだか情けない。さぼりはじめるとどんどんさぼってしまうが、ぽつぽつと友達が「読んでるよ。」とメールをくれたりするので、今日ひさびさに重い腰を上げた。

34-35℃の猛暑だ。ワシントンDCのほうはもっと暑いらしい。(2月の大雪のとき、ワシントンDCのほうがピッツバーグよりもさらに積もってた。またも気の毒なワシントン。)

あまりの暑さのため、市立図書館のうち冷房設備のないところは臨時閉館しているという。図書館に冷房がないところがあるくらいなので、個人の住宅やアパートで冷房のないところは結構あるだろう。貧しい家庭ほど猛暑の影響を受けるのが心配だ。

両親来る

今年は独立記念日の7月4日が日曜日だったので、振り替えで月曜日もオフィスは休みとなり、3連休でした。ちょうど日本から両親が訪ねてきて、あちこち案内しました。

まずは Just Ducky Tour (水陸両用の乗り物)でダウンタウン周辺を回ることからスタート。
それからケーブルカーで Mt Washington に登って街の概観をつかんでもらいます。
日本料理の茶屋へも行きました。

カーネギー美術館&自然史博物館は1日では回りきれず。

近くのファーマーズマーケットもしっかりおさえて。
母のリクエストにより、ショッピングモールも行きました。

毎日あそぶのもなかなか体力いるもんです。

ハウスメイトのナナコさんが快く両親を泊めてくださって、ほんとうに感謝でした。母は「ナナコ・レストラン(ナナコさんの作ってくださった手料理)よかったです!」と。ナナコさんと私がとシソを摘んで料理にいれたり、ゴマをすり鉢ですったり、ピッツバーグにいながらにしてせっせと和食を作って食べているのをみて、両親は安心したかな?

天井の写真

先日ラミネート加工した、カレンダーの写真はこちらです。今はもう診察室の天井に貼っています。

なぜか写真がタテになってしまうのが残念。

2010年6月25日金曜日

天井の写真 第2弾

各診察室の天井に古いカレンダーから切り取ったきれいな写真を貼り付けてから、もうたぶんかれこれ2-3ヶ月になる。反応は、「きれいですね。」「このアイディアいいね。」「ふふっ(笑い」などいろいろだが、おおむね好評。内診前の緊張を和らげるのにいくらかでも役立っているとおもう。

ある患者さんは、「もっと暖かい感じの写真のほうがいいな。」とコメント。たしかにその写真は秋っぽい風景だった。季節も夏になったことだし、ビーチっぽい写真に変えようと思い、今日はまた別のカレンダーの写真を切り取った。ペラペラなので、文房具屋でラミネート加工を頼んできた。明日取りに行ってくる。

冒頭で「各診察室」と書いたけど、アメリカの病院や診療所には複数の診察室があるところが多い。患者さんが先に診察室で待っていて、診察する医療者のほうが部屋を移動する。

2010年6月21日月曜日

ヴァーチャル・クリニック

避妊カウンセリングを学ぶためのヴァーチャル・クリニック。http://www.arhp.org/professional-education/medical-education-opportunities/virtual-clinic患者さんの状況が提示されたのを読み、クイズに答えながら学べる。患者さんの入っている保険や経済状況にも配慮して患者さんにふさわしい選択肢を考えよ、というあたりがいかにもアメリカらしい。

2010年6月19日土曜日

年次評価を受ける

先月提出した annual evaluation のフィードバックをオフィスマネジャー(以下ボス)から昨日受けた。

ボスのコメントは終始 positive であった。もちろん改善すべきこと(例えばタイムマネジメント)も当然言われた。けど「この半年でも改善してきたし、これからも自分たちはますますよくなるし、一緒にがんばろう。」という彼女の姿勢がとてもうれしかったし、このオフィスに移ってきて本当によかったと思った。

オフィスそれぞれにいろいろ特徴も問題も違うし、100%ハッピーな環境なんてのは存在するはずもないが、今のオフィスでこのボスと働けるようになったことは自分にすごくありがたいことだ。

あとボスは次のようにも言った。「自分は昔別の会社にいたとき75人の部下を持っていたこともあるし、随分たくさんの人のevaluation を読んできたけど、小芋のはその中で one of the most thoroughly written ones だった。これはぜひ今後も続けたほうがいい。」

がんばった甲斐があるー

シソの生長

4月初旬にナナコさんと とまとまんと3人でシソの種まきをした。
こちらは種まき後1ヵ月半の写真。
こちらは今日の写真。

2010年6月13日日曜日

リビング・ウィル

先月、ピッツバーグ日本人協会の企画で、
法律講座「アメリカで、安全に安心してポジティブに生きるために知っておきたいこと」
が開かれた。

アメリカで長く暮らすつもりの人にも、短期間の滞在予定の人にも役立つポイントを弁護士Yさんが解説してくださった。アパートを借りるときに注意すること、交通事故にあったらどうするか、などといった話のほか、リビング・ウィル、ラスト・ウィルなどの話もあった。

ウィル=will=意思であり、リビングウィルは自分が病気や事故で意思表示ができなくなったときに、どこまでどんな治療をしてほしいか、またしてほしくないか書く紙のこと。ラスト・ウィルのほうは自分が死んだあと遺産をどう分割してほしいかを書く紙のこと。

本人の意思表示がないと、本人の希望がかなわないばかりか、余計な時間やお金やもめごとが発生して家族や親しい人に迷惑がかかると。

こちらはリビングウィルの形式の一例だ。希望にそってチェックマークを入れるようになっている。日本にある臓器提供意思表示カードの手軽さとあまり変わらないかんじ。
http://www.senator-wozniak.com/images/Living_Will.pdf

2010年6月10日木曜日

年度末プレッシャー

わがオフィスの会計年度は7月始まり。で、今ちょうど年度末。

初診患者さんの数、10代の患者さんの数など、オフィスが掲げている年間目標の項目がいくつかあるのだが、その中で年次健診の数の目標だけがぎりぎり達成できるかできないかのところに今あるらしい。

それでボスはこれをなんとか達成すべく、非常に張り切っている。「がんばろう」と掛け声よろしいが、どれだけの患者さんが予約をされて、そのうち本当にどれだけの患者さんが実際にいらっしゃるかが「数」になるだけなので、私の頑張りが及ぶところではない。私は一日の予約数が多かろうが少なかろうが、ひとりひとりの患者さんと本気で向き合うだけだから。

私がいいケアをしたら、数ヵ月後、あるいは1年後に患者さんが再診に訪れるきっかけにはなるかもしれないけれど、これは月末までに結果のでる話ではない。

「あくまで婦人科健診」なのだから、単純に簡単にさっさと15分でカルテの記入までを終わらせてほしい、という圧力がくる。だけど、ちゃんとヒストリーもとらず、患者さんの質問にも答えず、なんの education もなく、ただチェック・チェック・チェーーック だけする診察だったら、なんの意味もないと思う。

患者さんに何も尋ねず、何もしゃべらせないーーそういうことは私はできない。誰の診察をしてもカルテの記入がほとんどおんなじになるような内容だったら、気持ち悪い。

2010年6月2日水曜日

避妊法の Medical Eligibility Criteria

5月28日に米国版の Medical Eligibility Criteria for Contraceptive Use がCDCから出された。従来のWHO版をもとに、米国内の事情(認可されている避妊法かどうかなど)を加味して書き直されている。まだサマリーしか読んでないが、これからじっくり目を通したい。
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr59e0528a1.htm?s_cid=rr59e0528a1_e

ちなみに避妊カウンセリングを担う人には必携の小さなガイドブック『Managing Contraception for Your Pocket』の2010-2012年版の にもこの文書が反映される予定。発売は今月下旬とのこと。楽しみだ。

2010年5月24日月曜日

メディカルアシスタントの評価

オフィスマネジャーから、メディカルアシスタントの評価表を書くように言われた。メディカルアシスタントの評価をするのはオフィスマネジャーの役割だが、NPが書く評価表が添付資料のひとつになるのだという。去年は一緒に働いていたもう1人のNPがこういうのを全部担当していたので私はかかわらなくてよかったのだが、今年はNPもメディカルアシスタントも1人ずつのオフィスにいるので、逃れられず。

優れた点を強調して書き、さらなる改善の余地がありそうな点に関しても具体的な提案を添えて書いてみた。

メディカルアシスタント歴20年以上のベテランスタッフということもあり、書き出すまでは気が重かったが、やり始めたら意外と難なく書けたのでほっとした。

どうせなら、オフィスマネジャーの評価表をNPとメディカルアシスタントそれぞれの立場からも書いたらいいんでないかと思った。(ちなみにオフィスマネジャーの評価はそのうえのボスがすることになっている。)

電話も手紙も大事

異常検査結果を患者さんに伝えるにあたって、電話と手紙とを両方駆使することが大切だと最近切に感じている。どっちかだけではダメ。(もちろん電話一本で患者さんにすぐつながったときはそれでよし。)

電話は携帯をなくして番号が変わっているかもしれないし、料金の支払いが滞っているのか回線が一時停止になっている場合もしばしば。患者さんが自分のの電話番号ではなく、姉妹やボーイフレンドの番号を自分の電話番号として申告していることもある。「折り返しお電話下さい。」とメッセージを残しても、本人の耳にそれが届くとは限らない。

