2009年12月30日水曜日

抜糸終了

仕事のあと、Dr. C のオフィスに行き、抜糸してもらった。Dr. C は移植した創部を見て、"Beautiful!"を連発していたが、わたしの目からするとまだそんなに美しいもんではない。

抜糸後は口がさらに楽に開くようになり、ひさびさにデンタルフロスが使えたのは進歩。あと、「ニッ」と笑顔を作っても傷が引きつらなくなった。

3週間後の再診時まで、創部以外の部分のハミガキとグルコン酸クロルヘキシジンでのぶくぶくうがい(1日2回)を続ける。移植片の壊死とか、切り取ったところからの大出血とか、そういう大惨事が起こる時期は過ぎてくれたと思うので、ほっとしている。

2009年12月29日火曜日

術後6日目

一時は私の体はほとんどJelloと化していた。徐々に普通食に近いものが食べられるようになってきている。すべて右側で噛む。

今日はひさびさの仕事だったが、一日無事終えられた。この休みの間にNYの家族に会いに行けなかったのは残念だったけど、静養という意味ではとてもいいときに手術をしたと思う。病欠は1日しかとっていないにもかかわらず、クリスマスや土日があったので、今日まで働かなくてすんだのだから。

移植したところは、まだ見た目はかなり悪い。明日抜糸がすめば違和感はかなり楽になるとおもう。一方、組織を切り取ったところ(口蓋)はまだまだ非常に脆弱で、今はこっちのほうが痛い。

日本から持ってきていたロキソニンを使い果たし(あんまり効いてないとおもっていたけど飲むのを止めたら痛みが断然増した。)仕事の帰りにナプロキセンを買ってきた。一日中ジンジン痛んでいたので、2錠飲んだ。あとは12時間ごとでよい。(自分は行儀よく8時間ごとに薬を飲むなんて出来ないということが判明してしまったので、わざわざナプロキセンにした。)

2009年12月24日木曜日

術後1日目

手術の翌日は休養が大切なので、仕事を休むように前から言われていた。というわけで、今日は予定通り病欠。(ボスも前からそのつもりで予約を取らないでおいてくれていたから、問題なし。)

朝はかなりみじめだった。NYの北の果てにすむホストファミリーに会いに行くことをたくらんでいたが、まったくもって無理。明日運転するのもたぶんしんどい。よって今回は泣く泣くあきらめた。NY母さんは、「ウェブカメラ用意したから、みんなで後でスカイプで話せるから大丈夫。」と言ってくれたけど、あー残念。

術後24時間は冷たい飲み物・ゼリーの類しか摂ってはいけないといわれた。Breakfast Essentials (牛乳に混ぜて飲む粉)が何袋か家にあったけど、朝・昼・晩 これだけでは飽きてしまうので、スーパーに買い物に。アイスクリーム、ゼリーのもと、プディングのもと、コーンスープの缶詰などを買ってみた。明日クリスマスは店が閉まるので、食糧確保は重要。

それにしても、15分クーリング、15分クーリングなし、を延々続けるのは大変。もしNYまで運転していたら、クーリングはかなりさぼってしまったと思う。冷凍グリーンピースを袋ごと下顎にあてがうのが楽。顔にフィットしやすくてよい。

2009年12月23日水曜日

組織の自己移植

今日仕事の後、歯周治療専門の Dr C のもとで、自己移植をうけた。口蓋の組織を一部切り取って、下顎の前歯の根元に移植する手術。手術と言っても、局所麻酔薬下なので、ちゃんと自分で車を運転して帰れた。

麻酔下でのクリーニングを受けたときは、左右一方ずつ別の日にやったが、今回は左右両方に麻酔をがっちしかけていたので、まだしゃべれない。(少しはしゃべれるけど、しゃべってはいけないことになっている。)

処置後24時間の間、15分氷を顎にあて次の15分は何もあてない、を起きている間はずっと続けるように言われた。手で押さえるのは面倒なので、冷凍グリンピースの袋をフェイスタオルとマフラーで固定して、微妙な顔の角度で冷却をon/off できるようにしてみた。人様にお見せする格好ではない。

今日は麻酔が切れ次第、冷たい飲み物を飲んでよい。明日はゼリーなど噛まないで済む食べ物だったら食べていい。固形物が食べれるのは、その翌日から。食いしん坊の私にはつらいねぇ。

2009年12月20日日曜日

雪降ろし

ニューヨークやワシントンDCほどではないが、昨日は雪が10cm弱くらい降った。夕方車の雪降ろしをした。けっこうな運動。

今朝は日が差して、雪はやんでいる。しかーし、雪がやむと引き換えに気温はぐっと下がった。今15F (マイナス9℃)。

水曜日、ピッツバーグ勤務のあと歯医者に直行するために車で出勤する必要があるのだが、それまでに雪が落ち着いているといい。。。

2009年12月17日木曜日

朝日記事つづく

16日を皮切りに、17,18日も朝日新聞でNP/PAの記事が載っている。
asahi.comには反映されてないので残念。
日本にいる方、ぜひ新聞を手にとってご覧あれ。
なお、関西圏に掲載されるのは後日のもよう。

2009年12月16日水曜日

白衣を注文

会社が支給してくれる白衣はナイロン製なので、腕を動かすたびにカシャカシャ音がしてあまり心地よくない。で、自分で持っている白衣を着ることが多い。それらがけっこう傷んできたので、インターネットで新しいのを3着注文した。予想外に3日で届いた。サイズを XSサイズにするか Sサイズにすべきかでさんざん悩んだあげく、全部 XSで頼んでおいた。実際着てみると、これがほんまに XSかい?と思わせるゆったり感がある。幸いぶかぶかというほどではない。日本の病院では MやLサイズのユニフォームを着ていたんだがなぁ。まるで自分がちっちゃくなってしまったようだ。

デザインはユニセックスではなくて、女性用のにしておいたので、腰周りが少ししぼってあったり、襟やポケットに刺繍が入っていたりで、なかなかよろしい。3着とも丈が短めのを選んだ。49ドル分以上注文すると送料が無料になるというので、3着で49ドルをちょっぴり超えるように考えて買った(計51ドル)。ただいまセールで全商品20%引き。

会社のドレスコードは、オフィスカジュアルが基本。NPの服装に関しての特別な決まりはない。白衣を着る代わりにスクラブ(Vネックのシャツとズボン)の人もいれば、スーツが好きでスーツを着る人もいる。オフィスカジュアルのラインで整えて、白衣を着ない人もいる。私は大きなポケットが欠かせないので、白衣は必需品。白衣の下には、明るくて割りとはっきりした色のブラウスやタートルネックシャツなどを着る。下はズボン。

ネームタグをいちいちつけなくて済むように、白衣の胸に名前を入れようかと思ったが、サイズが合うか不安だったので今回は止めておいた。

朝日新聞12月16日記事『米国医療を歩く』

16日朝日新聞に、『米国医療を歩く (上)』としてNPやPAのことが紹介されています。必見!

2009年12月15日火曜日

BMI 66

診察室に入る前に、壁に立てかけてあるカルテをさっと見る。BMI 66って、何かの間違いでは? と小さい目を見開いてみたが、間違いでない。一呼吸してドアをノック。

"How are you, OOさん" とさわやかに部屋に入ったが、患者さんは開口一番に「私この手の診察は大っきらいなんです。」と宣言。「何年も婦人科の診察を避けてきたけど、妹がこの前 小芋さんの診察を受けて、『あの人よかったから姉ちゃん絶対行ってきなよ』ってしつこく言うもんだから来たんです。」と。意を決してきてくださった患者さんをがっかりさせたくない、がんばらな、と思った。

患者さんの強い恐怖感&苦痛感を和らげるべく、時間をかけて、姿勢や角度も気をつけて診察をすすめていったが、どうしても子宮頚部の端をちらりと確認するのがやっと。盲目的なパップスメアは極力避けたいが、どうしてもそうなってしまった。最近は結構患者さんとの会話を続けながらパップスメアを出来るようになってきていたが、今回は患者さんの呼吸を誘導することで精一杯。

患者さんも私もベストを尽くした。でもどうしても限界があった。太っているからしょうがない、で片付けたくないのだが。

パップスメアの結果が、"Unsatisfactory for evaluation" (診断に不適)で返ってきてしまうかもしれない。そのとき、患者さんに再検査の催促をするのは気が重いだろう。

2009年12月11日金曜日

サーバリックス、12月22日発売 in 日本

いよいよ子宮頸がんワクチン「サーバリックス」が22日に発売されると決まったそうだ。
http://www.yakuji.co.jp/entry17512.html
魚沼市が、子宮頚がんワクチンの助成を検討していると。画期的。http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20091211-OYT8T00115.htm

2009年12月10日木曜日

急な通知

9月にピッツバーグのオフィスに転勤の希望を出して、すぐOKと言われたものの、正式な異動の日がぜんぜん決まらないで今まで来た。真冬の引越しだけは避けたいと思っていたが、すでに冬に突入してしまった。今日なんて、氷点下から始まって、今(夜9時過ぎ)の気温はマイナス11℃だ。風が強すぎて、雪が道の端に掃き清められたような状態のまま、ぜんぜん解けない。

異動の日がたとえまだ先になるとしても、せめて「いつごろ」という見込みだけでも知らせてくれ、と再三お願いしてきたが、なかなか埒があかなかった。そしたら今日突然、1月4日付けでピッツバーグオフィスに正式に異動とする、という知らせがきた。が、実際のところは、1月にピッツバーグで働くのは計7日間だけで、残り12日は今のオフィスなので、今月の勤務状態とたいして変わらない。(今月はピッツバーグに計6日出張) ちょっとだまされたような気分。

うちのオフィスマネジャーは、「小芋の代わりに新しく来てくれるNPが採用できるまでは、あんたはピッツバーグにやれん。」とずっと今まで言い張っていたが、結局まだ新採用のNPのあてがないままに、私の異動のほうが先に決まった。けど、上記のように、実際は両方のオフィスの勤務なので、この先2月の予定がどうなるんだか。引越しするにしてもしないにしても、長距離運転は避けられそうにない。

異動時期が正式に決まってから、ピッツバーグへの引越しを、と思っていたが、「正式」に決まっても今のオフィスでの勤務日のほうが多いなんて(少なくとも1月中は)、正直困惑。引越し先をすぐ探すべきかどうか迷う。まあでも、今のアパートの大家さんには、引っ越す1ヶ月前にはお知らせしないといけないので、ぼちぼち本腰を入れて探し始めないといけないのは確か。

H家に借りている机や椅子、自分で買ったベッドがあるので、それらをどう運ぶかも考えないといかん。アトランタからの引越しは、ほとんど全部車に積み込んで、本だけ2箱郵送(1箱紛失された。今でも悔しい。)しただけだったが、今回はそうもいかない。バンを借りて運転? それとも引越し業者かな? そこまでの荷物じゃないけど大物はひとりじゃ運べんし。

なんだか今日の日記は全体的に愚痴っぽくなってしまったけど、異動が本当に決まったのはうれしいことだから、感謝。

2009年12月9日水曜日

診察よりクリスマス?

最近いつもよりも診察のドタキャンや無断欠席(断りなく現れない)をする患者さんが多い。おかげで、気持ちに余裕を持って診察できるので、私はうれしー。検査結果のフォローアップもじゃんじゃんできるのでよい。こういうのは、ためずにちょこちょこすれば負担に感じない。忙しい日が続くときは、カルテがどっさり山積みになって、見るだけでもげっそりしてしまう。

患者さんは診察に来ることよりも、クリスマスに向けての準備(買い物とか?)に忙しいのだろうか。真相はわからないが、私にとってはありがたい傾向だ。

写真は、先週ピッツバーグに行ったときに撮ったもの。クリスマスツリーの周りがアイススケートリンクになっている。朝早かったので、リンクは開放されていなかった。

2009年12月7日月曜日

初雪

今日は雪だった。私にとってはこの冬初めてみる雪。(私が週末アトランタに行っていた間に、こっちでは雪が降っていたかもしれない。)ぜんぜん積もらなかったけど、昼間はずっと降っていた。今朝は 22F(マイナス6℃)。そして、最高気温は31F だった。つまり、一日中氷点下だったということ。あちゃー。

昼休み、オフィスそばのさびれきったショッピングモール(空き店舗のほうが多い)を20分ほど歩いた。狭いモールなので、8周もぐるぐる回ると、さすがに飽きた。それでも、運動できたので、体調はよくなった。寒い外を歩くのと、モールの中を歩くのと、どっちが楽しいかはよくわからない。

アトランタに里帰り

Emory University Chorus と Concert Choir による、 Festival of Nine Lessons and Carols というコンサートにあわせて、金曜の夜から日曜の夕方にかけてアトランタに里帰りした。去年は自分も University Chorus の一員として歌っていた。あれから1年たったのかと思うと感慨深い。私にとって、去年のこのコンサートは、エモリーからの精神的な卒業式だった。
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27382373.html
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27396614.html
友達のY美さんと、土曜日5時からの回に行くか、それとも8時の回に行くかについて、さんざん話し合った後、ついに決めかねた私たちは、両方の回に行った。(間にちゃんと腹ごしらえ) 去年私たちがやった曲も何曲かあったが、今年新たに加わった曲が多く、またそれらがバラエティーに富んでいた。どれもこれも素晴らしかった。9月からの練習でここまでの完成に持っていったDr Nelson と団員たちに拍手! 私など、最初の1曲目からすでに涙。5時の回は1階で、8時の階は2階席で聞いた。響きは2階席がさらによかった。

WHNPプログラムの友達、先生、アトランタ医療従事者の会の友達らとも今回は会えた。1年たって、お互いに報告事項がたまっているので、時間がぜんぜん足りなかった。たった2泊だったので会えなかった人も多い。また行かねばならない。

今回もY美さんのところに泊めてもらった。こちらは金曜日の晩ごはん。おいしかった~~。

2009年12月2日水曜日

日本滞在の報告

PAに戻ってきて、早くも2週間半がすぎた。
遅ればせながら、先日の日本滞在の報告を。

overview:
1. 「小芋を囲む会」東京にて
2. 産婦人科医・助産師らの学会で米国のWHNP の役割について講演
3. 母性看護学概論を取っている、大学2年生のクラスで講義
4. ビザのための面接 --- うまくいった。(最後は案外あっけなかった。)
5. 東西の家族めぐり---もっとゆっくりしたかった。。。

ではもう少し詳しく。

1, 「小芋を囲む会」
最初は6人とうかがっていたのが、なんと20人くらいの方が来てくださった。みなさん日本でNP/PA制度の導入やチーム医療の促進に力を注いでいる方々。NPプログラムを立ち上げた大学の先生、NP/PA制度を応援している医師、シンクタンクの方、メディアの方など普段なかなかお目にかかれない方との出会いはとても刺激的だった。

学会用のパワーポイントをぐっと短く作り直したものを、会場の居酒屋さんの壁に映しながらしゃべった。NPならではの役割やよさを 一番に出して話をしたほうがいい、とコメントいただいた。(その後この点を考慮して、スライドを結構変えた。WHNPならではの役割・活動・メリットが十分表現できるようにと。)

みなさん、NP一年生(そろそろ2年生か)の話を熱心に聴いてくれた。後述の学会との大きな違いは、参加者の関心が、「さてこれからの日本の医療を自分たちはどうして行きたいか、行くべきか」にあることのように思った。これだけの人が、NPについて超まじめに熱心に考えて、かつ動いてくださるのを知って、とても心強い思いだった。

2. 学会
聴衆は主に産婦人科医、助産師、看護師、医学科と看護学科の学生ーー230人くらい。

反応ーー地方都市の土地柄から考えるに、反発や抵抗を受けるかと予想していたが、意外にも好意的。興味を持ってくれた人は多い印象ーーでもどちらかというと「遠い世界のこと」としてみている感じ。懇親会では、看護学生や医学生とざっくばらんに話せたのがすごくよかった。

3. 大学
母性看護学概論を学んでいる2年生を前にした講義。先生から、WHNPのことだけでなく、留学にいたったきっかけや、人との出会い、今の学生へのメッセージなどを言ってほしい、というリクエストだった。実際行ってみると、学長・副学長はじめ、ほかの講座の先生や、関西のほかの大学の先生たちも来られていてびっくり。うわぉ。

学生さんからの質問は、「えーと、ご主人さんは一緒にアメリカにいるんですか?」のひとつだけで、とてもおとなしかった。(先生がたからは、すでにNP制度を知っている方らしい質問も。)ところが学生さんから頂いた感想文を読むと、いろいろなコメントや質問が書かれていて、とてもジンとした。よく考えている。「遠距離夫婦頑張ってください。」というエールには涙。。

単純にアメリカはすごい、進んでいる、というような感想もあって、これは反省点だ。。。日本の医療のほうが優れている部分もいっぱいあるのに。感想文をもらいっぱなしではいかん、と思い、お返事を書いた。先生に添付ファイルで送ったら、授業で配布してくださると言って下さった。

4.ビザ
書類の手続きとか、TOEFL (VisaScreenのため)とか、弁護士とのもどかしいやりとりとか、準備にはいろいろあったが、最後の手続きはスムーズすぎるくらいスムーズにいった。ほっ。

5.家族
すごく楽しかったけど、休みが短すぎた。就職1年目の私には使える有給休暇だけじゃ帰国には足りなくて、無給(いや減給)休暇を4日足して、計16日(土日を目いっぱい使って)の旅程だった。長いと思う? 水戸、東京、高松、徳島、大阪・神戸を2週間で回りきるのは 大変だと予想してたけど、実際やってもやっぱり結構大変なことで、どこに行っても後ろ髪を引かれる思いだった。けど、せっかく日本に帰って、家族に会わないのはとてももったいないので、どうしても欲張りにまわってしまう。けど、とまとまんはその間お留守番になるので、とまとまんと過ごす日が少なくなってしまい、これも切ないことであった。けど家族が日本東西に両方いるから、どうしても移動は避けられない~ 2週間でなせる最大限のことはした、と自分に言い聞かせるしかない。

とりあえず、駆け足でのご報告。

2009年11月29日日曜日

ピッツバーグの茶屋


Thanksgiving day に引き続き、おいしいものに恵まれ続けた週末であった。昨日は友人T子さんに連れられて、茶屋という日本料理へ。すばらしいお料理に加えて、店長のやすさんとスタッフのホスピタリティーにほっとする。「茶屋」という名前がぴったりである。単に舌で味わうおいしさだけでなくて、雰囲気やお店の人の心にほっとするのだと思う。

ウェブサイトがまた素晴らしい。http://www.chayausa.com/index.html
私が撮った写真よりも、ウェブサイトの写真のほうが何ぼもいい。が、最後、〆にいただいたウニのお寿司が格別だったので、一枚だけご披露する。


今日の朝ごはんはT子さんの手作りパンをいただいた。皮がかりっとして、とてもおいしいパンだった。

昼は Yokoso という、お寿司と鉄板焼きのお店に行った。いわゆる"Hibachi"と呼ばれる、アメリカの鉄板焼きである。本来の日本料理からは完全に掛け離れている。アメリカ料理のひとつに数えるほうがいいだろう。ひっくり返すごとにカタカタ音を立てたり、コショウと塩を振るのにもお手玉のような手さばきをしたりと、まー派手な演技である。私にとってはこれは初めてだったのでいい体験にはなったが、投票するのは断然「茶屋」だ。(実際ぐるなびのようなページに早速一票投じた。)残念なのは、一般のアメリカ人がこれを「日本料理」と信じて食べていること。
炎吹く玉ねぎのタワーの写真。


夜はT子さんの作ってくださった夕飯をいただいた。大根の煮物に、ほうれんそうのおひたしに、納豆に、お腹もこころも温まるおいしいご飯だった。
(写真あとで)

追記:12月2日。T子さんの夕飯の写真は、ご本人の希望で今回は非公開になりました。

2009年11月28日土曜日

Thanksgiving の日


木曜日はThanksgiving Day だった。いつも何かとお世話になっているHさん一家が、なんと8月から「Thanksgiving はぜひ家に来てね~。」と言ってくださっていたので、ありがたく参上した。

お昼にSushi (ここでは巻き寿司のこと)をぜひまたやってほしい!というリクエストを受けて、炊飯器からまきすから、材料一切がっさいを持っていった。最近は、地元のスーパーでも、わさびまで売っている。

大学生から小学生までの子どもたち8人も参加して、みんなでワーワー言いながら作った。そして作品は瞬時にみんなの胃袋に。だから写真はない。。。大好評だった。今度やることがあったら、写真を撮り終わるまで食べない、というルールを遵守してもらおう。

ちなみに、寿司のできばえとしては、海苔が外側にくる普通の太巻きや海苔巻きよりも、外側にゴマをまぶすタイプの作り方のほうが、初心者でも結構サマになることがわかった。かくいう私も、決して腕がいいとは言えない。

夕方のディナーにむけては、おじさん、おばさん、いとこたちそれぞれが入れ替わり立ち替わり台所に立ち、次々と料理が出来上がっていった。


ひと通りごちそうがみんなのお腹に入ったところで、H家の恒例行事たるものが行われた。ひとつは、Thankfulness Jar のわかちあい。あらかじめ各自が、自分が感謝していることについて小さなメモ用紙に書いて、金魚鉢みたいなガラスの大きなビンにその紙を入れていた(無記名で)。食卓でそのビンを回しながら、一人ひとつの紙を取り出し、みんなの前で読み上げるのだ。家族や仕事に対する感謝、学校での出来事についての感謝などが読み上げられて、心が温かくなった。

