しばらく前にあった、cultural competence に関する研修のことをまだ日記に書いていなかったと気がついたので、ちょっとだけ書いておこうとおもう。
印象的だったのは、(以下英語ばっかりで申し訳ない)
cultural awareness (knowledge-based)
↓
cultural sensitivity (feeling/attitude-based)
↓
cultural copetence (behavior/skill-based) というスライド。
講師はさらに、 celebrate our differences ということを言っていた。
この研修はいわゆる講義形式ではなくて、参加型のワークショップ形式だった。いろいろ手や口を動かすアクティビティーが盛りだくさんだった。この会自体が、celebrate our differences を実践するひとつの場になっていた。
発言したり、何かを手伝ったりしたりするたびに、トランプを1枚ずつもらえた。最後までトランプが何に使われるのか明かされなかったが、最終的に手持ちのカードで1人ポーカーをして、いちばんいい結果が得られた人に特別賞が渡された。(カードをたくさん獲得していた人ほど、フルハウスやフラッシュが得られやすいのでお徳。)私は結構いい線行っていたけど、特別賞にはいたらず。
私にとって、cultural competence はもともとすごく関心のあることで、大学の卒業研究はまさにこれをテーマにしていた。助産師として日本で病院に勤めていたときも、その延長で研究をした。(日本の病院って、就職して3-4年目になると研究をしなくちゃいけなかったりする。)
awareness から competence のレベルになり、さらに celebrate our differences の域に達するのはなかなかだけど、やりがいのあるプロセスである。もっと言えば、やりがいのある生き方とでもいうか。失敗も誤解も尽きないけど、面白い。
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