一方の手紙も、出せども出せども患者さんからの反応がない場合は
1.手紙が届いていない(引越はもちろん、住所が合ってても届かないことがままある。)
2.手紙は届いているが、本人がそこにいない(親と仲が悪かったり、短期留学中だったりして)
3. 本人の手元に手紙自体は届いたが、無視された(請求書と思われて開封されずに放っておかれることもあるかも。)

などいろいろな場合がある。

手間がかかっても、電話と手紙を交互にしてアプローチするべし、と自分に言い聞かせている次第。こういう作業って、一日平均や月平均の「患者数」のような目に見やすい指標に現れないからNPの productivity (生産性)の評価になかなかつながらないけど、ぜったいに手の抜けない仕事。

2010年5月20日木曜日

煩雑な paper work

今日は3月から月2回ほどのペースで行っている某地区での診察の日であった。メディカルアシスタントもオフィスマネジャーもそれぞれどうしても行かねばならぬ会議があったため、私ひとりで行った。午前中の予約患者さんが3人なのでなんとかなるかと。

しかーし、paper work (書類事務)の煩雑なこと!!! 普段の診察で使っているカルテの書式以外に、そこの場所で行うがために新たな紙があり、また州のファンドを受けている事業に関してもまた紙があり、とにかく紙ばっかり。いつもはメディカルアシスタントがその辺をサササッと整理してくれるので自分は診察に集中できるが、今日のような日は記入漏れがないかをみるだけでも大変。

州のプログラムの書式は州が指定したものなので、悲しいかな、われわれ末端の者はそれに従うのみ。だけど何度も何度も同じ情報を別の紙の違う箇所に書かないといけないようになっているのはとても腹が立つ。たとえば血圧の測定値(2分以上間隔をあけて2回測る)を書く欄などは4か所(全部違うページ)に散らばっている。患者さんが記入する欄も、同じことを違うページでまた尋ねたりしている。せめて「本」のように閉じてあればまだ扱いやすいが、ばらばらの紙なので、余計にたちが悪い。なんでこんな面倒くさい形式に作ったの!!!

州は健康教育に関して熱心に電話カンファレンスの機会など作ってくれているが、それと同じかそれ以上のエネルギーを書類の改善に使って、と今度提案してみたい。けっこう本気でそう思っている。

2010年5月18日火曜日

ナイトガードに穴

歯ぎしり対策のナイトガード、1月に新しいものに作り変えたにもかかわらず、早くも一部に穴が開きそうになった。「これはいかん、700ドルがパーになってしまう」、と思い先週歯科医に相談。修理を試みてもらうことになった。1年間保証がついているので、もし修理ができなかったらもう一回最初から作り換えることになるらしい。

修理に出している間、去年作った古いほうのナイトガードを久々に使っている。ないよりはましかと。普通の歯科医で作ってもらったこちらのナイトガードも200ドルかかっていたが、あっという間に傷んだ。やはり歯周病治療専門医のところで作ったものに比べると、造りがおおざっぱな感じ。

歯肉移植手術x2 の経過はまずまずと思われる。今日は定期検査&クリーニングを受けたが、虫歯は全くない、ということでよかった。

歯と歯茎の健康にあまり運のない自分だが、100まで生きる気力はまんまんなので、メンテナンスに励みたい。読者のみなさんも歯医者通いをお忘れなく!

2010年5月17日月曜日

メンタルヘルスのホットライン

先日のこと、自殺企図のある患者さんに出会った。地元のホットラインに電話したところすぐに人が応答してくれて(ここ大きなポイント)、2人組の派遣チームを今すぐ送ることもできるし、あるいは患者さんの家に送ることもできるし、あるいはまた患者さん自身に直接オフィスに来てもらう方法もある、と対応を提案してくれた。非常にスムーズな応対で、とても助かった。ちなみにこのホットラインは医療関係者のみならず、地域住民なら誰でも利用できる。

前いたオフィスと今いるオフィスは 1時間以上も離れているし、そもそも county が違うので、以前よく利用していた電話番号はこちらでは役に立たないことが多い。(County というのは州の下位の行政区で、いくつかの市町村を束ねた郡。)
1月に転勤してきたとき、前任のNPに役立つ電話番号のリストが欲しいと頼んだが、ざんねんながら彼女から渡されたリストに載っていた情報はとてもすくなかった。

それで、その後役所に直接行ってみたり、オンラインで少しずつ情報を集めたりして、「いざ」というときに頼れる電話番号を少しずつ増やしてきた。そんな矢先に今回の件があった。情報を貯めておいてよかった、と思った。また、実際利用してみないとなかなかその使用感はわからないものだ、とも思った。

Allegheny County に住んでいる方に役立つページ
County Human Services 発行の資料http://www.alleghenycounty.us/dhs/brochures.aspx
County Health Department のサイトhttp://www.achd.net/

2010年5月15日土曜日

レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー& Questioning

Lesbian, gay, bisexual, transgender 加えて性についてquestioning している人へのケアについて学ぶ会に参加した。

今回学んだ一番大きなことは、LGBTQと一口でいってもこれはあくまで人のひとつの側面に過ぎず、人種・政治的立場・宗教・家族との関係・経済力など他のいろんな側面があるのだということ。あたりまえやん、と言われればそれまでだが。

性的志向がなんであれ、生涯をつうじて性の健康を維持できるように、「来やすい」「相談しやすい」環境づくりを診察室内外でやっていかないと。

2010年5月11日火曜日

年度末の evaluation

オフィスの会計年度は7月始まりだ。で、過去1年間の自己評価レポートを提出しないといけない。何だか去年より早く指示が来た。今週前半に出すように言われていたんだが、去年の評価レポートを読み直すことすら気が重くて後回しにしてきてしまった。というのも、前のオフィスでの嫌な思い出が頭にのぼってきてしまうのだ。。。

本格的に書きはじめたのは日曜日。今晩はもうちょっとがんばって、明日の朝提出するつもり。

2010年5月9日日曜日

Race for the Cure-- 5kmレース終わる

乳がんサポートのためのレース、Race for the Cure に本日参加してきました。とっても冷え込みのきつい朝となりましたが、会場のShenley Park は熱気でいっぱいでした。

"Don't run from fear. Run toward hope! " という挨拶あり、Survivers (乳がん経験者)のパレードあり、また "In memory of Mom" とか "In celebration of my sister" などと書いた紙や写真を背中に貼り付けて走っている人を多く目にして、このレースに込められたたくさんの人の思いを感じました。

タイムのほうは靴にくくりつけたチップで計ってくれているので、正確な値については後日連絡があると思います。

このレースに寄付をしてくださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで、140ドルを集めることが出来ました。お金はKomen 財団を通して、乳がん検診の推進や治療の研究のために用いられます。

もしかすると「小芋が本当に完走したら寄付してやってもいい。」とお考えだった方があるかもわかりませんので、念のためこちらに donation のリンクを貼り付けます。 追加の寄付も歓迎いたします。

小芋のフルネームをご存知の方はこちらから
http://race.pittsburghraceforthecure.org/site/TR/Race/General?pg=pfind&fr_id=1100

小芋の本名をご存じない or 忘れちゃった方はこちらから
https://secure2.convio.net/rfcptt/site/Donation2?1366.donation=form1&df_id=1366

2010年5月6日木曜日

Above and Beyond

私の勤めている組織の全体会議があった。ふだん各部門・各地域に分かれて働いている数百人の職員が一同に会するのは、春と秋の年2回。

内容は、これからの方向性、新しく知っておくべきことの確認、5・10・15・20・25・30年連続勤務者の表彰などなど。

特に努力したり工夫したり、際立った業績をあげた人・チームには "Above and Beyond Awards" という賞があり、わがオフィスもある部門で選ばれた。オフィスマネジャー、メディカルアシスタント、そしてこの私の3人組ーーーひとりひとりに賞状が渡された。

普段組織の末端で働いていると、とかく数・数・数のプレッシャーばかりが組織のトップから降ってくるような気分になる。今回の Above and Beyond Awards に誰がどのようにノミネートしてくれたのかは分からないが、このような形でわれら3人組の存在を認めてもらえたのは嬉しかった。

2010年5月5日水曜日

シンポジウムのおしらせ

おすすめシンポジウムのお知らせです。チラシよりコピー&ペーストします。

「少子化を女性の性と健康と権利から考える                 
      ~仕事も出産もあなたらしく~ 」


日時:2010年5月15日(土)13時30分~16時30分《13時受付開始》
場所:四谷ルークホール (〒160-8515 新宿区四谷1-7 持田製薬本社2F)
参加費:会員 1,000円/一般 2,000円/学生 500円

13:40-14:10 「さまざまな働きかた、女性の権利」
           渥美雅子(女性と仕事の未来館 館長・弁護士)
14:10ー14:40  「最近の母子保健施策の変遷について」
           宮嵜雅則(厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 課長)
14:40-15:00  「産婦人科医の立場から産み方の人権を考える
           早乙女智子(神奈川県立汐見台病院 産婦人科医)

15:00-15:15 休憩

15:15-16:25 ディスカッション 「妊娠・出産にかかわる女性の権利について考える」
         司会 早乙女智子
         指定発言者:円より子(民主党 参議院議員 )        
                 中谷素子(産業医・労働衛生コンサルタント)
お問い合わせ・申し込み
「性と健康を考える女性専門家の会」事務局
〒104-0045 中央区築地1ー9ー4 ちとせビル3F
TEL:03-5565-3588  FAX:03-5565-4914
MAIL:pwcsh@ellesnet.co.jp