もうひとつは、自分の選んできた詩を朗読するというもの。必ずしも詩じゃなくて、一文でもよい。面白いのを選んだ人、しんみりするのを選んだ人など、いろいろ。ちなみに私は Shel Silverstein という人の書いた、 The Dirtiest Man in the World という詩をやった。中学校のときのコンテストでやったものだ。Google したらすぐ見つかった。世の中便利なものだ。詩は好評。朗読というより、パフォーマンス風であった。

デザートのパンプキンパイは、79歳のおじいちゃんが自ら家で焼いてきたものだった。後片付けのチームワークも素晴らしく、よく働く一家だということがわかった。(そしてほかの人が働いているときは、テレビ見たり、しゃべったり、適当にくつろいでもいた。)あたたかいPAの家族に恵まれて、幸せだった。H家と初めて出会ったのは1996年だが、おじさん・おばさん・いとこたちに会うのは今回がはじめてだった。

意を決してAtlanta からNashville に車で行き、Thanksgiving を過ごしたときから早一年。感慨ぶかい。去年の日記を読むと、Nashvilleでも巻き寿司をやっていたことがわかった。すっかり忘れていた。
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27120974.html
http://blogs.yahoo.co.jp/koimokko/27152325.html

2009年11月24日火曜日

Cultural Competenceに関する研修

しばらく前にあった、cultural competence に関する研修のことをまだ日記に書いていなかったと気がついたので、ちょっとだけ書いておこうとおもう。

印象的だったのは、(以下英語ばっかりで申し訳ない)
cultural awareness (knowledge-based)

cultural sensitivity (feeling/attitude-based)

cultural copetence (behavior/skill-based)
 というスライド。

講師はさらに、 celebrate our differences ということを言っていた。

この研修はいわゆる講義形式ではなくて、参加型のワークショップ形式だった。いろいろ手や口を動かすアクティビティーが盛りだくさんだった。この会自体が、celebrate our differences を実践するひとつの場になっていた。

発言したり、何かを手伝ったりしたりするたびに、トランプを1枚ずつもらえた。最後までトランプが何に使われるのか明かされなかったが、最終的に手持ちのカードで1人ポーカーをして、いちばんいい結果が得られた人に特別賞が渡された。(カードをたくさん獲得していた人ほど、フルハウスやフラッシュが得られやすいのでお徳。)私は結構いい線行っていたけど、特別賞にはいたらず。

私にとって、cultural competence はもともとすごく関心のあることで、大学の卒業研究はまさにこれをテーマにしていた。助産師として日本で病院に勤めていたときも、その延長で研究をした。(日本の病院って、就職して3-4年目になると研究をしなくちゃいけなかったりする。)

awareness から competence のレベルになり、さらに celebrate our differences の域に達するのはなかなかだけど、やりがいのあるプロセスである。もっと言えば、やりがいのある生き方とでもいうか。失敗も誤解も尽きないけど、面白い。

2009年11月23日月曜日

パートナーからの暴力に関するトレーニング

Intimate Partner Violence(パートナーや親しい人からの暴力)に関するトレーニングを1日かけて受けた。講師は、隣接する郡にあるIPV支援団体の人2人だった。普段からIPVの被害者のカウンセリングや、IPV予防のための教育活動にかかわっている人たちだけに、非常に引き込まれる話だった。

私にとってとても衝撃的だったのは、Teen Dating Violence の現状。実に、3人に1人が、身体的暴力、性的暴力、あるいは身体的暴力の脅し(threat)を受けているらしい。

technology abuse が非常に大きな問題になってきているという。Technology abuse というのは、たとえば携帯電話で相手がどこにいるかを執拗にチェックしたり、頻繁に(真夜中も!)メールを送り続けたり、携帯電話やデジカメで撮った写真(裸とか)をばらすぞ!と脅したり、など、携帯電話やメールなどの最近の技術を濫用するタイプの暴力。

いわゆる殴る・蹴るタイプの暴力でなくても、パワーとコントロールをにぎる構造はみんな一緒。見たビデオには、女性側が、男性に対して服装にけちをつけたり、事細かに指示をしている様子なども例として出ていた。

IPVをスクリーニングするにあたって、質問をする前の前置きとなるセンテンスの重要性も再認識した。例えば、「驚かれるかもしれませんが、暴力を受けている患者さんが珍しくありません。暴力は女性の健康に非常に大きな影響を及ぼします。なので、私は患者さんみなさんに暴力についてお尋ねするようにしているんです。」といったヒトコトを言った上で、具体的な質問をするのだ。

こちらはたまたまGoogleして見つけた紙一枚のパンフレットだが、どういう風にIPVについて話を持ち出し、スクリーニングするかについて参考になる。具体的セリフが載っているので、とっつきやすい。
http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/csi/ipv-pocket-guide.pdf

2009年11月22日日曜日

風邪より回復

咳止めに頼りつつ、なんとかだましだまし体を持たせて一週間を乗り切った。咳もようやく落ち着いた。帰国してからまだ1週間なのに、なんだかずーいぶん前のことのような気がする。

重く分厚い雲に覆われた日が続いていた。こう毎日どんよりどんよりだと、鬱にもなりやすいと思う。真っ昼間でも結構暗くて、16:00過ぎるとますます暗くなってしまう。月曜日以外も車で通勤することにした。今日は久々に晴れ。昼ごはんを食べたら、すこし日に当たりに行こう。

木曜日には、この街のダウンタウンで、クリスマスライトの点灯式&パレードがあった。花火も上がるほどに賑わっていたが、私は咳でごほごほだったので、音だけ聞いた。

日本でお世話になった方へのお礼メールが途中だった。今日中にがんばろう。

2009年11月18日水曜日

咳止め、マスク

日曜の晩に帰宅してから、仕事→帰宅してご飯→寝る(でも咳であんまり寝れない)をやっとこなしている状態だ。日本から戻る何日か前から喉が痛かったのだが、飛行機の中の乾燥した空気で症状が悪化してしまった。熱や鼻水はなくて、咳とノドのむずむず。

起きているときはそんなに咳は出ないのだが、寝ようとすると、しつこく出てくる。昨夜は咳止め+去痰薬のシロップを買ってきて飲んだ。おかげでその前の晩よりは眠れた。

仕事のときもマスクをしている。こっちでは日常生活でマスクをしている人はほとんどいない。だから私の姿はたぶん相当異様に見えているだろうが、診察中にもポツポツでてしまう咳をいちいち袖でカバーするのは無理なので、マスクに頼るわけ。

今日はピッツバーグ出張だった。バスの中ではマスクをしていたが、町の中を歩くときは一旦外した。ほかにだれーもマスクをしていない中で、自分だけマスク姿で闊歩する勇気がなかった。日本はこの点マスク天国だからいい。

ちょっとした日米の違い

日本の自宅に帰ったら、台所の流しやコンロや台の高さが全部低くて(床からの高さ)驚いた。アメリカの自宅に戻ったら、これらが全部高くて、たまげた。

日本の公共トイレには、石鹸がないところがまだまだ多いなと思った。新型インフルエンザ対策のために、アルコールジェルを置いているところがあるのはありがたかった。アメリカは、たいがいどこでもトイレに石鹸がある。あと、日本では手を拭く紙タオルやエアータオルがないことが多いので、ハンカチがいる。アメリカだと、ハンカチと無縁で生活できてしまう。

日本はやっぱり太っている人が少ないと感じた。メタボというか、overweight の人はそこそこいても、obese(肥満、BMIでいうと30以上)の人はやっぱり少ないと思う。アメリカに戻ると、国民の3分の2が obese またはoverweight ということを痛感する。

日本は細かい注意書きとか、呼びかけのアナウンスが町のいたるところにある(聞こえてくる)。細かい配慮に感動するときと、まぁそこまで言っていただかなくても、、と思うときとがあった。

細かい配慮という点では、飛行機の客室乗務員も、お店の店員も、日本の人は、基本的に丁寧できめ細かい対応をしてくれて感動。飛行機の飲み物サービスのときに寝ていたら、後でわざわざ「先ほどお休みになっておられましたね。お飲み物をお持ちしましょうか。」と声を掛けてくれたり。店で何か探していた商品が切れていたりすると、「申し訳ございません。」とかね。うわー謝ってくれた、なんて思う。アメリカは日本ほど簡単に謝らない土地だから。

日本の八百屋はすばらしい。種類が多くて、かつ新鮮で、わくわくした。明日もう帰るという日に買い物に行ったときは、出発まであと3食しか食べられないのに、食べたいものがありすぎて困った。ペンシルバニアのスーパーに戻ってきて、死んだ野菜を目にして、やはりがっくりくる。サラダ用の野菜というのは結構あるのだが、火を通して食べる葉っぱものがほとんどない。あってもぐったりしていて、端が黄色くなってきていたりして。昨日は冷凍野菜を幾種類か買い込んだ。

日本はやっぱり土地が限られていると痛感。ぎっしりと建てられた家、お店、、、。片やこちらはピッツバーグのダウンタウンから10~15分も車を走らせれば、原っぱや林や牧場の世界。

日本ーーきれいで新しい車ばっかり。機能的な車が多い。アメリカーー古い車もまだまだ現役。マッチョなトラックやSUVが多いねー 燃費悪いのにな。

2009年11月15日日曜日

アメリカのわが家に戻る

ドア to ドアで 25時間30分。アメリカのアパートに戻りました。なんだかまだ体が揺れている感じ。体だけじゃなくて、気持ちに至ってはジェットコースター並みの一日でしたが。。。

帰国中、落ち着いて座れる時間がなかなかとれなくて、ブログ更新がほとんどできませんでした。頂いたコメントにも応えられず、ごめんなさいー。

えー、気持ちのリハビリをしつつ、日本での出来事をぼちぼちご報告していくつもりです。お礼状(メール)も書かなくちゃ。

明日は月曜日なので、仕事は11時から。まずは寝ます。おやすみなさい~

2009年11月6日金曜日

高松のわが家

昨夕、東京から高松に移動して、高松の家に帰ってきました。水戸の両親に発送してもらったスーツケースも無事に今朝届きました。しばし「旅行」じゃなくて、「帰宅」の時間です。

NPへの関心の高さ in 日本

4日、実家の水戸を後にし、東京へ。

日本でのNP/PA制度の導入やチーム医療に非常に高い関心を持っている方々とお目にかかる機会に恵まれました。はじめは6人の方と聞いていたのに、実際行ってみるとなんと20人近くもの方が集まってくださっていました。NP、とくにWHNP について紹介させてもらいました。

患者さんのこと、日本の医療のこれからについて真剣に、かつ柔軟に考えておられる方々との出会いは非常に刺激的でした。

もっと詳しく書きたいけれど、取り急ぎ~

2009年11月2日月曜日

ひさびさの日本

ほぼ11か月ぶりに日本に帰国しました。飛行機は遅れるどころか定刻よりも早く着き、乗り継ぎもトラブルなし。スーツケースも無事に届いて、気持ち悪いくらいスムーズな移動でした。この分だと帰りが心配。。。

関空発着のいい便がとれず、今回は成田発着にしたため、旅の振り出しは実家のある水戸です。えー、今日のところは、まず髪を切りにいって、それから祖父母宅に行って、運動して、銀杏を拾いに行って、で終わりました。

成田に着いた昨日の夜は25℃もあったのに、今日は打って変わって14℃どまり。明日はもっと冷え込むみたい。インフルエンザにかかっている暇はないので、体調には気をつけないと。

2009年10月30日金曜日

刑務所より

刑務所や少年院のようなところから、職員の人に付き添われて来られる患者さんがときどきある。診察上必要なときは、職員の人にお願いして手錠を外してもらう。診察する者として、ちっともどきどきしないといったらウソになるけど、目立つ格好で、職員に前後を固められてオフィスにやってくる患者さんのほうは、もっと複雑な心境であろう。

先日、ER 受診後のフォローアップとして来られた患者さんがあった。なぜ ER に行ったのか、そこでどういう診断や説明を受けたのか、それを聞かないことには何事も始まらない。どうしてERに行ったのか、という部分はもちろん患者さんが話してくれたのだけど、医療者からの説明はまったくなかったと言うので、私は驚きを通り越して、憤りを感じた。

診察や検査をしておいて、まったく患者さんに説明をしないなんて、ありえるだろうか? 刑務所から来ている患者さんだって、診断内容や、どういう検査をしたか、なぜその検査をしたかとか、説明されて当然ではないだろうか?

ERから検査結果を元に、「ERではこういう検査がされました、結果はこうでしたよ。」と伝えるのだが、ERから私ら宛てのサマリーがあるわけでもなく、あくまで検査結果から診察時の様子を私が「推察」する感じで、とても もどかしかった。検査をやりっぱなしで、サマリーも作らずに、フォローアップは診療所に行ってね、なんてひどくない? 

もっとも、患者さんが話を曲げたり誇張したりしている可能性もないわけではない。けど、私は患者さんの話を聞くところに寄って立つほかない。

話を聞く限り、ERでの対応は、とても差別的な印象を受けた。医療提供者としては、患者さんの背景に限らず、やるべきことはやって当然とおもうのだけど、私が変なのだろうか??

2009年10月28日水曜日

具合の悪い患者さん

今日は具合の悪い患者さんがすごく多かった。一口に具合の悪いといっても、内容も程度もいろいろなのだが、特に具合の悪い妊婦さんが何人も続くととても疲れる。

妊婦健診というより、妊婦病診 といったほうが適切だ、なんて思ってしまった。

2009年10月27日火曜日

10月は乳がん啓発月間

10月は、アメリカでは National Breast Cancer Awareness Month、日本でも乳がん月間という名前で、乳がんに対するみんなの気持ちと知識と理解を高めるためのいろーんな取り組みがされている。

地元の病院や地域のグループと協力して、情報提供と検診を行うイベントを開いた。病院のなかに乳がんに関するパネルや資料を集めたテーブルを用意し、また乳がんと子宮頚がんの検診をする(私の役目)のだ。診察の後、同じ建物の中で即マンモグラムを受けてもらえるところがすばらしい。

乳がん啓発のテーマカラーであるピンクにこだわった、ピンクレモネードと、ピンク色のクッキー。結構人気。

2009年10月26日月曜日

日本のメディアによる取材

飛行機を乗り継いで、そしてピッツバーグ空港からはレンタカーを1時間近くも運転して、は・る・ば・る 日本から某記者さんが取材に来られた。

オフィスマネジャーは張り切って軽食を用意し、会社本部からも渉外担当のスタッフが来るなど、スタッフ一同 記者さんを大歓迎。

しかしながら、予約数はいっぱいで、特に後半が忙しくて、記者さんにあまり説明もできず もどかしかった。

診察のあと、夕飯を食べに行き、そこでインタビューのつづき。

NPの活動はとっても多様で、私がやっていることは そういういろいろあるNP の役割のほんの一例に過ぎない。ミニ医師と言うにはだいぶ違う、NPならではの役目があることを、今日の取材の中でもし感じてもらえたならば幸い。それから基本的健康な女性であっても、その方の年齢や状況に応じて健康維持のための作戦はいろいろある(必要)という点についても、伝わっているといい。

記者さんは、この後、在米のほかのNP/PA の取材に行かれる。私もついていきたいところだ。記者さんの書かれる記事を通して、日本のみなさんに NPやPA が持っている可能性について広く伝わるといいな、と思う。

ところで、写真に写っている自分の顔はとてもコワかった。いかんなー。笑顔を心がけているつもりでも、写真のシャッターが切られた瞬間は、そのコワい顔をしていたということだ。柔らかい、和やかな笑顔のひとになりたい。

2009年10月25日日曜日

もと競泳選手?

「あんた、きれいな泳ぎするなぁ。競泳やってたんか?」
と今朝YMCAでおっちゃんに言われた。

私がもと競泳選手のわけないやん! お世辞と分かっているけど、何だかうれしいねぇ。幼稚園と小学校のとき、あわせて数年間水泳教室に行っていたけど、バタフライをやるかやらないかぐらいかの時期には止めていた。せっせと送り迎えしてくれた母よ、ありがとう。

今月いっぱいでYMCAは退会することにした。11月の頭2週間は日本に行ってここにいないし、その後いずれ(まだ時期決まってないけど)ピッツバーグ勤務になったら引越しもするので、この辺で止めようかと。今週は出張もないので、なるべく毎日泳ごうと思う。

さてさて、
学会発表用のスライド(パワーポイント)が大体できた。ぶつぶつ唱えながら練習をしているが、やっぱりスライドが多すぎることに気がつき(遅い!)、あーでもない、こーでもない、とまたスライドを足したり減らしたり、あいかわらずぐちゃぐちゃやっている。進んでいるのか、後退しているのか、ようわからん。

きょうは月曜日。診察がんばります。その前に洗濯物干します。

2009年10月24日土曜日

高校フットボール

H家のMちゃんの通う高校のフットボールを見に行きました。目的はフットボールの試合そのものではなくて、ポンポンをやっているMちゃんの様子を一度見たかったから。
試合が始まる前のパフォーマンス。百数十人規模のマーチングバンド、旗持って踊る人たち20人くらい、ポンポンのメンバー15人による、見事な演技です。プロ顔負けよ。
前半戦・後半戦の間のパフォーマンス。

相手チームのパフォーマンス。

えーっと、試合の様子の写真は取り忘れました。。。
雨が上がってくれて、寒いけど凍えるほどではなかったので幸いでした。写真には写っていないですが、私が座っていた側の観客席は、対戦チームのサポーター用の観客席(写真の奥に写っている)よりも何倍も立派でした。チーム名の入ったトレーナー、帽子、ひざ掛けなどなど、グッズを売る売店は本格的でした。町の人総勢とまでは言わないまでも、あいにくの天気にもかかわらずかなりの人が集まって(天気がよかったら満杯になるらしい)応援(or 友達や近所の人とおしゃべり)する風景はなかなかよかったです。

2009年10月22日木曜日

秋の全体ミーティング


今日は会社全体のミーティングだった。春と秋に年2回開かれている。今回はカジュアルな服装でOK、ジーンズやスニーカーもOK ということだったので、基本的にみんな気軽な格好で来ていた。

格好は気楽だけど、内容はまじめである。この半年に入社した新しいメンバーの紹介、医療制度改革が自分たちの仕事に与える影響の予測、仕事上のいろいろな改善策の現況、などなど。普段は各地てんてんと散らばって仕事をしているけど、こうして集まると何百人もいるわけで、なかなかすごい。

午後は打楽器を使ったワークショップがあった。太鼓やマラカスやプラスチックの筒(サランラップの芯みたいな)を使って数百人で奏でる(?)音楽は、迫力あり。素直に楽しかった。仕事には一見ぜーんぜん関係なさそうであるが、チームワークの育成に一役買ったかも。

先週は寒くて暗くて雨ばっかりで、鬱々としていたけど、今週は晴天に恵まれている。
今日の会場(キャンプ場)の写真。帰り道のトウモロコシ畑の写真。(とっくに収穫は終わっているけど、乾燥した姿がなかなか粋。)空がきれいだった。

顕微鏡の問題、解決。

先日、黄色い視野の顕微鏡の話を書いたのですが(http://koimokko.blogspot.com/2009/10/blog-post_1678.html)、その後この問題は解決しました。

視野に取り込む光の量を調整する部分があって、これをいじったらかなり視野が明るく、白くなりました。

おかげでトリコモナスが ちょっともたもたと微妙に動いている様子なども、はっきりと確認できるようになりました。お騒がせしました!