主催:性と健康を考える女性専門家の会
http://square.umin.ac.jp/pwcsh/
後援(予定):厚生労働省、日本医師会、
 日本看護協会、日本女医会、日本助産師会
 

2010年5月4日火曜日

全米で一番住みやすい町

Forbes.comでピッツバーグが全米で一番住みやすい町に選ばれた、と地元の新聞が書いている。http://www.post-gazette.com/pg/10124/1055313-53.stm

市内にはピッツバーグ大学やカーネギー・メロン大学を始め大学が多く、企業も多く、博物館・美術館・コンサートなど文化活動がいろいろ充実している。野球のパイレーツは弱いものの、フットボールのスティーラーズ、今日も勝ったペンギンズ(アイスホッケー)は全米一レベルで、そういう意味でも非常に活気のある町だ。

しかし「全米一住みやすい町」でありながらも、貧しい地域も少なからずある。いい地域とよろしくない地域が細かく隣接しているように思う。

私の勤める診療所は便利のよいところにあるので、近隣のオフィスビルの会社員の人もくるし、バスに乗って結構遠くからやってくる人もいる。

私のボスは、「またこのオフィスの賃貸料が上がってしまったよ。」と嘆いているが、公共交通機関で来られるところに我がオフィスが位置しつづけるのは、貧しい患者さんにとってはとくに重要な点だと思っている。

2010年5月2日日曜日

日米の時差に感謝

近く とまとまんがヨーロッパに出張することになった。時差の関係上、出張中は全くスカイプできそうにないことが分かった。私が起きる時間には彼は仕事中、私が仕事から帰るころにはヨーロッパは真夜中で、どちらにしてもタイミングがあわないのだ。とまとまんいわく、「小芋、ヨーロッパやなくて、アメリカに行ってくれてありがとう。」

日本とアメリカ東部時間の時差は13時間(冬は14時間)。ちょうど昼夜正反対になるので、朝晩スカイプできる恩恵にあずかっている。同じ遠距離生活でも、スカイプなしだったらもっとしんどかったと思う。日米間の程よい(?)時差よ、スカイプよ、いつもありがとう。

要求の強い患者さん

先週は要求の強い患者さんとのやり取りにくたびれた。エネルギーを吸われきった、と思った。

昨日はナナコさん(ハウスメイト)とモールをぶらぶらし(考えてみるとPAに引っ越してからモールで買い物をしたのは今回が初)、今日は友達と雨のなか森を歩いてリフレッシュした。料理も作り貯めたことだし、また明日から気持ち新たにやってみよう。

2010年4月27日火曜日

医療滞在ビザ

アジア地域の富裕層を日本に呼び込んで医療を行うという戦略のため、日本政府が「医療滞在ビザ」の新設を検討しているそうだ。

医師が足りない、女性医師が増えたことが医療崩壊の一つの原因だ、なんて叫ばれている悲しい現状のなかで、リッチな外国人を対象に医療をビジネスとして展開しようという発想に私は驚くばかり。

2010年4月26日月曜日

NP番付表

先週オフィスマネジャーたちの会議があって、1-3月期ののいろいろな評価が行われたらしい。オフィスマネジャーたちの資料はわれわれNPには回ってこないのだが、わがボスは去年と比べての患者数増加が大変うれしいといって、部分的に資料を指差して見せてくれた。大雪のためキャンセルやドタキャンが相次いだ日が結構あったにもかかわらず、総患者数は増えたそうだ。

この中に全オフィスのNPとPAの一日平均患者数の番付表があり、なんでも私は以前最下位付近で低迷していたのが中ほどに浮上してきたそうだ。

一日平均の患者数というのは、わたしの腕というよりは、患者さんの出席・ドタキャン・無断欠席率によるところが大きいので、とくにこのニュースを知ってうれしいということはない。まあ、最下位のNPと言われるよりはいいかと思うけど。とかく「数」「量」の話を持ち出されがちなので、あまりまじめに話に付き合うとストレス。

今日の最後の患者さんはオフィスの閉まる予定時刻の12分前に診察室に入った。初めてきたかたで、しかも女性健診自体が初めての方で、おまけに避妊方法も希望されていてーーーどんなに超特急で話をしたって、12分では無理。早送りにも限界がある。ピルが使いたい、などと希望がはっきりしている方ならまだしも、no idea 状態の患者さんに対してはしょりながらもそこそこの説明をして、副作用を説明すして、処方箋書いて、S/Oデータは未完でも assessment と plan は何とか走り書きして、カルテをメディカルアシスタントに渡してーーーー

早く「済ます」ことにプレッシャーがかけられると、心がとても疲れる。はぁはぁ。

2010年4月25日日曜日

5kmレースまであと2週間

レースに申し込んでいるため送られてきた記念Tシャツ。わきにいるのはメアリーちゃん。

コーメン財団主催の Pittsburgh Race for the Cure という大会まであと2週間となった。コーメン財団とは、乳がん患者・経験者のサポートや乳がん研究のために精力的な活動をしている団体。

さて、5kmレースに出てみることにした私だが、重い腰を上げて走りはじめたのは3月も下旬ごろだった。とまとまんが帰って以後、本番まで1ヶ月をきったことでだんだんまじめに走るようになった。はじめは何だか人の足を借りて走っているような違和感があったが(単に運動不足)、4月も半ばを過ぎると自分の足と感じられるようになった。

走りながら住宅地の植物を見るのがとても楽しい。桜はもはや終わったが、つづいて花見月やチューリップ、最近では藤・石楠花(しゃくなげ)・躑躅(つつじ!)から、はたまた牡丹にライラックまで咲いてきた。(花の名前を漢字に変換するとびっくり)

昨日今日は朝食前に1時間走った。なぜか早起きできた。昨日の早起きは「偶然のたまもの」ととまとまんにいわれたが、今日も早起きできた。われながらパチパチ。

そろそろ本番のコースの下見に行こうと思っている。

2010年4月20日火曜日

バスーン・カルテット


桜プロジェクトで桜を植えるにあたっては、お金がかかる。というわけで、お金を作るためのさまざまな取り組みが行われている。3月に参加した英語論文の勉強会も実はその取り組みのひとつで、参加費のうち運営費を除くお金はすべて桜プロジェクトへの寄付となった。Tシャツなどのオリジナルグッズ(かなりすてき)の販売もさかん。

これら取り組みの一環で、日曜日にはコンサートが開かれた。なんと、ピッツバーグ交響楽団の団員4人がボランティアで演奏してくださったのだ。1人20ドルのチケット代は、桜プロジェクトへの寄付となった。

このコンサート、バイオリン・ビオラ・チェロ各1人とバスーン(ファゴット)のカルテットで、とても面白い編成だった。1時間のプログラムはとても充実。最後の Amazing Grace では涙がでた。

演奏のあと、奏者とお客さんが気楽に懇談できるお茶の場が設けられた。コーヒー・紅茶・ケーキなどが振舞われ、楽しいひと時となった。

土曜日の植樹会と同様に、このコンサートでもたっくさんの人の力が結集していた。私などは当日の手伝いのみで、受付の準備とかTシャツ売りでお気楽なもんであったが、中心となって動いている人たちは、チラシ作り・広報・会場や奏者との綿密な交渉・物品の買出しなどなど準備に苦労されたと思う。お花の先生が舞台脇にいけばなをされていたのもとても粋だった。懇談の場のためのケーキやクッキーを作ってきた人たちもすごい。

極寒のなかでの植樹会

土曜日、North Park という公園で桜の植樹会が盛大に行われた。200人くらい集まった。1日中寒くて(46F、8℃どまり)、風もふき、雨とあられがパラパラ降るなかで凍えながらみんなで桜を37本も植えた。昨年はちょうど今頃桜が満開だったそうで、去年植えた桜を愛でる意味を込めてこの時期に植樹会が計画されていたのだけど、今年は4月の頭に桜が一気に咲いてしまい、当日までに残っていた花はわずかだった。それにしてもむちゃくちゃ寒かった。ダウンジャケットを着ていくべきだった。

日本から和太鼓奏者4人が駆けつけて演奏を披露してくれたほか、お琴の演奏あり、茶道のテントあり、昼ごはん(鶏の照り焼き、マカロニサラダ、コールスロー、キムチ、ホットドッグ)もあり、でとても盛りだくさんだった。私は木を植える役を少しやった後、受付とゴミ係を主にやった。すばらしい太鼓の演奏。後ろのほうに、当日植えた桜が小さく写っている。

スピーチをなさった方のお1人が、「たくさんの人がワシントンDCの桜を見に出かけますが、将来はきっとワシントンDCの人たちが我々の植えたピッツバーグの桜を見にやってくる日が来ることでしょう。」と力強く挨拶されていたのが印象的だった。このプロジェクトは、木を植える人、Tシャツをデザインした人、Tシャツを売る人、さくらケーキを焼いてきた人、などなど、実にたくさんの人のチームワークでなりたっている。10年後、20年後が楽しみだ。植樹は今後もつづく。

ピッツバーグ桜プロジェクトのウェブサイト
http://www.pghsakuraproject.org/jp/index.html

2010年4月19日月曜日

メール洪水

1週間以上ブログを更新していないと心配に思われる読者があるので、ひとこと。

とまとまんが日本に戻って1週間半がたつが、まだメールの洪水がひかない。
がんばってはいるんだけど。。

週末のできごとなど、ぼちぼち書いていこう。ネタはたまってる。
でも今日は力尽きて、おやすみなさい。

内容がないけど、とりあえず生存をお伝えするべく、の書き込みでした。

2010年4月11日日曜日

ピッツバーグの春の楽しみ方

とまとまんが滞在していた一週間、毎日晴れて暖かく、水仙に桜にハナミズキまでもが一気に満開になった。そんな中で毎日よく歩き、新婚旅行並みに写真をたくさん撮った。2日がGood Fridayのため職場が休みで、加えて月ー水の3日間休みを取ったので、とてもゆっくり(というか遊びに忙しい)過ごすことができた。

今回一番楽しかったのは、Just Ducky Tour と呼ばれる、水陸両用の乗り物を使った観光。
http://www.justduckytours.com/
Station Square を出発して、ダウンタウンをバスのように走って案内してくれたあと、そのままボートとして川に入っていき、今度は川から街を案内してくれる。4月1日にシーズンが始まって、私たちが行ったのは2日だったのだが、朝の時点で3時と4時以外のチケットは完売しているほどの人気。必ず予約していくことをお勧めする。
こちらはOhio River から眺めるダウンタウン。Falling Water もすごくよかった。
これは東京の帝国ホテルを設計した フランク・ロイド・ライトが設計した別荘。ピッツバーグから1時間ちょっと。建物のなかを丁寧に案内してもらえてとても満足。いろんな工夫がある素敵なお家だった。あとほかに、Frick Art and Historical Center (http://www.frickart.org/index.php)もよかったし、Carnegie Museum of Art, Carnegie Museum of Natural History, Carnegie Science Center、それからビックマック発祥の地にあるマクドナルドなども行って、遊び疲れるほどしっかり毎日出歩いた。

サイエンスセンターの人間ヨーヨー(私)とまとまんが日本に帰って、彼はまた箱の中の人(Skypeを通してパソコンの画面上で会うから)になってしまった。あーーーー
次に会えるときまでまた頑張ろう。

とまとまん帰る

夢の1週間はあっという間に終わって、木曜日の朝とまとまんは日本に帰った。

朝5時半に家を出て空港にとまとまんを送っていって、自分もそのまま出勤。(朝ってなんであんなに混むのさ)
木・金と仕事して、昨日土曜日は日本人向けの医療英会話教室と子どもの健康に関する講座のベビーシッター役をし、夜は友達の家で餃子をご馳走になった。

そんなこんなで忙しくしていたら、今朝は目覚めたらなんと11:50!!!! 自分で呆れた。。
メールはあいかわらず洪水。

明日からまたさわやかにがんばりますぅ。

2010年4月2日金曜日

とまとまん来る

とまとまん こと私の夫がきのうピッツバーグに到着しました。1週間の滞在予定。きょうは Good Friday のため仕事は休み。来週月ー水に休みをとったので、しばしゆっくりできます。とりいそぎご報告まで。

2010年3月26日金曜日

錠剤が飲み込めないとき

いわゆる嚥下障害があるわけではなく、普段の食事では難なく飲み込めるのに、薬となると飲めない、という患者さんがぽつぽつある。パンだってソーセージだって食べられる人が錠剤を飲み込めないというのは理解しがたいのだが、「私は何をどうやったって飲めません!」と宣言されてしまってはどうするか考えるほかない。

かくいう私も、かつて亜鉛の錠剤をのどに詰まらせて、ER に行ったという苦い経験があったっけ。あのときは怖い思いをした。この場合は噛み砕いてよかったのに、飲むもんだと思って失敗したのだった。とほほ。

水のかわりにとろみのついた食べ物、たとえばゼリー、ヨーグルト、アップルソース(すりおろしりんごみたいなもの)と一緒に飲み込むという方法で克服できるときはよい。(ただし食事とともに摂ってよい薬の場合ね) そんな方法ではダメダメという場合は、他の剤形がないか探すことになる。ただ、単純に散剤や液剤を選べばいいっていうほど話は簡単でないこともあるので、私は薬剤師に電話で相談することも。

飲み込みの苦手な患者さんに薬を処方する上で参考になるサイトを見つけた。
http://www.swallowingdifficulties.com/

他にお勧めのウェブサイトや本などの情報をお持ちの方、ぜひ教えてください!

2010年3月25日木曜日

ゲイ・バイセクシュアル男性のためのイベント

市内のゲイ・レズビアン・コミュニティーで、ゲイ・バイセクシュアル男性向けのイベントがあった。このイベントのテーマは健康。ヨガ体験コーナー、マッサージコーナー、ボディーペイントコーナーなどいろいろな係りの人がいて、中央の部屋にはサンドウィッチなどの簡単な食べ物が用意してあり、くつろいでおしゃべりができるようになっていた。

ここに NPのMさんが月に2回出張している。マッサージやボディーペイントコーナーのそばの一室を使って健康相談や診察をするのだ。今回は彼女が行けないため代わりに私に行ってほしいと Mさんのボスから依頼があり、いつもの仕事のあと夕方そちらに向かった。

健康相談の内容は、「血圧測ってほしい」とか、「花粉症で困っているんだけどなんかいい対策はない?」など、いろいろ。性感染症の検査や診察もできる準備はしているが、希望する人は少し。参加している人たちはとてもくつろいでいて、おしゃべりが弾み、とても楽しかった。

今回はゲイ・バイセクシュアル男性むけだったけれど、別の日に同じような内容で女性向けのイベントもある。健診&検診に行くのに抵抗を感じている(もしくは必要ないと思っている)人が、こういうイベントをきっかけに診察や検査を受けられるのはいいことだ。ただし採算的には今のところ赤字のようで、さらなる宣伝・口コミがいりそう。

2010年3月22日月曜日

歯茎移植手術のその後

2回目の歯茎自己移植手術から今日で10日目。Dr C の診察を受けた。自分の予想に反して、術後の経過はとても良好だと言われた。思わず、「ほんまですか?」と聞いてしまった。というのも、手術でうまいこと歯茎が引き上げられていたところが、術後3日目にしてかなり後退してしまい、まるで術前の歯茎とたいして変わらないように自分には見えていたのだ。

消毒はあと3週間続けるようにとのこと。がんばろう。

2010年3月21日日曜日

クロッカス開花

これはあるレストランの裏に先月あった氷の柱です。しかしこの地にも、ようやく春がやってきました。

わーい!

誰かがやらなければ

先日知り合ったあるNPが、自分の患者さんについて、
"Someone has to take care of these patients." 
(だれかがこの患者さんたちを診なあかんのよ。)
と言った。その言葉を最近よく思い出す。

いわゆる1年に1回の診察のことを、annual exam とか、女性患者さんの場合は well-woman exam などと呼ぶ。

健康保険がないと、この手の診察は敷居が高い。診察の重要性はわかっていても、痛くも痒くもないときにわざわざ全額自費で診察を受けようという気になれないのは理解できる。

私の勤めている組織では、州政府などからの委託プログラムが各種ある。それで健康保険がない患者さんにも、年齢・収入・世帯人数などの条件が合えば、無料あるいは低額で診察を提供できる。

本来 well-woman exam に来るのは基本的に健康な人のはず。そして病歴聴取や診察の中から病気を発見したり、今後の病気の予防や健康増進のための働きかけをするわけだ。しかしながら、何年も医療機関から足が遠のいていて、口コミで我がオフィスの情報を聞きつけてやってきた患者さんの場合だと、 超 sick visit と呼びたくなるような健康状態であることも珍しくない。

とはいえ、私のできることには限りがある。というのも委託プログラムは リプロダクティブヘルスあるいは乳がん・子宮がん予防だけに主眼を置いていて、必ずしもプライマリケア領域全域を網羅するものではないからだ。また組織のプロトコルもプライマリケア領域には十分踏み込んでないし、私自身の能力も患者さんの要求にぜんぶ応えられるものではない。

最近は無保険の人を対象にしたプライマリケアの受け皿を近くに見つけ、そこを患者さんに紹介できるようになったので、だいぶ肩の荷がおりた。

診察から長年遠のいていた患者さんの多くは、健康問題以前ににいろいろな社会問題を抱えている。人によってもちろん状況や性格はさまざまだけど、とても言い方のきつい人や要求の多い人も少なくない。(人生のなかで培ってきたスタイルなんだと思うが。)それらを聞き続けると、結構こたえる。

また、英語が母語であるアメリカ人であっても、自分の病歴や今の症状を順序だててわかりやすく語れるとは限らない。例えば言葉を間違って使っていたり、激しい思い込みをしていたり、話が大げさだったりなどいろいろあるので、状況を把握するだけでも一苦労。(そういうことをボスはなかなか分かってくれぬが。)

先のNPの言った、「誰かがやらないかん。」という言葉や、"You can only do what you can do."(決して悪い意味ではなく、出来ることをやるほかないし、やるっきゃないという感じ)で気分を盛りあげる今日この頃。

医学英語論文セミナー

医学英語論文の書き方三日間集中セミナーに参加した。メンバー10数人はみんな日本人で私以外のほぼ全員が医師。全員がピッツバーグで研究もしくは臨床をしている。

セミナーの目的は論文の原理原則を知り、自分で書いた論文を自分でedit する力を養うこと。私が参加したのは、論文というものをもう少し知るため。論文を書くどころか読むことからも離れている毎日だから。

論文を書く人が知っておくべき要点を知ると、読者としても役立つことがわかった。目の付け所がわかった(気がする)というか。

セミナーは木曜日と金曜日の夜6-8時、昨日土曜日の9時から2時半に開かれた。仕事が極めてハードだったので、仕事のあとに勉強に行ったり、土曜日も朝寝坊せずに起きるのはしんどかったが、行ってよかった。