2009年10月20日火曜日

タイヤ ぱんく

昨日の朝 車に乗ろうとしたら後輪の1つがぺっちゃんこだった。見るとタイヤ側面にすっと一本の直線が走っていた。月曜日は夜遅くなるので、歩かずに車で出勤しているようにしているのだけど、やむを得ず歩いていって、帰りはオフィスマネジャーの車に乗せてもらった。最近は夜7時はもう真ッッッッ暗だ。

タイヤの付け外しの方法など、アトランタでEさんに特訓を受けたので、やれば出来そうな気がした。けれど「せっかくAAA(JAFのアメリカ版)の会員なんだったら、絶対頼んでやってもらうべし。」と職場のスタッフが口々に言うので、それに従い(安易に?)今日の仕事の後 AAAを呼んでスペアタイアをつけてもらった。あっという間の技だった。そしてタイヤ屋さんが閉まる前に店に駆け込み、新しいタイヤをつけてもらった。これで一安心。

AAAのおっちゃんが言うには、たぶん曲がり角で金属の先か何かに触れて、タイヤに傷が入ったのだろう、ということだったのだけど、タイヤ側面の傷はすっとまっすぐだったので、誰かが意図的にパンクさせた可能性も否定できないじゃないか、なんて思っている。 ともかく、車に乗っているときにパンクしてパニックにならなくてよかった。高速道路でパンクしたりしたら悪夢だもの。

2009年10月19日月曜日

第3回 チーム医療の推進に関する検討会

10月13日に 第3回チーム医療の推進に関する検討会が開かれました。
当日の配布資料がこちらで見られます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1013-4.html
資料を見るだけでも、とても見ごたえのあるプレゼンテーションだったろうと想像できます。各発表者が描いた、チーム医療の模式図が非常に印象的です。薬剤師の活躍ぶりもとても刺激的です。

議事録はまだ公開されていませんが、こちらにメディアによる報告が出ています。(会員登録していないと、読めないかもしれません。)

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200910/512736.html

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/10/16/109244/?q=%E7%AC%AC3%E5%9B%9E+%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E6%8E%A8%E9%80%B2%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E4%BC%9A

2009年10月18日日曜日

スライド添削

日本での発表にむけて、スライド(パワーポイント)をあいかわらず作っています。作っているうちに、どんどん恐怖感がつのってきてしまい(突っ込まれて、おたおたしている自分を想像してしまう)、今日は現実逃避の気持ちから、挿絵の挿入ばかりしていました。

煮つまって焦げはじめる直前に、友達にメールでファイルを送信したところ、はやくも返信が。ありがたーい、ありがたい。的確なコメント。

私、こうやって日々家族や友達に栄養もらって生きとります。口から食べるご飯以上に、身になるご飯です。

晴れた! ~紅葉の写真~

ずーっと寒くて灰色の日が続き、気分も落ち込みがちだったが、今日は久々に日差しを浴びることが出来た。最高気温は9度までしか上がらなかったけど、晴れれば幸せ~



トイレを強調して撮影したつもりではなかったけど、トイレを大きく写してしまったので、すぐに写真を取り直した。でもそのときにはもう曇ってしまって、葉っぱの色はこれほどきれいには撮れず。

2009年10月17日土曜日

サーバリックス、正式承認

子宮頸がん予防のためのワクチン、サーバリックスが日本で正式に承認されました。前に2回「承認された」という記事を書いてしまいましたが、それは、「承認してもよい、という承認」だったのでした。今回の承認は、製造販売してよい、という承認なので、ほんものです。費用のことなど、まだ課題はありますが、まずは第一歩。めでたい。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101600952
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=234033&lindID=4

子宮頸がんの原因となる HPV 16型、18型に加えて、尖圭コンジローマという性器にできるイボにかかわるHPV 6型、11型 の予防も担う、ガーダシル(Gardasil) のほうは、日本ではまだ承認されていません。

一方アメリカでは、ガーダシル がすでに使われています。ガーダシルの男性への接種も認められています。面白いことにサーバリックスのほうは、昨日になってFDA が承認したようです。
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJT849404020091016

2009年10月15日木曜日

どんより雲

さむい。明日の夜には、雪も降るかもだって。寒いだけならまだいいが、ど~~~んよりした灰色の空で、雨が降ったりやんだりで、早くも真冬の雰囲気。葉っぱが落ちきって、すっかり裸んぼになった木もある。さみしー。

2009年10月14日水曜日

黄色い視野の顕微鏡

出張先で古い顕微鏡によく遭遇する。視野全体が黄色っぽく見えるのは、気のせいだろうか? 全体が黄色っぽいと、何だかいまいちはっきり検体が見えない。業者の人が定期検査をしているので、壊れているわけではないとおもう。これは今回初めて気がついたのではなくて、アトランタにいたときも、古~いオフィスの古~い顕微鏡を使ったときに同じように感じた。

ちなみにいつものオフィスで使っている顕微鏡はとても見やすく、使いやすいので気に入っている。別のオフィスに行くと、顕微鏡のネジの位置や方向が違うので、とても変な気分になる。ま、これは慣れの問題である。

不明瞭な視野はとても不便だ。同僚の意見を聞いてみるつもり。何かアドバイスがある方、ぜひ教えてください!

飛ばしまくるバス

今日はピッツバーグのオフィスに出張だった。昨日の夜ちょうどピッツバーグで用事があったので、そのままピッツバーグの友達の家に泊めてもらい、そこからバス通勤というのを試みた。

友達の家から、最寄のPark & Ride (バスに乗る人が車を停めておける専用駐車場)に行くはずが迷ってしまい、目標よりひとつ先の Park & Ride まで行ってしまった。それで、同乗してくれた友達とワンちゃんの帰りの散歩コースを長くしてしまった。(ごめんなさい!) 駐車場はかなり広いがすでに車がいっぱい。でも無事に空いているところを見つけられた。

彼女から、バスがかなり飛ばすと聞いていたが、これがほんとにそうだった! バスというより、まるで電車に乗っているような感覚。バス専用道路を走るのだが、軽く100kmくらいは出ていたであろう。バス専用道路区間のバス停には「○○ station」という名前がついていた。まさに駅のような雰囲気をにおわせている。あっという間にダウンタウンに到着。渋滞とも無縁の、「高速」バスにはたまげた。

友達のおかげで、ピッツバーグ生活の味見ができてよかった。細かい情報もいろいろと教えてもらい、感謝だった。やっぱり住んでいる人の生の情報は貴重。

帰り、ピッツバーグの外に抜けるまでは渋滞にあった。やっぱりバスのほうが楽。

2009年10月13日火曜日

NHKクローズアップ現代 『医療を救うか“診療看護師”』

今年6月に放映された、NHKクローズアップ現代『医療を救うか“診療看護師”』をNP仲間のSさんがDVD に焼いて送ってくれた。

医師が忙しいから
軽症の患者なら
簡単な薬なら
簡単な治療なら
やむをえないなら
2級医師であるNP にやってもらうのも仕方ないかも   という枠組みでした。
なんでこんなにネガティブなの~~~

インタビューされている看護師たちの発言も、この枠組みにあうように使われていると思いました。

医師不足は確かに背景にあるけれども、「仕方ないから」NPを使うんではなくて、むしろNPそのもののメリットがあるからこそ 導入を考えてほしい、と私は思います。きっと、日本のNP養成にあたっている先生たちは後者の気持ちだと思います。しかしながら政策決定者を納得させて、細くとも確実な道を作っていく(例:特区の申請)ためには、まずは「軽症患者を診るNP」ということでとりあえず売り出していくほかないのかもしれませんね。

2009年10月12日月曜日

スライド消える(涙)

今日はコロンブス記念日で、オフィスはお休みだった。ここぞとばかりに今度日本で発表するときのスライド製作に励んだ。午後かなりいいスライドを次々と作っていったのだが(自己満足)、こまめに保存していなかったがために、気づいたときには見事それが消えていた。あーーー! パソコンがフリーズして強制終了したのでした。あっという間に、昨夜のところまで巻き戻しを食らってしまった。

とまとまんに何とか復元できぬものか聞いてみたけど、だめ。

まだまだ叫びたい心境ですが、叫んでも戻ってこないので、また作ります。読者のみなさまはわたしのような真似をしないよう、こまめにこまめに保存してくださいね。

2009年10月11日日曜日

引越し対策

引越し対策なんてタイトルはちょっと大げさなんだけど、いずれピッツバーグ方面に引っ越したいと思っているので、情報を集めている。正式にピッツバーグ勤務になるのがいつのことになるのかは、まだ決まっていない。勝手な予測としては12月か、1月か、そんなところだと思っている。先日から週に1回くらいずつくらいのペースで、出張というかたちでのピッツバーグ勤務は始まった。

ピッツバーグ在住の日本人に、お勧めの地域を訪ねると、面白いほど異口同音に Shadyside と Squirrel Hill の2箇所があがる。ピッツバーグ便利帳という日本人向けウェブサイトに紹介されている物件も、もっぱらこの2地域のものだ。ピッツバーグ大学やカーネギーメロン大学の学生、研究者たちが多く住んでいるもよう。バスの便が非常によく、東京商店やスーパーにも近くて便利。治安もよろしい、と。というわけで、かなり人気の場所だが、家賃はそれなりにお高い。加えて、この地域はCity of Pittsburgh 内なので、wage tax は3%である。(ややこしいことに、仮に住所がPittsburgh 内でも、行政区的に City of Pittsburgh でなければ、wage tax は1%)

アメリカ人の人にお勧めの地域を聞くと、この2地域のほかに City of Pittsburgh の少し外側の地域も候補としてあがる。逆に、「ここは避けなさい」と言われる地域のリストも結構長い。いいという地域のすぐ隣が悪い地域だったりして、素人というか新参者にとっては驚くばかり。無料配布のアパート情報誌(サイト)にはいいことしか書いていないから、気をつけないといけない。

http://www.city-data.com/
こういうサイトを見ると、犯罪率や人口動態などが載っていて、参考になる。ちなみに、私が今住んでいる町の犯罪率は非常に高い。失業率も高い。すでに知っていたけど、こう改めて数字でみると、は~~っとため息がでる。健康問題と社会問題の関係は、ある意味 鶏と卵の関係みたいだ。

2009年10月6日火曜日

女性のためのがん検診手帳

乳がん・子宮がん検診のための無料クーポン券を発行する事業が日本で始まっています。
http://www.gankenshin50.go.jp/campaign/coupon/index.html

この無料クーポン券を発送するときに同封される「女性のためのがん検診手帳」というパンフレットを、NP仲間のKさんが紹介してくれました。タイトルこそちょっとカタイ印象をもたれるかもしれませんが、内容はイラスト豊富で親しみやすく、何より文章が読ませます。従来の政府関係のパンフレット類と比べて、断然おもしろい。ぜひ見てみてください!
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan10/pdf/gan_women03.pdf

女性特有のがん検診推進事業について、もっと資料を読みたい方はこちら
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan10/

2009年10月5日月曜日

第2回 チーム医療の推進に関する検討会

10月5日、第2回 チーム医療の推進に関する検討会が開かれた、という情報が、NP仲間のSさんからまわってきました。会での配布資料がPDFで読めます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1005-6.html

8月28日の第1回検討会のときの議事録も参考資料としてあがっています。38ページ。まだまだブレインストーミングの段階というかんじの議論ですが、こういう場ができたことはとてもいいと思っています。

2009年10月4日日曜日

元気なときの年次健診(検診)を!

日本はいわゆる病気に関しては健康保険が使えますが、病気でない状態、すなわち予防に関しては健康保険が基本的に使えません。ですから、アメリカの医療機関でいうところの annual exam (年次健診)という形でかかりつけ医にかかる機会はなく、医者に行くのはたいてい何か問題があるときですよね。

健康診断は、職場で受けるか、あるいはがん検診の制度を利用して体のパーツごとにうけるか、もしくは自費で人間ドックにいくか、などになります。

となると、主婦や主夫が定期健診を受けるチャンスがなかなかないことになります。よほど健診・検診好きで、人間ドックに数万円払ってもいいよ、という人でもなければ。子宮頸がん検診を除くと、老人保健法の定めている基本健康診査(40歳から)やがん検診(胃・肺・大腸・乳がん、いずれも40歳から)が始まるまで、検診・健診の機会がありません。この間妊娠でもすれば、子宮頸がん検診や血液検査の機械に恵まれますが、下手すると、ずっと医療機関にかかる理由も機会もない人もいるでしょう。

アメリカでは、18歳以上の女性で 生涯一度でもpap smear を受けたことのある人は92%、
過去3年以内にpap smear を受けた人は79%だそうです。(1998時点。Healthy People 2010 より)健康保険がない人も少なくない中で、このデータは私には驚きです。

一方、日本では子宮頸がん検診の受診率はおよそ2割。子宮頸がんに限らず、ほかのがんの検診の受診率も似たり寄ったりのようです。
http://www.gankenshin50.go.jp/campaign/outline/low.html
数カ国との比較もこちらのサイトにありました。

さて、
アメリカでの子宮頸がん年齢調整罹患率は、8.2、年齢調整死亡率は2.5だそうです。(2002-2006)
http://seer.cancer.gov/statfacts/html/cervix.html

一方日本のデータを見ますと、年齢調整罹患率(2003)は11.3、年齢調整死亡率は2.5(2007)です。
http://ganjoho.ncc.go.jp/professional/statistics/statistics.html
数でいうと、毎年8000人ほどが頚がんになって、2400人くらいが亡くなっているというデータです。しかし、日本のある婦人科医の話によれば、この数字は少なすぎで、4000人くらいは亡くなっているだろうと考えているそうです。日本全体でのがん登録がなされていないので、誰も正確な数はわからないけれど、日本産婦人科学会のなかの、婦人科腫瘍委員会に登録される患者さんは、毎年9000人以上いるそうです。

こうしてみてみると、日本が米国と比べて極端に子宮頸がんの発生が少ないということはなく、むしろ同じか より多いかもしれません。

日本も、予防に力を入れるべく、例えば乳がん・子宮頸がんの無料クーポン券を始めるなどという動きがあります。こういうキャンペーンで検診率増加を目指すのは歓迎ですが、こういう体のある部分部分の検診だけではなくて、かかりつけ医に病気でないときに年次健診をしてもらえる仕組みも、ぜひ検討してほしいと思います。ちゃんと家族歴・既往歴を聞いて、患者さんひとりひとりの異なる事情を反映したスクリーニング検査をしないと、不十分だとおもうのです。問診から浮かび上がってくるリスクファクターの有無や程度によって、患者さんに必要なスクリーニングテストの種類や頻度が変わってくることもあるからです。

年次健診は、病気の早期発見のためだけでなくて、病気にならないための健康教育の機会としてとても大事です。NPのような役割の職種が日本で取り入れられるとき、年次健診を含めた予防活動にもお金がついて、病気にならないことに力をいれる制度になってほしい、と願います。

2009年10月3日土曜日

秋のファーマーズマーケット

最近朝は4-5℃です。寒いです。ファーマーズマーケットの野菜も、きゅうりはとうに姿を消し、とうもろこしやズッキーニやトマトも今週はわずかになり、かわりに飾り用のカボチャ(食べるカボチャもいちおう売ってる)や、ススキみたいなもの(飾りに使うんでしょう)などが台頭してきました。このマーケットもあと何回かで今シーズンはおしまいだそうです。その後はまたスーパーのくてっとした野菜を食べるんかと思うと、今からかなしい。

8月下旬、YMCAのプールが改装のために2週間閉鎖されていました。その後もプールへの足が遠のいてしまい、なんと9月は2回しか泳いでいませんでした。あららら。その間も月会費38ドルは銀行から引き落とし。今朝は気合をいれて1000ヤードを久々に泳ぎました。リフレッシュしたはずが、午後睡魔に襲われて、ばたんと寝てしまいました。。。 

はたと目覚めたあと、アメリカ人の知り合いに頼まれていた翻訳(日本の新聞記事を英語に訳す)と、日本人の友達に頼まれていた英語資料の和訳をしました。翻訳は英訳より和訳のほうが幾分楽ね。あと掃除と料理はよくやった(ぱちぱち)けど、発表準備のほうは。。。明日はきっと!

2009年10月1日木曜日

歯周ポケット徹底そうじ

仕事の後、歯科医 Dr. C のオフィスへ車を走らせた。今日は麻酔をがっちりかけて、入念に歯周ポケットの掃除が行われた。今日は右側だけ(上顎+下顎とも)。麻酔が完全に切れるまで、4時間以上かかった。その間ご飯食べれず、空腹とのたたかい。飲み物は飲んでもいいといっていたので飲んでみたけど、右側が全部しびれているので、おいしく感じなかった。

3週間後に左側の徹底掃除をする予約をした。そのあとさらに1ヵ月待ってから、歯肉の自己移植を検討することになるらしい。

それからナイトガードの調整もしてくれた。フィット感がぜんぜん違う。ナイトガードは作りっぱなしではいけないそうだ。ちなみに、Dr.C の作るナイトガードは700ドルするそうだ。でも、作成後2週間ごとに微調整を繰り返し、上顎の歯と下顎の歯が均等に噛みあうように、むっちゃ努力をするそうな。そうして作ったナイトガードは、穴も開きにくく、大変長持ちするそうである。

Dr.Cは、私が以前アトランタでかかっていた歯医者から X線を取り寄せてくれていた。私の歯の根っこは、一般の人よりかなり短いらしい。遺伝的な要素に加えて、歯列矯正の影響が否めないと。歯肉の自己移植をしたあと、再度歯列矯正に耐えられる余力があるかどうかは、歯列矯正専門医の意見をよーく聞いたほうがいいことになりそうね、と言われた。

本日のお値段、295ドル。全額窓口で支払った後、保険会社がカバーしてくれた分は、あとで戻ってくる。(さてどのくらい帰ってくるか。)

2009年9月30日水曜日

ほんとの承認までの長い道のり

子宮頸がん予防に関して詳しい S さんから、「(日本での子宮頸がん予防)ワクチンはまだ正式に承認されてないと思います。」とメールをいただいた。
たしかに、もう一度記事をよく読むと「ワクチンを承認してもよいとの結論を出した」
ということであった。記事の見出しには「承認」とあっても、ほんとのほんとの承認までには、まだもう少し道のりがあるようだ。

2009年9月29日火曜日

サーバリックス承認される

以前、日本での子宮がん予防ワクチン承認への動きについてお知らせしました。http://koimokko.blogspot.com/2009/09/blog-post.html

ついに今日9月29日、子宮頸がんワクチン、サーバリックスが承認されたとのことです。大きな一歩! このワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、16型と18型の感染を予防します。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009092900981

尖型コンジーマ(性器にできるイボの一種)の原因となる、HPV 6型・11型も含めて4種のHPV感染を予防するガーダシルのほうはまだ承認されていないようです。

時をほぼ同じくして、アメリカでは、FDAが男性へのガーダシル(Gardasil)接種を承認したとのことです。
http://www.banyu.co.jp/content/corporate/newsroom/2009/merck_0916.html

2009年9月27日日曜日

ピッツバーグの日本人むけイベント

昨日は、ピッツバーグの日本人に対して医療面でのサポートをしている JCOというグループのイベントに出かけた。午前中は、アメリカで医療を利用するにあたってのいろいろな困った経験、どういうサポートがあったら日本人としてとても助かるかーーなどについてざっくばらんに話し合った。(今後の活動につながるといい。)

お昼をはさんで、午後は、インフルエンザについての講演を聞いた。会の内容もとてもいいし、こういう場でほかの日本人の人と交流できるのもすごくありがたい。JCOの会に参加するのはこれで2回目。できるだけ毎回参加したい。ゆくゆくは「お客さん」として参加するだけじゃなくて、自分も貢献できるようになりたい。

前兆(aura)を伴う偏頭痛 と 避妊法

過去の日記http://koimokko.blogspot.com/2009/08/blog-post_13.htmlに関して、かえるさんより質問がありました。

急なエストロジェンの降下がトリガーとなって、偏頭痛(片頭痛)の発作を起こすとは習いましたがアウラがあるとエストロジェン自体を排除した避妊方法になると走りませんでした。私はmonophasicだと一定量のエストロジェンを供給できるので、問題ないと思っていました。それとも、エストロジェン自体が Trigeminal nerveを刺激するのですか?