2010年3月15日月曜日

自転車操業

急病から回復しつつあるメディカルアシスタントが戻ってくるまで、あと1週間はなんとかオフィスマネジャーと二人三脚でやりくりするほかない。メディカルアシスタントの学生が実習に来る曜日には少し人手が増えるが、うーん、微妙なところだ。系列の別のオフィスのメディカルアシスタントがぽつぽつと助っ人に来てくれるのがありがたい。(毎日とはいかないが)

患者さんの予約をなるべくキャンセルすることなく、かといって自分たちの首を絞めすぎることなく、ほどよい時間配分・内容配分にするのが難しい。ドタキャンや無断欠席の患者さんがあるのは私たちのオフィスの常なので、それも頭に入れつつオフィスマネジャーとスケジュールを調整しているが、忙しいときに限って、患者さんの出足がなぜかすこぶるよいのよ。。

時間目いっぱい診察に使うから、検査結果の確認とか患者さんからの質問電話の対応が定時後の仕事になる。バナナ2本ぺろりと食べて、電話の鳴らなくなった静かなオフィスで一気に仕上げた。

2010年3月13日土曜日

歯肉の自己移植 (2回目)

きのう2回目の歯肉移植を受けた。おかげさまで前回12月に手術をしたところの経過はとてもいいのだが、別の場所の歯肉の後退が激しい(というか、ない)ために遅かれ早かれ手術するほかなし、ということだったので、思い切ってやってしまったわけ。今回は傷の範囲が小さいし、麻酔も右あごだけでしたし、前と比べて痛み・不快感ともずっとまし。抜糸は22日の予定。

ナナコさんが、グリーンピースのスープ、ごまプリン、桃のゼリーを私の術前から作ってくれていた。ありがたや~。

2010年3月12日金曜日

洪水警報

急にあたたかくなって雪や氷が一気にとけているところへ、週末は雨が続くとのこと。ゆえに洪水警報が発令されている。雪が降って一難、雪がとけても一難。。。

2010年3月10日水曜日

ちっちゃなチーム

今週はスタッフの病欠でただでさえ少人数のチームがますます小さくなった。
来週いっぱいこの体制が続く見込み。
なかなかしんどいががんばろう。

2010年3月9日火曜日

春が来るかも

先週の終わりから見事な晴天が続いている。昨日は51°F、今日はついに58°F(14℃)まで日中の気温が上がった。空も川もきれいに水色になって、まったく別世界だ。街が突如美しく見える。春が近づいていることを感じる。

道端の巨大な雪の固まり(岩山ってかんじ)もちょっとずつ縮んできたが、完全に姿を消すにはまだまだ何日もかかりそう。たぶん完全に消える前にまた雪に降られるだろう。ベランダの雪に至ってはいまだにごっそり残っている。(かなりしつこい) 鍋で大量に作ったおかずを冷ましたいときは、鍋ごとベランダの雪の上に置くとあっという間に冷える。さっさと冷蔵庫に入れたいときには便利。 

春だ春だ~、と1人ぬか喜びをしているとまた雪で気分が落ち込みがちになりかねないので、喜びすぎないようにしている今日この頃。早くも今週日曜日からDaylight saving time (いわゆる夏時間)が始まる。日暮れが遅くなるのは大歓迎。

2010年3月8日月曜日

もとのオフィスに出張

今日は1年ほど過ごした元のオフィスに出張だった。6時半に家を出て、1時間20分の運転。ラッシュとは逆方向とはいえ、なかなか遠い。

就職して3週間になる新しいNPに会えた。Family NP で family practice でかなりのキャリアがある様子。とはいえ women's health の分野では新しく学ぶことも多いようで、またカルテや書類の形式になれるだけでも一苦労だし、大変な時期だとは思う。でもいきいきしている感じだったので、よかったとおもった。

去年の同じ時期に担当させてもらった患者さんに何人か当たることができた。妊婦健診と違って妊娠していないときの年次健診は文字通り1年に1回だから(間に何かトラブルで臨時の診察が入ることもあるけど)、なかなか診察の「その後」が追いにくい。でもこのように再会できるととてもうれしい。

2010年3月2日火曜日

子宮頸がん予防ワクチンの公費負担を求める署名

「子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会」が日本時間の今日3月2日に発足した。http://mainichi.jp/life/health/news/20100303k0000m040021000c.html
こちらのウェブサイトからオンラインで署名できる。紙に署名したい場合は、用紙がダウンロードできる。読者のみなさんもぜひ!
http://hpv.umin.jp/

発起人共同代表で女優の仁科亜季子さんが子宮頚がん体験者としてのメッセージを書いている。とりわけこの部分が説得力あると思った。

「中学入学のお祝いに、ブランド物のプレゼントもいいですが、お子さんの未来を思って、ぜひ予防ワクチンを。私が経験したような辛い思いをする女性が一人でも減ることを切に祈っています。」

2010年3月1日月曜日

薬の事前承認

アメリカの医薬品は、食品医薬品局(Food and Drug Administration) という役所が許認可を担当している。さらにそれぞれの健康保険会社は、自分のとこの患者さんに使ってよいと認めた薬についてformulary と呼ばれるいわば薬品リストにまとめている。

したがって、FDAには認可されていても、保険会社の formulary に挙がっていない薬については保険がカバーしないため、患者さんの全額自己負担になってしまう。(もっとも保険がカバーしていたとしても、入っている保険によって自己負担分が発生することは多い。)

formulary になくても診療者が保険会社に pre-aprroval、つまり事前承認をとれば、保険が利く場合もある。

ある患者さんが、Aという経口避妊薬を使っていた。これまではformulary に入っている薬だったので患者さんの自己負担額は問題にならなかったが、最近になってAがformylary から外されてしまった。Aよりも少しホルモン量の多いBという薬なら Walmart で28日分9ドル、この地域のスーパーにある薬局でも13ドル程度で買える。しかし患者さんは飲みなれたAを出来れば続けていきたいということだったので、Pre-approval を試みた。

保険会社に電話して、自動音声の応答メニューをやっと切り抜けたと思ったら、あっちに回され、こっちに回され、最後に「今からファックスで用紙を送るからそれに必要事項を書いて提出してください。」と。その通りやってみたが、その後「認められません」との返事がきた。

というわけで私の努力と時間は水の泡となった。

今回の避妊薬AとBのように、多少の用量の違いのみであれば、高いブランドAをformulary に入れたくないとする保険会社の言い分も分かるし、患者さんの被る不利益も大してない。しかしもっとフクザツな状況のときもあって、そういうときは厄介だ。類似薬を試したけどダメでした、とかいろいろ書いて、それでも認めてくれるかどうかはやってみないと分からない。

pre-approvalという制度そのものにもまして、電話・ファックスなどの一手間(かなり面倒)がかかることで、新薬や高い薬の処方を抑制する効果は結構ありそうだ。

2010年2月25日木曜日

茶髪やピアスを禁止する決まり

朝日新聞のウェブサイトによると、日本水泳連盟は日本代表選手に対して「茶髪、ピアス、華美なネイルは禁止」などとする行動規範を作ったそうだ。すでに競泳選手に対してはこういう規範があったそうで、今回の決定ではそれがシンクロナイズド・スイミングや飛び込みの選手にも広がるという。
http://www.asahi.com/sports/update/0221/TKY201002210187.html

選手の安全や健康に関係することならともかくとして、全くナンセンスな決定だと思った。滑稽にみえる。21世紀も10年たったというのに。

思わず日本水泳連盟に直接電話(スカイプ)とメールで意見してしまった。そういう私が滑稽だね。

この話とNP導入に関する議論の話をごちゃまぜにするのはよくないとは思いつつ、ひとこと。日本では時代や社会の変化に対応してルールを柔軟に変えていくことに、ものすごい抵抗勢力が伴うようだ。

2010年2月24日水曜日

日本医師会、NPに断固反対と

キャリアブレインの記事によると、日本医師会の羽生田常任理事は、「特定看護師」について「日医のすべてを懸けて反対ということを申し上げてまいりたい」と24日に開かれた記者会見で述べたそうだ。こちらが記者会見の資料。(まだ自分でちゃんと読んでないが)
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100224_1.pdf

こっちはキャリアブレインの記事。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26514.html;jsessionid=8A0BB37B3FB9130E59C6008A2F795BE8

2010年2月21日日曜日

在Pittsburgh日本人女性の健康を応援

題して『アメリカで行く、はじめての女性健診』という日本人向けプレゼンテーションが昨日無事終わった。

前夜に1人の方からメールをいただいた。「直前の申込みで申し訳ありません。こちらにX年住んでいますが、一度も検診に行ったことがなく、夫から勧められました。これを機会できたらと思います。」という旨だった。この方のためにがんばるぞーっと、張り切ってのぞんだ。

参加者は女性17人、男性2人、子供たち(たぶん4-5人?)、それにスタッフの医師2人、ベビーシッター、それに私という顔ぶれ。自分で発表をリハーサルしたときには45分かかってたけど、当日はやはり早口になったのか、40分くらいになった。そのあと参加者のみなさんが熱心に質問してくださったこと、またスタッフの医師たちが的確な補足をしてくださったことで、内容に深みと広がりができて、とても感謝だった。

プログラムが終わった後も、参加者同士でお友達になったり、近況を報告をしあったりと、なかなかみな帰らない。(いいことだ。)ピッツバーグにはこの手の健康に関する日本人向け催しが大体月1回ある。テーマはそのときによっていろいろと違う。私自身にとっても貴重なネットワークの機会になっている。ハウスメイトのナナコさんと出会えたのも、じつはこの会に以前参加したのがきっかけ。

「特定看護師」の創設 in Japan

過去に何度か紹介してきた「チーム医療の推進に関する検討会」で、報告書に特定看護師(仮称)の創設について盛り込むことが話し合われたそうだ。医師の包括的指示のもと、特定の医行為を担えるようになるという。いくつか記事をご紹介。

http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY201002170511.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100219-OYT1T01085.htm

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010021800881

もっと詳しく知りたい方にはこちらの記事がおすすめ
http://www.m3.com/iryoIshin/article/116240/index.html?Mg=8fb6912df3decfa3137ba47485eb5e13&Eml=9c52e6e0992df59586b109e37ebeab93&F=h&portalId=mailmag

日本看護協会がNP推進を表明

ビッグニュース。日本看護協会が、「日本版ナースプラクティショナー」の創設・法制化を求める意見書を、厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」に提出したと。

詳しくはキャリアブレインのこちらの記事をどうぞ。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26430.html;jsessionid=C49D5D248B6F606B67764196160C5428

2010年2月17日水曜日

日本人向けに女性健診を紹介

最近ブログ更新をさぼりがち。週末に日本人向けにプレゼンテーションを行うことになって、その準備で忙しくしている。(言い訳) 

お知らせ文の一部を下にコピーする。じつはこのお知らせ文を作るのに何日か使ってしまった。発信したのが2月2日で、以後パワーポイント作り。夜と週末にちょこちょことやるので、進み具合はのろい。

今回の主な目的は、女性が定期的に健診(検診含む)を受けることの重要性を伝えること。あわせてアメリカで使えるさまざまな避妊方法のことも話すつもり。まさに私が普段やっていることをそのまんま出せばいいのだが、パワーポイント上の文字・写真・図で表現するのは診察室の仕事とちと違う。それから今回は日本語だ。

すでに20人を超える方たちから申し込みが来た。ベビーシッターもいるので、子ども連れの方も気軽に来られるところがよい。楽しくかつ役に立つ会になるようにもうひと踏ん張りだ。

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『アメリカで行く、はじめての女性健診』

女性健診(婦人科検診)に行かれていますか?
 「行った方がいいらしいけど、行ったことないな~。」
 「とりいそぎ今困ってないし、忙しい今は後回しね。」
 「月経がつらいんだけど、相談してもいいのかな?」
 「子宮がんの検査ってどんなことするの?」

いろんな声が聞こえてきますねー

妊娠したら妊婦健診。これは皆さんごぞんじのこと。
ところが妊娠していないときでも、
女性の体は普段からのメンテナンスが欠かせません。

女性健診で実際どんなことが相談できるのか、
よく知られていないのが現状だと思います。月経との付き合いかた、子宮がんや乳がんの予防、更年期とその後の健康管理、おりものの異常の相談など、女性健診でカバーされる内容はもりだくさんです。今回のセミナーをとおして、「こんな相談ができるのなら、ぜひ女性健診を受けたいな!」と気軽に思っていただけるようにしたいと思っています。

また実際女性健診に行くと、どのような診察をどのように受けることになるのかについてもお話したいと思います。不要な不安をとりのぞき、安心して受診していただけるお手伝いができたらうれしいです。

なお当日は、アメリカで使える避妊法についても模型を使ってわかりやすくご紹介します。避妊のためにかぎらず、月経とかしこく付き合うためにも、知ってお得な情報が満載です。

女性だけでなく、男性の方もお気軽にご参加ください。パートナーになぜ女性健診が必要なのかをご納得いただけると思います。お待ちしています!

(後略)

2010年2月15日月曜日

雪・雪・雪・・・


2月5日の晩に降った大雪から1週間たってようやく町が通常に近いペースで機能してきたと思っていたら、週末もこまめに雪が降った。そして今晩また積もる勢い。雨どいづたいに、あちこちの氷の柱ができている。まだまだこの柱は太くなりそうだ。これは土曜日の写真。

2010年2月11日木曜日

大雪後もつづく災難

大雪が降ったのは先週の金曜の晩のこと。土日はたいして降らなかったのだが、月曜になっても道路事情は改善せず、多くの学校が休みになった。私のオフィスは休診にこそしなかったものの、バス路線が止まって出勤できないスタッフもいた。

火曜日、出張にはなんとか行けた。けど除雪が中途半端な道は恐ろしかった。立ち往生している車もそこここにあった。道路の線は見えないし、2車線あるはずのところも寄せられた雪で1車線はつぶれているしで、ひどい状態。高速道路は比較的平和だった。

水曜日、前夜の雪のためついにわがオフィスも休診になった。風びゅーびゅー。雪が上から降ってるんだか下から沸いているんだかわからないような状態だった。近くの大学は3日連続で休校。

今日木曜日、オフィスは再開。主要道路でない住宅地の道路にも除雪車が入っていった。除雪がすすんだとはいえ、除雪とは雪がなくなることではなく、単に脇に押しやっただけのこと。だから道はますます狭い。道路脇には「かまくら」状態の車がいっぱいある。車の雪を下ろす前に、まず車に到達するための雪かきをしないといけないありさま。

家の前のドライブウェイの雪かきは、なるべくこまめにやるようにしている。近所では木が何本も倒れている。気温が低く雪がとけないのが問題。気温ががーっとあがればいいのだが、来週半ばまでは0℃以下の日がずっと続く見込み。期待できない。

わが家は大丈夫だが、市内で停電したところもあったそうだ。暖房が使えなかったら、下手すると生死にかかわる。

2010年2月6日土曜日

大雪のあとの雪かき

雪かきに励む小芋。

昨日金曜の午後から今朝にかけて大雪が降った。ピッツバーグ空港も閉鎖されたらしい。今日が平日だったら、学校や会社の多くもお休みになったのは間違いない。ハウスメイトのナナコさんも、「こんな雪は初めてよ~。」と。量も量だが、ごく短い時間で一気に50-60cm降ったところがすごい。ピッツバーグに大雪を降らせた雲は、その後ワシントンDCにも相当の雪をもたらしたようだ。

雪かきが終わったところの写真。

2010年2月2日火曜日

引越し完了

日曜日、元のアパートの掃除と荷物の運び出しをすべて終え、大家さんに鍵を返してきた。入居したときより何倍もきれいな状態で退去した自分はわれながらエライ(単なる掃除ばかとも言える)。Mさんに借りた掃除機がとても強力で、カーペットがとてもきれいになった。

「引越し完了」とタイトルを書いてみたけど、どの時点で「完了」とするかはちょっと微妙だ。持ってきた荷物の荷解きはまだまだだから。

近所の81歳の友達、メリーさんと別れるのはとても辛かった。大雪の日に自分で自分をロックアウトしてしまった日以来、彼女にはとてもお世話になった。一緒に食料品の買出しにもよく行った。出張などで町に戻る機会には、必ず彼女に顔を見せに行きたい。

2010年2月1日月曜日

35歳、ゼロからの英会話

35歳、ゼロからの英会話
英会話上達の秘訣


というタイトルの講座がピッツバーグ市内で開かれた。講師はSさんという疫学の専門家で、もともとは日本で内科医をやっていた方だ。非常にユーモアのある方で、ご自分のかつての失敗談をも惜しみなくシェアしてくださった。英語うんぬん言う以前に、Sさんのその裏表のない素直な姿に自分は大いに勇気付けられた。

英語の勉強というと、どの参考書やCDなどの教材を使うかなどという話になりがち。でも今日の話は英語はもとより、外国で暮らす者が出会う数々の課題に向き合うときの心構え・態度について示してくださるものだったと思う。

以下に今日の内容をすこしお裾わけする。

1.英語で盛んにやりとりされている環境に飛び込んで、場違いに感じたりがっかりしたりすることはままある。しかしそれは「あたりまえ」のことであり、あえてそこで自分を責めたり自信を失ってしまう必要はなく、そんな環境下でも「よくやっている自分」「えらい、努力している自分」を見出していけばいい。感情的に自分で自分をサポートすることだ大事。

2.日米の、あるいは日本語と英語とによるコミュニケーションパターンを認識することが、ものの言い方にも大いに影響する。例えば、日本では「気を遣う」ことが重要であり、何か物を頼むときでも前置きを言ったり間接的に言ったりするが、アメリカではたとえ相手が自分の上司であっても自分の希望をしっかり伝えることが普通のことであり失礼にあたらない。

3. 自分の能力に自信を持って言う(行動する)かどうかで、相手の受ける印象は随分違うものだ。

4. 具体的な英語の勉強方法の紹介でいちばん印象に残っているのは、文型変換の練習。単純な一文を平叙文・疑問文・否定文・否定疑問文で言い換えるのだ。さらにそれを現在形・過去形・未来形に変換させるので、4x3=12通りの文ができる。これを書くのは簡単だけど、瞬時に言うのは結構大変。Sさんは 例として "I take the seminar."をまるで早口言葉のように12通りに言い換えて披露してくれた。ちょうど昔、中学校で "I, my, me, mine. You, your, you, yours. He, his, him his....." などと唱えて練習したのに似ていると私は思った。

2010年1月26日火曜日

引越し状況

先週は移動が多かったこともあり、ぐっっったりと疲れた。最後には風邪を引いてしまった。土日はぐうたらと過ごしたので、大分よくなり、昨日月曜日からまた張り切って仕事をしている。

ピッツバーグでは日本人の友人、ナナコさんのお家でハウスシェアさせてもらうことになった。ふつうの日本食を作って一緒においしい、と言って食べられるのはとてもよい。一人でご飯を食べるときはおかわりを滅多にしないが、ナナコさんと一緒に食べると一膳では足りないほどご飯がすすむ。ナナコさんはメアリーちゃんという猫を飼っている。とてもやさしい猫だ。

1年ちょい住んだアパートを、今週末に最終的に出る。最後の最後の片付けと掃除が待っている。

2010年1月25日月曜日

日看協 日本型NPに積極姿勢

先日紹介した第9回チーム医療の推進に関する検討会のもようを報告している別の記事。日本看護協会の副会長が日本型NPに積極姿勢を示した点に注目して書いてある。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/01/25/114971/?Mg=8f841fc47a08dab1f21f92bd49f1b891&Eml=9c52e6e0992df59586b109e37ebeab93&F=h&portalId=mailmag

2010年1月20日水曜日

まだ水曜日?