偏頭痛の超詳しいメカニズムはまだ解明されていないとしても、かえるさんがおっしゃるようにエストロジェンの降下が関連しているのは間違いなさそうです。

エストロジェン入りの避妊薬を使うことで、だれしもすこーし虚血性脳梗塞のリスクがあがりますが、もともと健康な女性に虚血性脳梗塞は極めてまれなので、すこーしリスクがあがったところで現実的には問題がないです。

では偏頭痛もちさんはどうか。偏頭痛のある人は、偏頭痛のないひとと比べて、虚血性脳梗塞のリスクが3.5倍くらい。このうちaura (頭痛が起こる前に現れる視覚症状、言語障害など)ありの人のリスクは3倍、aura のある人のリスクは6倍くらいと言われています。同じ偏頭痛もちでも、auraがあるかどうかで、リスクが違うのです。

ここにエストロジェンを含有するピル・パッチなどの避妊方法を加えると、さらにリスクが加わります。タバコを吸っている人はなおさらです。

WHOのクライテリアでは、aura のある偏頭痛もちさんにエストロジェン入りの避妊法を使うことは禁忌とされていますが、こちらを読んでいただくとわかるように、ガイドラインによって、見解に違いがあります。
http://www.arhp.org/Publications-and-Resources/Clinical-Fact-Sheets/women-and-migraine

いずれにしても、auraがない場合は、エストロジェン入りの薬を使ってOKというのが共通見解です。 エストロジェン入りのピル・パッチ・リングを使ったほうが、偏頭痛が減らせることも。ただし必ずよくなるわけでなく、特にプラセボ期間に症状が悪くなる(偏頭痛が起きる)こともあります。その場合は、プラセボが短いピル(Loestrin 24 Fe など)を使ったり、プラセボがより少ないピル(Seasonique, Seasonal, Lybrel)を使ったり、Nuvaring をring-free week なしで4週間ごとに交換する方法をとったりします。Seasonique などの長期間型ピルが保険でカバーされない場合は、カバーされるタイプの monophasic のピルのactive pillsだけ使うこともあります。これだと年間あたり13パックではなく15パック必要になりますが、患者さんのお金の負担はこの方が経済的ということもよくあります。

じゃ、auraありの患者さんはどうするか。progestin-only の方法、つまりprogestinだけ入っているピル、インプラノン、Mirena(IUD)、Depo Provera (注射)、それかホルモンと全く関係のない Paragard (銅負荷IUD)、またはバリア法ということになります。

しかしながら、若くて健康(特に心血管系の病気のない)な女性には、虚血性脳梗塞の起こるリスクがもともと極めてまれです。タバコすわない、既往歴・家族歴的にも問題がないーーそういう患者さんにはリスクとベネフィットを説明した上で、最終的に患者さんがエストロジェン入りの方法を選び取ることがないわけでもありません。相対リスク、絶対的リスクを数字を挙げて説明します。リスクが何倍になるか、ということよりも、10万人中何人のリスクから何人のリスクに増えるのか、ということのほうが考えやすいですから。

エストロジェン入りの方法をどうしても選択するとき、個人的には第1選択は Nuvaring です。15mcgなので、ピルよりもさらに低用量、使い方が簡単(毎日何かする手間がない)、血中のホルモンレベルが安定する(膣から一定量が吸収されるので)などいろいろメリットあるので。

2009年9月25日金曜日

遠距離恋愛

昨日の日記では、愚痴がオーバーヒートしてしまいました。反省です。

とまとまんが、かつてピッツバーグの大学院に留学していた Pitt さんの記事「遠距離恋愛」を見つけて、私に知らせてくれました。記事を読んで、とまとまんも私も、Pittさんから励ましてもらったきもちになって、とてもうれしくなりました。私たちは遠距離恋愛3年余りの後に結婚し、1年半弱一緒に住んだものの、その後私が留学したため、ここ2年別居が続いています。日米の時差13(冬は14)時間とスカイプのおかげで、1日2回は話をすることができて感謝です。Pittさんが留学していた2004年当時は、おそらくスカイプはまだなかったと思うので、コミュニケーションにはきっと苦労されたと思います。

Pittさんにメールを出し、ブログで紹介させていただきたい、とお願いしたところ、快くOKしてくださいましたので、ここにリンクを張ります。ぜひご覧ください!
http://www.geocities.jp/okacchi1978/page019.html

2009年9月24日木曜日

気分わるーっ

午前14人、午後14人、計28人。これでもか、これでもか、これでもか!って感じ。けど、オフィスマネジャーは、「4人/hr X 7hr = 28人/日。うん、余裕。」としか思っていない! お疲れさま~~、の一言でもあれば少しは頑張った甲斐があるのに。

4時ちょっと前には、「メディカルアシスタントたちには超過勤務代払えないんだから!」みたいなことをわざわざ言いに来てくれた。そんなこと言われたって、突然診察が早くできるわけじゃない。ちなみに、1時間枠にだいたい5、6人の予約が入っている。ドタキャンする患者さんや単に来ない患者さんがいるから、という理由。ちなみに予約枠を設定しているのは、オフィスマネジャーだ。

こうしてマネジャーは私にものすごくプレッシャーをかけておきながら、同時に「カルテの記録は患者さん1人終わるごとにちゃんと終わらしておかないと、どうしても書き逃しが出るだろうから、やめなさい。」とまた言ってきた。S・Oデータの要点とAssessment, Plan は必ず書いているので、後からでも書き足せるのだが。私だってカルテの記録をそのつど完成させたいに決まっているが、診察室から一歩外に出た瞬間に、もう2つの診察室に患者さんがすでに入って待っている状態が続いていたら、どこかで時間短縮せないかんやん! 

患者さんの波がいつまでも引かず、あと何人診察したら終わるのか、今自分がスケジュールのどこにいるのかも分からない(確認する暇すらない)まま診察が続くのは、恐怖に近い。

数値目標に最大の関心があるマネジャーと、一日の終わりに戦う気力はなし。かけるべき電話をかけて、記録を終わらせて、検査結果類は明日に全部残して、で精一杯。いまごろティーナは学会でいい思いをしているんだろーな、などと思いながら。(なんたって会場がリゾート地。)

オフィスマネジャーは、「社内で毎月一番多くの患者さんを見ているBさんのオフィスに行って、彼女と半日か1日すごしてみたらどう?」と帰り際に言ってきた。今のオフィスマネジャーのもとで今日みたいに扱われるよりは、何事も大歓迎である。Bさんのオフィスはある小さな大学町なので、若くて健康な患者さんがほとんどだから、うちのオフィスとは条件が違いすぎる、といううわさも聞いたことがある。ま、でも人の実践を見るのは好きなので、ちょっと遠いけど行くのは悪くないとおもう。

トイレに行くのも水を飲むのも忘れて過ごしていたせいか、午前も午後も後半はとても気分が悪かった。胃はすでに空っぽなのに、吐き気がするかんじ。それでも何事もなきように、むっちゃ笑顔で診察を続けた結果、夕方その無理の反動でむっちゃ悲しくなった。ご飯食べないで寝ちゃいたい気分だったが、スカイプの向こうの とまとまんがダメだというので、とまとまんが出勤した後がんばってご飯を作って食べた。

最近日が短くなったこともあって、あんまり運動できてなくて、よくない。曇り空だと、なおさら気分が落ち込む。落ち込んでばかりいてもしゃーないので、このまえ撮った秋晴れの写真を見よう。

2009年9月23日水曜日

マンモグラムを受けるのをためらっている方へ

乳房のX線撮影のことを、マンモグラムといいます。アメリカでは40歳以上の人は、毎年受けることが進められています。40歳より若くても、過去に乳がんになったことがある人や、家族内、とくに母親・姉妹などが乳がんになったことがある場合は、医療者の判断で早めのマンモグラムが進められることもあります。

「忙しくって、受けに行く暇がない」という人へ:

マンモグラムにかかる時間は全体で15分ほどです。マンモグラムは、「しこり」が手で触れられる大きさになる前の小さながんも見つけることが多いです。もし乳がんが見つかった場合、早期に治療を始められるので、治療や回復にかかる時間がいずれも短期間ですみます。毎年15分のマンモグラムの時間を惜しんで、マンモグラム撮影に行かなかったとして、 仮に乳がんが進行してしまうと、自覚症状がでるころには、リンパ節や乳房以外の臓器にがんが進んでしまうこともありえます。すると、治療は困難になりますし、下手すると死ぬまでがんの痛みや症状とつきあう羽目になるかもしれません。仕事や、家事や、子どもの世話や、介護などなど、1人何役もこなしている女性も多いでしょう。家族思いであるために、自分のことを後回しにしてしまう女性は少なくないと思いますが、忙しい人ほど、毎年15分のマンモグラムを惜しまずに受けてほしいと思います。受けたほうが、きっと時間の節約になります。

「痛いっていうじゃない?」という人へ:
月経のある人は、月経前の時期ではなくて、月経後にマンモグラムを受けたほうが乳房がやわらかいので、不快感が少ないとおもいます。放射線技師はなるべく不快感が少ないように、セッティングを工夫してくれるはずですが、痛みに対する不安が大きい場合は、台を暖めたりパッドをあてるなどの方法がないか、技師に聞いてみてください。技師も患者さんがなるべく快適に過ごしてくれるほうがいい画像がとれるわけなので、頑張ってくれます。なお、仮に痛みを感じるとしても、それは何分も続くわけじゃありません。撮影が終わるまでの数秒から数十秒です。ご心配なく!

「お金がないのよね」という人へ:

日本では健康保険があるので、問題ないですが、アメリカでは無保険の人も大勢います。American Cancer Society や Susan G. Komen for Cure といった組織とコンタクトをとると、無料あるいは定額でマンモグラムを撮る手段を教えてくれます。

「わたしの胸は小さいし、自分で触診できるしー」という人へ:
マンモグラムは男性の乳房の撮影も出来ます。乳房が小さくたってだいじょうぶです。自分で行う触診&観察はとても大事ですが、微細な変化を捉えるという意味では、マンモグラムの役割を見逃すわけにはいきません。

「うちの家系には乳がんはないんで、私は大丈夫」という人へ:
BRCA1, BRCA2などの遺伝子による乳がんの発現は、乳がん全体の割合からすると5%ほどと言われています。アメリカでは8人に1人、日本でも20人に1人の女性が乳がんになる時代です。そのぐらいすごくありふれたがんなので、もはや家系にないからリスクなし、というわけにはいきません。

もし身の回りでマンモグラムを先延ばしにしている人を見かけたら、以上ご参考までに。

乳がんのプレゼンテーション終わる

今晩、夕方6時半から、地元の教会で開かれた催しに参加してきた。前半は地元の病院のスタッフが、糖尿病について講演。後半は女性参加者が乳がんについてのセッションに参加し、男性参加者は別の部屋で前立腺がんについての話を聞く、というプログラム。

パワーポイントを映し出すスクリーンがとても小さかったり、プロジェクターの設定に戸惑ったりということはあったけど、楽しい時間が持てた。乳がんのセッションに参加した女性は、30人弱だった。少人数なのだけど、なんたって会場が礼拝堂なので、叫ぶようにしゃべらないといけないのが辛かった。(マイクが使えなかった。)

気軽に質問やコメントをくれる人が多かったので、それで話が膨らんでよかった。自ら乳がんを経験した人も来てくれていたし、身近な家族や友人を乳がんで失った人の体験談、マンモグラム体験談などがどんどん語られた。今晩の催しがきっかけになって、マンモグラムや診察を受ける人が増えてくれるといいが。

アメリカがん協会のスタッフの人や、州の保健省(Department of Health) の看護師の人たちと出会えたのもよかった。

ブログのコメント欄などで応援してくださったみなさん、ありがとー。パワーポイント作りを手伝ってくれた とまとまん、ありがとー。(アメリカで作っているファイルをメールで日本に送信して、それを日本で添削してもらって、それをまたメールで送ってもらって、、なんて便利な世の中です。) さて、日本の学会の準備はまだまだこれから。。。今日のところはおやすみなさい。睡眠不足。。。

某オフィス出張最終日


家から車で1時間ほどの町にある某オフィスに、7月以来ほぼ毎週出張してきた。農業がさかんな地域。スタッフも患者さんもとても温かい人がおおくて、私のお気に入りのオフィス。来月からは別のオフィスの別のNPが定期的に来ることになったので、私の役目は終わることになった。またいつでも機会があったら、ぜひ声をかけてくださーい、とオフィスマネジャーに念を押してきた。

外は一面緑の世界だったのに、すっかり秋の風景に。天気はよくなかったけど、記念に写真を撮った。

2009年9月22日火曜日

急遽パワーポイント作る

明日予定されている乳がんについてのプレゼンテーションで、指定されたパワーポイントを使うようにいわれていたのだが、昨日になって、「やっぱり独自のパワーポイントでもいいよ。」と言われた。(最初からそう言ってよ~~~)指定されたパワーポイントを使って 無理やり練習していたけど、自分で作っていいといわれたらやっぱり作りたくなって、昨夜急遽作った。さっきメリーさんにひと通り聞いてもらってきた。本番は明日の夜。がんばりまうす。

マンモグラム撮影風景の絵を、このウェブサイトから取った。便利。
http://visualsonline.cancer.gov/browseaction.cfm?topicid=50

2009年9月20日日曜日

乳がんについてのプレゼンテーション

水曜日の夜に、地元の教会で乳がんについて話をすることになっている。地元の組織とのタイアップ事業で、趣旨・内容ともに大賛成なのだが、指定されたパワーポイントを使わなきゃなんないのが、なんともやりにくい。パワーポイントを作る手間がない点は楽なんだけど、人の作ったパワーポイントでしゃべる、というのはどうも楽しくない。あと、このパワーポイントは文章が多いのも問題だ。けど来てくれるお客さんには ためになる発表にしたいから、がんばる。

ベビーシャワー


スタッフのSさんの出産を前に、昨日土曜日にベビーシャワーが開かれた。ベビーシャワーというのは、いわば出産前祝会みたいなかんじ。ブライダルシャワーと一緒で、お客さんは基本的に女性ばかり。本人があらかじめ希望しているプレゼントのリストのなかからプレゼントを選んでもいいし、全く自分の好みで選んだプレゼントを持ってきてもいい。

和やかな会だった。50人くらい来ていたとおもう。
プレゼントを全部開け終わるまでに、実に1時間はかかっていた。


Sさんと赤ちゃんと家族みんなの幸せを願う。

2009年9月17日木曜日

プロフェッショナルの生き方の一例

日本人NP仲間のメーリングリストや友達とのメールのやり取りの中で、仕事や家庭生活のありかた・バランスなどの話題がよくあがる。そんな中で、最近読んだ記事のいくつかを自分のための記録という意味もこめて貼り付けておく。

公衆衛生大学院で学ぶ、吉田穂波さんの語る「アメリカ女性が仕事と子育てを両立できるワケ」

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/yoshida/200908/511705.html

記事に寄せられたコメントも面白い。この記事の前後にも関連記事がある。
(会員登録がちょっと面倒ですが、いちど登録してしまえば後は楽。)

週刊医学界新聞から。国際女医会会長であり放射線科医の平敷淳子さんのインタビュー。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02846_01

2009年9月16日水曜日

子宮頸がん予防ーー日本国内の変化

子宮頸がん検診やHPVワクチンに関して、日本での現状を語っている対談を読みました。日米の違いについても触れられています。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02844_01

2009年9月15日火曜日

お隣の2009H1N1インフルエンザ

隣町の大学で、2009H1N1インフルエンザ、いわゆる新型インフルエンザが流行っています。いよいよ身近なところにやってきた感じです。

米国内の州別流行状況の地図
http://www.cdc.gov/h1n1flu/updates/us/

妊婦にたいするH1N1インフルエンザワクチン使用に関してのCDC情報(英語)
http://www.cdc.gov/h1n1flu/vaccination/pregnant_qa.htm
研究で明らかになっていることと、まだ分かっていないことを、はっきり説明しているところにとても好感がもてます。

2009年9月14日月曜日

ピッツバーグへの転勤

ピッツバーグに複数あるオフィスのうち、AオフィスでNPのポジションが空いたという連絡が会社内のNPに連絡があった。このオフィスに転勤を希望するNPがいなければ、会社外に広告を出すと。

1週間半ほどいろいろ悩み、いろんな人に相談したうえで、今日ピッツバーグへの転勤希望を出した。

今まで自分のオフィスで働く以外に、Aオフィス含む5か所に出張してきた。同じ組織内のオフィスだから、ところ変わってもNPとしての役割やカルテの形式はまったく同じなのだけど、各オフィスマネジャー(所長)のマネジメントの仕方、スタッフの雰囲気、そういったものはすごく違うことを感じている。会社のトップから、NPは1日最低24人の患者さんを診るべし、みたいなカツが入っているらしく、どのオフィスも年々プレッシャーを感じていることは否めないが、所長の考え方・スタイルで、随分様子は変わるものである。

ピッツバーグの A オフィスでは、スタッフが非常にサポーティブであるという印象を持った。NP1人+メディカルアシスタント1人+所長で切り盛りする小さなオフィスだ。NP1人オフィスは、卒業後すぐだったらとても行けなかったとおもうけど、今ならチャレンジできる。協力医との関係が今のオフィスよりも近い点も、私にとって非常に魅力。

私がピッツバーグに移ると、当然私の今いるポジションに空きがでるので、会社は新たに募集をかけないとならない。新しい人が見つかるまでは、しばらく(数ヶ月?)ここにいることになりそう。もしくは、ピッツバーグとここをしばらく掛け持ちすることもあるかもしれない。

ちなみに、給料にはなんの変化もない。出費は確実に増える。出張じゃなくて自分の勤務地としてピッツバーグに通いだすと、ガソリン代も駐車場代も出なくなる。オフィスの入っている建物に併設されている駐車場は、駐車場代金が1日20ドルらしい。20分くらい離れた駐車場だと1日5ドルらしい。ゆくゆくはバスで楽に通える範囲に引っ越したいとおもっている。家賃は倍くらいになるかもしれないけど、1時間以上かけて朝晩通うよりはいいとおもう。

ピッツバーグ近郊に引っ越したら、NPグループのネットワークに入って、ぜひほかの組織で働くNPとも交流したい。コーラスにも復帰できるといい。ピッツバーグ近郊に住むH家は、「こりゃーエキサイティングだね!」と言ってくれた。

悲しいのは、この町で作った友達と遠くなってしまうことだ。特に、81歳の友、メリーさんと離れるのは辛いことになるだろう。

時間の制約

今日はNPのティーナ(仮名)が体調不良でお休みだった。それでオフィスマネジャーたちは、何人かの患者さんには予約の変更をお願いしてくれた。(実際何人そうしたのかはよく知らない。)自分は21人の患者さんを診察した。

21人の内容は、年次健診、性感染症スクリーニングのみ、避妊法の相談のみ、などいろいろ。私にとっては、20以上はかなり目いっぱいである。

悲しいのは、午前中11人診た時点で、「何か今日は調子悪いの?」みたいなことをオフィスマネジャーに言われたことである。診た人数と内容以上に、こういう一言で一気に疲れを感じる。ま、「あと何人待ってるわよ!!!」と言われるよりはましだったか。

説明するのも面倒くさいし、お昼ご飯がわりにせめてクラッカーだけでも食べておこうとおもっていた時だったので(交感神経が亢進しているからぜんぜんお腹はすいてないんだけど)、「今日はいろいろ盛りだくさんな患者さんが多くてねー。」、とシンプルに答えておいた。実際ほんまやし。何も問題ないという患者さんが極めて少ない。私も少しは学習しているから、患者さんの訴えるあれもこれもに対応するのではなく、「今日はこれ、次回はそっちについて話しましょう。」、というように内容をしぼるようにしてはいる。

7時に(月曜日は7時に閉まる)にスタッフが帰ってから、薬局への電話とかをまたやって、帰るころにはもうすっかり暗くなってしまった。来週からは、月曜日だけは車で通勤しよう、と誓った次第。

結局開けることのなかった弁当箱(昼ごはん)を、1人でアパートで開けるのはさみしいので、メリーさんの家によって、おしゃべりしながら食べてきた。メリーさんと話すと、とっても気持ちが落ちついて、心がお家モードになれる。

Change of Status

アメリカの大学や大学院を卒業した留学生に対して、Optional Practical Training という制度が与えられています。身分は学生ビザのままで、自分の専門分野に直結した仕事への就労が認められるのです。(だからマクドナルドでバイトしたりするのはだめよ。)期間は1年間。私はこの制度を利用してNPとして就職することができました。

会社と交渉し、H1Bビザという就労ビザに切り替える手続きを行い、F-1ビザからH1Bへの変更(Change of Status)が認められました。(と書くと、2行にもならないですが、この作業には膨大な時間と手間とお金がかかっとります。)H1Bの手続きに関しては、また後日書きたいとおもいます。

実際H1Bに切り替わるのは10月1日です。アメリカ国内にいる限りは、とくに何もしなくていいのですが、一旦国外に出ると、アメリカに再入国する時点で、新しいビザのスタンプをパスポートに押してもらっている必要があります。そうでないと、再入国できません。

会社が雇っている弁護士の指示で、ビザスタンプをもらいにカナダのトロントにあるアメリカ領事館に出かける予定でした。ところが、領事館での面接予約の枠がぜ~~~~~んぜん空いていなくて、予約がとれません。3週間くらい毎日一日何回もオンラインで確認するのですが、だめ。領事館に電話をしたところ、「朝7時から夜10時までの間に40回ほどランダムにチェックすると、きっと予約枠が見つかるから頑張って。タイマーをかけて、10分から15分ごとに確認するといいですよ。」といわれ、果敢に挑戦しましたが、ぜんぜんだめ。

それで、日本のアメリカ領事館で手続きをすることになりました。日本の領事館は、予約枠が結構空いています。11月にある学会で話をするように頼まれているので、それにあわせて帰国し、ビザの手続きをしてくる予定です。

わが組織の1年目のNPは有給休暇が10日で、11月時点では8日までしか利用できないのですが、先月とまとまんが来米したときにそのうちの2日を使っているので、有給休暇として使えるのは6日のみ。それと土日を足しても、往復の移動と、ビザ手続き、ビザ待ち、学会参加、自分ととまとまんの実家訪問をぜんぶ達成するにはちょっと日が足りない。減給にはなるけど、休みを追加でもらうつもりです。ビザがなきゃ働けないのは、会社側も理解しているので、協力してくれるはず。

2009年9月13日日曜日

写真を載せました

9月6日の「ひさしぶりのアトランタ!」以降の記事に、今写真をのっけたので、よかったらご覧ください。

リハビリの週末

とまとまんが帰り、アトランタの旅も終わり、ふつーの週末にもどった。

・とまとまんの電話で起きた
・ファーマーズマーケットで買い物(もうきゅうりが売ってなくて残念。)

・料理(まとめていっぱい。作っておけば、あとは食べるだけ。うっしっし。にんじんの葉がおいしそうに見えたので、炒めてみたが、これは失敗。)
・洗車&ワックスがけ(ほんまは とまとまんが来る前にしておくはずだったんだけどねー)
・Goodwillで秋服を調達(珍しく、ワンピースを買ってみた。あとはブラウス、タートルネックのシャツ。白衣の中に着るので、なるべく明るい色のを。)
・とまとまんを起こした
・Hさん、Eさんに電話

まだまだTo do list はいっぱいだけど、今日はこれまで。明日は掃除から~~ 読みかけの新聞もたまっちゃってる。それよりもプレゼンテーションの準備が問題だ。

2009年9月12日土曜日

人数のプレッシャー

今日は22人の患者さんを担当した。この人数はまだわたしにはキツキツである。持っていっていた弁当を広げる間なく、ピーナッツバターをはさんだクラッカーを食べるのが精一杯だった。4時にスタッフが帰ってからどぉーーーっと疲れた。それからやっと弁当を食べて、残っていた細かい仕事を片付けていった。

異常検査結果に関して患者さんに連絡しないといけないのだが、それら患者さんのカルテが山になっている。その山の一部しか今日は取り崩せなかった。クラミジアの治療など、急ぐことは頑張ってやるが、子宮頸がん検査結果の対応として、コルポスコピー(子宮頚部を観察するための専用顕微鏡)の必要性について患者さんにする電話などは、あえて金曜日の夕方に根詰めてやることじゃないので、月曜日に回した。というのも、私がかけた電話に患者さんがすぐ出てくれたときはいいんだけど、留守電に伝言を残す羽目になると、患者さんに月曜日の11時まで不要な不安を抱かせることになるから。(たとえ留守電に伝言を残さなくても、携帯電話だと着信履歴が残るので、下手するとそれだけでも患者さんの不安をあおる。)

オフィスマネジャーにとっては、「何人」という実数が「成績」として大事なんだろうが、NPにとっては、異常検査結果を患者さんに電話で報告したり、専門医へ電話して紹介先を確保したり、年次検診の前にピルを使い切ってしまうという患者さんのために追加のピルを薬局に電話でオーダーしたり、そのほかもろもろ こまかーい仕事がいっぱいある。診察だけに勤務時間を目いっぱい使ってしまうと、それら細かい仕事が進まないので、たまってしまう。

この手の話題は前にも何度か書いた気がするが、また書いてしまった。

2009年9月10日木曜日

天使のプレゼント

職場では、誕生日の人のためにケーキを買ってきて、それをみんなで食べるのが慣わしになっている。幸いなことに、オフィスマネジャーは私の誕生日をパソコ ンのカレンダーに入力するのを忘れていた → 誰も今日がわたしの誕生日だと気づかず → なので、そのまま静かに一日を過ごした。アイシングいっぱいの ケーキはとても苦手なのよ。

50歳違いの友人、メリーさんが、天使の飾り物と、カードをわたしの誕生祝いにくれた。カードには、「あんたが友達で私はラッキーだよ。ニキ(メリーさんがわたしを呼ぶ名前)に初めて会った日のことを、わたしは忘れやしないよ。3フィートの雪の中で、靴もはかずに(ビーチサンダルだった!)立ってたね。ラヴ&お祈り、メリーより」と書いてあった。初めての大雪の日に、意図せず自分で自分をアパートからロックアウトしてしまったときに、電話を貸して助けてくれたのがメリーさんだった。


天使といえば、メリーさんがくれた聖アントニーのカードを、車に入れている。旅・交通の安全を守ってくれる聖人らしい。おかげであちこち行く出張などの足も、守られている。

メリーさんのほかにも、ブログで、Facebookで、メールで、家族・友達からいっぱい祝ってもらって、ケーキなくとも私は幸せです。

2009年9月9日水曜日

31歳の誕生日

出勤前のとまとまんに、「お誕生日おめでとう。」と言われた。まだ9月9日のつもりだったけど、日本では早くも9月10日。日本時間の12時42分生まれなので、やっぱり日本時間で祝うべき? 