今週は月曜日が キング牧師のお誕生日で祝日だったのに、「まだ水曜日??」と思っちゃうくらいなんだか疲れちゃてる。ふたつのオフィスを行ったりきたりする生活ももうすぐ終わって(期待)、今後は Pittsburgh オフィスにほぼ固定するはず(期待)なので、そしたらもっと気も体も楽になるかと(期待)。

出張のたびに、今度自分の居場所となる机の周りや本棚の掃除と整理をしたいと思ってきたが、なかなか出来ていない。前の人が置いていったまんま、だ。目の前の仕事の山を片付けるのが優先して、掃除・整理まで行き着かないままに1日が終わる。捨てたいものがたくさん目に付く。ホコリもふき取りたい。何より、この乱雑な場が自分の机と呼ばれることは耐えがたい。

今までいたオフィスに採用されるNPはまだ決まっていないが、私の使ってきた机はかんぺきに片付けてある。だから誰がいつ来ても初仕事の日に机の掃除をしなくていい。前任者が引き出しに残していったケチャップや砂糖の小袋を捨てることが初仕事だったら、がっかりだもの。

2010年1月19日火曜日

本気の子宮頸がん検診フロンティア

2月4日に東京で『本気の子宮頸がん検診フロンティア』という催しが開かれるそうだ。主催は
NPO法人子宮頸がんを考える市民の会、社団法人日本助産師会、日本細胞診断学推進協会細胞検査士会。

「予防が可能なのに若い女性に増え続ける子宮頸がんの現状や検診の問題点を整理し未来の女性の健康を守るためにお互いの立場を越えて、どの様に協力できるか議論する場を設けました。」とのこと。詳細はこちら。

http://blogs.yahoo.co.jp/orangeclover49/50032752.html

2010年1月17日日曜日

ピッツバーグ日本協会の新年会

今夕はピッツバーグ日本協会の新年会に初めて参加した。申し込み制で、定員は220人。おいしい日本食はもちろんのこと、歌あり、バイオリン・ピアノ・チェロ・フルートの演奏あり、餅つきあり、福引あり、と盛会だった。福引で私は、象印のグルメロースターという 魚や野菜が焼ける卓上ロースターを獲得した。日本協会の年会費と今日の新年会の参加費の合計を上回る収穫(?)。

結婚でピッツバーグに来た人、お仕事で来た人、留学で来た人など、理由も滞米歴も皆それぞれ。こうして一同に会して交流できるのは素晴らしいことだな、と思った。料理を作ってくれた方々、福引のための景品を寄付してくださった企業、前々から準備してくださった日本協会の幹部の人たちなど、いろんな人のお陰だ。

アトランタでも同様の会がきっとあったと思うが(領事館があるくらいだもの)、そういうものを探したり催しに参加したりする余裕は全くなかった。ピッツバーグでは日本協会などを通して日本人とのネットワークを大事にしていきたいと思ってる。

2010年1月15日金曜日

見逃される肥満

かかりつけ医のいる患者さんでも、医者に行くのは風邪がひどくなってどうしようもないなど、問題のあるときのみの方が少なくない。「かかりつけ医(primary care provider)はいますか?」 と尋ねると「はい」と答えが返ってくるが、「ではあなたのPCPはあなたの体重についてどのように言っていましたか?」と聞くと「別に~~」という答えが珍しくない。(BMIが40台、50台の患者さんであっても。)風邪などの「主訴」だけにフォーカスした診察だと、そうなってしまうのだろう。

わがオフィスはもともと家族計画に関する事業を中心にやってきたので、annual exam (1年に一度の健診)も婦人科にフォーカスした内容である。プロトコル上ではプライマリケアをやることがあまり求められていない。期待されていない、というか。

でもNPたるもの、BMI40台、50台の患者さんを前に、annual exam で何もそれについて触れなかったら罪だと思う。でも時間がない。出来ることには限りがある。じれんま。

もちろんPCPに受診できる状況にある患者さんには、ぜひ受診するように進めるが、PCPに行く余裕がない人も少なくないわけで、そういうときに自分がもう一歩踏み込んで介入できたらいいのだが(例えば糖負荷試験やコレステロール値の検査をオーダーしたり、生活習慣の改善についてカウンセリングするための再診など)それはわが組織のscope of practice を逸脱してしまう。

同じ組織で働くNPでも、プライマリケアに関心はないわ、とはっきり言う人もいる。そういう人は割り切っているから、ジレンマはないだろうと想像する。

morbidly obese (病的肥満)な患者さんがせっかくあちこち医療機関を受診しても、どこでも肥満への介入がなかったら、患者さん本人に明らかな不快症状がでてきてそれが「主訴」となるまで放置しているということに等しい。これは悲しすぎる。いよいよ不快症状がでてくる頃には、心血管系から膝から腰から、ありとあらゆる健康問題のカタマリになってしまっていても不思議はない。

どうしたら自分の限られた診察時間のなかで有効なかかわりが持てるか、欲張りだけどもっと追求したい。それから、保険のない、あるいは保険はあっても不十分な患者さんがプライマリケアを受けにいけるリソースがないのか探したい。

せっけん騒動のその後

泡状のせっけんが再び補充されました。やれやれ。

2010年1月12日火曜日

せっけん騒動

手荒れの季節だ。診察室に備え付けてある泡状せっけんの在庫がなくなってから何週間かたった。倉庫に残っていた別の液体せっけんを使ってきたが、これがすこぶるたちが悪い。一回洗っただけで手がガサガサに。1人の患者さんの診察の前後に必ず手を洗うから、少なくとも1日10数回、多ければ40回以上手を洗う。一旦手に傷が出来てしまうと、治るまでに時間がかかる。せっけんの代わりになるべく速乾性のアルコールジェルを使ったりもしてきたが、傷にアルコールがしみて、これはこれでなかなか辛い。

ティーナがオフィスマネジャーにせっけんの納入を再三頼んでいたのは知っていた。それでも一向にせっけんが来ないので、私からも頼んだ。すると、「せっけんって何のこと?」と。このとぼけぶりにはびっくり。状況を話したが、なんだかもどかしかった。スタッフの間では、「オフィスマネジャーはせっけんが高いので買うのを惜しんでいる」とうわさになっているが、ほんとうか???

昼休み、100円ショップならぬダラーストアで1ドルの液体せっけんを部屋数だけ買ってきた。何のことはない、ふつーの液体せっけん。これで手は楽になった。すでに出来た傷は治らないけど、手洗いの度に悪化することはない。こんなことなら、待たずにもっと前に買いに行くんだった。

ちなみに、かつてはピッツバーグのオフィスでもこのたちの悪いせっけんを使っていたが、そこのオフィスマネジャーに頼んだら、次の出張の際には別のせっけんを用意してくれていた。医療用でなくて普通の家庭用のものを取り急ぎ買ってきて置いてくれたのだが、早急に対応してくれたのが何よりもうれしかった。

2010年1月11日月曜日

仕事用、運転免許用の健康診断

職場から必要と言われたので、といって健康診断の用紙を持ってくる患者さんがある。またペンシルバニア州では運転免許を取るにあたって健康診断の証明がいるので、そのために来られる患者さんもある。私はこの手の健康診断がなかなか好きになれない。健康診断そのものが嫌いなのではなくて、わがオフィスにおけるこの手の健康診断の「位置づけ」が嫌いなのだと思う。

私はどんな健康診断であっても、身体診察の前に病歴をたずねることが欠かせないと思っている。問診表を確認しつつ話を伺うことをすっとばしての診察など意味がない。話を聞いて、診察して、最後にカルテと患者さんの持ってこられた用紙に記入して、、という作業を5-10分でするのは無茶だとおもう。けど予約スケジュールからするとそのぐらいの時間枠しか取られていない。でも自分は早送りでやれないので、頑張ってもやっぱり15分はかかってしまう。その間にティーナが他の患者さんを診てくれている。すまないとおもうが。

異常なし、と診断書に書き込むのは簡単だけど、その結論に至るには、やっぱり判断の根拠がいる。十分な情報収集なしに判断してしまったら危険だ。診断書の重みを思うと、簡単にはできない。私が考えすぎ?