夜9時を回ったばかりだが、ただいまものすごい睡魔に襲われている。今日はもう寝ちゃおう。

明日は、今日残してきた大量の検査結果のフォローアップが待っている。がむばろお。

2009年9月8日火曜日

安物買いの、時間失い

ピッツバーグ在住の日本人向けのメーリングリストで、引越セールのお知らせが先日あった。気になる品々がいろいろあって、すぐ返信したのだが、あいにくすぐに売れてしまったようで、希望のリストのうちのごく一部だけが買えることになった。購入希望のメールが殺到していたようなので、買うことを辞退しても大丈夫だったろうと今になると思えるのだが、結局キャンセルしなかったので、今日その品々を取りに行った。

ピッツバーグまでは大体1時間なのだが、高速道路を降りてから目的地まで予想以上に時間がかかり、結局なんと往復3時間の旅をしてしまった。ガソリン代と時間を考えると、完全にバカである。もし当初の希望通りに、掃除機や寝具をも手に入れていたら、まだ話はすこし違ったかもしれんが。

手に入れたものは、お椀3つ、調理道具のセット(包丁4本、包丁とぎ、計量カップ&スプーンのセット、調理用はさみ、缶きり、ピーラー)、時計、3つ穴パンチ、である。

書くのも恥ずかしいが、今後の自分への戒めとして書いた。

行き帰りの車の中は、FMラジオWQED89.3でクラシックを聞きまくり(家だとこの局は入らない)、木々の紅葉を愛でた。気分転換になったような、ただドライブで疲れたような、フクザツな気持ち。 再来週のプレゼンテーションの準備、やるべき課題がたくさんあるのにねー。

とまれかくまれ、手に入れた品々は大切に使おう。
ちなみに、WQED89.3 は、電波がとどかなくても、インターネットでなら聞ける。
http://www.wqed.org/fm/listen.php

2009年9月7日月曜日

アトランタの旅 最終日

昨夜はYさんとサウンド・オブ・ミュージックをTVでみて、1時過ぎまで話をして、さらにヨガをして、やっと寝た。夜更かしした割には、今朝もさわやかに目覚めた。朝ごはんの後、エモリーの池の周りを散歩した。暑くなく寒くなく、さわやかだった。さわやかなのは空気と景色だけじゃなくて、すれ違う人もとてもさわやかだった。(今私が住んでいる町の人は、公園ですれ違っても挨拶ところかニコリと笑顔を見せる人すらも少ない。北部だから??) ここを以前はよく歩いたのだ。バクハツ寸前の頭でね。むちゃくちゃ懐かしかった。今日はカナディアングースにもリスにも出会えず、残念。

次にバングラデシュ人の友人、Rさんの家を訪ねた。一緒にいったYさんと私に、いつものように紅茶と軽食でもてなしてくれた。池の周りの散歩と同じように、Rさんもわたしの在学中、心身の安定を大いに支えてくれた。

Labor Day のセールをやっているというので、YさんとLenox Mall にも出向いた。ここで、トマト柄の陶器の入れ物を見つけ、Yさんも私もひとめぼれしてしまい、各自2個購入した。蓋つきで、おかずを冷蔵庫で保存するのにちょうどいい。Lenox Mall まで自転車で行った日を思い出す。当時、モールは精神的にものすご~く遠いところだったなぁ。

帰りの飛行機は遅れることなく飛んでくれた。私の車はちゃんと駐車場でおとなしく待っていてくれた。

Yさんがプレゼントしてくれたサツマイモ(こっちで普通に売られているものとは違って、日本のみたいな)とゴーヤを早速使って味噌汁と炒め物を夕飯に食べた。余った炒め物は、早速トマト柄の容器に移しかえて、冷蔵庫にしまった。

先週から私の住んでいるあたりでは葉っぱの色が変わりだして、「まともな夏がなかったというのに、もう秋かい。。」と少なからず落ち込んでいたけど、アトランタでも葉っぱの色は変わってきていたので、この件に関してはあきらめがついた。けど一方で、アトランタでは百日紅がまだあちこち残っていたし、気温は90度(32℃)を超えてたし、まだまだ半袖で過ごせそうでうらやましい。

Yさんには、駅でのお迎えに始まって、秋刀魚定食、
快適なベッド、さわやかな朝ごはん、あちこちへのドライブ(私の用事のため)、おいしいお茶にチョコレート、庄やの予約から、お土産のさつまいも・ゴーヤ・Whole Foodsのバッグからフライパン(日本に帰国したNさんが残していってくれた)にいたるまで(全部は書ききれず)、何から何まで世話になった。ありがとう!!! Yさんの優しさにたくさん触れた。

いっぱい書いたけど、ともかく週末の充電を生かして、明日からまたがんばろう。

2009年9月6日日曜日

ホームカミング

今朝はYさんと日本人教会に行った。懐かしい人たちにたくさん会えた。牧師先生夫妻はじめとして、すっかりご無沙汰していたので、ペンシルバニアに行ってからの様子を報告できてよかった。

教会のお昼ご飯。

夕方はエモリーの先生の一人、Lさんの家に行った。ヘルスアセスメントの授業以来、いろんな場面でお世話になった先生。

帰る場所、懐かしいひとに会える場所があるということを、今日はものすごく幸せに思った。

庄や でごはん



(食べるのに夢中だったので、料理の写真はこれだけ。)

アトランタに最近できたという「庄や」という居酒屋に、日本人5人+アメリカ人1人で行ってきた。料理よし、お店の雰囲気よし、サービスよし、で素晴らしかった。みんな大変満足。6人だったので、かなり注文したけどその割りに安くすんだ。

料理もさることながら、PhDのコースで頑張っている3人、MPH2年目の人、MPH1年目の人、それぞれの活躍ぶりを聞いて、すごく励まされた。みんなとてもサポーティブな人たちだ。エモリーの日本人は多くないけど、自分はいい友達に恵まれて幸せだった(いまも幸せ)とおもう。

庄や ホームページ
http://www.shoyaatlanta.com

Eさんの結婚式ー バハーイ教スタイル


(結婚式から持ち帰った花。)

土曜日、エモリーの友達、Eさんの結婚式がバハーイ教の教会で開かれた。とてもシンプルな式。舞台のうえに、新郎新婦プラス8人の人が並んで座って、その8人の人がバハーイ教の聖典か何かからの文章を順番に読み上げ、最後に新郎新婦が指輪を交換してキスをして、大体20分で終了。

つづく披露宴は教会のとなりのフェローシップホールで開かれた。とってもアットホーム。おいしい地中海料理のケイタリングサービス。西アフリカ伝統の太鼓4人の演奏と、それにあわせた女性9人のダンスの披露があった。最後はみんなも参加して、とても盛り上がった。太鼓とダンスの写真撮影は不可だったのが残念だったけれど、しょうがない。

花嫁のEさんは、アトランタでファミリーNPかつMPH(公衆衛生学修士)として活躍している。こんどはゆっくり彼女の話を聞きに来たい。

MoultrieでのService learningのときに一緒だったRさんも来ていた。ニューヨークでナースとして働きつつ、公衆衛生の専門知識を生かす仕事を探しているという。WHOの仕事を最近した、といっていた。

ひさしぶりのアトランタ!!!

金曜日、家から1時間半離れたオフィスに出張。早起きしんどかったー。暗かった。仕事のあと、今度は2時間かけてピッツバーグ空港へ。そこからアトランタへ飛びました。12月末にペンシルバニアに車で引っ越して以来、ひさしぶりのアトランタ!!エモリーの友達、Eさんの結婚式に出るのが今回の旅のメインの目的。

空港からMARTAでリンドバーグ駅へ。ひさしぶりにブリーズカード(MARTA版Suica)使った。まだ持ってたの。しかもあと15回分のアカウントが残ってた。

YさんとKさんが迎えに来てくれた。Yさんはサンマを焼き(大根おろしつき)、浅漬けもつくり、すばらしい夕飯やった。


興奮したまま、なんとか眠りについた。以上、金曜日のほうこく。

2009年9月3日木曜日

歯周治療専門医にかかる

きょうの日記は私の歯と歯茎のこまか~い話なので、口腔のリアルな話が苦手な方はどうぞご遠慮ください。ちなみにわが夫、とまとまんは、こういう医歯学系の話を逐一されるのを嫌がります。でも私は話したがり!(笑)

7月の終わりに歯科検診を受けた際、下の段の前歯2本が微妙に少しずつ前に突出してきていることを伝えた。ここ1年くらいでゆっくりと、でも確実に歯が動いてきているのだ。X線撮影の結果、歯茎に埋もれている歯の根っこの長さが、この前歯2本の部分だけ妙に短くなっている様子が発見された。歯のぐらつきも指摘された。で、歯周治療専門医を紹介するから、そこでよくみてもらうように、と いわれた。

今日仕事のあとで行ってきた。なんでまた車で40分もかかるところに行かないかんのや、とブツブツつぶやきながら車を運転してたのだけど、行ってみたら歯科医 Dr C もスタッフもむちゃよかった。(それか、アトランタでの経験が最悪すぎて、それ以降に出会う歯科はみんなすばらしく見えるのかもしれない。アトランタの経験はいまだに心の傷だ。)

歯科医は丁寧に病歴・歯科歴をとってから、じっくり診察してくれた。全体で35~40分くらい。しめて90ドル。初回は全額自己負担して、あとで保険会社がカバーしてくれた分だけ返金されるらしい。

歯のぐらつき、歯の移動、それから歯肉の後退(歯肉の厚さ&高さが減って、歯の根元が見えてきている状況)はすべて歯軋りによるところが大きいでしょうとのことだ。歯肉の後退は、日本の歯医者でもたびたび指摘されていて、あんたの歯茎はやわらかくて弱い、といわれていたが、おなじことを今日も言われた。ぶあつく強靭な歯茎の人はどんなハミガキを使用がしまいがへっちゃららしいが、私のような歯茎の持ち主は歯軋りやハミガキの仕方の影響をうけやすいらしい。一方歯の根っこが本当に短くなっているのかどうかは不明だそうだ。これに関してはX線で経過を追いたいといっていた。

Dr C は私がアトランタでかかっていた歯医者からX線とカルテのコピーを取り寄せて、当時の様子を確認したいそうだ。そして私がDr Cに会うときには歯周ポケットが深めになっているところを中心に徹底的にクリーニングをすると。その上で、歯茎の特に弱い部分に、自己組織の移植をすることを検討したい、と。移植とはまた大げさな! とおもったが、結構行われているらしい。私の場合、ヨワヨワシイ歯茎の性質上、市販されている移植片を使うよりも、自己組織を使うほうがいいらしい。移植がほんまに必要なら、私としても自己組織を使うほうがまだ気分がよろしい。

すでに動いてしまった歯を再び整列させたいならば、移植からすっかり回復した時点で歯列矯正専門医にかかりなさい、と言われた。見た目の美しさは気にしないとしても、噛み合わせの機能を改善させるという意味でも、再矯正(前に10代のときにしている)は検討したほうがいいそうだ。しかし歯茎の弱点の問題を解決しないで矯正だけを始めてしまうと、かえって状況をめちゃくちゃにしてしまう、とも言われた。

当初の予想よりもえらい大掛かりなことになってきた。私としては、歯の移動がゆっくりながらも決して止まらずに進行しているのがとても心配だ。もし30、もうすぐ31歳の今のうちに何か手を打って 先々のトラブルが予防できるのなら、今が頑張りどころ(フンパツどころ?)なのかなと思う。専門医の進めに盲目的にしたがうのもどうかと思うが、この世界の知識がないばかりに、勧めを信じるほかないかも。

2009年9月2日水曜日

職業の聞き方

患者さんに職業を尋ねるとき、今までは "What line of work are you in?" とか、"What do you do for living?" という聞き方をしていた。だけど、この聞き方だと私の予想以上に "Nothing!" という返答が多くて、疲れてきた。つまり、現在無職、もしくは慢性的に無職の人が少なからずいるのだ。ここの地域柄と今の経済状況の両方の影響があるとおもう。

で、質問を変えてみた。今は "What's your typical day like?" などと言っている。そうすると、仕事をしているか否かに限らず、なんらかの答えが得られる。私が知りたいのは、単に職業の「名称」じゃなくて、どういった性質の仕事や活動をしているのか(していないのか)ということーーー例えば専門職なのか単純作業なのか、体を動かす仕事かそれとも座りっぱなし・立ちっぱなしの仕事か、昼間の仕事か夜の仕事か、など。患者さんの生活のリズム、社会的地位、身体活動の程度、などさまざまな要素が患者さんの返答に含まれてくることになる。誇りを持って仕事をしている人や、目標に向かって頑張っている学生さんの話はとても興味そそられる。では無職の人の話はつまらないかというと、決してそうではない。おなじ無職でも、一日の過ごし方には大きなバリエーションがある。レイオフにあい、今必死に就職活動中の人もいれば、いままでもこれからも仕事を探す予定もない人もいる。短い会話のなかだけど、いろんな暮らしぶりの一面があらわれる。

typical day の内容で聞いたことは、単に私にとって興味ぶかいだけでなく、その後の話の展開にとても役立つ。ちょっと質問の仕方を変えるだけで、返ってくる答えに思いがけず変化がみられて、ちょっとひとり悦に入っている。よかったらお試しを。

2009年9月1日火曜日

ビタミンD欠乏症の診断受ける(涙)

7月に行った婦人科検診の際に、血液検査で血中ビタミンDをチェックするように言われた。8月中旬の内科検診を待って(結局内科では何の検査もオーダーされなかったんだけど)、近くの病院の検査室に出向き、採血してもらった。

結果、血中のビタミンD、正確には25(OH)Dレベルが30ng/ml ないといけないところ、私は25しかなかったそうな。そんなわけで、医師からビタミンDが処方された。本当は先週このことでクリニックから電話を受けたのだが、とまとまんが滞在中は薬局に行くのは極めて面倒くさかったので、先延ばしにしていた。昨日の夕方やっと薬局に行った。先延ばしにしたのは、単にめんどくさかったこと以外に、ビタミン剤やカルシウム+ビタミンD製剤を飲んでいたのにもかかわらずビタミンD欠乏症といわれちゃったんで、それをなかなか受け入れがたかった、というのもある。

で、薬局にいざ行ってみると、クリニックから電話で処方箋が口頭で伝えられいるはずが、薬局の人は「あなたの情報はここにはありませんねー」とのたまう。薬局側からクリニックに翌朝(今朝)電話を入れて確認してくれる、ということだったが、なんだかちょっと心配なので、今日の午後薬局に電話した。そしたら案の定、「いや、call-in(クリニックから電話で入る処方箋) は来てませんよ。」としら~と言う。「あんたがたがクリニックに確認する言ってたやないかー!」と一応言ってみたものの、戦うのは疲れるので、すぐ電話を切って、クリニックに再度call-in してもらうように電話で頼んだ。

仕事のあと薬局に行くと、またも連絡はきてない、とのたまう。それからおもむろに薬剤師が留守電のメッセージを確認しだして、そのなかにわたしの情報を確認するまで延々待たされた。で、さらに「準備するまでにあと15分ね。」と言われた。そのころには薬局の中をグルグル歩くのにも飽きていたので、後で取りに来ます、と言い残して家に帰った。

これまで、なぜ薬局にドライブスルーがあるのか全く理解できなかったけど(単なる怠慢と思っていた)、今日やっとわかった。お客さんが車に乗ったままで、処方箋お店の人に渡す。すると「1時間かかります」などと返答されるので、お客は「わかったわ~」とさわやかに言ってさっと立ち去るのだった。1時間なりもっと後に薬を取りに来れば(このときもドライブスルーできる)、待たなくてすむわけ。日本みたいに医療機関から処方箋をファックスするやり方は見たことないが、オンラインでやる方法はどうもあるらしい。(でもよく知らない)

1.25g(40000IU)を毎週1錠、計4錠、そのあと2週間に1錠を計2錠、そのあとOTCのビタミンDを1000IU毎日摂れとのこと。今日渡されたのは最初の4錠のみ。15分待って、たった4錠の入ったボトルを渡されてイライラをバクハツさせる前に、一旦家に帰って正解だった。1ヶ月後に追加(refill)をしに行くことになる。

家のポストには、保険会社から今回の血液検査に関する会計報告が来ていた。病院側が保険会社に請求したのが100.50ドル。そこから保険会社の負担額とかを除いて、病院側が私に請求されるかもしれない(たぶんされるだろう)額が65.09ドルだそうである。1項目しか調べない血液検査で このお値段はびっくりだー。処方された分のビタミンDを飲み終わったら、つまり2ヶ月後に再び血液検査でビタミンDレベルを調べるように言われている。

きょうはいろんな意味でお勉強になった1日だった。疲れたけど、どうしても書きたかったので、つい書いてしまった。はよ寝ないと。

とまとまん帰宅

おかげさまで、とまとまんは日本時間の9月1日の晩に家に着きました。私は午前11時ごろ職場で彼の「着いた」旨のメールを読んで、ほーっとしました。

日本で子宮頸がんワクチン承認される

ビッグニュースです。子宮頸がん予防のためのワクチンが、8月31日の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会というところで承認されました。実際に売り出されるまでには、まだ何ステップかあるようですが、この秋もしくは年内にも日本で使われる見込み。
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009083101000971.html
http://excite.co.jp/News/society/20090901/Cabrain_24031.html

2009年8月31日月曜日

第1回チーム医療の推進に関する検討会

表記の会議が厚生労働省で開かれたということを、NP仲間のメーリングリストで教えてもらいました。
検討課題として、
1.医師、看護師等の役割分担について
2.看護師等の専門性の向上について
3.その他
が挙げられており、資料のなかに「ナースプラクティショナー」という言葉が登場しています。(決してナースプラクティショナーを実現させよう、というところまでは言っていませんが。)
http://www.mhlw.go.jp/za/0828/c19/c19.html

8℃

今朝は47度(8℃)まで冷え込んだ。涼しいを通り越して、寒いのなんの。息が白かった。土曜日にピッツバーグで撮った写真を右上に載せた。このときは天気がすこぶるよくて、半袖を着ているけれど、もはや夏の空ではなくて、すっかり秋晴れという感じだった。

この前穴の開いてしまったナイトガード(歯軋りから歯を守るためのもの)に代えて、あたらしいのを作ってもらうべく、歯医者に行った。ものの2分ほどで型 取りは終わり、「明日完成するから200ドル持って来てねー。」と言われた。わたしの持っている歯科保険はナイトガードの面倒は見てくれない。200ドル で歯は変えないから、惜しみなく払うけど。