歯列矯正専門医への受診

なんだか最近はNP日記というより歯医者通い日記という感じですな。どうかご勘弁を。

弱い歯茎の問題はたびたび書いてきたが、もうひとつの問題は、少しずつ且つ確実に動き続けている前歯(下顎から始まり今は上顎も)だ。歯周治療医の Dr C すすめる歯列矯正医 Dr Kに意見をもらいに行った。今回が2回目の相談。相談料は無料。

Dr K は私の状況で歯列矯正をすることのメリット、リスク、etc いろいろ説明してくれた。前回の受診で歯の型をとったのだが、それが3次元でパソコンで展開されている様子を見るのは面白かった。Dr K いわく、Dr C からOKが出るまで治療は待たないといけないが、一旦治療を始めたら、比較的短期間で完了するだろうと。治療をすれば、前歯の問題だけでなく歯全体の噛み合わせは改善するだろうと。リスクとしてはすでに歯の根が短いことで、余力が普通の人よりないかもしれないとか、最悪の場合治療による負担で歯が死んでしまう(!!!)とか。余談だが、Dr K は学生時代に日本の歯科大学に行ったこともあるという。

歯をきれいに整列させたほうが、ハミガキも楽になるだろうし、虫歯にもなりにくし、見た目にもきれいであるが、外見的にはそこまでまだ見苦しいところまではきていない(と思う)。歯列矯正はあきらめて、それよりも Dr C に完璧なナイトガードをつくってもらい、これ以上歯が動かないようにしたほうが理にかなっているようにも思う。自己移植の手術だけでもさんざんだったのに、また歯列矯正かと思うと気が重い。

しかし一方で、今のうちに手を打っておいたほうがいいのでは、とか、この位置で固める(これ以上は悪くならないけど絶対よくもならない)のでいいのか、ともまだ思ったりする。

問題は、手術後の回復を待っている今の間に、どこまで歯が移動していってしまうかだ。来週は Dr C による、術後2回目の診察だ。また彼女に相談してみよう。

ブランチのひととき

日曜日、近隣の町に住む日本人の友達と一緒にブランチを食べに行った。みな子育て真っ盛りで忙しいにもかかわらず、私がピッツバーグに引っ越す前にと都合をつけて集まってくれたのだった。一同に会したのは、夏にバーベキューをしたとき以来。(今回集まったのは私を入れて5人)

北は北海道、南は沖縄まで、みんなの出身地はそれぞれ違う。縁あってめぐり合って、会うたびに話を咲かせられる貴重な友達だ。私の引越しは、引越しといっても1時間ちょいの距離なので、また集まる機会があるときには仲間にいれてもらおうと思っている。

樹氷がきれいだった。まるで桜か何かが咲いているみたいに。

2010年1月8日金曜日

Apple の A、Boy の B

患者さんからかかってくる電話を最初に取ってくれるのは、受付のメディカルアシスタントたちだ。でも電話が込み合っているときなどは、自分も電話を積極的に取るようにしている。(忙しいときはできないけど。)予約を取りたいとおっしゃる患者さんの名前を電話で聞き取るのが私にはとても難しい。日本語でもそうだが、英語だとなおさらそうだ。Jennifer とか Maria とかよくある名前はあまり問題ないが、ながーい苗字などは完全にお手上げである。で、つづりを言ってもらうが、それでも聞きとりにくいことが珍しくない。そこで登場するのが、
A as in apple
B as in boy
C as in cat
などといった言い方だ。

例えば小芋の場合は、
K as in kite
O as in orange
I as in icecream
M as in magic
O as in orange
となる。

こういう風に言ってもらえると、親しみのないながーい苗字でも書き取れるわけだ。
自分が電話でつづりを伝える際にもこの方法を使うといい。ところが自分が言う側になると、「えっとえっと、uから始まる単語は何があったけ?」みたいに頭が真っ白になることも。インターネットにはいろいろとこの手のアルファベットが載っていた。いろいろあるみたい。参考までに。
http://esl.about.com/od/teachingbeginners/a/ab_6beg.htm

2010年1月7日木曜日

子宮頸がん ワクチン接種で増加止めよう(読売社説)

1月7日付け読売新聞に、子宮頸がん予防ワクチンに関する社説が出た。広く一般の人にワクチンのメリットが理解されて、ワクチン費用の公費負担につながっていくといい。
記事はインターネットではこちらから読める。

読売新聞のサイト
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100106-OYT1T01530.htm

m3.com のサイトでも読める(会員登録が必要かも)
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/01/07/114114/?Mg=d8fb4735dd8b92b0be1d1e4251572dae&Eml=9c52e6e0992df59586b109e37ebeab93&F=h&portalId=mailmag

2010年1月6日水曜日

ビザ: Aさんの経験談

最近PAを目指している方からビザの件で個人的に質問を受けた。外国人がアメリカで学ぶ場合は学生ビザが取れるが、働くとなるとビザの点でいろいろと難関がある。NPである友人Aさんがご自身の経験を文章にしてくださった。このブログにも載せてよいとおっしゃってくださったので、以下にコピーする。情報を求めている人にとっては非常に貴重な体験談だ。OPTとかH1-Bとか、多くの読者の方には全くちんぷんかんぷんかと思うが、お許しを。

Aさんの経験談(ここからコピー)
私は現在日本在住ですがアメリカでの看護師の資格があるので、アメリカで就職面接をした事があります。結果は、ビザの件があって具体的に何日付けで働き始められるか分からない状況なので、採用しにくいという返答で、地元に住んでいるアメリカ人が採用されました。考えてみたら、私の場合は採用が決まってからビザの手続きが始まるので、その間は働けない事になり、雇う方も待たされて迷惑ですよね。他に誰も志願者がいなければあり得る話かもしれませんが、何人かの人と競う時にはかなり不利な状況です。やはりOPTが一度切れてしまうと、いつから働けるのかが不明確なので、採用する方もされる方も動きが取りにくくなりますね。ですからOPTから就労ビザへ切り替える方が、スムーズに事が運ぶと思います。アメリカで博士課程に行きながら、ボランティアで臨床をしたり、博士課程卒業後のOPTを活用するという手段も有るかと思います。しかし、これにはお金がかかります。。。私はvisa waiverの事は分かりませんが、UCSFではスペシャルスタディーという形でJビザで研修をする人達も居ます。もしかしたらこの方法でJビザからH1-Bに書き換えられるのかも知れませんね。ただ研修をするにもお金がかかるので、その余裕があればの話ですが。。。

ビザスクリーンやH1-Bの手続きには、お金を多めに払って特別に早く済ませる方法もあるようなので、それで何とかなるかもと思ったりもしました。でも、その様な特別な例を除くと、基本的にそのプロセスには時間がかかるので、その間は日本で働きながら待つのが賢明なのかと考えました。とは言っても、人生何が起こるか分かりませんし、ビザの事等は予想もつかない展開になることもあるので、判断が難しいですね。

(コピー終わり)

2010年1月5日火曜日

就職して1年

今の仕事についてから、今日で1周年だ。1年で十分出来るようになったこともあるけど、これから身につけること・勉強したいことのほうがいっぱいだ。目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちだったけど、これからはオフィスのプロトコルについて意見を呈したり(古いなと思うことがいくつかある)、他のオフィスのNPにも積極的に働きかけていったりしたいと思っている。

雪がすごい。朝車に乗るために雪降ろし。帰りまた雪降ろし。かまくらみたいになっている。ドアを開けると、みしっと音がする。車に乗り込むと、昨日自分の靴からはがれた雪のかけらが、まだいっぱい残っている。寒いんだから解ける理由もないけど、変な気分だ。トランクの中には、昨日はらりと落ちた雪がまだ中で解けずに残っている。その上にまた今日の雪がはらはらと落ちる。

こういう天気がずっと続いているので、患者さんの足取りも控え目だ。その間わたしは普段できないところの掃除をしたり、書類を整理したりする。なので暇をすることはない。

就職したころ、ティーナはよく「小芋、毎年こんなに雪は降らないからね。こんなに寒くないからね。」と盛んに言っていた。しかし雪の量も寒さも、今年は去年以上だと思う。というわけで、彼女のコメントはわたしにショックを与えないための配慮(?)だったのではないかと思っている。雪や寒さくらいで私はやめなかったろうけど。

2010年1月1日金曜日

GA→PAから1年

去年の12月29日と30日にジョージア州アトランタからペンシルバニアに移動した。早いもので1年がたった。30日から約1週間は H家に世話になり、アパートさがしも一緒に行ってもらって、たしか3日4日にアパートに荷物を移して、5日月曜日から出勤だった。

そしてまた今引越し準備をしている。1月末までには今のアパートを引き払って、ピッツバーグに移る予定だ。

荷造りの前に、不要なものを捨てるのがいつも大変だ。何も考えないで箱に詰めたら早いのだが、1年もたつと書類とか無料の専門誌をはじめ、紙類だけでもかなり膨れ上がっているので、これをまず何とかしないといけない。物をなるべくためないようにしているつもりでも、確実に増えている。

ジョージアからペンシルバニアに運転してきた際に泊まったモーテルのレシートとか、Google map から印刷した道順の紙とかも出てきて、感慨深い。どこでガソリンを入れた、とかメモが書いてあったり。

思えば、19歳で大学に入学したところから数えると、今回が10回目の引越しだ。12年弱の間に10回だから、かなり頻繁だ。引越しの荷造りはめんどくさい。そして、荷解きがまためんどくさい。何回やってもこれは変わらない。けど、引越しの度に物を整理できる点はよい。次の住処にまでえっさほいさと持っていく価値があるかどうか考えて決断するわけだ。愛着や思い出があると物の処分にはとても心が痛むが、だからといって持っているものすべてを墓場までは持っていかれないわけで、「厳選」せざるをえない。