昨日ひさびさに日記を書いた後、1日足らずで3つもコメントをいただいた。見てくれてる人がおるんやなー。がんばらんとな、と思う。とまとまんの飛行機は、あと数時間で成田に着く見込み。そっから四国のマンションに戻るまで、またえらい時間がかかるんで、スカイプはしばらくできそうにない。とまとまんが帰宅するころには、私は仕事をしているだろう。

さー、あしたもがんばろう。

2009年8月30日日曜日

リハビリ

ごぶさたしています。一週間半もブログを書かずにいたので、日本の両親などは大変やきもきしていたようです。(電話やメールはしてんだけど。)  おかげさまで元気でした。「です」じゃなくて、「でした」と過去形なのは、今日とまとまんが行ってしまったからです。ここからのリハビリが毎度のことながら大変です。

とまとまんは今朝日本にむけて発ちました。というか、発ったはずでした。台風の影響で、成田行きの乗り継ぎ便が欠航となり、彼はワシントンDCに泊まっています。こんなことなら、あと1日ここで一緒に過ごせたのにーー。ここからワシントンDCに駆けつけたいところだけど、車だと5-6時間。休憩時間入れたらもっと。明日仕事だし、無理。わかっちゃいるけど、Google map してしまいました。

今回とまとまんが日本からピッツバーグに来るあいだの3本の飛行機は、いずれもスムーズで、到着直前の雷雨の影響も最小限で済みました。おまけに今の時期は雪の影響を考える必要がないので、とまとまんも私も完全に油断しておりました。読者の皆さん、飛行機の旅には、季節を問わず 替えのパンツパジャマをどんなに面倒くさくても持っていってください。くれぐれも手荷物に入れて、ね。同じアメリカでも、西海岸やシカゴ、アトランタなどから ひとっとびで日本に帰れる方々は、こういう対策はいらないのかも。けれど東海岸や地方都市を訪れる場合は、油断禁物よー。

今回の欠航は、天候が理由だというわけで、航空会社はホテル代を面倒みてくれませんでした。(けどね、30分違いの他社の便は定刻どおり日本に飛んでいったので、ほんまに欠航にする必要があったのか、なぞです。) ホテルに泊まったり(私がオンラインで急遽予約)、空港やホテルのレストランで高~い食事を摂ったり(選択肢ないもんな)、夫婦でアメリカ経済に大いに貢献しとります。

とまとまん滞在中、最初の週末はエリー湖とナイアガラ滝にでかけました。火・水・木は私は昼間仕事をして、その間とまとまんは主夫として活躍してくれました。、2回目の週末はピッツバーグを堪能しました。写真を整理して、ちょっとブログにも載せようかと思っていたのですが、今日はもう遅いんで、寝ます。寝れるといいんだけどねー。ひどい花粉症みたいに、鼻づまりが重症になっちゃうと、寝られない。明日は月曜日。気持ち新たにいかなくちゃね。しばらくリハビリ期間です。

2009年8月19日水曜日

ダッシュで家事

とまとまんが、バスと電車とモノレールと飛行機3本に乗ってPAにくる。あしたの夜空港にお迎えに行く。1週間ちょいの滞在。

というわけで、普段は週末にやっている家事を前だおしして(?)、平日なのにせっせと掃除・洗濯に励んでる。普段使っていない一室に、意外とホコリが積もってた。それから髪を切りに行った。家を出発するまえの とまとまんとSkypeで話したが、案の定、彼は髪を切ったことにぜんぜん気がつかなかった。(もう慣れているけど、毎回ちょっと期待してしまう私。)

車も洗うはずだったけど、暗くなっちゃったので、明日に持ち越し。明日仕事から帰ったら、料理→洗車→夕飯食べる→ガソリン入れる→空港にむけて出発、の予定。しばらくタイヤの空気圧を確認していなかった。これも見ておこう。

秋風

昨日、風が急に変わった。早くも秋を感じさせるひんやり感。まだ真夏らしい日があまりないままに、もう秋ですかい。

2009年8月18日火曜日

だから忙しい~~

私の勤める組織は、20あまりの診療所をいろんな町で開いているのだが、その中でも私の勤めているところは患者さんの数で毎月3本の指にはいっているらしい。ちなみに、全部の診療所に複数のNPがいるわけではなくて、1人NPのところも結構ある。

けどね、私のオフィスが忙しいのは、単に「人数」の問題だけじゃないと思う。子宮頸がん検査の異常所見率、また性感染症スクリーニング検査の陽性率が高いことも、忙しさに相当の拍車をかけていると思う。

検査で異常が出たら、それ相応の対応をせないかん。患者さんに電話、何か処方が必要だったらそれを薬局に電話、さらなる検査が必要だったらその予約の段取り、などなど。検査結果がぜんぶ正常で返ってきたら、仕事はすごーく楽になるとおもう。ま、でも、検査で異常を発見できたことを、むしろ喜ばしいことと思って(ちょと無理してるか?)、フォローアップに励も。

今日は何だか、性感染症の日、とでもいうかんじだった。スライドグラスの上でも果敢に泳ぐトリコモナスちゃん、顕微鏡の視野にギッシリの白血球(一視野に普通は5個くらいまでの白血球しかないはず。それ以上あったら、感染兆候の可能性)などが続いた。クラミジアや淋菌の検査結果が出るまでに数日から1週間かかるから、場合によっては症状からのみの判断で、即日薬を出す。

クラミジア・淋菌で陽性の結果が出たら、患者さんに電話で伝え、パートナーの治療を促す。パートナーの名前と電話番号を聞く。後ほど州のDepartment of Health の担当者が、パートナーに治療の必要性を伝える。(このとき担当者はパートナーに対して患者さんの名前は明かさない。)クラミジアも淋菌も、州に報告義務のある感染症。患者さんがパートナーの名前を言いたくないというときは無理に聞かない。「私に言わなくてもいいけど、後ほどDept of Health から電話が入って、質問されると思うから、よろしくね。」と伝える。なお、たとえパートナーが今刑務所に入っていても、Dept of Health はちゃんとパートナーを突き止めて治療をやってくれる。

患者さんが処方された薬をちゃんと飲んでくれて、パートナーの治療が終わるまでセックスを控えてくれればいいのだが、いつもそれがうまくいくとは限らない。ピンポン感染して、また最初から治療をやり直し、ということもままある。

わが診療所の繁盛(?)の一側面でした。

2009年8月17日月曜日

子宮頚がん検診の頻度、HPVワクチンの効果と費用

Kiwiさんからいただいたコメントです:
  Pap Smearは何歳の人は、何年に一度受けるべきとか、頻度が書いてるといいかも。ワクチンも、一回受けたら生涯OKなのか、インフルエンザみたいに毎年少しずつ違う菌がでてきたりして、毎年受けたほうがいいのか、とか。
  あとは、両方ともいくらかかるのか、知りたいです。保険によって違うんでしょうけど。保険でカバーされるのか、ワクチンなどは、実費なのですか?それとも無料?

子宮頸がん検診(Pap smear)の頻度について
頻度については、書き出すとちょっとややこしい。30歳までは毎年。30歳以降は、Pap smear とハイリスクHPVが両方とも陰性だったらPap smear は3年に1回でいい。でもpelvic exam (内診)はやっぱり必要。がん以外の理由で子宮摘出術をした人は、もうPap smear はしなくてもいい。でもやっぱりpelvic exam は毎年必要。
結論: Pap smear のあるなしにかかわらず、思春期以降の女性は毎年診察がいる!! 

じゃ、この長寿の時代に、何歳までPap smear をするかだけど、これはガイドラインによってすこし違う。おおむね65歳から70歳くらいで、過去3回連続で正常かつ過去10年以内すべて正常だったら、Pap smear はおしまいにしてよい、というのが大方の見方。

つぎにHPVワクチンについて。
HPVワクチンはインフルエンザワクチンと違って、毎年受けないといけないものではない。6ヶ月の間に3回接種すれば、長期間の効果が得られることがわかっている。ただその「長期間」が生涯といっていいほど長期間かどうかは、まだ研究が不足してる。3回受けるはずのところ、1回か2回しか受けられなかった人は、6ヶ月を過ぎてからでもいいから、2回目あるいは3回目の接種を受けた方が望ましい。

HPVワクチンの費用は、1回の接種ごとに125ドルほど。多くの健康保険はこの費用をカバーするけど、必ず、というわけではない。今のところFDA(Food and Drug Administration、薬や食品の安全管理をしている国の機関)は9歳から26歳の女性対象にHPVワクチンを認可しているので、27歳以降の女性の場合は保険があっても対象外とされてしまう。なお、18歳以下であれば、政府のVaccine for Children というプログラムによって、他のさまざまな予防接種と同様に、自己負担なしに無料でHPVワクチンを受けることができる。初回だけでもVFCを通して受けておけば、2・3回目の接種も無料で受けられる。だから、10代の患者さんには、19歳の誕生日が来る前に、せめて1回目だけでもHPVワクチンを受けるように私は勧めている。将来的には、FDAの認可する年齢枠がもっと広くなるだろう、と予測されている。
http://www.cdc.gov/std/hpv/STDFact-HPV-vaccine-young-women.htm#hpvvac4

と、書き出すととても長くなっちゃった。
なので、例の原稿にはあんまり反映できない(すでに字数オーバーしてて)のですが、Kiwiさん、コメントありがとー。 Kiwiさんはもう知っていることばかりかもしれないと思いつつ、他の読者も同じような疑問を持っているかもしれないと思って、書いてみましたー

2009年8月16日日曜日

バーベキューの会

この地域に住む日本人家族が州立公園に集まって、バーベキューをしました。大人12人、こども9人、計21人が集まりました。

ハンバーグとソーセージを焼いているところ。

Nさんの作ってきてくれた、いんげんのキャセロール。

小芋の作ったおにぎり4種類、46個。人気あったでー。みんな食べてくれてありがとう。

さて、では仕事にもどります。

子宮頸がん検診のおはなし

アトランタの日本人向け情報誌に、アトランタ医療従事者の会のメンバーがコラムを書いています。ぼちぼち自分の番が来るので、原稿を書き始めました。自分が仕事でいつもやっている内容を選んでみたものの、日本語で改めて書いてみると、案外むずかしい。。。とりあえず、以下がざっと下書きです。2割くらい削らないといけないかも。よかったらご感想・ご意見くださいまし。
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子宮頸(しきゅうけい)がんとは、子宮の入り口(子宮頚部)に起こるがんのことです。赤ちゃんが育つところ(子宮体部)にできるがんは、子宮体がんといって、まったく性格の違うがんです。今回は子宮頸がんにしぼってお話しますね。

子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスです。HPVには100以上の種類がありますが、子宮頸がんの発症に関係するのは15種類ほどです。なかでもHPV16型と18型が子宮頸がんの原因の70%を占めています。

HPVは性行為でうつる感染症のNo.1です。じつに、性行為経験者のおよそ75%(4人に3人!)が一生のうち一度はHPVに感染します。それだけありふれたHPVですが、感染した人が全員がんになるわけではありません。9割の人は自分の免疫力によっておよそ2年のうちに体からウイルスを消し去ることができます。ところが一部の人にはそのまま感染が続き、前がん状態の部分ができ、それがさらにがんに変化することがあるのです。

HPV感染から前がん状態、さらにがんに進むまでに少なくとも数年かかります。前がん状態やがんの早期は、自覚症状が全くないので、検診で早期に発見することがとても大事です。毎年検診を受けることで、がんに進む前の段階のどこかで、変化を見つけて治療することができます。子宮頸がん検査のことを、英語ではPap smear といいます。

残念なことに日本では、子宮頸がん検診を受けている女性はおよそ20%にすぎません。(何を隠そう、この私も20代後半まで受けていませんでした。)しかし子宮頸がんは、今や日本では20-30代の女性のがんのトップになっています。「産婦人科」というと、妊娠した人が行くところと思われている方もあるかもしれませんね。しかし妊娠とは関係なく、女性が健康にすごすためには子宮頸がん検診を欠かすことはできません。21歳以上の女性は全員、21歳以下でも性行為を開始してから3年以上経過している人は、検診が必要です。

アメリカでの検診は、産婦人科やfamily medicine を標榜する医療機関で、医師・Nurse Practitioner(診察や処方のできる教育と訓練を受けた看護師)・ Physician Assistant などの元で受けることができます。子宮頸がん検診とあわせて、月経にまつわる相談(月経痛、月経不順など)、避妊方法の相談、不妊症の相談、にきびの相談など、女性ならではの他の悩みごとの相談にも乗ってもらいましょう。

検診とあわせて、お勧めしたいのは、HPVワクチンです。アメリカで普及しているHPVワクチンGardasilは子宮頸がんの70%の原因となっているHPV16型と18型の感染を防ぎます。尖形コンジローマ(性器にできるイボの一種)の原因の90%となっているHPV6型と11型の感染も、このワクチンで防ぐことができます。性行為を開始する前に接種するのが最も効果的です。現在アメリカでは9歳から26歳の女性に接種が勧められています。6ヶ月の間に3回接種します。小児科、内科、産婦人科などで受けることができます。ワクチンはすべてのHPV型の感染を予防するわけではないので、ワクチンを受けた人であっても、子宮頸がん検診はやはり必要です。

参考になるウェブサイトをご紹介します。
子宮頸がん予防の会(日本語)
http://www.teal-and-white.jp/index.html
子宮頸がんを考える市民の会(日本語)
http://www.orangeclover.org/index.html
Medline Plus (英語)
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/cervicalcancer.html

2009年8月15日土曜日

プールの改装

最近は1000ヤード(約900m)を30分前後で泳げるようになった。メートルに換算すると1000が900になっちゃうのがなんとなく悔しいので、時間と気力があるときは、もう100~200ヤード泳いで、ちょっとした自己満足感にひたる。この半年で、だいぶ腕がムキムキしてきた。体重が増えて喜んでいたが、また少し減っちゃった。太りにくい体というのはうらやましがられるが、燃費の悪い体ともいえる。(笑)相当食べてるから。ひさびさにBMI(body mass index) を計算したら、18.4、つまりまたunderweight の域に入ってしまった。健康的なおやつをせっせと食べたほうがいいかも。

次の2週間は、プールの改装をするとかで、いつものYMCAでは泳げない。40-50分離れた町のYMCAのプールが利用できるそうだけど、そんだけ運転するのはばかみたいなので、たぶん行かないとおもう。ひさびさにたくさん歩くか走るかしようとおもっている。

2009年8月14日金曜日

避妊薬のお値段

健康保険がピルなどの避妊薬をカバーしてくれるならラッキーだが、患者さんが健康保険に加入していなかったり、加入していても薬の自己負担額(co-payという)が患者さんにとって馬鹿にならないときは、それら費用も避妊法を選ぶうえで考える重要項目のひとつである。

いちばん安いピルは、Sprintec (Orthocyclen のジェネリック薬)、Tri-Sprintec (Orthotricyclen のジェネリック薬)で、これらはWalmart だと1パック(28錠)9ドルである。Giant Eagle という地元スーパーの薬局だと、それぞれ13ドル、14ドルである。これでもかなり安い。処方箋はどこの薬局に持っていってもいいのだが、患者さんにこれらの情報をお伝えしなかったら不親切である。場合によっては、保険を使ってco-pay (20ドルとか30ドルとか)を支払うよりもずっと安くなるのだから。

Yaz、Yasmin、またジェネリックのOcella というのがある。これらのピルには他のピルとは異なるプロジェステロンが使われている。これが特にお気に入り、という患者さんがときどきある。ところが、メディケイドの保険(Gateway, UPMC for you, Unisonなど)のformulary (保険がカバーする薬のリスト) にはこのタイプが入っていない。今までYaz 愛用者だった患者さんが、メディケイドの保険になったために、泣く泣くほかのピルに切り替える(自己負担で払うと45-50ドルくらいなので)なんてことが珍しくない。多くの患者さんは、ほかのピルに変えてもぜんぜんへっちゃらなのだが、なかには著しい変化を訴える患者さんもいる。

パッチを使ってみたい!という患者さんは少なくない。メディケイドの保険はいずれもパッチをformularyに入れていないので、メディケイドを使っている患者さんには、パッチという選択肢がざんねんながら消える。全額自己負担したら、たぶん1ヶ月分で40ドルくらい。

Nuvaring はメディケイドの保険もすべてformulary に入れてくれているし、低用量(15mcg)だし、使い方が簡単だし(毎日何かするということがない)、連続使用も可能だし(通常3週間on, 1週間offにするところを、4週間連続で使うことで、月経を飛ばすことができる。)、とくに子宮内膜症や子宮腺筋症の人の味方。28錠タイプのピルを使って連続使用をすると、1年間に必要なピルのパック数が多くなってその分自己負担が増えるから、Nuvaring の連続使用は非常に経済的。ただし膣に挿入するタイプのため、患者さんの第一印象はよくないことが多い。(実際には、膣に挿入したあとは、ほとんどの人はNuvaring の存在を感じず、快適に過ごせるんだけどね)

Depo Provera は1回分の費用はそれなりにするが、1回で13週間効果があるので、ピル(種類によるが)3ヶ月分よりはお買い得、という場合もままある。Depo Provera もメディケイドのformulary に含まれている。

Implanon(上腕挿入型避妊具、3年間有効)、Mirena(ホルモン付加IUD、5年間有効)、Paragard(銅付加IUD、10年間有効)ーーーこれら3つは、初期費用は高い(400-500ドル)が、その後はとくに何の手入れもいらないので、長く使えば使うほど1ヶ月あたりのコストは下がる。保険に加入している場合、所得などの条件に応じては費用減免のサポートを製薬会社側が設けていたりするので、あたってみる価値はある。IUDとは、子宮内に挿入するタイプの避妊具のこと。

コンドームと殺精子剤ーーーメディケイドの保険の場合は、処方箋を書くと、保険がこれらの費用をカバーしてくれる。

日本と比べてアメリカは避妊薬の選択肢が多い点はすばらしいのだが、選択肢があっても、保険の加入状況や自己負担額の条件によって、選びうる選択肢が狭くなってしまっていることがままある。せっかく処方しても、薬局が「患者さんの保険はこのピルをカバーしていません。他ので代用できますか?」なんていうファックスを送ってきて、処方をまた変えないといけなかったりすることもある。メディケイド各社のformulary を印刷して手元に置いて参照するようにしているが、それでもいつの間にか改訂されていたりするので、困ってしまう。

一人ひとりの女性にとって、ベストな避妊法は違う。同じ1人の人でも、年齢によって、そのときのパートナーとの関係によって、また妊娠のプランによって、ベストな方法は変わる。飲んでいる他の薬、持っている疾患、そういう条件でも変わる。費用の点を気にしすぎないで、ベストな方法を選べる医療制度が必要だ。でないと、そのしわ寄せは、女性本人だけでなく、赤ちゃん、まわりの家族だけでなく、社会全体に確実にくる。

2009年8月13日木曜日

偏頭痛、トパマックスに注意

偏頭痛(片頭痛)もちの患者さんで、「前兆」(aura) がある場合は、年齢にかかわらずエストロジェンの入っている避妊薬(ピル・パッチ・リング)は避けないといけない。aura とは、頭痛の始まる前におこる視覚異常や言語障害などの症状。

前にも書いた気がするが、auraがあるのに、かかりつけ医からピルをもらっている患者さんがぽつぽついる。説明をやりなおすのは、結構たいへん。リスクの程度、その意味合い、データと個々人のリスクの違い、etc.

偏頭痛もちだけど、aura がない場合は、エストロジェンを含む避妊薬も、選択肢のひとつである。ただし患者さんが頭痛の頻度を抑えるためにTopamax を使っていたりすると、ここでまたひと悶着ある。Topamax とその類の薬は、患者さんが併用している薬の肝臓での代謝を促進する → ピルなどの避妊薬の効果が下がる → 妊娠のリスク  というわけ。ピルを使うなら、せめてエストロジェンの用量を増やさないといけない。ただし増やしたところで、どこまでその効果が確実化はわかんない。そこでIUD(子宮内避妊具)という選択肢、あるいはピルとコンドームのダブルでいく策、なども話さないかん。

すべての偏頭痛もちの患者さんに、上記を1~10まで話す必要はないけど、やっぱりフルコース並みにで話さないといかん時もある。(肝臓がどう、とかは省くけど。)

カルテには、診察室でのディスカッションのぜーんぶを書くことは出来ないから、要点をしぼって書くことになる。カルテの処理をするスタッフたちは、書かれている内容の中でも最後の結果だけに注目するから、「何で小芋はいつもあんなに時間がかかっとるんか!」と思っているかもしれないが、患者さんと一緒にベストフィットを見つける作業は、そんなに楽じゃないのです。

役立つサイトをご紹介。
てんかん財団のサイト。てんかん薬(Topamax はてんかんの薬でもある)と避妊薬についてまとめてくれている。CYP inducer, CYP inhibitor, CYP no effect の表など、ぱっと確認したいときにもよい。
http://www.epilepsyfoundation.org/answerplace/Life/adults/women/Professional/contraception.cfm

WHOのクライテリア。comorbidity(高血圧、糖尿病、etc)、喫煙、年齢などのいろいろな条件によって、どの避妊薬がより適切であるか、1-4段階で示してある。
http://www.who.int/reproductivehealth/publications/family_planning/9241562668index/en/print.html

避妊方法についてのさまざまな疑問に答えてくれるサイト。キーワードで検索可。自分が疑問に思うようなことは、たいてい誰かが前に相談している。もし誰も同じような質問をしていなかったなら、質問を投稿するとDr Hatcher が回答してくれる。
http://www.managingcontraception.com/qa/index.php
このサイトでも売っているが、その名も Managing Contraception For Your Pocket というハンドブックがあり、これは避妊カウンセリングをやるものにとっては必携。今出ているのは2007-2009版。

2009年8月11日火曜日

ナイトガードに穴が開く

歯軋りから歯を守ってくれる、ナイトガード。12月に一時帰国したときに歯医者さんに作ってもらった。その一部がだんだん薄くなって、ついに今朝ちっちゃな穴が開いてしまった。いやー、一体夜の間にどんだけ歯軋りしているんだろ。この前行った歯医者にまた行って、新しいナイトガードを作ってもらわないといけない。

昨日は22人診察して、もうぐったり(なのに、逆になかなか眠れないから困りもの)だった。夢の中でも仕事してたりするから、歯軋りもひどくなるの?

今日の出張は遠かったー。行きに1時間20分、帰りは1時間半以上かかった。どんよりした天気、帰りは雨(ときどき激しく)。電車やバスでの通勤だったら、ぼーっとしたり寝たりもできるが、車だとそうは行かないのでざんねん。帰りは高速道路の出口をしくじって、ちょっと遠回りしてしまった。

普段、とくに月曜日と金曜日は、昼休みらしい昼休みをなかなか取れないんだけど、今日は落ち着いて座って、ほかのスタッフと昼食を囲むことができた。エサじゃなくて、食事が取れた気分だった。食後に10分くらい外をふらっと歩いてくることも出来た。気分爽快なことこの上なし。1日中とてもいいペースで仕事ができてよかった。

2009年8月10日月曜日

約8000マイル

12月にEさんに車のオイルとフィルターを交換してもらってから6600マイル。Eさんに書いてもらったメインテナンスリストには、7000マイル走行後もしくはちょうど1年後にオイル交換すべし、と書かれている。先日オイルの色をチェックしたら、やはり茶色くなってきていた。(あたりまえだけど。)で、今日オイルとフィルターを交換しに行ってきた。

せっかくEさんがやり方も教えてくれたのに、楽をして店にいったものだから、それなりにお金がかさんだ。60ドルくらい。自分でやったら、たぶんその3分の1くらいで出来たはず。自分でやるには、道具にすこし初期投資しないといけないけどね。ネジの締め方(きつく締めすぎたいかん、とか)とかもせっかく教わったし、自分でやらな損やなー。

昨年10月に車を購入してから、今日までに約8000マイル走った。km にすると、12800kmほど。われながら結構走っているものだ。好んでドライブしているわけじゃないけど、最近はよく出張するので、1日で140kmくらい走っていたりする。逆に地元のオフィスに行く日は、努めて歩く。(7分ぐらいだし。)明日は出張。安全運転でまいりまする。

2009年8月9日日曜日

世界のご近所さん

私が今住んでいるペンシルバニア州北西部は、ピッツバーグとその近郊を除くと、日本人は少ない(と思う)。ところが、スーパーやショッピングモールでばったり出会って友達になった、なんて話をときどき聞く。不思議な縁だ。

インターネット上の「世界のご近所さん」を通して知り合った、という話を先日聞いた。検索したらありました!
「世界のご近所さんを探せ!」
http://world.gokinjo.net/

これから引越しや留学を考えている人に、よいかもしれない。

卒業1年

エモリーを卒業してから、今日でぴったし1年たった。はやいものだ。当時の自分には、5ヵ月後にペンシルバニアに引っ越すことなど想像にも及んでいなかったなぁ。当時はまだ車どころか免許も持っていなかった。(国際免許は1年で期限が切れる)

壇上にあがったときの、すごく誇らしい気持ちと、「もう終わっちゃったの?」という寂しさを覚えている。去年のじぶんのブログの記事を読み返してみると、なんだか感慨深い。とまとまんは卒業式を含めて96時間の滞在のためにアトランタに来てくれた。寮からの引越しも手伝ってくれたのだった。とまとまん、あたらめてありがとう!

今日は久しぶりにQuaker meeting house に行ってきた。出入りする自然の風や鳥のさえずりが実に心地よく、ぜいたくな1時間だった。

夕方、ずっと洗っていなかった毛布を洗いにコインランドリーに行った。小銭がなくて、20ドル紙幣を両替機に入れたら、み・ご・と・80枚のクオーター(25セントコイン)がジャラジャラジャラジャラ~~~と出てきてしまった。重っ! 50州のうち25州の柄がこの80枚の中にあった。せっかくなので、今度とまとまんが来たときに見てもらおうと、取っておくことにした。

2009年8月8日土曜日

料理公開

携帯電話を消音にしたまま寝てしまっていた。とまとまんが何回電話をよこそうが聞こえないのをいいことに眠り続け、目覚めたのは10時すぎ。(セミの音に電話の音がかき消されるとかで、とまとまんもすぐ起きないことはしょっちゅうあるので、たまには逆転するのもいいだろう。)あわててパソコンを立ち上げ、寝る前のとまとまんと少しだけ話した。ファーマーズマーケットが閉まる前に、広場へダッシュ。

ファーマーズマーケットで買った野菜。右のお箸と野菜の大きさをくらべてみて。このほかにミニトマトとジャガイモとケール(緑の葉っぱもの)も買った。


左のフライパンから時計回りに説明すると、
鮭のローズマリー焼き
ズッキーニの味噌炒め
玉ねぎと きゅうりの甘酢漬け
ケールのおひたし(これは失敗。かなりゴワゴワの食感。)
豚肉のケチャップ焼きーナスの付け合せ

2009年8月7日金曜日

マーケットミーティング嫌い

うちのオフィスマネジャーは、とにかく数字が命!ってかんじである。
質より人数かい? と私はどうしてもおもってしまう。

今日などは、ちょっと来て、と呼び止められて、「今3人の患者さんが待っている。このペースはいただけない。次の患者さんは来てから1時間たっている。」と言われた。決してわざとスローにやっているわけじゃないんやけど。結局12時までに11人(短い診察も含めて)診たし、昼休みに食い込むこともなかったし、まっとうにやっていたとおもう。1時間待った患者さんには申し訳ないが、待ち時間が長くなるのは、私が単に遅いだけというよりは、キャンセルや無断欠席をみこして2重3重に予約を取っているなかで、たまたま同じ時間帯の患者さんが真面目に現れたりするから、という影響も否めない。でもわたしのせいにされちゃうのねー。

今日の午後はマーケットミーティングというのがあった。
新規の患者さんの予約枠は、8月末までいっぱいだというのに、いかに新規患者さんを増やすかとか、年間の総患者さん数をどう増やすか、という話をしていて、私はついて行かれん、とおもってしまった。

満足のいくケアを受けたら、患者さんはリピータになってくれるばかりか、周りの人にも「よかったよー」と宣伝してくれるはずだ。現に、「娘がこの前診てもらって、あんたはgentle (やさしく)にやってくれるっていうから、10年ぶりにパップスメアを受けようかとおもって来たのよ。」と言ってくださった患者さんもある。ガサツな診察で、嫌な思いをしたら、二度と来てくれないかもしれないし、「あそこは絶対に止めとけ。」と周りの人に言うだろう。

患者さんが少なすぎて、閑古鳥が鳴いているっていうんだったら話は別だけど、今のマンパワーで目いっぱいやっているのに、さらに患者さんを増やそうとしているのが、やっぱりわからない。予約をたくさん取ったら、その分NPの診察スピードが2倍速、3倍速、10倍速にでもなるとおもっているのか? 単に予約の取れる日が後ろにずれていくだけだと思うんだけど。

2009年8月6日木曜日

ドクター観察

今日は出張先のオフィスで、Dr. F と一緒に働いた。予約ぎっしり、待っている患者さんもいっぱいなのに、Dr. Fは決してあわてない。ぜんぜんせかせかしない。患者さんからすると、このゆったりとした雰囲気がとてもいいと思ったが、舞台裏を知っている自分としては、ちょっと複雑。ま、でもこれもひとつのあり方だ、と開き直った。ほかの人の診察を観察するのは、いつも面白い。ドクターの介助をしつつ、話の内容、手の動かし方、いろいろ見まくるわけ。

ところで、メディカルアシスタントの介助なしに、1人で診察をすることに私はすっかり慣れた。例えば膣鏡診をするときは、まずじぶんの膝と膝のあいだにパップスメア(子宮頚部細胞診)用のへら・ブラシ、それに綿棒(クラミジア・淋菌感染症の検体)の柄の部分をはさんで保持する。つまりへら・ブラシ・綿棒の頭が天井を向いている状態になる。wet prep (分泌物の顕微鏡診)もしたいときは、さらに綿棒がもう1本加わる。つぎに左手で膣鏡を挿入して(ネジはいじらないまま左手だけで固定する)、右手で膝にはさんであったブラシetc を取って、検体を採取する。こうすると、膣に膣鏡を挿入している時間を最小限にできる。膝の挟みが甘いと、綿棒やらを床に落としてしまうので気をつけるべし。(今でもときどき落とす。)

2009年8月5日水曜日

アーミッシュクリニックと天気

今日の午前中は、アーミッシュの人々が多く住む地域に出張した。2月から隔月で行っているところだ。

今日は天気がいいので、馬車を走らすのに最適だろうーーーきっとキャンセル・欠席は少ないだろうな、と思っていたら、実際はその逆だった。天気がよすぎて(?、たぶんね)農作業を休めないという患者さん、瓶詰め作業で忙しいので行けなくなったという患者さんなどから連絡が入った。というわけで、8人という適度に忙しい人数に落ち着いた。私としてはこれで助かった。予約されていた患者さんが全員来られたら、とても午前中いっぱいでは終われない。

次回は10月だ。マネジャーによると、12月は気候がよろしくないのでアーミッシュクリニックはお休みだそうだ。その次は2月。12月も2月も、冬という意味では変わらないと思うのだけど(ひょっとしたら2月のほうが雪が多いんじゃ?)長年やっていてこういうスケジュールに落ち着いたそうである。

午後はいつものオフィスに戻り、妊婦健診。Dr. S の来る日だったので、忙しくも楽しい時間だった。患者さんの波がふと引いたすきに、最近お産された患者さんの様子を聞いたり、質問したいと思っていたことを聞けたりできたのもよかった。あと、患者さんが出血や子宮収縮感などで病院に時間外受診したときには、そのサマリーをファックスしてくれるようにお願いした。わざわざサマリーを作るんではなくて、病院の記録そのまんまでいいので、と。これが実現したら、かなり助かる。

続・Tバック

Tバックの下着と細菌性膣炎の関係についてレクチャーを、というリクエストをいただきました。

レクチャーなんてものじゃないけど、かんたんに。。。
Tバックの下着は、要はヒモなわけで、歩いたりして体を動かした際に その紐が肛門付近と膣付近を前後に動きますね。すると、肛門付近の雑菌が、膣方面に配達されます~。これが膣の常在菌叢を変えちゃう=細菌性膣炎を招きやすい、というリクツです。Tバックの下着は、細菌性膣炎の背景となる犯人として、とてもnotorious(悪い意味で有名)ということです。もちろんTバックの下着をはけば必ず細菌性膣炎になるわけじゃなくて、もちろんほかの諸条件もからんでますよ。ただ経験的に、細菌性膣炎を繰り返す患者さんに、Tバック愛用者を少なからずみてます。

「なんで私ばっかりBV(bacterial vaginosis の略語)になるの!!!」とお怒りの患者さんに、膣の自浄作用についてあらためて説明し、それを妨げる要因について話をし、ひょっとしてあなたのTバックも要因のひとつなんじゃないかしら?、と説明すると、さすがのTバック愛用者も、ちょっとはレギュラーパンツを試してみようか、と一瞬は思うみたい。

Tバックが原因かもよ?と私がすぐ言ってしまうかわりに、「生活習慣のなかで、膣の自浄作用をさまたげていることって、なんか思い当たる?」とまず聞いて、患者さんに考えてもらって、ここでもしTバックの話が出てこなかったら、そこでおもむろにTバックの話を持ち出すと、さらに効果的。(だから先にどんな下着を使っているか先に聞いておくわけ。)それから、膣をきれいにしようとせっせと ビデ(douching, 膣洗浄)をしてしまっているひともたまにいます。ビデをするとbody-friendly な常在菌を失ってしまうので、むしろよくないんだけど。

下着の種類を変えるだけで細菌性膣炎から開放される見込みがあるんだったら、十分試す価値があると私なんかは思うけれど、実際患者さんが試すかどうかは、患者さんの気持ちのなかで何がプライオリティーになっているか次第。

お酒・たばこ・運動・safer sexに限らず、生活習慣を変えるというのは、なかなかかんたんではないですねー。

本当はTバックと細菌性膣炎の関係をのべた文献を探してご紹介したいところですが、とりあえず今日のところは 私の”超”経験論でおゆるしを~~~

2009年8月4日火曜日

Tバック

世の中からTバックの下着(英語ではthong という)がなくなったら、少しは細菌性膣炎が減るんじゃないだろうか。

陰毛はきれいさっぱりとツルツルに剃り、ショーツはTバック、というのが女性がけっこう多い。肌は日焼けサロンでこんがりと焼いて。

見かけ重視の文化の中で生きてる患者さんに、健康にフォーカスをおいたeducation をするのは、かなーり やりがいがある。正しいstatement を述べ挙げるのは意味がないから、開かれた質問(open-ended question)で何気なく話を振る。

たとえば、患者さんの脱いだズボンがたたまれて椅子に置かれ、そこからTバックのショーツがチラッと見えていたとする。そこで、「Tバックはねーーー」とお説教をたれる代わりに、「ショーツはどんなのを使っているの?」と何気に聞く。そこから話題をもっていく。ささやかな私の挑戦。

電話呼び出し音

電話ですぐ患者さんにつながるときほど、ほっとするものはない。話がすぐ進む。

すこし困るのは、電話しても、「この電話番号は一時的につながれていません。」(料金滞納だから?)とか、「この番号は使われておりません。」というとき。勤務先の番号などがわかっていればそちらを試すが、それでもだめならお手紙を出す。

気持ちがキーーーーっとなってしまうのは(特に忙しいとき)、呼び出し音のかわりに
"Please enjoy your music while your party is reached."(お客様が応答するまでの間、音楽をお楽しみください。)というアナウンスが流れて、ギャンギャンギャンギャンとわたしのタイプでない音楽が流れるとき。

"enjoy" できる音楽だったらいいんだけどねぇ。

2009年8月2日日曜日

ペンシルバニア北西部の日本人ネットワーク

きょうは1時間45分ほど離れたところに住んでいる日本人の友達Wさんの家に遊びに行った。まもなく日本に帰国するKさんのミニ送別会を兼ねて。

大都市と違って、そこかしこに日本人がいる環境ではない。なのに、インターネット上で偶然知り合ったり、ショッピングモールなどでほんまにたまたま出会ったり、といった形で、日本人のネットワークがここペンシルバニア北西部にもある。すごい。縁や。わたしの知っているだけで6家族。ピッツバーグ市内・近郊の日本人を数えだしたら、数はもちろん もっともっと多くなる。

2009年7月30日木曜日

azithromycin をカバーしない保険

おりものが変なの、と言って先週みえた患者さん。内診でも顕微鏡でも子宮頚管炎(たぶんクラミジア。検査結果待ちだけど。)が疑われて、アジスロマイシン(日本での商品名はジスロマック、アメリカではZithromax) 1g を処方した。アジスロマイシンのすばらしいところは、たった1回1gの内服で治療が完了すること。

今週に入って、「処方箋を持って薬局にいったんだけど、自分の保険ではカバーしてないっていわれたんですぅ。」と同じ患者さんがひょっこり現れた。

アジスロマイシンをカバーしない保険なんて聞いたことないけど??と思いつつ、ちゃんと薬を早く飲んでもらわないとという気持ちで、州政府から支給されているアジスロマイシンを彼女が使えるように手配した。

あとでスタッフがいうには、「あれはきっと、彼氏か友達にあげる薬をもらいたくて、保険でカバーされなかったということにしたんじゃないの。」ということ。

ほんとのところは分からんが、頼むから薬はちゃんと飲んでおいてほしい。

水道代は払えんけど、タバコ代は払える患者さん

水道利用者が支払いを滞納したら、ふつうは水道を止められて使えなくなってしまう。ところが、医師やNPなどの医療者が、「この患者さんは***病で seriously ill (=重症)であり、水道が止められると病状悪化のおそれがある」という旨の証明を所定の用紙に記入すると、患者さんには30日の支払い猶予期間が与えられる。この間、患者さんは水道を利用することができる。

妊娠中期、とくにこれといって合併症もなく順調に経過している患者さんから、上記の用紙への記入をもとめられた。うーーーーむ。さっきタバコ吸ってるてゆうてたんちゃうん? タバコ買うお金があるんやったら、水道代になんで使わへんのーー、と思った。思うだけにとどまらず、彼女にそのまま言っちゃった。

seriously ill と表現するにはぜんぜん似合わない患者さんであるが、上のお子さんたちや家族みんなにとって水がないのはやっぱり困るだろうと思い、用紙にはサインした。30日の猶予期間は与えられても、支払いが免除されるわけじゃあない。さっさと払ってくれるといいけど。こういう証明書の発行は、気分のいいものではない。

2009年7月29日水曜日

さんまを食べ終える

先週の土曜日に東京商店で買ったさんまを、今晩食べ終えてしまった。あー、食べちゃった。

なげいても始まらないので、雨のあがったすきを狙って、夕飯の後に公園に歩きにいった。(今ほんまに夏なのだろうか??と思うくらい、最近は雨がよく降り、気温のあまり上がらない日が多い。昨日は久々に夏日という感じだったけど、今日はまた梅雨のような天気だった。)

以前紹介した Women Challenge という8週間のプログラムは終わったけど、その後も毎日の運動の記録をつけたり、週1回メールで送られてくる健康に関するクイズに答えたり、けっこう活用して る。運動を単なる個人的な短期ブームに終わらせずに、一生ものにするうえで、ウェブサイトも捨てたもんではない。毎週日曜日に1週間の目標を立てるものだから、それを達成すべく、案外やる気になるわけ。
http://www.womenshealth.gov/woman/

7月頭からほぼ恒例になった毎週水曜日の出張。農業中心の地域。このオフィスのマネジャーとメディカルアシスタントの人の良さといったらない。彼女たちの人柄なのか、地域性によるものなのか、その両方か。いずれにしても、精神的にものすごく救われる。昼ごはんもみんなで和気あいあいと食べている。なんで自分はいつもあんなにガツガツと仕事をしているんだろう、とふと思う。同じ組織のクリニックでも、マネジャーの考え方や、地域の特徴によって、NPの仕事(仕事そのもの以上に心理的負担?)がこんなにも変わるもの? 午前中の妊婦検診には、毎週医師が来て、彼と一緒に動く。彼は患者さんとしっかり向き合って話すタイプ。自分の勉強になることがいっぱい。

2009年7月28日火曜日

性格テスト

先週土曜日の「心の健康」をテーマにしたイベントの前に、事前資料としてこちらのウェブサイトがメールで紹介されていた。ここで性格テストが受けられる。
http://www5.big.or.jp/~seraph/zero/mbti.cgi

~~ここから先は性格テストをやった後でお読みください~~

外向ー内向
感覚ー直感
思考ー感情
判断ー知覚
の4つの尺度で性格を見てくれる。

私の場合は、
11% 内向
25% 直感
62% 感情
39% 知覚、と結果が出た。
総合すると、これは「治療者/理想主義者系」だそうで、
適した職業としては、作家、カウンセラー、ソーシャルワーカー、牧師、教授、心理学者、精神科医、理学療法士、マッサージ師、ミュジシャン、聖職者、宗教家、司書、ファッションデザイナー、編集者、アートディレクターなどだそうだ。あたってる?

性格テストは、自分がどういう人間かというのを知る助けになると講師が言っていた。逆に、自分が理解できないと、他人も理解できない、とも。 自分がどのようなレンズで世の中を見ているのかを理解して、それを意識できていると、自分がほかの人との関係でうまくいかなかったりいらいらしたときに、それを解決する助けにもなるよ、と聞いて、ほー、と思った。まず、自分理解ね。

2009年7月27日月曜日

歯科検診

日本に一時帰国した12月以来、7か月ぶりに歯医者に行った。日本の歯医者が作ってくれたナイトガード(歯ぎしりによるダメージを緩和するために歯にはめる装置)が大分削れてきているし、そろそろ定期検診の時期だし、ひととおり見てもらいたかったのだ。

歯と歯茎の状態はおおむね良好。(よかった!!!) 歯科衛生士も歯科医師も、丁寧に見てくれて質問にもきちんと答えてくれたので満足。

気になっていたことのうち、下の前歯2本が微妙に前に突出してきている点に関しては、レントゲン上 歯根が不自然に短くなっているということで、periodontist (歯周治療専門医)でさらに見てもらうようにいわれた。

アトランタでは歯周病にかかってしまい、そのうえ歯科で非常に嫌な思いをした。今でも思い出すだけで腹が立つ! 今回はあらかじめ周りの人に歯医者情報を聞きまくってから今のところを予約した。リサーチ重要。前回の反省が生きたかな。

居残り

月曜日。最後の診察が7時少し前に終わったあと(これ自体は遅くない。月曜日は11時から7時の勤務だから)、メディカルアシスタントからの伝言を読んで、患者さんに電話をかけなおしたり、薬局に処方箋を伝えたり、ごそごそいろいろやってたら暗くなってしまった。日が短くなってきて、さみしー。(といっても、まだ8時半くらいまではそこそこ明るい。)ひとつひとつのことは大したことないんだけど、積もると案外時間がかかるもの。

居残りはよくない。でも、誰にも邪魔されずに仕事を片付けられるのは かなり快適。

2009年7月25日土曜日

さんま

先の記事に書いたとおり、ピッツバーグに行ったので、久々に東京商店に買い物に行った。お米20ポンド(9kgくらい)、豆腐(生の一丁と長期常温保存できるタイプの1ダース)、納豆(一包4パック のを4つ)、そして冷凍さんま(3匹1パックで$3.99)を買った。

さんまをトースターで焼くか、フライパンで焼くか迷ったあげく、せっかくあるのにぜんぜん使っていない備え付けのオーブンで焼くことにした。結構うまく焼けた。大根おろしがなくて残念だった。ともかくおいしく食べた。

なんだか今も部屋中にさんまのにおいが立ち込めている気がする。でも幸せである。

在米日本人のこころの健康

「心の健康」をテーマにしたピッツバーグでのイベントに今朝参加した。24-25人の日本人が集まった! (子どもたちを入れると30人以上)

自己紹介では、ひとりひとり
1.名前
2.日本の出身地
3.好きな食べ物  を言った。これで一気にに和やかな雰囲気になった。

年齢も状況(仕事、留学、シングル、家族と一緒etc)もさまざまな人が来ていた。家庭医さんの進行のもと、どういうストレスを感じているかや、どうやってそれを克服してきたか(いるか)をざっくばらんに話し合ったりして、あっという間の1時間余だった。参加者がそれぞれ自分の思いや経験を言い合い、また聞き合うーーそれだけでも貴重な場だと思った。たとえば、来米してまだ間もない人が今のストレスについて述べると、長年アメリカに住んでいる人が、すかさず「大丈夫よ!」と自分の経験談とともにエールを送ってくれた。経験者の言葉は、胸にぐっとくるものがある。

自分を知る、ということが心の健康の第一歩だよ、また、日常生活の中で起こってくる自分の感情について ふと立ち止まって考える習慣が必要かもしれないね、という最後のまとめのメッセージはなーるほど、と思った。

イチゴ、ぶどう、オレンジ、コーヒー、紅茶、ジュース、牛乳、クラッカー、チョコレート、チーズを各自つまんだり飲んだりしつつ、というスタイルはとても居心地がよかった。(アメリカの気軽なセミナーではよくあるスタイル。) 会がお開きになったあとも、他の参加者の人たちといろいろおしゃべりした。帰るのが惜しい思いだった。

今度は単にポンと参加するだけじゃなくて、企画・運営にもぜひ関わってみたいと思った。

2009年7月24日金曜日

障害のある患者さんと月経

知的障害や身体障害のある患者さんがときどきみえる。障害のある患者さんにとって、しばしば毎月の月経はやっかいだ。患者さん本人が自分で月経の手当て(ナプキン、タンポン)ができるときはよいのだが、月経が理解できなくて混乱したり、手当てに失敗して服を汚したりで、本人と周囲のサポート役との両方にストレスをきたすようだ。

患者さんと介護者のリクエストにより、経口避妊薬(ピル)を使うことがある。ピルを使うことで、出血量が減り、出血する日数も短縮される傾向がある。月経痛も軽くなることが多い。これら「避妊」以外のピルの副効用を活用するわけだ。

Seasonale, Seasonique, Lybrel といった、extended cycle pills (84日間ピルを飲み、7日間プラセボを飲むパターン、あるいは365日ピルを飲むパターンなど)だと年間の出血日数もぐっと減らせるので、それらを希望されることもよくある。毎月出血に対応するよりも、3ヶ月に1度のほうがずっと楽だから。(破綻出血という少量の出血が不定期に起こることはあるが。)

Seasonale, Seasonique, Lybrel はいずれもブランドなので、実際処方するときは1パック28錠のジェネリック薬で代用して、プラセボをすっとばして使ってもらったりもする。(患者さんの薬代を節約するため、もしくは保険がカバーしてくれる薬を使うため。)

障害がある人にもない人にも、ピルをはじめとする避妊薬は、月経とうまくつきあっていく上での有効な味方になることが多い。

世界地図上の2点間の距離をはかる

今自分の住んでいるところと とまとまん の住んでいるまちの距離を測ろうと思ってGoogle map で検索した。そしたら、アメリカ西海岸まで陸路で(車で)行って、そこから太平洋をカヤックで渡り(3800余マイル)、さらに高速道路や一般道を通っていくという、たいそうな道のりが出た。ちなみに、所要時間は約36日6時間だそうだ。

私の知りたいのは最短距離だったので、別のところを探した。
このサイトはすばらしい。
http://worldmaps.web.infoseek.co.jp/distance_calculation.htm
「検索」をクリックして、出発地の住所を入力し、さらに目的地の住所を入れると、最短距離が計測される。

他にもこういうサイトを探している人がいるかもしれないと思い、紹介するしだいです。

2009年7月23日木曜日

10代の女の子と母親

中学生・高校生の女の子と、そのお母さんとの関係はいろいろだ。

お母さんには内緒でこっそり受診する子がいると思えば、お母さんと友達のように仲がよく、お互いに居心地よさそうな親子もいる。お母さんではなくて、なかのよいおばさんと来院する子もいる。

まず最初診察室に入ったら、自己紹介をして、患者さんには同席しているお母さんやおばさんを紹介してもらう。で一旦お母さんetc には退室してもらう。そして守秘義務のことなど患者さん本人に話をして、主訴を簡単に聞いた後、お母さんらに同席してもらいたいと患者さんが希望する場合はふたたび同席してもらうようにしている。

先日難しかったのは、お母さんに半分無理やり連れてこられた女の子。彼女の場合、お母さんは診察室には入ってこなかったので、私はお会いしていない。本人はセックスをする予定は当面ない!と断言。月経は毎月周期的に来るし、月経痛もないし、月経で困っていることはないという。ならば、ピルをはじめとする避妊薬は使わなくていいと思うけど?と提案すると、本人はとても安心した様子で笑顔だった。しかし診察が終わって5分とたたないうちに、わんわん泣いて「やっぱりピルください! ママがピルの処方箋をもらってこなくちゃだめだって。」と訴える。母親は、ボーイフレンドがいる=セックスをまもなくするに決まっている という考えなのだという。で、また話が振り出しに戻った。

彼女のお母さんとしては、娘の安全や健康を考えた上で娘にピルを!!と願ったのだろうが、それを娘さんの選択肢として提示するのでなくて、強制してしまったのが困ったところであった。お母さんと直接話をしたほうが早いと思ったが、患者さんはそれを望まなかったのでできなかった。結局、お母さんをだまらすために、彼女はピルを飲み始めることを選んだ。うーーーん。

休暇にたいする考え方

日本では、有給休暇を消化しないまま翌年に何日も持ち越して、結局次の年もそれを使えないまま捨てる羽目に羽目になっちゃう、なんてことは珍しくないとおもう。

アメリカでも職種やポジションによって状況は違うとおもうが、わが職場ではスタッフ不足の昨今でも、オフィスマネジャー以下それぞれのスタッフが遠慮なく(?)しっかり休みをとっている。誰かが休みだと、その分働いているスタッフに負担がかかるのは明らかだが、かといって休みを取らない理由にはならないもよう。スタッフの休みが重なって、あまりに人手不足のときは、同じネットワークのほかのオフィスのメディカルアシスタントに来てもらっていることもある。人が足りなければ、そうでもして他から人を補ったらいいのだ、ということね。

2009年7月20日月曜日

じぶんの婦人科健診

今日は仕事の前に、産婦人科医の診療所にじぶんの健診を受けに行った。ほんとうは自分の職場で、NPのティーナにやってもらうのが多分一番簡単なのに、あえて違う施設に出かけるのは、ほかのやり方をいろいろ見てみたいから。待合室の雰囲気、壁に張ってある掲示物、テーブルに置いてあるチラシなどなど、すみずみまで興味しんしんである。

予約時間の20分前に着くように行ったが、HIPPA(医療における個人情報の扱いに関する法律)関連の同意書、住所・電話番号などの基本情報の用紙、それから7-8ページにわたる問診表、それらにペンを走らすうちに、あっという間に予約時刻は過ぎた。それからナースに体重を測ってもらって(個人的には身長も自己申告じゃなくて、測ってくれるとうれしいんだけど)、診察室に案内してもらって血圧を測ってもらった。そのあと1人になって全身の服をぬいで、診察用のガウン(布製)に着替えて医師を待った。

私の家族歴・既病歴はいたってシンプルだし、今なにか体調が悪いわけでもないので、診察はあっという間に終わった。カルシウム600mgを朝晩2回、それにビタミンDを1日 1000 IU 摂るように勧められた。ちなみに私の摂っているビタミン剤だと、これにはぜんぜん足りない。ビタミンDの血液検査のオーダーも出た。ビタミンD不足、および骨粗鬆症のリスクをとても気にしているようであった。私がアジア人だからそう言っているというわけではなく、全患者さんに勧めているようだ。今度ほかの診療所に内科健診も受けに行くので、それを待って、まとめて血液検査に行こうと思ってる。

カルシウムを1日1200mg、ビタミンDを 1000 IU 摂る件に関しては、ちょっとためらわないでもない。ちなみに日本の基準からすると、2倍以上の値だ。日本の基準が低すぎるのかも? せっせとヨーグルトを作って朝に晩に食べているので、医師の勧めた量を丸ごとサプリメントだけで摂る必要はない。ま、ぼちぼち考えよ。たくさん摂っても、吸収されなければ意味ないし。でも祖母はosteopenia だしなぁ。アジア人でかつ体重軽い(いずれも骨粗鬆症のリスクファクター)しなぁ。痛みなく、丈夫な骨とともに長生きしたいのは確か。weight-bearing exercise (体重負荷運動)もせっせとやるべし。水泳だけじゃだめね。

2009年7月19日日曜日

海の日の笑顔

日本は海の日だそうだ。こっちはまだ日曜の晩だけど。

とまとまん こと 我が夫は、久々に実家に帰ってゆっくりしている。ゴールデンウィークは風邪をひいていて家から出られなかったから、帰省したのは1月以来のことだ。

日本の会社では珍しいことではないが、このところ残業がいつもにも増して多くて、週末になっても シカクイ「会社顔」がなかなかほぐれないことが多かった。この週末はいっぱい笑ってすっかり「家顔」に戻っている様子が見れて、私はすんごくほっとしている。今朝、なぜかマイケルジャクソンのムーンウォークの話になって、私が試す羽目になった。私の姿があまりにおかしかったらしく、とまとまんは馬鹿うけしていた。そんなに笑わんくてもーーと思ったが、笑顔にはすごく安心した。インターネットとスカイプのおかげ。

とまとまんの夏休みの予定が決まった! 目指す目標があると、励みになる。新しい一週間、またがんばろう。

2009年7月18日土曜日

カウンセラーのカウンセリング

今回私が参加したHIVカウンセリングの研修会は、カウンセリングというとてもクリエイティブな作業を3日かけて学ぶ非常に贅沢な時間だった。一方的に講義を聴く形ではなくて、9人全員または2-3人の小グループに分かれてディスカッションやロールプレイをやる場面が多かった。巷では「あの研修会は退屈」と言われているそうだが、私にとってはHIVに限らず患者さんとのかかわりすべてに通じるメッセージをたくさんもらう機会になった。

3日目は予定よりも大分早く終わった。私はまだもうちょっとロールプレイで練習したくて、講師に頼みこんで個人的に時間を取ってもらった。というのも、せっかく学んだことを激忙しい現実場面でどう実現させたらいいか、まだ十分見えていなかったから。悲しいかな、HIVを含む性感染症のスクリーニングの予約に確保されている時間は、ほかの種類の診察にも増してわずかなのだ。

講師はロールプレイの相手をしてくれただけでなく、私が置かれたクリニックの状況の話も聞いてくれた。「私たち(ナース同士)は支えあうものなのよ。」と。なんと心強い。

講師との個人的セッションのなかで、やっと納得できたことは:
1.同じ内容を聞く質問であっても、あえてopen-ended question (はい・いいえで答えられない形の質問)で聞くほうが、一見時間がかかるように見えて、本当は多くの情報を集められる 
2.情報や選択肢を提示するまえに、患者さんにそれらについて考える質問を投げかけるべし――患者さんが自分で考えて出してきた答えは、カウンセラーがぺらぺら語る言葉よりもずっと価値がある――患者さんに全くアイディアが思い浮かばないようだったら、そこで初めて情報や選択肢を提示する――そのほうがずっと患者さんのこころにすっと入る

診察時間の短縮ばかりを目指して診察をすると、患者さんとのやり取りは非常に機械的になって、誰に対しても同じ質問やコメントをまるでセリフのごとく述べざるをえない、と少なからず私はおもっていて、だからこそストレスがたまっていた。open-ended question を下手に使いすぎると話が広がりすぎて、厄介なことになるとも思っていた。だけど、今回の研修を受けながら思ったことは、私が「正しい」コメントをしたところで、患者さんの役に立たねば意味がない。私はあくまで、患者さんがどうしたいのか、それをどうしたら実現できるのか、患者さんに考えてもらうきっかけとなる質問をする人。情報はここぞというときだけに持ってくる。

もちろん、closed question (はい・いいえで答えられる形の質問)で尋ねなければしょうがない質問もあるし、際限ないopen-ended question を繰り返して 禅問答のようになってもいかん。要領をわきまえないといけない。

翌金曜日、意識して患者さんへの質問のスタイルを変えてみた。これがことのほかヒット。(けど一瞬止まって、open-ended question にするのは簡単ではない。) むっちゃ頭を使うが、おひとりおひとりの患者さんの状況に合わせた話の展開になる。それはこうしたらいいんですよ、と言ってしまいそうになる場面で、あえて患者さんにアイディアを聞く。患者さんのなかにすでに答えがあったり、なかったり。それに応じて私が次に言うことも自ずから変わってくる。講師が言っていた exchange ideas とはこういうことか、と思った。

今回の研修会で学んだことは、自分にとって飛びきり新しいことではなくて、むしろ大学の基礎看護学の演習や、エモリーのヘルスアセスメントの演習をはじめとしていろんなところで習ってきたこと。けど、いま改めて勉強することで、もっと(やっと?)身になる感じ。

2009年7月15日水曜日

HIVカウンセリング研修会

昨日から始まったHIVカウンセリングの研修会では、HIVにかぎらず、健康行動をサポートするカウンセリングにすべて共通することをたくさん学んでいる。私の住んでいる郡(county) とその周辺の郡から、9人が参加している。 ファシリテーターは州の Department of Health に勤めるHIV担当の看護師。ここでいうHIVカウンセリングとは、HIV抗体検査の前後のカウンセリングのことを主に意味している。

体をたくさん動かすわけでないのに、いつも以上にお腹がすく。というのも、すごくいっぱい考えさせられるから(と思う)。一方的に講義を聴くというスタイルの学習はほとんどなくて、常に聞いて考えてしゃべって、を繰り返す。行動変容を促すカウンセリングを学ぶにあたって、自らの行動変容をも促されているかんじ。講師はwhat や how ではじまる質問をいっぱい投げかける。ロールプレイでは、自分がwhat や how で始まる質問をたくさん考える。

限られた診察時間のなかに、今回学んだことをどう取り込むのがいいのかーーー、最終日の明日の課題はおおきい。

2009年7月14日火曜日

新生児NPの講演 本日7月15日 in 東京

Neonatal NP の エクランド 源 稚子 が、東京で講演されます。エクランドさんにはまだ直接お会いしたことはないのですが、3月からメーリングリスト上で興味深い話をたくさん伺っています。駆け出しNPの私にとって、学ぶことがいっっぱい。
直前ですが、少しでも多くの方にエクランドさんの話を聞くチャンスをと思い、お知らせします。

東京女子医科大学母子総合医療センター講演会
日時:平成21年7月15日(水) 午後5時30分~7時30分
場所:東京女子医科大学外来棟5階 大会議室

講演:
1.  Development and prevention of lung injury in preterm infants  40分
Jesse D. Roberts Jr, MD

Professor, Department of anesthesia and Critical Care and Pediatrics
Cardiovascular Research Center, Harvard Medical School at Massachusetts
Genenral Hospital. USA

2. 米国における新生児NPの現状  20分
Wakako M. Ekland, MSN, APN, NNP-BC
Neonatal Nurse Practitioner
Mid-Tennessee Neonatology Associates, PC

2009年7月13日月曜日

荒れる月曜日

きょうも荒れた月曜日だった。何だか何回も同じことを書いている気がするが、月曜日というのはいつもとびきり忙しい。ティーナがいない中(夏の間、ずっと月・金に休みを取っているから)診察しつつ、電話の対応しつつ(机に帰ってくるたび、この患者さんに電話してね、とメディカルアシスタントからのメモあり)、検査結果の対応もして、、、息つく暇なし。合間にりんごとバナナとクラッカーを食べたが、弁当を食べるのを後回しにしていたら、ついに仕事の時間が終わってしまった。そのころになると、もう空腹も忘れてた。

明日から3日間は外に研修に行くので、どうしても仕事を終わらせておきたくて、メディカルアシスタントが帰った後、1人でしずかに残りの仕事を片付けた。ひょっこり出てきたメディカルアシスタントからのメモをみて、ある薬局に処方依頼の電話をしたら、そこは留守電のない薬局だったためにメッセージが残せず困った。大手の薬局は大概24時間受付の留守電機能があるのだが、小さ目の薬局だと閉店と同時に処方箋の受付もおしまいだから、こういうとき困る。明日の朝かけなおすしかない。

患者さんからの質問の電話は、診察と診察の間にせわしくかけると、いかに早く切り上げるか、という焦りがあるが、診察が終わったあとだと、自分に余裕があるから、ちゃんと向き合って話が聞けた気がする。ただし患者さんにしてみたら、ようやく7時半すぎにかかってきた電話に、困惑したかもしれない。

あわてなくていい検査結果は、あす出勤するティーナに残してきた。私は明日から3日間、HIVカウンセリング・検査の研修に出る。ひさびさの研修。たのしみ。

2009年7月12日日曜日

物は捉えかた次第

メディカルアシスタントに、
「患者さんがあと5人待ってるで。」と言われるのと、
「小芋、あと5人。なんてことないなー。We can do it!」 みたいに言われるのでは、ぜんぜん違う。

金曜日、出張先のメディカルアシスタントは後者のパターンであった。むちゃくちゃ明るくて盛り上げ上手な人だった。同じ状況でも、捉えかたで随分パワーの出方が変わるもんだ。たとえ否定的なコメントを言われても、自分の頭のなかで positive に変換できるようになれば怖いもんなし。

蝉に負ける

毎夕(日本時間の朝)スカイプで とまとまん を起こすのが私の日課のひとつ。最近は蝉がシャウシャウシャウシャウシャウシャウーーーとうるさいので、私が鳴らす電話音は、なかなか とまとまん の耳に届かない。蝉に完全に負けている小芋でした。

2009年7月9日木曜日

ドレスコード

人事部から、服装に注意せよという知らせが全職員にきた。夏はドレスコードの解釈がいいかげんになりがちだ、と。会社の決まりでは、職員は通常「ビジネスカジュアル」に装うべし、となっている。かっちりしたビジネススーツを着る必要はなくて、"comfortable"な格好でよいのだけど、 あくまで"professional image" を損なわないものでなければならないわけだ。

ブラウスA・B・C・D・E、カットソーA・B・C と ズボンA・B・C の全 8×3=24 パターンでこの夏を乗り切るつもりの私ーーこれらの服は最初から実習や仕事用として持っていた(or 買った)服なので、今回のお知らせに関して言えば、なにも問題はない。サンダル履きじゃ仕事にならんので、靴をはいているし。同じネットワークのNPの中には、白衣を着る人も着ない人もいるが、私は丈の短い白衣を着るようにしている。

服装注意のお知らせが出回ること自体がちょっと私には面白く思える。メディカルアシスタントがスクラブを着るのは普通のことだとして、オフィスマネジャーがスクラブを着るのはどうなんだろうか、とときどき思う。同じスクラブといっても、単一色の、手術室で使うようなタイプのものだけじゃなくて、とても品のよい色・柄ものもあれば、派手すぎてちょっと私は頂けないものまで、いろいろ幅はあるが。ふと思い出すと、エモリーの関連病院では、受付などの事務職の人にはユニフォームを指定していた。「オフィスカジュアル」からユニフォームに移行したのを見たとき、私はすこし驚いたが、白いブラウス・ワイシャツに、紺やグレー系のわりとかっちりしたスーツを着た人に対応されるのはまんざら悪くなかった。

「ビジネスカジュアル」はカッチリしたスーツ姿と比べると親しみやすい雰囲気を与えるが、ともするとだらけた印象になってしまうーーーしかも印象を決めるのは着ている本人じゃなくて、それを見る他人側なので、気をつけないといけない。